Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

天津神社(2013年2月23日参拝)

2013-04-14 | 神社
私が備前に来て焼き物を買う時は備前市伊部と決めている。

この伊部には色んな作家さんの窯元や販売店も充実していて、
沢山の備前焼を見て触れ合えるんですよね。

一時期は真剣に備前に住もうかと思ったほどです。

備前焼を見て回っている時はまさに至福の時間です。


今日は吟味に吟味を尽くして湯呑とぐい呑を購入♪

その伊部に鎮座するのが天津神社。

決して「てんしん」とは読みません。(^^;
「あまつ」と読みます。


所在地:岡山県備前市伊部
御祭神:少彦名命
配祀神:菅原道真
創建:応永18年(1411)
社格:村社


【由緒】


当社の由緒等は不明であるが創建は古老の口碑によると応永18年(1411)である。
 
当初、少彦名命を祀り後に昔から伊部、浦伊部は菅原氏の荘園であった関係により
菅原道真公を配祀した。

社殿は当初、浦伊部宮前に建立されていたが、伊部に疫病が流行した時、
当時の伊部村名主に神託があり天正7年(1570)、現今の地に遷座すると疫病は平癒した。
 
伊部村民は氏神と崇敬し病気平癒、学問の神、産業陶器の神として神徳あらたかとなっている。
少彦名命は神産日神の御子であり「日本書記」に大己貴命と力を合わせて国造りをされた神様で
「病気を治す方法と災いを祓うまじないの方法を定めた」とあり、
医薬の神様、病気平癒の神様である。
 
菅原道真公は学問の神様で昌泰2年(899)左大臣となり後に九州に西下される。
その途中腰掛けて休憩されたのが、履掛天神宮(伊部西に鎮座)にある履掛石である。
 
延喜3年(903)菅原道真公没後、天下に雷雨が続き、
これは菅原道真公の霊のなすところと延喜9年(909)天神様として祀られ、
学問に秀でているところから学問の神と仰がれた。



【鳥居】



【参道】


よく見ると備前焼のタイルです。

贅沢ですね~。


【狛犬】


こちらも備前焼です。


【神門】


元文年間に造られたもの。

さすが備前焼の御膝元だけあって瓦が全て備前焼。


【備前焼十二支】


境内の各所に十二支の焼き物が奉納されておりました。


【陶板】


塀にも備前焼が貼られているのですが、
これがかなりの力作揃い。

現代作家の作品で恐らく1枚数千円から数万円すると思います。


【随身門】


元文年間に造られたもの。

屋根が備前焼の瓦になっています。


【拝殿】


延宝6年(1678)に造られたもの。

近年に修復されたようですね。


【本殿】



【タイル】


拝殿の中の下もタイルが敷き詰められていました。

我が家にもこんなタイルを敷きたいなぁ。
私にとって大理石より備前焼の方がいいもん。


【祇園社】





【稲荷社】





【神武天皇社】



【広宮社】



【七福神社】





いや~、これほど備前焼づくしの神社は初めてです。

参拝出来て楽しかったです。

御朱印は恐らく無いと思います。


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2015-10-05 13:55:37
天津神社へ行かれたら、忌部神社へも是非。
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