Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

神田明神(2014年12月18日参拝)

2015-01-25 | 神社
今日は管理職研修の為に上京。

研修場所が御茶ノ水と秋葉原の真ん中にあるホテルなんで、
必然的に神田明神に参拝です。

ここはAKB48の成人式が行われる神社です。



所在地:東京都千代田区外神田2-16-2
主祭神:大己貴命、少彦名命、平将門命
創建:伝天平2年(730)
社格:准勅祭社、府社、別表神社
札所:東京十社


【由緒】
当社は天平2年(730)に出雲氏族で大己貴命の子孫・真神田臣により、
武蔵国豊島郡芝崎村、現在の将門塚周辺に創建されました。

その後、天慶の乱で活躍された平将門公を葬った墳墓周辺で天変地異が頻発し、
それが将門公の御神威として人々を恐れさせた為、
時宗の遊行僧・真教上人が手厚く御霊をお慰めして、
さらに延慶2年(1309)当社に奉祀いたしました。

戦国時代になると太田道灌や北条氏綱といった
名立たる武将によって手厚く崇敬されました。

江戸幕府が開かれると当社は幕府の尊崇する神社となり、
元和2年(1616)に江戸城の表鬼門守護の場所にあたる現在の地に遷座し、
幕府により社殿が造営されました。

明治時代に入り社名を神田明神から神田神社に改称し、
東京の守護神として准勅祭社、東京府社に定められました。


【鳥居】



【隨神門】




カッコいい。
色使いも綺麗でかなり惹かれますね。

昭和天皇御即位50年の記念として建立されたもので、
松下幸之助氏が奉納されたとか。


【神殿】




カラフルな色合いが印象的な権現造の神殿。

やはり関東は武家の信仰が篤いだけあって、
京都の雅な造りと違って男らしいですね。




内部はとても華麗ですね。
中に入りたいから祈祷を受けたいと思ったぐらい。(笑)


【隨神門】



【狛犬】


大きくて凶暴そうなヤツでした。(笑)

しかし、拝殿にケツを向けてる狛犬も珍しい。


【鳳凰殿】



【銭形平次記念碑】



【祖霊社】


神殿の裏手に境内社がいくつかあるようです。


【合祀殿】


籠祖神社、八幡神社、富士神社、天神社、大鳥神社、天祖神社、諏訪神社が合祀。


【神殿】



【末廣稲荷神社】







【三宿・金刀比羅神社】



【鳳輦神輿奉安殿】


神田祭において一の宮・大己貴命がお乗りになる一の宮鳳輦、
二の宮・少彦名命がお乗りになる二の宮神輿、神田明神大神輿が安置されているそうです。


【江戸神社】




御祭神建速須佐之男命が祀られ、
中を見ると美しく華麗な千貫神輿が安置されていました。


【力石・角田竹冷の句碑】







【大伝馬町八雲神社】





【鉄製天水桶】





【小舟町八雲神社】


御祭神:建速須佐之男命


【魚河岸水神社】




いや~、なかなか見所が多くて参拝していて楽しい。


【大黒天】




石造りとしては日本一の大きさだそうです。


【神馬】


おい、元気が全くないぞ。(苦笑)


【獅子山】



【明治天皇御臨幸記念碑】


紀元2600年奉祝として昭和15年(1940)に建立されたもの。


【さざれ岩】



【大公孫樹】


関東大震災による焼け跡に唯一残されたのがこの公孫樹。



親木は枯れてしまったが、ひこばえは立派に育ち始めています。


【神楽殿】



【御朱印】


朝の9時10分に神田明神を出て、
前にある湯島聖堂に向かうが門が閉まって行けない。

何でやねんと急遽調べたら冬場は9時半からとか。

研修が10時開始なんで目の前に来ておきながら無念の回避。(号泣)

渋い大成殿をこの目で見たかった。
次に東京に行った時は必ずや。

越木岩神社(2014年12月13日参拝)

2015-01-24 | 神社
今日は正月用の酒を買いに兵庫県の某店へ。



飛露喜大吟醸と兼八を定価単品でゲット。
良い正月を迎えられそうです。(^^

その帰りに寄ったのが前から気になっていた越木岩神社です。



所在地:兵庫県西宮市甑岩町5-4
御祭神:市寸島比売命
創建:不明


【由緒】
創立不詳といわれるぐらい由緒深く、
甑岩を霊岩とし、今なお全国的に信仰を集めています。
また、古代信仰の磐境・磐座祭祀と呼ばれ学術上でも貴重とされています。

今を去る千年前の延喜式神名帳に大国主西神社が記録されていますが、
そちらが当社であろうと云われています。

正保年間(西暦1644年頃)に社殿が再建され、
明暦二年(1656)の八月十六日に円満寺の教順僧侶が、
「福神」の総本社西宮神社より蛭子大神を勧請し、蛭子太神宮と称しました。

以後、数回社殿は修復されたましたが、
現在の見事な片削破風羽流造のご本殿は昭和十一年に、
また、拝殿は昭和五十八年に御造営となったものであります。



【拝殿】




無料駐車場に車を停めて、まずは参拝。

なかなか美しい拝殿で気持ちがいい。


【狛犬】



【鳥居】



【噴水】


何故か鯛のような魚のオブジェがありました。(笑)


【土社】





【岩社参道】


良い雰囲気です。


【本殿】



【鳥居】


お目当ての甑岩が見えてきました。
楽しみです。


【土社】


市杵嶋姫命が祀られていました。

後ろの巨石が凄い。


【伊勢神宮・宮中三殿遥拝所】



【大崎稲荷社・白玉稲荷社】



【六甲山社】


とりあえず境内社を先に参拝して、
じっくり甑岩を見るとしよう。


【甑岩】




高さ10メートル、周囲40メートルの形状が酒を造る時の甑に似ているので、
甑岩と名付けられています。






実に立派なものです。






ここだけが不自然に現代的なんですよね。


【刻印】


池田備中守長幸家紋。
大坂城築城する際に切り出そうとしていた時の城主の刻印だそうです。

最初見た時は誰かがイタズラしたのかと思ってたよ。(^^;
正直すまんかった。

触ってもよし、とのことでしたので触っておきました。(笑)


【風景】


大阪方面です。


【参道】


さらに上に行くと北の磐座があるそうなんで行ってみた。

この辺はちょっと寂しい雰囲気で、
普通の参拝者は行かないようです。

すんません、普通じゃなくて。(苦笑)


【貴船社】


雨乞社とも呼ばれ、貴船大神・龍神が祀られていました。


【北の磐座】


稚日女尊が関係あるそうですが、
磐座はどうも男のアレに見えちゃいますよね。

女性の神に男性のシンボル。

遠い昔、妊娠・安産を祈願でもしたのだろうか。


【本殿】


裏参道から見た本殿です。


【境内社】




拝殿横に鎮座しておりましたが、
社名、御祭神は不明です。


【大坂城築城の残石】







【水神社】



【不動明王】


お~、ここでお不動さんにお会い出来るとは嬉しい。


【御朱印】

花園稲荷神社・五條天神社(2014年12月7日参拝)

2015-01-22 | 神社
バコタ薬師堂と清水観音堂の間に神社があった。
鳥居を見ると稲荷神社のようだ。


<花園稲荷神社>
所在地:東京都台東区上野公園4-17
御祭神:倉稲魂命
創建:不明


【由緒】
御創祀の年月は不祥です。
古くからこの地に鎮座し忍岡稲荷が正しい名称ですが、
石窟の上にあった事から俗称、穴稲荷とも云われていました。

承応3年(1654)、天海大僧正の弟子本覺院の住僧晃海僧正が、
霊夢に感じ廃絶していたお社を再建し上野の山の守護の神としました。

幕末、彰義隊の戦では最後の激戦地として知られています。
明治6年(1873)に岩堀数馬、伊藤伊兵衛等の篤志家によって再興され、
花園稲荷と改名、五條天神社が現地に御遷座になるに及び、
社殿も南面して造営され神苑も一新されました。

お穴様の左奥にありますお社は、古書に弥佐衛門狐と記され、
寛永寺が出来る時忍岡の狐が棲む処が無くなるのを憐み、
一洞を造り社を祀ったと云われます。


【鳥居】



【狛犬】


耳が垂れ下がっていて初めて見るタイプの狛犬でした。


【朱鳥居】



【拝殿】


こちらで早速お参り。
宝くじが当たりますように。(笑)




こちらは穴稲荷の拝殿のようで、
神徳惟馨と書かれた扁額がありました。

よく見ると伊藤博文と書かれていたので、彼の字なんでしょう。

神徳惟馨とは、
神徳(しんとく)惟(こ)れ馨(かぐわ)し。


【穴稲荷】






感度を上げて撮影していますが、
稲荷さんだけあって薄暗い雰囲気です。

夜に行ったら怖いぞ。(^^;


【蔵】



【御朱印】


同じ境内に鎮座する五條天神社の社務所でいただきました。



<五條天神社>
所在地:東京都台東区上野公園4-17
御祭神:大己貴命、少彦名命
創建:伝・景行天皇朝(伝・110)
社格:村社
札所:東都七天神


【由緒】
景行天皇の御宇、日本武尊東夷征伐の為、武蔵忍岡を御通行の砌、 
大己貴命(大国主命)、少彦名命二柱の大神の奇瑞を現し給うことあるに依って
同所に両神を勧請せられたのが当社の創祀であると伝えられる。

相殿に菅原道真公を祭祀したのは社名の天神と呼ばれたるにより、
菅神の尊像なくてはとて寛永十八年道真公の尊像を造り、
天海大僧正並びに毘沙門堂公海が開眼供養を修したのであると伝う。 

寛永寺拡張のことなどに依り当時の社地天神山より暫く、
当社別当にて連歌師たる瀬川屋敷内に遷座されていたが、
昭和三年九月廿二日に当地に御遷座し奉った。 

当社は古より醫薬の祖神として尊崇されている


【鳥居】


花園稲荷神社と五條天神社はどちらかが境内社かなと思ったけど、
巫女さんに聞いたら別々の法人があるということでした。


【七福社】


江戸時代に上野の繁栄を願い、山内各門に祀られた祠の一つだそうです。


【拝殿】







【舞殿】



【御朱印】


二種類あって印が大きい方をいただきました。
印が小さい方は印が二つ押印されます。

上野東照宮(2014年12月7日参拝)

2015-01-19 | 神社
今回の東京遠征のメインの一つである上野東照宮。

歴史上の偉大な人物であった徳川家康公ではあるが、
人間が神になるとは思っていない。

なので家康公にお参りするというよりは、
東照宮の伽藍を見に来たというのが本音です。



所在地:東京都台東区上野公園9-88
主祭神:徳川家康、徳川吉宗、徳川慶喜
創建:寛永4年(1627)
社格:府社


【由緒】
津藩主藤堂高虎と天台宗僧侶天海僧正により、
東叡山寛永寺境内に家康公をお祀りする神社として創建。

正保2年(1645)に朝廷から東照宮の宮号を賜ったことからで、
現在の社殿は慶安4年(1651)に家康の孫である徳川家光が改築したもの。

正式名称は東照宮であるが、
他の東照宮との区別のために鎮座地名をつけて上野東照宮と呼ばれる。


【不忍口鳥居】


明治6年(1873)江戸城内紅葉山東照宮より移築されたもの。

この上に東照宮があるのですが、
チャリンコがあったので、迂回ルートの坂道を押して到着。


【大石鳥居】


元国宝、現重要文化財。

天和年間(1681-1684)にこの鳥居は地中に埋められ、
約50年後の亨保19年(1734)になって、
大老酒井忠世の孫忠知が掘り起こして元の位置に立て直したもの。


【お化け燈籠】


寛永8年(1631)に佐久間勝之より奉納されたもので、
名古屋の熱田神宮、京都南禅寺の大石灯籠と合わせて、
日本三大石灯籠のひとつだそうです。


【神門】



【参道】


雰囲気のある参道です。

写っているのが男ではなく、
綺麗な女の子だったら良かったんだけどね。(笑)

両脇の石灯篭は慶安4年(1651)に諸大名より奉納されたもの。


【紅葉】






紅葉が綺麗でした。


【イチョウ】








イチョウも美しい。


【五重塔】


お~、ようやく五重塔が見れました。

重要文化財だけあって素晴らしい。

もともと上野東照宮により寛永8年(1631)に建てられたが、
寛永16年に(1639)花火客の失火により焼失し、後に再建されたもの。

明治になってから神仏分離令により寛永寺の所属となる。
昭和33年に寛永寺から東京都に寄付され、現在では上野公園の管理下にある。


しかし、近づいて見ようにもフェンスがあって近くで見れない。
入口を探してみるとどうやら動物園に入らなくてはならない。

ありえへん。

動物園に来る人達のどれだけが、
この五重塔に注目しているだろうか?

まだ、東照宮に訪れる人達の方がよっぽど見たいと思うに違いない。

即刻、フェンスを取っ払って五重塔を近くで見れるようにしてもらいたい。

五重塔を見る為に上野動物園の入場料600円を支払うのは嫌では無いが、
一人で動物園に入るのは嫌だったので入りませんでした。


【神楽殿】



【鈴堂】





【唐門】




慶安4年(1651)建立の重要文化財。

素晴らしい。
これほど美しい門は見たことがない。

全く見飽きませんね。


【狛犬】



【透塀】




拝観料を支払い中へ。

重要文化財の透塀の配色がいいですね。


【栄誉権現社】


御狸様が祀られ強運開祖、受験、就職、必勝の神様として信仰されているとか。


【石灯篭】



【大楠】




樹齢600年以上の巨木です。


【本殿】






透塀の小さな門から中に入るといきなり金ピカの社殿が見えた。

なんという社殿。

普通これほど金ピカだったらエグさを感じるんだけど、
それを全く感じさせないのが凄い。

むしろ気品すら感じる。
これが金の持つ魔力なのかな。(笑)

いや、これが新興宗教の社殿だったら、
金満を感じて蔑んでいただろう。

それが東照宮では感じない。

これがこの神社の持つ歴史と格の高さ故なんでしょうね。


【葵の紋】



【拝殿】




金と黒の配色がカッコいい。
華麗なる装飾も美しい。






もう溜息しか出ませんわ。(^^

内部は文化財保護の為、非公開なのが残念ですね。


【幣殿】



【唐門】










内側から見ても美しい。

一通り見学してから外に出て、また唐門を見る。









【御朱印】


墨書きが明らかに神社というよりお寺の書き方ですね。


本当に素晴らしい社殿でした。

もし、社殿の内部が拝観可能になったら、
すぐにでも飛んで行きますよ。

秋葉神社(2014年12月7日参拝)

2015-01-12 | 神社


秋葉神社に向かって走っていると東京スカイツリーが見えた。

この道は凄いよな。

しばらくすると秋葉神社に到着。


所在地:東京都台東区松が谷三丁目10番7号
主祭神:火産霊大神、水波能売神、埴山毘売神
創建:明治3年(1870)
社格:郷社


【由緒】


当初の名は鎮火社といい、明治2年(1869)暮れの大火を受け、
明治天皇の勅命により明治3年(1870)に現在のJR秋葉原駅構内の地に、
火の神火産霊大神、水の神水波能売神、土の神埴山毘売神の三柱を祀神として
勧請したのが始まりである。

江戸時代の江戸の街は度々大火災が発生した事から、
神仏混淆の秋葉大権現が火防の神として広く信仰を集めていた。

鎮火社はいつしか秋葉社となり、明治21年(1888)日本鉄道が建設していた、
現在の東北本線が現在の上野駅から秋葉原駅まで延長され、
秋葉の原の土地が払い下げられたのに伴って現在地に移転した。

その後、明治5年(1930)に秋葉神社と改名された。


【鳥居】



【拝殿】







【狛犬】



【御朱印】