Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

石鎚神社・本社(2014年10月18日参拝)

2014-11-30 | 神社
愛媛の神社を訪れるなら、
この神社は外せないというのがあります。

その一つが石鎚神社です。

いつの日か西日本最高峰の石鎚山頂上社に行ってみたいが、
まだまだ修行が足りんので、まずは本社へ。



所在地:愛媛県西条市西田甲797番地
主祭神:石鎚毘古命(石土毘古命・石鎚大神)
創建:奈良時代
社格:県社、別表神社


【由緒】

常住社(今の成就社)創立後、上仙大師、光定大師等の高僧が、
四国八十八ヶ所第六十番札所の横峰寺、同じく第六十四番札所の前神寺を創立、
石鎚神社の別当寺となって、幕末、明治維新を迎えました。

同時に明治天皇の大命により、神仏混淆が禁止され、
別当寺が廃止、純粋な神社と定められました。

しかしながら現在も永く信仰をものがたるかのように、
神仏混淆が色濃く残っています。

かつて弘法大師も石鎚山で修行したと伝えられ、桓武天皇、文徳天皇、
武将としては源頼朝、河野家一族、豊臣家一族の厚い信仰があり、
慶長十五年豊臣秀頼公により、中之宮成就社が御造営されましたが、
明治二十二年の火災により消失しました。

寛文年間よりは西条藩主、小松藩主の信仰が特に厚く、
神殿の修理、神器、神宝の奉納が数々ありました。

明治初年、明治天皇の大命により神仏混淆が禁止された当時、
石鎚神社は県社の社格に列せられていました。
その後、大東亜戦争の終了と共に石鎚神社は、
従来の官国弊社と同格の別表神社という待遇を受けました。

石鎚神社は日本七霊山の一つ霊峰石鎚山を神体山とする御社にて、
山頂に頂上社、中腹に成就社と土小屋遥拝殿、本社と、
四社をあわせて石鎚神社といいます。


【第一鳥居】



【神門】


これは見事な神門です。

駐車場は上にあるんだけど、
思わず停めてじっくり見たよ。(^^


【大天狗】


神社の神門は数多くあれど、天狗というのは珍しいです。


【狛犬】


これは備前焼でしょうか。


【参道】



【大石社】



【狛犬】



【神馬】



【三倍神社】



【狛犬】


たまにこういう変わった造形の狛犬を見ますね。


【方違社】



【神池】


鯉がいて癒されました。

100円でエサやりが出来ます。(^^


【鳥居】


この上に行くと拝殿に行けます。


【拝殿】




この神社の拝殿も見事なものです。

しかし、境内は実に殺風景です。(笑)


【風景】


長閑な風景ですね~。(^^


【祖霊殿】




この辺りに来ると急に仏教色が強くなってきます。

この建物の奥に行くと御神水が飲める場所があります。


【御神水】


美味しかったです。


【弘法大師像】


こちらで修行されていたそうです。


【綜合摂社】


秋葉神社、大山祇神社、荒神社、伊雑社、河内八幡社、開拓社 
            

【天皇宮】


御祭神:素箋鳴尊

天皇家に関係するのかと思ったけど、
どうやら違うようですね。


【祖霊社】





【狛犬】



【登山口】


ここから頂上社に行けるそうですが、
半日はかかるので登山に慣れた体力のある方や、
信仰心の強い方しか行けないですね。(^^;


【役行者像】


本当に半分神社、半分お寺といった、
今では珍しい神社ですね。


【石段】


上に行くと祖霊社です。


【祓戸大神】



【御朱印】



非常に興味深い神社でした。

成就社、土小屋遥拝殿、頂上社はいつの日か制覇せねば。

吉祥寺(2014年10月18日参拝)

2014-11-29 | 四国八十八箇所
お遍路さんの札所の中で、
毘沙門天を御本尊としている唯一のお寺である吉祥寺へ。

こちらのお寺には有料駐車場しか停める場所がありませんので、
車で参拝する時は出費を覚悟してください。(笑)



所在地:愛媛県西条市氷見乙1048
宗派:真言宗東寺派
御本尊:毘沙門天
創建:(伝)弘仁年間(810-823)
開基:(伝)弘法大師
札所:四国八十八箇所



【縁起】
弘法大師がこの地方を巡教したのは弘仁年間とされ、
その折に大師は1本の光を放つ檜を見つけ、一帯に霊気が満ちているのを感得した。

お大師はこの霊木で本尊とする毘沙聞天像を彫造、
さらに脇侍として吉祥天像と善膩師童子像を彫って安置し、
貧苦からの救済を祈願して堂宇を建立したのが開創と伝えられている。

その頃の寺は現在地より南東にあたる坂元山にあり、
広い寺域に塔頭を21坊ほども有していた。

天正13年(1585)豊臣秀吉による四国攻めの争乱に巻き込まれて全山を焼失されている。
その後、江戸時代の万治2年(1659)、末寺であった檜木寺と合併して、
現在の地に移り再建されたと伝えられる。


【山門】



【象】


これいる?(笑)

歩き疲れたらこれに座ってください。(^^;


【本堂】





【大師堂】



【鐘楼堂】



【成就石】



【お迎え大師】



【くぐり吉祥天女】



【天満大神】



【福聚閣】




この建物の中に毘沙門天を除く七福神が祀られていました。

毘沙門天は本堂に祀られているから、
この福聚閣にいないということです。


【御朱印】

石岡神社(2014年10月18日参拝)

2014-11-28 | 神社
お遍路の札所である吉祥寺に向かっている途中で、
偶然に見つけたのが石岡神社。




全く知らない神社であったが、
鳥居を見た瞬間、これは行っておかないとな、と直感。

大型の無料駐車場がありました。



所在地:愛媛県西条市氷見乙1368
主祭神:誉田別尊、気長足姫尊、宗像三女神
創建:貞観元年(859)
社格:県社


【由緒】
神功皇后が三韓から凱旋の際、皇子を奉じ武内宿弥と共に此の岡で、
天地地祇を奉斉されたという。
 
その後貞観元年宇佐より八幡神を勧請奉祀したと伝えられている。

延久5年(1073)8月15日、後冷泉院の遺勅によって国司源頼義が、
国中に18社準八幡宮を建立の時、その18社に列した。

元亀、天正の頃、数度の兵火に罹災し、
後に玉井民部忠良が旧知に仮殿を営み文禄年間に新殿を改修した。
 
寛文10年(1670)、西條藩主松平頼純が、伊曾乃、一宮、黒嶋の三社と共に藩社とされ、
累代藩主の尊崇をうけ、元禄2年(1689)社殿を建立した。
 
明治5年(1872)郷社に列し、同17年県社に昇格。
昭和21年、南海地震により拝殿納殿等倒壊したが、同29年大拝殿を落成した。


【境内社】





【注連縄柱】


なかなか良い雰囲気が漂う。


【神門】



【参道】


予想以上にいい感じですね。
実に清々しいです。


【拝殿】




お~、
これはまた立派な拝殿ですね~。

たまたま訪れた神社ですが、
こういう当たりの神社があるから、
行きあたりばったりの神社仏閣巡りは止められない。(笑)


【本殿】



【狛犬】



【境内社】





【地蔵尊】



【境内社】












この神社には境内社が拝殿、本殿を囲むように鎮座しています。


【高良神社】



【大楠】





【境内社】







【奉納砲弾】



御朱印は残念ながら神職さんが不在でいただけませんでしたが、
良い雰囲気の神社との出会いに感謝です。

一之宮神社(2014年10月18日参拝)

2014-11-28 | 神社
時間があったら行こうと思っていたのが、
あの問題のお寺である宝寿寺の近くに鎮座する一之宮神社。

名前が良いので行ってみようと思っただけですが。

しかし、この神社までの道が狭くて苦労しました。
行こうと思ったことを後悔したほどです。(^^;

何とか無事に到着し、駐車場らしき場所に車を停めていざ参拝。



所在地:愛媛県西条市小松町新屋敷
御祭神:大国主之大神、大山積之大神、事代主之大神
創建:天平宝字年間(757-765)



【由緒】
聖武天皇の御勅願にして、大国主大神のご信託により
伊予国周布郡井手の郷白坪の里に三神を奉斎したという。
 
延宝七年に社地を現在地に奉遷し、寛永13年(1636)小松藩の初代藩主となった
一柳直頼は当社と三嶋神社・高鴨神社を三社の氏神と定め、
歴代藩主の直参、代参があって崇敬が厚かった。



【鳥居】



【境内】


これぞ田舎の小さな神社という雰囲気です。

悪くないです。

とはいえ、境内を見る限り、
昔は凄かった系の神社ですね。


【芭蕉句碑】





【拝殿】




拝殿の内部を見ると人がいそうな気配を感じるのですが、
境内にはどなたもいらっしゃいませんでした。

そういう訳で御朱印はいただいておりません。

正月や祭りの時が狙い目でしょうね。


【本殿】



【境内社】







【靖国神社】



これにて参拝終了。

次の寺社が待っている。(^^

徳威神社(2014年10月18日参拝)

2014-11-27 | 神社
偶然見つけたあるお寺の看板を元に車を走らせる。
その道中で辿りついたのが徳威神社。

結局、そのあるお寺は見つかりませんでした。(^^;

今回は御縁が無かったということで。


所在地:愛媛県西条市吉田211-1
御祭神:大日孁神、高産霊神、神産霊神、月夜見神、應神天皇、豊受姫神、武内宿祢神
創建:不明
社格:県社


【由緒】
顕宗天皇の御代に阿閉臣事代の創設した社であって、
三代実録によれば仁和元年伊予の国正六位上徳威神に
従五位下を授くと明記されている国史現在社である。
 
朱雀、村上両天皇の御宇に勅使来向の莭、桜樹112株を植えさせられて、
勅使八幡宮の名の起るもとともなった。

天文6年(1537)、剣山城主黒河石鶴丸殿より銀鏡の寄進があり、
小松藩主一柳式部少輔直頼殿も入国以来郡内総鎮守の神として崇敬が深く、
明治14年県社に列格した。


【鳥居】


3台分の無料駐車場がありました。


【境内】


なかなか良い雰囲気の境内です。


【拝殿】




拝殿も予想以上に綺麗なものでした。


【神輿】





【本殿】



【狛犬】



【境内社】











【御神木】



御朱印は宮司宅でいただけるようですが、
宮司宅が分かりません。(^^;