Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

善通寺・西院(2014年7月6日参拝)

2014-07-31 | 真言宗十八本山
塔頭から歩いて2分で西院に到着。






お堀の蓮を見ながら西院に入ります。



【概要】
西院にはお大師さまの出自の佐伯家の邸宅がありました。
東院の善通寺創建の時には父君善通公も母君玉寄御前も佐伯家の方々は、
この邸宅にお住まいになっていたのです。

その後、善通公の一族は京都に住まわれることになり、後の世において、
その跡地に御影堂を中心とした誕生院が整備されました。
御影堂奥殿のある場所はその佐伯家邸宅のありし時、
母君のお部屋のあった場所と伝わっており、
まさしく今奥殿の建つこの場所こそが、お大師さま御誕生の聖地なのであります。


【鎮守社】



【仁王門】



【御影堂】


弘法大師の御影を安置した御堂で、大師の母君玉寄御前の御館にて、
この所で御誕生した場所に建てられたとか。

奥殿には大師御自筆の瞬目大師の尊影を安置。
83代土御門天皇御拝覧の時この尊像がまばたきしたので、
瞬目大師と勅号を賜わったもの。

現在の御影堂は天保3年(1831)に再建、昭和11年に修復。

堂内は撮影禁止でした。


【御朱印】


こちらでは真言宗十八本山の御朱印がいただけます。
これにてようやく満願です。(^^

お遍路の御朱印は別の場所でいただけるようになっています。


【稚児大師立像】



【弘法大師一家像】


左右はご両親なのだそう。


【聖天堂】





【光明殿】



【石仏】



【鐘楼堂】



【親鸞堂】


親鸞聖人像が祀られているそうです。


【護摩堂】





【聖霊堂】


こちらは堂内立ち入り禁止でした。


【地蔵尊】





【閻魔堂】





【石像】




羅漢さんでしょうか。


【パゴダ供養塔】



【正覚門】



【済世橋】


向こうが有料駐車場です。


【御朱印】


これにて憧れの善通寺参拝終了。

大満足です。(^^

智積院(2013年11月4日参拝)

2013-12-14 | 真言宗十八本山
三室戸寺から京都の七条に到着。

妙法院には駐車場が無いので隣の智積院の駐車場に停めることに。
車を停めさせていただいたからには参拝しないとね。


所在地:京都府京都市東山区東大路通七条下ル東瓦町964
宗派:真言宗智山派
御本尊:金剛界大日如来
創建:慶長3年(1598)
開基:玄宥
札所:真言宗十八本山、近畿三十六不動尊、京都十三仏霊場



【総門】


東福門院より移築したもの。


【玄宥僧正像】



【金堂】




以前の金堂は元禄14年(1701)智積院第10世専戒僧正が発願し、
桂昌院より与えられた金千両を基に学侶からの寄付金を資金として、
宝永2年(1705)春に建立されました。
しかし明治15年(1882)に火災により焼失。

現在の金堂は弘法大師のご生誕千二百年の記念事業として
昭和50年に建立されたもの。


【内陣】


荘厳な雰囲気の中、大日如来等が祀られています。

こちらは嬉しいことに撮影OKです。


【三鈷杵】



【参道】


本坊へ向かう参道です。
ここはとても静かな所です。


【大日如来】



【表玄関】



【本坊】



【境内】


今日は初めて長谷川等伯の国宝障壁画と名勝庭園を拝観することにした。

拝観料500円だったかな。


【収蔵庫】


まずは収蔵庫で国宝障壁画を見た。

確かに迫力があって訴えてくるものがあったが、
絵心の無い私にはそれほど感動するものも無かったです。(^^;


【表門】





【講堂】


平成4年(1992)の興教大師850年御遠忌記念事業として計画し、
平成7年(1995)10月に完成したもの。

内部は撮影禁止でした。


【名勝庭園】








さすが京都と思わせてくれる良い庭園です。

何度も言うがこんな庭園が我が家にもほしい。(笑)


【複製画】




レプリカなんで撮影OKでした。


【枯山水庭園】



【宸殿】



【南庭】



【御朱印】

清荒神清澄寺(2012年12月24日参拝)

2013-01-09 | 真言宗十八本山
本日は毎年お札を買いにきている清荒神と、
初めて参拝する中山寺へ。


所在地:兵庫県宝塚市米谷字清シ1番地
宗派:真言三宝宗
御本尊:大日如来
創建:寛平8年(896)
開基:静観僧正
札所:真言宗十八本山 第3番、摂津国八十八箇所 第72番、神仏霊場巡拝の道 第79番、西国七福神


【天堂】


三宝荒神王、大聖歓喜天(聖天)、十一面観世音菩薩などが祀られています。


【大黒天】



【御朱印】




はい、今回はこれだけです。
もう何回も参拝してると新鮮味がなくって、
改めて写真を撮る気がおこらねー。(^^;

泉涌寺(2012年10月13日参拝)

2012-11-06 | 真言宗十八本山
約2年ぶりに訪れる泉涌寺。

ここは静かで落ち着けるんですよね。




所在地:京都府京都市東山区泉涌寺山内町27
宗派:真言宗泉涌寺派
御本尊:釈迦如来、阿弥陀如来、弥勒如来
創建:伝・斉衡3年(856年)
開基:伝・神修上人
札所:真言宗十八本山8番、洛陽三十三所観音霊場20番、京都十三仏霊場6番


【歴史】
天長年間、弘法大師がこの地に草庵を結び法輪寺と名付けられたことに由来し、
後に仙遊寺と改名された。

建保6年(1218)に当寺が開山と仰ぐ月輪大師・俊が宇都宮信房からこの聖地の寄進を受け、
宋の法式を取り入れた大伽藍の造営を志し嘉禄2年(1226)に主要伽藍の完成をみた。
その時、寺地の一角から清水が涌き出たことにより泉涌寺と改めた。

大師入滅後も皇室の当寺に対する御帰依は篤く、
仁治3年(1242)正月、四条天皇崩御の際は当山で御葬儀が営まれ山稜が当寺に造営。

その後、南北朝~安土桃山時代の諸天皇の続いて江戸時代に後陽成天皇から孝明天皇に至る
歴代天皇・皇后の御葬儀は当山で執り行われ山稜が境内に設けられて「月輪陵」と名づけられた。
こうして皇室の御香華院として長く篤い信仰を集めることとなる。
泉涌寺が御寺(みてら)と呼ばれる所以である。


【大門】


大門近くの無料駐車場に車を停めいざ参拝。

駐車場が無料なのが嬉しい。


重要文化財。

さすがに品のある門です。


【参道】



【浴室】





【仏殿】




寛文8年(1668)徳川四代将軍家綱によって再建された重要文化財。

堂内に入ると運慶作と伝える阿弥陀・釈迦・弥勒の三尊仏が安置され、
また鏡天井には狩野探幽筆とされる雄壮な蟠龍が描かれていました。

撮影禁止でした。


【舎利殿】


天井には狩野山雪作「蟠龍図」が描かれており、
堂内で手を叩くと龍が鳴くような不思議な残響音があることから「鳴龍」と呼ばれています。

この日も堂内で観光客がパンパンと手を叩く音がずっと響いておりました。

私は500円払ってまでパンパンしなくていいと思って拝観しませんでしたが、
12年に1度の辰年に特別公開とか帰宅してから知った。

参拝する時に知ってたら拝観したよ。(^^;


【勅使門】





【本坊】


こちらで拝観料を支払い庭園見学。


【庭園】










前回は紅葉の季節だったので多少、騒がしかったが、
落ち着けるんですよねぇ。

この日は参拝客もほとんど居なくて静かに過ごせました。


【御座所】







【霊明殿】


唐門。




現在の霊明殿は明治15年(1882)10月炎上の後、
同17年明治天皇によって再建されたもの。


【月輪陵】




四条天皇をはじめ後水尾天皇から仁孝天皇までの25陵、5灰塚、9墓が営まれている。


【鎮守社】






ここは見逃しポイント。
しっかり参拝したいものである。


【泉涌水屋形】





【清少納言歌碑】



【御朱印】



西大寺(2012年5月19日参拝)

2012-06-23 | 真言宗十八本山
所在地:奈良県奈良市西大寺芝町1-1-5
宗派:真言律宗
御本尊:釈迦如来(重要文化財)
創建:天平神護元年(765年)
開基:常騰、孝謙上皇(勅願)
札所:真言宗十八本山15番、大和十三仏霊場2番、南都七大寺5番、
西国愛染十七霊場13番、神仏霊場巡拝の道 第23番


【歴史】
西大寺の創建は奈良時代の天平宝字8年(764)に称徳天皇が、
藤原仲麻呂の反乱の鎮圧を目的に鎮護国家と平和祈願の為に、
7尺の金銅四天王像の造立を発願されたことに始まる。

造営は翌天平神護元年(765)からほぼ宝亀末年(780)頃まで続けられたと考えられるが、
創建当初の境域はぶ広大なものでここに薬師、弥勒の両金堂をはじめ東西両塔、
四王堂院、十一面堂院など、実に百十数宇の堂舎が甍を並べていた。

文字通り東の東大寺に対する西の大寺にふさわしい官大寺であった。
その後平安時代に再三の災害に遭い衰退したが鎌倉時代も半ば頃になって、
稀代の名僧興正菩薩叡尊上人がこの寺に入って復興に当り、
創建当初とは面目を新たにした密・律兼修の根本道場として伽藍を整備された。



【西大寺石落神社】




駐車場に車を停めまずは鎮守社をお参り。


【東門】


東門から境内へ。


【四王堂】


創建期の由緒を伝える唯一の堂。

御本尊は正応2年(1289)亀山上皇の院宣によって京都から移安された、
仏師円信の作になる本格的な藤原彫刻の十一面観音立像。

しかし建物は再三焼失し現在の堂は延宝2年(1674)の再建されたもの。


こちらにおわす十一面観音像(重文)と四天王像(全て重文)が素晴らしい。

20分ぐらいずっと見ていた。

観音様の慈悲に溢れたお顔を見ていると悩みとか心の荒波を静めてくれます。

堂内撮影禁止でした。


【不動堂】


お不動さんは私の守り仏なのでしっかりと拝む。


【衆宝館】




国宝の金銅宝塔や、吉祥天立像、行基菩薩坐像などの重要文化財をはじめ
多くの寺宝を収蔵安置されています。

ここは見ないと損します。


【本堂】




重要文化財。

中世に建てられた光明真言堂の後身で同寺は天平宝宇8年(764)、
称徳天皇が鎮護国家のために四天王像の造立を発願したことに始まり、
翌年に創建されたものだが、その後、度重なる火災や兵火によって建造物のほとんどを焼失。

現在の本堂は文亀2年(1502)の兵火のあと、
宝暦年間(1751~64)に再建されたものといわれていたが、
後の調査によって寛政年間(1789~1802)にそれまでの仮堂を廃して着工、
文化初年に完成したものであることが判明した。


たくさんの灯篭の光による幻想的な雰囲気の堂内には御本尊の釈迦如来立像、
文殊菩薩騎獅像及び四待者像、弥勒菩薩坐像など、
見飽きることのない仏様達がいらっしゃいます。

ここは何度参拝してもいい。



こちらも撮影禁止でしたので動画をアップしておきます。


【御朱印】




本堂でいただいた御朱印です。

四王堂の御朱印もこちらでいただけます。


【塔跡】






奈良時代には東西両塔が建てられ、そのうちの東塔跡。
創建当初のものはともに平安時代に焼失、東塔は藤原後期に再建されたが、
これも室町時代文亀2年(1502)に焼失した。


【愛染堂】




もと京都の近衛政所御殿を宝暦12年(1762)に移建した南北十一間、東西八間の宸殿造りの仏堂。

御本尊の愛染明王坐像(重文)は秘仏として厨子内に安置されるが、
宝治元年(1247)に興正菩薩の念仏仏として仏師善円が造られたもの。


【御朱印】


愛染堂でいただくことが出来ます。

そういや愛染堂の隣にある大黒堂が修理の為に、
本堂に大黒天が祀られていました。


【鐘楼】



【平和観音】



【子育地蔵尊】



【大師堂】



【石仏】


どなたか忘れましたが上人だったと思います。


【弁財天】


清龍池にひっそりと弁財天が祀られていました。


【閼伽井戸】



【南大門】




南大門を出て次の唐招提寺へ。