Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

宇流冨志禰神社(2012年11月10日参拝)

2012-11-30 | 神社
所在地:三重県名張市平尾3319番地
祭神:宇奈根命、天照大神、武甕槌神、経津主神、天児屋根神、姫大神
社格:県社
創建:不明







【由緒】


延喜式国史現在社にて主祭神宇奈根命は神武建国の始め一国の瑞穂と、
氏族の安泰を祈願する為に祭祀される。
 
天正伊賀の乱にて沿革誌等兵火に遭い焼失するも古文書によれば貞観十五年八七三年、
宇奈根の神從五位とあり後、神位階昇進し二塚四〇所を似て祭祀するとあり
文徳天皇仁寿元年官幣をうけ国司より幣帛を賜るとある。

鎌倉幕府間府により廃止となるまで歴代崇敬篤く
その後松倉曽後守重公及び藤堂高吉公伊賀国に移村領主とし尊敬篤く、
神威高昂社勢整い明治十四年県社の社格を受け、明治四十年附近村落の十四社を合祀し、
郷土の鎮守神として親しまれ信仰されて現代に至る。


【拝殿】


今日は七五三で親子連れがいっぱい。

普段は静かな神社が好きですが、
たまには賑やかな神社もいい。


【狛犬】



【境内社】











【参籠所】



【弁天岩】


少し離れた場所にあるのがこの弁天岩をお祀りしたのが、
この神社の始まりだそうです。


【御朱印】

徳蓮院(2012年11月10日参拝)

2012-11-29 | 仏閣
赤目四十八滝で有名な赤目口を過ぎて、
目的地の名張に到着。


名張って名古屋行く途中に近鉄電車で通過したことはあるけど、
その時は時間がかかって遠いなって思ってた。

今日も自宅から二時間かかりましたが、
いろいろ寄り道してたら遠いとは全く感じませんでした。(^^


名張駅方面に向かう途中に徳蓮院というお寺があるので参拝です。


所在地:三重県名張市平尾3152
宗派:曹洞宗
御本尊:聖観世音菩薩
創建:寛永13年(1636)
開基:藤堂高吉
開山:興南義繁和尚
札所:三重梅花百観音


【由緒】
今から約700年前、名張の豪族堀江氏の菩提寺として建立。
龍亀山「大連寺」と称し真言宗の寺であった。

今から約350年前、戦国武将の藤堂高吉が伊予の今治より名張に移った時、
この寺を龍雄山「徳蓮院」と改め曹洞宗へ改宗され、
藤堂家の菩提寺(香華院)と定めた。

尾張の瀬戸の雲興寺より興南義繁和尚を招いて開山とし寺領五十石を与えた。
当時は七堂伽藍が揃っていたと伝えられている。

明治時代に至って実施された廃藩置県により、
大名寺としての威厳を失い荒廃のどん底へと陥ることとなる。

明治9年(1876)には本堂が旧廃で自然倒壊した為、
止むなく取り壊されたという記述がある。

大正年間には「今はわずかに寺形を存するのみ」と名賀郡史に記されている通り、
山門、庫裏を残すのみとなった。

現在の本堂は昭和8年、大道正範和尚の時代に木曽桧を用いた総桧造りで再建されたもの。


【山門】





【本堂】





【十三重塔】


藤堂家家臣・福井門右衛門の義拳を顕彰して建立されたもの。

当時、伊勢領内の村では田畑の水利が極めて悪く農民は窮乏していた。

慶安3年、福井大韓はこの窮乏を救う為、禁を侵し神域に水路を開き、
自らはその責をとって自刃し当山に葬られた。

昭和52年この碑の除幕法要を行い、
以後顕彰会によって毎年五月二十一日の命日の前後に、
碑前で顕彰法要を営み読経、御詠歌などを献奏しその遺徳を偲んでいる。


【鎮守社】



【本堂内部】


御朱印をお願いすると尼さんが心よく本堂に上がってくださいと仰るので、
遠慮なく上がらせていただいた。

御本尊の観音菩薩や普賢菩薩、文殊菩薩が祀られていましたが、
残念ながらよく見えませんでした。


【南無梅花観世音菩薩】




こちらは梅花百観音札所の観音さんになります。


【達磨大師像】



【御接待】


尼さんにお茶と尾張の銘菓をいただき恐縮。

三重ってやっぱり名古屋の影響が強いんだな。
ラジオのCBCも普通に聴こえるし。

昔は天気予報は関西エリアだったのに、
今ではいつの間にか東海エリアになってるのよね。

ま、そんなことはおいといて、
お相手してくださった尼さんがとても面白くて気さくで楽しい方でね。

話がめちゃくちゃ面白くて笑いっぱなしでしたよ。

本当に楽しい時間を過ごせました。

神社仏閣を訪れるようになって、
いろいろな神職さんやお坊さんと出会う。

時には凹まされる事があって、
神社仏閣巡りをやめたくなることもある。

でも、こういう嬉しい出会いがあるから続けられるんですよね。


名張にまた訪れる時は必ずこのお寺に来たいと思います。


【名張藤堂家墓所】


最初見た時は謝絶されている感じがして中には入らなかったが、
尼さんが是非とも中に入って高吉公のパワーを貰ってきてください、と
仰られたので入らせていただいた。

あ、この墓所は一見すると謝絶されているかのようですが、
実は誰もが普通に参拝してもいいんだそうです。

扉の閂(かんぬき)を抜けば入れますので御遠慮なく。(^^


【歴代墓碑】




写真は初代と二代のみですが、
こちらの墓所には初代高吉から十三代高伸までの藤堂家歴代城主と、
その一族の墓が祀られていました。


【御朱印】

青葉寺(2012年11月10日参拝)

2012-11-28 | 仏閣
もうすぐ三重県に入る県境に「青葉の滝」「青葉寺」の案内看板を発見。

まぁ普通行きますわねぇ。

例え先に目的地があっても(^^


所在地:奈良県宇陀市室生三本松3748-2
宗派:日蓮宗
御本尊:日蓮聖人像
創建:大正6年(1917)
開山:山口卯之助


駐車場に車を停めて本堂に1分で到着。




【本堂】


とても小さなお寺のようです。


【石碑】


さて、青葉の滝に向かいますか。
歩いて5分だそうです。


【青葉の滝】




ほどなく到着。








いいですね~。

こういう雰囲気好きですよ。




不動明王が祀られていました。

日蓮宗のお寺に不動明王って珍しいよね。










御朱印は無いと思いこんでいたのですが、
こちらのサイトでいただいている方がいました。

ttp://nyoze.a-y-l.net/?p=343

いただけないと勝手に思い込んだらダメですね。

安産寺(2012年11月10日参拝)

2012-11-27 | 仏閣
165号線を走っていると三本松という地区に入った。

すると重文・子安地蔵の案内看板が見えたので寄ってみることに。


このお寺はちょっと高台にあり車で行くのは困難と思い、
近くの道の駅に車を停め行くことにした。

後で調べてみると車で行けるようですが、
地元の人が通る軽トラが精一杯のような狭い道なので、
知らない人が通るのは止めておいた方が無難です。

道の駅から歩いてすぐですし。


ちなみに三本松という地名は伊勢湾台風で倒れてしまった
今は亡き天然記念物の三本の松からきているそうです。


所在地:奈良県宇陀市室生区三本松中村2932
御本尊:地蔵菩薩立像、阿弥陀如来(本堂)
宗派:無住
創建:不明
札所:室生山八十八ヶ所


【参道】



【本堂】


ほどなく到着。

小さいお寺です。

どうやら毎月9日が開扉日らしく、
普段は管理されている方々に電話して予約しなければならないようだ。


【収蔵庫】


こちらに子安地蔵が安置されているみたいですね。


【観音堂】




千手観世音菩薩が祀られていました。

室生山八十八ヶ所の札所になっているようです。

ということは御朱印もあるのかな?


【八柱神社】







【遠景】

元伊勢・篠畑神社(2012年11月10日参拝)

2012-11-26 | 神社
葛神社からおよそ300メートル離れた場所に鳥居を発見。

しかし気付いた時は通り過ぎていたし、
山の中にありそうだったのでスルーしようかと思ったが、
何となく行っておいた方が良いと直感が働きUターン。

これが正解でした。



所在地:奈良県宇陀市榛原山辺三2235
御祭神:天照皇大神
創建:不明
社格:村社、県社


【由緒】



【一の鳥居】



【二の鳥居】


石段を登るとそこには予想以上の光景が待っていた。


【境内】


なんという神々しい雰囲気なことよ。

失礼ながらこんな田舎の山でこれほどの神社に出会えるとは思わなかった。

さすがに元伊勢と呼ばれる神社だけあります。

スルーしなくて本当に良かった。(^^


【拝殿】




これほど素晴らしい拝殿を見たのは久しぶりです。

大社もいいけど、
このような神社があるから田舎の小さな神社も見逃せない。


【本殿】


気品があります。


【狛犬】



【境内社】




市杵島姫命、篠畑媛神が祀られています。


【遠景】