六道珍皇寺の前の通りを通ると春の特別公開で寺宝展が
行われているようでしたのでちょっと寄り道。
重要文化財の御本尊・薬師如来像をはじめ、
寺宝である熊野観心十界図や閻魔大王像、小野篁像、
播磨の赤松家ゆかりの寺宝が見れました。
臨済宗建仁寺派の寺院。
御本尊:薬師如来
近くにある六波羅蜜寺もそうだけど六道珍皇寺って変わった名前ですよね。
正直私はこの寺の存在を知りませんでした。
調べてこのお寺は毎年8月7日~10日に御先祖の霊をお迎えする、
いわゆる「六道まいり」が有名みたいですね。
六道とは地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天人道の六世界のことで
現世での役目を終了すると生前の善悪の行いによって、
いずれかの世界に誕生するという考え。
そういや孔雀王という漫画にも六道のくだりがあった記憶が。
【山門と辻の碑】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/bf/f190f4cb3d442ac0a623819058904db9.jpg)
古より冥界への入り口にあたる辻が六道の辻といわれ、
六道の辻は現世とあの世の境と伝わっている。
【薬師堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/31/311eb5a334ef0f1c600fb31ca12f1c41.jpg)
重要文化財の薬師如来坐像が祀られ普段は扉が閉められている。
【閻魔・篁堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/0a/85cdace35527a1221ede459ccbcf02e2.jpg)
弘法大師像、小野篁が彫った閻魔大王像、篁像などが祀られていました。
【鐘楼】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/a3/5f09136021d5166063ee0d6cdd5d78b3.jpg)
毎年の盂蘭盆会にあたり精霊をお迎えするために叩かれるが、
古来よりこの鐘の音は遠くは十万億土の冥土まで響き渡り、
亡者はその響きに応じてこの世に呼び寄せられると伝わることから
「お迎え鐘」と呼ばれている。
【本堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/ec/c4f8784853eb97e60c675b762bc0409b.jpg)
手前には三界萬霊供養塔があります。
人間の魂が生死を繰り返しながら輪廻する3つの世界である
欲界、色界、無色界を仏教では三界という。
・俗界は淫欲と食欲の2つの欲望にとらわれた有情の住む世界。
・色界は欲界の2つの欲望は超越したが物質的条件である色にとらわれた
有情が住む世界
・無色界は欲望も物質的条件も超越し精神作用にのみ住む世界。
万霊というのは三界の有情無情の精霊など全てを差している。
三界萬霊塔はそれらを供養するものという。
【庭園】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/dd/26a663bf5ba46f173e96792b5e81d4c5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/11/c351465c0bef7f9d57252d35fd34a05e.jpg)
本堂奥にありますがなかなか見事な庭園です。
【水琴窟】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/19/4b91ef0acb4bffd9e6fcbfd5d607a6a8.jpg)
澄んだ音色が心地いい。
【井戸】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/8b/eac140e1d4023786bef60656402354c6.jpg)
小野篁(802~852)は平安初期の官僚で閻魔王宮の役人とも言われ、
篁が冥土へ通うのに使ったという井戸が竹林大明神の祠の横にある。
【御朱印】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/39/90fd058ad7ba1fa94ff6aa642bc77ad3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/dd/f6d1d0703aabb310c300c8e776c5a9c6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/92/fe5bd6b12d07291e8b7d198fc4330bf7.jpg)
特別公開と六道まいりの時期だけに販売される御朱印です。
1枚500円の計4000円使いましたが珍しい御朱印なんで思わず大人買いしてしまった。
行われているようでしたのでちょっと寄り道。
重要文化財の御本尊・薬師如来像をはじめ、
寺宝である熊野観心十界図や閻魔大王像、小野篁像、
播磨の赤松家ゆかりの寺宝が見れました。
臨済宗建仁寺派の寺院。
御本尊:薬師如来
近くにある六波羅蜜寺もそうだけど六道珍皇寺って変わった名前ですよね。
正直私はこの寺の存在を知りませんでした。
調べてこのお寺は毎年8月7日~10日に御先祖の霊をお迎えする、
いわゆる「六道まいり」が有名みたいですね。
六道とは地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天人道の六世界のことで
現世での役目を終了すると生前の善悪の行いによって、
いずれかの世界に誕生するという考え。
そういや孔雀王という漫画にも六道のくだりがあった記憶が。
【山門と辻の碑】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/bf/f190f4cb3d442ac0a623819058904db9.jpg)
古より冥界への入り口にあたる辻が六道の辻といわれ、
六道の辻は現世とあの世の境と伝わっている。
【薬師堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/31/311eb5a334ef0f1c600fb31ca12f1c41.jpg)
重要文化財の薬師如来坐像が祀られ普段は扉が閉められている。
【閻魔・篁堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/0a/85cdace35527a1221ede459ccbcf02e2.jpg)
弘法大師像、小野篁が彫った閻魔大王像、篁像などが祀られていました。
【鐘楼】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/a3/5f09136021d5166063ee0d6cdd5d78b3.jpg)
毎年の盂蘭盆会にあたり精霊をお迎えするために叩かれるが、
古来よりこの鐘の音は遠くは十万億土の冥土まで響き渡り、
亡者はその響きに応じてこの世に呼び寄せられると伝わることから
「お迎え鐘」と呼ばれている。
【本堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/ec/c4f8784853eb97e60c675b762bc0409b.jpg)
手前には三界萬霊供養塔があります。
人間の魂が生死を繰り返しながら輪廻する3つの世界である
欲界、色界、無色界を仏教では三界という。
・俗界は淫欲と食欲の2つの欲望にとらわれた有情の住む世界。
・色界は欲界の2つの欲望は超越したが物質的条件である色にとらわれた
有情が住む世界
・無色界は欲望も物質的条件も超越し精神作用にのみ住む世界。
万霊というのは三界の有情無情の精霊など全てを差している。
三界萬霊塔はそれらを供養するものという。
【庭園】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/dd/26a663bf5ba46f173e96792b5e81d4c5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/11/c351465c0bef7f9d57252d35fd34a05e.jpg)
本堂奥にありますがなかなか見事な庭園です。
【水琴窟】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/19/4b91ef0acb4bffd9e6fcbfd5d607a6a8.jpg)
澄んだ音色が心地いい。
【井戸】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/8b/eac140e1d4023786bef60656402354c6.jpg)
小野篁(802~852)は平安初期の官僚で閻魔王宮の役人とも言われ、
篁が冥土へ通うのに使ったという井戸が竹林大明神の祠の横にある。
【御朱印】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/39/90fd058ad7ba1fa94ff6aa642bc77ad3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/dd/f6d1d0703aabb310c300c8e776c5a9c6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/92/fe5bd6b12d07291e8b7d198fc4330bf7.jpg)
特別公開と六道まいりの時期だけに販売される御朱印です。
1枚500円の計4000円使いましたが珍しい御朱印なんで思わず大人買いしてしまった。