Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

西大寺(2011年12月24日参拝)

2011-12-31 | 中国三十三観音霊場
関西人にとって西大寺って奈良にある西大寺になると思いますが、
こちら岡山にも凄い西大寺があります。

今回、岡山遠征のメインのひとつでどうしても参拝したかったんですよね。


日本三大奇祭のひとつとされている会陽裸祭りがあるのは余りにも有名です。
私はふんどしいっちょの男達と密着するのは嫌なんで参加したくないですが。(^^;





所在地:岡山県岡山市東区西大寺中三丁目8番8号
宗派:高野山真言宗
寺格:別格本山
御本尊:千手観音
創建:伝・751年(天平勝宝3年)
開基:伝・藤原皆足姫
札所:中国33観音1番


【石門】






駐車場に車をとめると真っ先に目につくのがこの石門です。
竜宮を思わされるこの門は文政2年(1819)に完成。

会陽の裸群が身を清める垢離とり場にかかる竜鐘楼のことで、
下の構えが石で上が木材を使う門として古建築史上、
国内では数例しか確認されていない貴重なもの。


【本堂】




文久3年(1863)再建。

堂々とした豪快な本堂です。
その大きさに圧倒されます。


【三重塔】




延宝六年(1678)建立。

岡山市指定重要文化財ということですが、
何故国の重文でないのでしょうか?


【仁王門】


元文5年(1740)に再建された楼門。

立派な門です。
こちらは特に文化財指定がないのが不思議です。


【敬蔵】



【高祖堂】


弘法大師を祀るこのお堂は延宝3年(1674)に建立されたお堂で、
西大寺で最も古いお堂である。


【鐘楼門】




ここにかかる梵鐘は国指定重要文化財であります。


【千手堂】







【客殿】


本堂と牛玉所殿の内陣参拝の入り口になります。


【牛玉所殿】
























明治13年(1880)再建の拝殿・本殿・奥殿と分かれる神仏習合の鎮守堂です。
本殿には楼閣を乗せ軒垂木部分では国内でも唯一の構造を持つなど、
極めて珍しいお堂です。
奥殿には一山の守護神で当殿の本尊牛玉所大権現が祀られ、
本殿には平成22年の大修復を機に新しく祀られた白玉文殊菩薩と
牛玉所大権現の前立てと共に金毘羅大権現を合祀されています。


実に濃密な空間。
とても静かで厳かな雰囲気で仏様はこういう雰囲気で拝みたいものである。


【奥殿】







展示室の廊下を進むと本堂の内陣に行くことが出来ます。
こちらは撮影禁止が残念でしたが素晴らしい空間でした。

西大寺に来られた際は拝観料500円支払って参拝してください。
絶対損はさせません。


【薬師堂】


薬師如来が祀られています。


【絵馬堂】



【神輿堂】



【観音堂】




北向地蔵が祀られています。


【御朱印】


竹原神社(2011年12月24日参拝)

2011-12-31 | 神社
明王寺と同じ道筋にひっそりとあるのが竹原神社。
村に根付いた神社のようです。


所在地:岡山県岡山市竹原219
社格:村社
御祭神:応神天皇、神功皇后、仲哀天皇、櫛名田比賣、大山津見神、
    石長比賣、木花開耶媛
創建:大正2年


【由緒】
「一願三叶の宮」と呼ばれ御神徳は様々であるが、
中でも特筆されるのは鎮火、安産、方除である。
一願三叶の意味するところは、「一つの願いで3つが叶う」という事である。
この由来は八幡宮・貴船神社・片岡神社の3社が大正2年10月14日に合併し、
竹原神社が創祀されたことによる。
境内摂末社は6社、荒神社(奥津彦命・奥津姫命)、祖霊社(護国の英霊)、
木野山神社(素盞嗚尊、高梁市に鎮座の木野山神社から勧請)、
稲荷神社(倉稲魂命)、金刀比羅宮(金刀比羅大神)、祇園宮(素盞嗚尊)、
飛び地末社一社を有する。


【鳥居】





【神門】




このさびれた感がたまらない。


【拝殿】



【本殿】



【境内摂末社】





普段はどなたもいらっしゃらないようですので御朱印の有無は不明です。
いや、無さそうですね。

明王寺(2011年12月24日参拝)

2011-12-28 | 仏閣
今日は数年振りに岡山遠征。

山陽道を2時間ぶっ飛ばし山陽ICを下りて
まずは瀬戸内三十三観音のひとつの明王寺へ。


所在地:岡山県岡山市東区竹原185
御本尊:毘沙門天
創建:伝・天平勝宝年間(749年 - 756年)
開基:伝・報恩大師
中興:峰延
札所:瀬戸内三十三観音11番



【石段】


結構しんどい。
でもこういう山寺が好きなんですよね~。


【猿光稲荷大明神】



【本堂】






いぶし銀という言葉がぴったりです。

御本尊の毘沙門天が祀られています。
残念ながら本堂には上がれませんでした。


【観音堂】


室町時代初期作の重文・木造観音菩薩立像が祀られています。

こちらの仏様は普段は見れません。
県立博物館でたまに公開されるそうです。




気候が良ければ清清しい気持ちになれるんでしょうが、
今日は寒すぎて泣きそうでした。(^^;


【御朱印】


あいにく寺の方が不在でどうしようかと思っていると、
ふとスタンプが置いてあって小豆島のお寺のようにセルフ式かと思って押しましたが、
さすがにこれはスタンプだよなぁと思って翌日も参拝して無事いただきました。(^^



茨木神社(2011年12月23日参拝)

2011-12-27 | 神社
所在地:大阪府茨木市元町4番3号
主祭神:建速素戔嗚尊
配祀神:誉田別命、天児屋根命
社格:延喜式内社、郷社
創建:大同2年(807年)


【歴史】
社伝によると高槻城高山右近が織田信長に倣い神社仏閣を焼却するに際し、
信長が天照大御神、春日大神、八幡大神及び牛頭天皇(素盞嗚大神)の諸社は
焼くべからずとしたので牛頭天皇を祀ると詐称して焼却を免れたと伝えられています。

元和八年(1622年)牛頭天皇、春日大神そして八幡大神を祀る社殿を
新たに築いて本殿とし天石門別神社を奥宮として今日に至っております。


【鳥居】



【拝殿】



【本殿】





【愛宕神社】



【天石門別神社】




御祭神:天手力男命

元宮である延喜式内社。
元は今日の宮元町に鎮座されていましたが茨木城築城の際に移されました。


【皇大神社】


御祭神:天照大御神


【稲荷神社】


御祭神:宇迦御魂神


【皇大神宮】


御祭神:天照大御神、猿田彦神

延享3年(1746年)御鎮座。猿田彦神は別殿であったが、
大正十三年(1924年)現在の社殿を築き合祀されました。


【恵美須神社】


御祭神:事代主命、大国主命

元和三年(1617年)より町内の商家の私宅で順番に祭祀されてきましたが、
明治十二年(1879年)九月新たに当社境内に社殿が創建。

【御朱印】

杭全神社(2011年12月17日参拝)

2011-12-26 | 神社
大阪の大動脈のひとつ国道25号線沿いに杭全神社があります。

杭全神社の杭全って読めますか?
「くまた」って読みます。

大阪には難読地名が多いですけど杭全って普通読めませんよね?(^^;



所在地:大阪府大阪市平野区平野宮町2-1-67
主祭神:素盞嗚尊、熊野三所権現(伊弉册尊・速玉男尊・事解男尊)
社格:府社
創建:貞観4年(862年)


【由緒】
貞観4年(862年)征夷大将軍・坂上田村麻呂の孫で、
この地に荘園を有していた坂上当道が素盞嗚尊を勧請し、
社殿を創建したのが最初と伝えられている。

以降、建久元年(1190年)に熊野證誠権現(伊弉諾尊)、
元亨元年(1321年)には熊野三所権現(伊弉册尊・速玉男尊・事解男尊)を勧請合祀し、
後醍醐天皇から「熊野三所権現」の勅額を賜り、熊野権現社の総社とされた。


【大門】



【拝殿】




1858年(安政5年)建立。

初めて来た杭全神社ですけど予想以上に美しく立派な拝殿です。




拝殿の裏側になります。


【本殿】






重要文化財。

第一から第三までの三つの本殿が並んでいます。

(祭神)
第一殿:素盞嗚尊
第二殿:伊弉冉尊、速玉男尊、事解男尊
第三殿:伊弉諾尊


【鎮守社】



【稲荷社】







【十柱社】



【紅葉】





【恵比須社】



【宇賀神社】


摂社。


【御朱印】