Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

唐招提寺(2013年10月6日参拝)

2013-10-31 | 仏閣
興福寺に続きまして唐招提寺にやってきました。

去年の5月以来の参拝です。

10月5日から7日まで御影堂が特別公開。
国宝鑑真大和上坐像が見れるので楽しみです。


<2012年5月19日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/5067fd4cb220a8ac832a8e07e2fd3c67


【南大門】





【金堂】




内陣におわす9体もの国宝の仏様が凄過ぎ。

その威容はまさに圧倒的。

興福寺と唐招提寺だけで20体以上もの国宝を見れるなんて、
奈良恐るべし!


【石灯篭】



【松尾芭蕉句碑】


元禄元年(1688)鑑真和上坐像を拝した際に、
芭蕉が詠んだ「若葉して御目の雫拭はばや」の句が刻まれています。


【開山堂】


撮影禁止でしたが鑑真和上坐像のレプリカが置かれていました。


【山門】


拝観料500円を別途支払い御影堂へ。

初めて御影堂に入れるので嬉しい。


たった3日間だけの特別公開だなんて商売っ気が無いのが、
唐招提寺らしくて好きです。

これが薬師寺だったら一か月はやってると思いますよ。(笑)


【御影堂】








御影堂の前庭を見てると京都のお寺の雰囲気を感じました。

そして国宝鑑真和上坐像を拝観。

8世紀に造られた日本最古の肖像彫刻だそうです。


内部は撮影禁止でした。




奥に見える建物が中興堂です。


【手水鉢】



【北原白秋句碑】





【中興堂山門】



【本坊】









【境内】




本坊周辺は観光客も少なく静かなもんです。

油土塀も質実剛健の唐招提寺らしくていい。


【醍醐井戸】





【応量坊】



【戒壇】




戒壇は僧となるための授戒が行われる場所。


【鐘楼堂】



【講堂】



【金堂】





【御朱印】


右は3日間限定の書置きの御朱印です。

左はいつもの御朱印で墨書きは盧舎那仏のみとのことです。
ネットでは他にも違う墨書きを見かけるんですけどね。

興福寺(2013年10月6日参拝)

2013-10-30 | 西国三十三ヶ所
今日は親のリクエストで興福寺と唐招提寺へ。

たまには親孝行をしないとね。(^^



<2012年11月25日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/32850f89595084ff2961c1b7597d921a


<2013年8月15日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/462459df3d631820de01d87060ff8489?fm=entry_awc


まずは国宝館に久しぶりに入館。

国宝、重文の仏様の数々に惚れ惚れ。
ただ、あーいう空間で見ると美術品として見ちゃうよね。(^^;


【阿修羅像】


画像はネットで拾ったものですが、
やはり阿修羅像は人気でしたね。


天邪鬼な私は今まで阿修羅像は一歩引いた目で見てましたが、
フラットな気持ちで見ると阿修羅像は、
人々が惹かれるスターの顔をされてましたね。


【南円堂】







【御朱印】



【猿沢の池】


皆さん、五重塔を借景として写真を撮られますが、
私はあえて五重塔は写さない。(笑)

法楽寺(2013年10月5日参拝)

2013-10-29 | 近畿三十六不動尊
本日ラストの法楽寺に到着。
シャープ創業者である早川徳次氏が眠っているお寺であります。

ここは三重塔がいいのよねぇ。

2年振りの参拝となります。


<2011年7月30日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/8e461da9c250d95b00f9301f4f41d67b



【山門】





【三重塔】










やっぱりこの三重塔はいいですね~。

塔の上にある金色の相輪と渋い桧の色合いのコントラストが美しい。

個人的に今まで見てきた塔の中で一番好きですね。


内陣には御本尊の大日如来と不動明王、愛染明王が祀られ、
毎月28日には初重が開扉されるとのことですので、
次回は28日に参拝することにしよう。


【本堂】




厳粛な雰囲気を感じる内陣です。


【客殿】




お大師さんがお引越し中です。


【大師堂】


建物の外観は完成したようですね。

落慶法要は11月ぐらいになるのでしょうか。


【展示品】






隣の小坂奇石記念館の展示品ですかね?

本堂横に置いてありました。(^^;


【水掛け不動】



【御朱印】



地蔵寺(2013年10月5日参拝)

2013-10-28 | 仏閣
住吉大社界隈最後の参拝となるのが地蔵寺。

住吉大社の飛び地末社の大歳社のすぐ近くにあるお寺です。


所在地:大阪府大阪市住吉区墨江1-6-7
宗派:天台宗
御本尊:地蔵菩薩
創建:承応3年(1654)
開山:承圓


【山門】


とても小さなお寺です。


【本堂】


真ん中に見えるお地蔵さんは御前立かと思われ、
御本尊の木造地蔵菩薩立像は厨子に祀られているようです。


【五大力尊】


五大力像はかつての住吉神宮寺にあったもの。


御朱印は奥様に確認したところ無いとのことです。

これにて住吉大社及び界隈の参拝終了。

住吉大社は勿論良かったですが、
界隈のお寺も味わい深くてなかなか楽しめました。

ただ、西之坊というお寺に参拝出来なかったのが心残りかな。
ちなみ西之坊は御朱印もいただけます。


さて、この後は帰り道にある本日の大トリである法楽寺へ。

荘厳浄土寺(2013年10月5日参拝)

2013-10-27 | 摂津国八十八箇所
続きまして荘厳浄土寺という名のお寺です。

以前から寺の名前がとても気になっていました。


所在地:大阪府大阪市住吉区帝塚山東5-11-14
宗派:真言律宗
御本尊:不動明王
創建:応徳元年(1084年)
開基:津守国基
札所:摂津国八十八箇所35番


【歴史】
住吉大社第39代神主の津守国基は白河天皇の勅を受けて
応徳元年(1084)、本尊不動明王を中心に八町四方の寺域を以って創建されました。

その土木工事の折、土中より「七宝荘厳極楽浄土云々」と書かれた
金の三尺の宝鐸が見つかり、この銘文に因んで「荘厳浄土寺」と名付けられたのでした。

そのような経緯を辿って諸堂整い、13年号の永長元年(1096)、
導師に比叡山横川の慶朝僧都(後の天台座主)、読師は同じく西塔の宋心阿闍梨、
白河天皇の勅使は警察の任に当たる検非違使長官、宮道式賢と怜人の紀清任、
別当(住職)には増命阿闍梨を任じ、開眼落慶法要を執行されたのでした。

鎌倉時代文応元年(1260)には西大寺興正菩薩叡尊上人の掲げた
「仏教の原点、釈尊に帰れ」という戒律の復興と慈善事業の運動に参画。
以来天台宗より真言宗に改宗して南都西大寺派の中核となった。

戦国時代の天正年間に織田信長の兵火により諸堂悉く焼失。

慶長11年、豊臣秀頼が施主となって本堂の再建をするも、
大阪夏の陣により豊臣型の兵火により再度全焼。

江戸時代には住吉三大寺(荘厳浄土寺、津守寺、神宮寺)と呼称されるも、
明治の廃仏稀釈により他の2寺は廃寺になるも、
荘厳浄土寺は耐え抜き、現在は古寺の風格をよく残している。


【南門】



【地蔵尊】





【境内】


1100坪の境内は大阪府の史跡に指定されています。


【御堂】


毘沙門天、大弁財天女、大黒天が祀られていました。


【稲荷社】



【本堂】




御本尊の不動明王、愛染明王坐像等が祀られていました。

私が好きな雰囲気の内陣です。


【阿弥陀堂】






本堂より奥に行くと阿弥陀堂があります。

南北朝時代の寄木造の阿弥陀如来坐像が祀られていました。
元は西大寺にあったそうです。


【御朱印】


お食事中に対応していただいた奥様方、
有難うございました。