Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

瑞光寺(2012年10月13日参拝)

2012-10-31 | 仏閣
伏見稲荷の前に前から気になっていた宝塔寺へ向かうと、
近くのお寺で茅葺の屋根が印象的な建物が目に入った。

寄ってみるとそのお寺は瑞光寺という。



住所:京都府京都市伏見区深草坊町4
宗派:日蓮宗身延山久遠寺派
御本尊:釈迦如来
開山:日政上人
建立:明暦元年(1665)



【歴史】



【石碑】



【山門】




渋い。

嵯峨野の雰囲気を感じますね。

周りはいたって普通の住宅街ですが。


【三十番神社】



【境内社】


帝釈天王、白龍大弁財天が祀られていました。


【鐘楼】



【本堂】




寂音堂と呼ばれる本堂は萱葺屋根で1661年に建立されたもの。

茅葺屋根がとてもいい。

なんでこんなに茅葺屋根の建物に惹かれるんだろう。

もしこのお寺が嵯峨野にあれば観光客もかなり訪れるだろう。
もちろん拝観料も取れる。

それが観光客が訪れない伏見の奥の方にあるおかげで、
静かに無料で参拝することが出来る。

ありがたいことです。


【御本尊】


御本尊とその下には上人の御像が祀られていました。


【境内】


ススキが見れる季節になったんですね。(しみじみ)

境内は本当に綺麗にされておりました。
気持ちがいいもんです。


線路を挟んだ場所に元政上人の墓があるのですが、
一般の方の墓地でもありますので行きませんでした。

気持ちの良い朝に墓地に行く気分じゃないし。

御朱印の有無は不明です。

西岸寺・油懸地蔵(2012年10月13日参拝)

2012-10-30 | 仏閣
本日は伏見稲荷大社参拝の為に伏見へ。

その前に油懸地蔵で知られる西岸寺を参拝。


所在地:京都府京都市伏見区下油掛町898
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:天正18年(1590)
開山:雲海上人


【地蔵堂】


明治維新の鳥羽伏見の戦いで類焼した後、
昭和53年(1978)に再建されたもの。


【油懸地蔵】


油懸地蔵と呼ばれる石仏の地蔵尊を安置されています。

黒光りしたこのお地蔵さんは寺伝によれば山崎の油商人が、
この地蔵尊に油を灌いで供養し行商に出たところ商売が大いに栄えたといわれ、
以後、この地蔵尊に油をかけて祈願すれば願いが叶うとされ、
人々からの信仰を集めているそうです。


【本堂】


新しく建てられた模様。


【芭蕉句碑】





このお寺には御朱印がございますが、
朝も早かったのでピンポーンと鳴らすのも気が引けたので、
今回はいただきませんでした。

都久夫須麻神社(2012年10月9日参拝)

2012-10-28 | 神社
宝厳寺観音堂参拝後、都久夫須麻神社へ。
まずはあの有名な舟廊下があります。


所在地:滋賀県長浜市早崎町1665
主祭神:市杵島比売命、宇賀福神、浅井比売命、竹生島龍神
社格:式内社(小)・県社
創建:雄略天皇3年(420年)



【舟廊下】


重要文化財の舟廊下を渡り本殿へ向かう。




皆さん、こちらで写真を撮られます。
私も一応撮っておきましたが別になんとも思わず。






この舟廊下は中よりも外から見た方が断然いい。

舟廊下懸造の造りも素晴らしいですね。
必見です。


撮影禁止の本殿をさくっと参拝。


【境内社】





【白巳大神】



【招福弁財天】







【竜神拝所】


拝殿からかわらけ投げをする人は素焼きの小皿を2枚200円で列をなして購入していた。

岩場に立つ鳥居に向かって投げ鳥居をくぐれば願い事が叶うと言われているそうだが、
この商売を考えた人は偉いわぁ。(苦笑)

鳥居をくぐれば願いが叶うというのは、
ゲーム性を持たせ射幸心を煽ってるんですよね。

本当に商売が上手いですよ。

私は当然のことながら、かわら投げはしていません。


【黒龍堂】







【鳥居】


鳥居をくぐり船着場へ戻る。

時間があっという間に過ぎていたことに気付かず、
船の出発の5分前に到着してたとか。(汗)

もし、宝厳寺の宝物殿に入っていたら予定の船の時間に間に合わないところであった。


ちなみに、
参拝するにあたり宝厳寺へ行く階段を登るのが苦痛な方は、
神社から舟廊下を渡り唐門から逆ルートで行かれた方が楽ですよ。


【竹生島】






さらば神仏が宿る竹生島。


【琵琶湖】


やっぱりデカイなぁ。




彦根の港に到着。
彦根城が見えます。


【御朱印】


こちらは書置きの対応されていませんので、
御朱印帳は忘れずに。

竹生島宝厳寺(2012年10月7日参拝)

2012-10-25 | 西国三十三ヶ所
本日は西国満願に向けて竹生島へ。

彦根から竹生島へ船で渡るのですが、
往復3300円もするので10パーセントの割引券をもらいに彦根駅前の観光協会へ。

知らない人も多いと思います。

竹生島だけじゃなく色々な仏閣や土産店で割引していただけるので、
観光前に観光協会に行ってみてください。

やっぱり10パーセントの割引は大きいですよ。
庶民ですから。(笑)



所在地:滋賀県長浜市早崎町1664
宗派:真言宗豊山派
御本尊:弁才天
創建:伝・神亀元年(724年)
開基:伝・行基、聖武天皇(勅願)
札所:西国三十三箇所30番、びわ湖108霊場会


【歴史】
聖武天皇が夢枕に立った天照皇大神より「江州の湖中に小島がある。
その島は弁才天の聖地であるから、寺院を建立せよ。
すれば、国家泰平、五穀豊穣、万民豊楽となるであろう」というお告げを受け、
僧行基を勅使としてつかわし堂塔を開基させたのが始まり。

行基は早速弁才天像を彫刻し御本尊として本堂に安置。
翌年には観音堂を建立し千手観音像を安置。

それ以来天皇の行幸が続き、また伝教大師、弘法大師なども来島、修業されたと伝えられています。
豊臣秀吉との関係も強く多くの書状、多くの宝物が寄贈されています。
慶長七年(1602年)には、太閤の遺命により、
秀頼が豊国廟より桃山時代の代表的遺稿である観音堂や唐門などを移築させています。

明治の神仏分離の際、時の政府は弁才天社を平安時代の延喜式に見える
都久夫須麻神社という社名に変更することを強要し、
仏教寺院としての宝厳寺は廃寺の危機を迎えるが、
寺側は弁才天は仏教の仏であると主張して譲らなかった。

結局、竹生島の信仰施設は宝厳寺と都久夫須麻神社に分離することになり、
明治7年(1874年)に「寺」と「神社」の境界が決まり、
明治16年(1883年)には寺の財産と神社の財産が区別されて今日に至っている。





このオーミマリンの船に乗って竹生島へ行きます。

ちなみに西武がペナントレース優勝すれば割引があります。


【琵琶湖】




琵琶湖は広いです。
まるで海ですよ。




船に乗って40分で到着。

老若男女問わず観光客がいっぱいです。
意外とファミリーや若い連中も多いです。

あ、私も若いですよ。(^^


【社号標】


ここから急な階段を登ります。

段数は165段とそんなに無いのですが、
かなりしんどい階段ですので足腰が悪い人は神社から行かれることをお勧めします。


【本堂】




ハァハァ言いながら到着。

1942年に建立されたもので若い本堂です。

例の如く内陣は撮影禁止でした。


【御朱印】




本堂前の納経所でいただきました。
船が着いたばかりの時はみんなが朱印をいただきますので、
結構並びます。

焦らずに先に本堂をゆっくり参拝してからだと、
納経所も空いている場合が多いです。


【不動明王】



【三龍堂】


本堂横にある小さなお堂ですが、
私が訪れた時に何かの憑りつかれたかのように
一心不乱にお参りされている女性がいました。

たまにこんな方いますよね。


【鎮守社】



【三重塔】




2000年に再建されたもの。


【もちの木】


豊臣秀頼の後見役で賎ヶ岳合戦で七本槍の一人である片桐且元が
国宝観音堂の普請奉行として来島の時に手植した記念樹で樹齢400年。


【遠景】




海が綺麗だなぁ。
って海じゃなく琵琶湖だった。


【天狗堂】



【五重石塔】




重要文化財。


【観世音奉安殿】





【唐門】








渋い。
渋すぎて悶絶もんです。

これはもう凄い、凄過ぎて筆舌に尽くし難い。

建築が好きな人はこの唐門を是非ともナマで見ていただきたい。

しびれること間違いなし!


この唐門は元々、京都東山の豊国廟の正門に使用されていた
極楽門が移築されたものといわれています。


あー、この唐門が移築されずに京都東山にそのままあれば
何回でも見に行けるのになぁ。

うん?
待てよ。

豊国廟と言えば去年の5月に参拝した時に
メチャクチャしんどかった階段が思い出されます。

あの階段は本当に死ぬほどしんどかったなぁ。(泣)

もし、国宝の唐門が豊国廟の階段の上の方にあったなら、
行くのを躊躇うよ。(^^;

それぐらいキツイ階段なんだもん。

豊国廟に行くぐらいなら竹生島に行く方が楽だから、
移築して良かったんだよ。(苦笑)

秀吉ナイス!


<2011年5月6日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/1ebbb0b48430b89397690feb2416c769


唐門のすぐ後ろにあるのが観音堂。
こちらが西国の御本尊さんが祀られていますのでしっかりと参拝。


長くなりましたので舟廊下から都久夫須麻神社へと続く。

山添村・春日神社(2012年9月29日参拝)

2012-10-24 | 神社
所在地:奈良県山辺郡山添村大字春日
祭神:建御雷神・経津主神
創建:不明


【一の鳥居】



【参道】


参道というか山道です。
途中で野生の栗の木があり栗が落ちていたので何個か拾いました。

自然の栗を拾う経験なんて滅多にないです。

いや~、こんな所で小さい秋を見つけましたよ。(^^


しかし、この先に本当に神社があるのかと心配するほど。
もう帰ろうかなと思った時に到着。


【二の鳥居】



【境内】


いかにも!って感じの地域密着型の神社の雰囲気を感じます。


【拝殿】



【本殿】


予想以上に美しい本殿です。
もっと寂れた感じの本殿かなと思っていた。


【境内社】





【狛犬】


比較的新しい狛犬です。

本殿といい、狛犬といいお金をかけられている。
この神社は地域の人々の篤い信仰を今なお集めているようです。


【神武天皇御陵逢拝所】



【石灯篭】





御朱印の有無は不明です。


【森伊蔵】


キングオブ焼酎の森伊蔵を3150円でゲット。
憧れの焼酎を定価単品で買えるとは夢のようです。

ついでに三岳も2200円でゲット。

地球に生まれて良かったー。(古)