Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

寛永寺・パゴダ薬師堂(2014年12月7日参拝)

2015-01-20 | 仏閣
上野東照宮から上野公園を少し歩いてパゴダ薬師堂に到着。

パゴダと上野大仏が見所らしい。



所在地:東京都台東区上野公園8
宗派:天台宗
御本尊 薬師瑠璃光如来



【沿革】
正面の丘はかつて大仏山と呼ばれ、丘上にはその名の通り、
大きな釈迦如来坐像が安置されていた。 

最初の大仏は越後村上藩主堀直寄が寛永8年(1631)に造立した、
2.8メートル前後の釈迦如来像であったが、粘土を漆喰で固めたものであった為、
正保4年(1647)の地震により倒壊してしまった。
 
明暦~万治年間(1655-1660)には木食僧浄雲が江戸市民からの浄財によって、
3.6メートルをこえる青銅製に堂々たる釈迦如来坐像を像立した。

その後、元禄11年(1698)輪王寺宮公弁法親王が、同像を風雨から覆うための仏殿を建立。
天保12年(1841)の火事によって大仏・仏殿ともに被害を受けたが、
天保14年(1843)には、最初の造立者堀直寄の子孫堀直央が大仏を修復、幕府が仏殿を再建。

しかし明治6年(1873)上野公園開設の際に仏殿が取り壊され、
大正12年(1923)の関東大震災では大仏の面部が落下、
第二次世界大戦における金属供出令により大仏の体・脚部を国へ供出した為、
面部のみが寛永寺に遺った。
寛永寺では、昭和47年(1972)丘陵上野左手に壁面を設け、
ここに「上野大仏」の顔をレリーフ状に奉安した。


【紅葉】




まだ紅葉が残っていますね。
関西より一週間遅いって感じですかね。


【パゴダ】



 
お~、これはなかなか印象的な仏塔ですね。

これは上野観光連盟が上野公園の名所のひとつとする為に建設したもので、
昭和42年(1967)3月着工、同昭和42年(1967)6月に完成。

中央に薬師如来、左側に月光菩薩、右側に日光菩薩を安置している。
この薬師三尊像は江戸末期まで東照宮境内にあった薬師堂の本尊で、
明治初期の神仏分離令により寛永寺に移管しパゴダの本尊として迎えられた。

残念ながら撮影禁止でした。




後ろに行くと苔生していい感じでした。


【上野大仏】


しかし関東大震災でよりによって頭部が落ちたとか、
当時の寺の方々は衝撃を受けたでしょうね。


【時の鐘】


寛文6年(1666)に鋳造の鐘で、
近辺に住んでいた江戸市民に時刻を知らせていたそうです。

私がこちらに参拝している時に良い音を響かせていました。


【御朱印】




清水観音堂でいただきました。

売店がありましたが、女性が何かいろいろ粘っていましたので、
ここでいただけるかは確認出来ませんでした。


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