Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

石像寺<釘抜地蔵>(2014年9月27日参拝)

2014-10-27 | 仏閣
千本釈迦堂から歩いて5分くらいの場所にあるのが、
釘抜地蔵という通称で有名な石像寺。

こちらには駐車場がないので注意してください。



所在地:京都市上京区千本上立売上ル花車町503
宗派:浄土宗
御本尊:地蔵菩薩
創建:伝・弘仁10年(819)
開基:伝・空海
札所:京洛四十八願所地蔵尊


【縁起】
家隆山光明遍照院石像寺と写し、俗に「釘抜地蔵」ともいう。
弘法大使の開基と伝え、もと真言宗であったが、
重源上人が中興してから浄土宗となった。

歌人の藤原定家、家隆が住んだところという。

「釘抜地蔵」のいわれについては、次のような伝説がある。
室町時代の終わり頃、紀ノ国屋道林という商人がいた。
彼は両手に激しい痛みを感じていたが、どんな治療を施しても効き目がなかった。

そこで霊験あらたかな石像寺の地蔵菩薩に7日間の願かけをしたところ、
満願の日の夢に地蔵菩薩が現れた。

地蔵菩薩は「お前の苦しみの原因は、前世において人をうらみ、
呪いの人形を作ってその手に八寸釘を打ち込んだことにある」と告げ、
呪いの人形から抜き取った八寸釘を道林に示して見せた。

道林が夢から覚めると両手の痛みはすっかり消えていた。
石像寺に参詣すると、本尊地蔵菩薩の前には血に染まった
2本の八寸釘が置かれていたという。

道林はそれより百日を期して日参し、
その恩の万分の一にもと奉謝したと伝えられております。

その時より本地蔵尊を釘抜地蔵尊と申します。


【表門】



【中門】


こちらが山門といった感じかな。


【本堂】


こじんまりとした境内です。






釘抜絵馬がびっしりとありました。

この日も何人かの方々が熱心にお祈りしながら、
お堂をぐるぐる回っておられました。

孫とお爺さんという組み合わせも2組居て、
このお寺は地元の方々に篤く信仰されているようですね。


【大師堂】


弘法大師像、掛観音菩薩像等が祀られていました。


【玉姫大明神】



【石仏】





【釘抜地蔵尊】



【薬師堂】




重文の阿弥陀如来三尊像が祀られていましたが、
真ん中の阿弥陀さんは真っ二つに割られていたように見えましたね。


【御朱印】


御住職に相談されているおば様の話が長くて、
御朱印をいただこうにもいただけない状況に。

ラチがあかないので他のお寺の女性を呼んだが、
御朱印は御住職しか出来ないという。

仕方ないので千本えんま堂に参拝し、
戻ってくるとまた別の方と相談中。。。

御住職はよっぽど人徳があるんでしょうね。

休憩所でお茶を飲みながら待つこと15分。

ようやく御朱印をいただけたのであった。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
残念でした (イチジクパイ)
2016-09-17 22:17:02
他府県からお参りしご朱印を頂きたかったのですが
お百度参りの方しかいただけません。
ホームページかご朱印が頂ける所に明記されていると
良いですね。御守り類も他の所より300円程高くて買うのを
やめました。3つ頂きたかったのですが、まだ人間が出来ていません
でも、残念でした
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Unknown (ゴマラー)
2017-02-12 14:28:58
イチジクパイ様

まぁ、お寺それぞれですから。

この世の中で人間が出来てる人ってどれだけいるでしょう?

出来て無くて当たり前。
だから一生懸命頑張るんですよね。
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