Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

泉涌寺別院 雲龍院(2013年11月30日参拝)

2014-01-24 | 西国薬師四十九霊場
ようやく泉涌寺の山門に到着。
こちらで拝観料500円を支払い境内へ。

今日の目的は泉涌寺の伽藍では無く、
雲龍院の悟りの窓です。



所在地:京都府京都市東山区泉涌寺山内町36
宗派:真言宗泉涌寺派
御本尊:薬師如来
創建:応安5年(1372年)
開山:竹巌聖皐
開基:後光厳天皇
札所:西国薬師四十九霊場、泉涌寺七福神巡り


【山門】



【勅使門】



【鎮守社】



【衆宝観音】


右の球体の下には知徳照十方と書かれていた。

お大師さんの教えで知と徳をもって十方を照らすとのこと。


【鐘楼堂】



【前庭】







【龍雲図】



【大石順教尼】
拝観入り口で彼女の写真やお礼状などが貼られてあった。

お~、あの伝説のお方がこのお寺と繋がりがあるとは知りませんでした。


彼女についてはhttp://blog.goo.ne.jp/05100625/e/e399192b1acaffbd385ba5b291dd67a2で少し書いてあります。

まさに壮絶な人生を生きて来られた尊敬する方です。


【蓮華の間】


左端に座ると左の窓から椿、灯籠、楓、松と違う光景が見れるんですけど、
先客のおねーちゃんがずっと座ったまんま。

そりゃずっと座りたい気持ちは分かるがみんな座りたいねん。

なんか段々イライラしてきて、
これ以上ここにいると心が穢れてくるので退散。

皆さん、ここと悟りの間は貸切状態以外の時は、
空気を読んでさっと座ってさっと立ち上がりましょう。


私はまだまだ悟りの境地に達していないので、
悟りの窓へ急ぐとしよう。


【本堂龍華殿】


重要文化財。




本堂内は写経塔が前に置かれ、
後ろに薬師三尊像が祀られていました。

薬師三尊像のみ撮影不可でした。


【薬師三尊像】

(HPより拝借したもの。)

後背と台座の色が渋いですね~。
かなり好みの仏像です。

それと後背に十二神将立像があるのは珍しい。


【霊明殿】


後光厳天皇、後円融天皇、後小松天皇、称光天皇の御尊牌が祀られていました。

撮影不可です。


【石塔】




徳川慶喜公寄進とされるもの。

石塔の下には菊の砂紋。
これぞ徳川と皇室の公武合体ですね。


【勅使門】





【供養塔】



【悟りの間】



【迷いの窓】


四角いの窓は人生に於ける苦しみを四つの角で象徴しており、
生老病死四苦八苦を表わしているそうです。

私はそんなことも知らず、
この窓を撮影しようか、しないか、迷ってました。(^^;


【悟りの窓】


ここも先客が長居していたので、
ささっと遠目の写真を一枚だけ撮りました。

もっと悟りの窓を寄りで撮りたかったんですけどね。

それはまたの機会に。


【中庭】










ここの庭園はレベル高いわ~。

どこから見ても美しく見えるように計算されて尽くされています。


【坪庭】


何かを問われているかのように感じる。

これは何を表現しているのであろうか?
悟ってないので分かりませんわ。(^^;


【御朱印】




最近金泥の御朱印が流行っているようで。
500円と高めの設定料金で純利益が高いからでしょうか。(笑)


この雲龍院はまた訪れたいですね~。
私にとって庭をまた見たくて訪れたいなんて珍しいことですよ。(^^

泉涌寺に来たなら戒光寺と雲龍院は拝観しましょう。
絶対に損はさせません。


ただ惜しむらくは雲龍院を拝観するには、
泉涌寺の拝観料を支払って境内に入らないとダメなことです。

雲龍院を拝観しようとすると二重過金されることになるのよ。(苦笑)


【御朱印】


とりあえず泉涌寺の洛陽の御朱印のみアップ。

写真は2012年10月13日参拝時のブログをご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/e0febb1ebdddf8e76a00537b7f6bf15b




善能寺の御朱印です。

こちらも10月13日のブログをご覧ください。

手抜きです。(笑)
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/a9416d8f790da9a3ff9fab7049648d9a

西明寺(2013年10月27日参拝)

2013-11-29 | 西国薬師四十九霊場
さぁ、いよいよ湖東三山ラストのお寺である西明寺へ。

こちらも無料駐車場があり助かります。

腹が減ったので駐車場近くの店で昼食。
西明寺そばが売りみたいだけど、出汁が美味しく無かったな。(^^;



所在地:滋賀県犬上郡甲良町大字池寺26
宗派:天台宗
御本尊:薬師如来
創建:(伝)承和元年(834)
開基:(伝)三修上人
札所:西国薬師四十九霊場、びわ湖百八霊場


【惣門】



【参道】




またまた登っていきますよ~。(泣)
ホントに滋賀の有名寺院は足腰にくるね。

でも、紅葉の時期はしんどくても、
率先して歩いていきたくなるような参道ですね。


ちなみに参道の真ん中あたりに駐車場があるので車で行けます。
参拝した時は知らなかったけどね。(^^;


【二天門】




室町時代に建立された重要文化財。






持国夫と増長天が睨みをきかせておりました。


【夫婦杉】



【三重塔】






鎌倉時代後期建立の国宝。

個人的には金剛輪寺の三重塔の方が圧倒的に好みですね。


【本堂】


国宝。

内陣は御本尊こそ秘仏で厨子に安置されていて見れませんでしたが、
その他の諸仏が素晴らしかったです。

残念ながら撮影不可でした。


【鐘楼堂】



【鎮守社】



【観林坊】


西国薬師の霊場です。


【名勝庭園】








湖東三山はみんな美しい庭園があるんですね。

しかも全て無料とか嬉しい。


【御朱印】


湖東三山では圧倒的に達筆です。

薬師寺(2013年10月14日参拝)

2013-11-16 | 西国薬師四十九霊場


薬師寺の東塔が修理中で創建当時から塔頂に祀られていた水煙が、
61年振りに地上に降ろされています。

その水煙がまじかに見れる降臨展が開催されているので、
どんなもんかと見に薬師寺にやってきました。

さすが商売上手な薬師寺です。

駐車場代500円と共通券1000円、
まんまとその商売の売り上げに貢献しています。(笑)

それでも参拝したくなるお寺なんですよねえ~。(^^

去年の1/15以来の参拝です。

<2012年1月15日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/6f071dc502eb5ccc60c4555ebba83bf3


【中門】



【西塔】





【相輪】



【金堂】




やはり何度拝見しても国宝の薬師三尊像は素晴らしい。

撮影不可です。

でも、外から撮影するのはOKみたいですね。
内部では撮影不可なのに一歩外に出れば撮影OKとか、
その撮影基準がよく分かりません。

堂内は神聖な場所だからダメなんでしょうか。(^^;


【東塔】


2018年まで絶賛工事中。


【境内】



【水煙降臨展】


こちらから入場します。

嬉しいことに全て撮影OKでした。(^^


【諸仏】


















東塔の四天王像や不空成就如来像、宝生如来像等が安置されていました。

赤い柱て東塔の心柱を表しており、
その心柱は大日如来とされています。

その大日如来を中心に阿弥陀如来、宝生如来、阿閦如来、不空成就如来が、
祀られている訳です。

これは八坂の塔の内部を拝観した時に学びました。

その如来達を四天王が守っている訳ですね。

こうやって普段見ることが出来ない諸仏が見れるのは嬉しいですね。


【水煙】







【九輪】


9つある内の下段の6つでさっ管には、
創建当時に記されたとされる銘文が書かれていました。






これを見てお分かりの通り、
九輪のさっ管には木の丸柱が通されているようですね。

相輪にまで木材が使用されているとは知りませんでした。


【巨木】




なんともデカイ木材です。

これは心柱に使われるんでしょうか。




匂ってみますと強烈な桧の香りがしました。
あ、臭いということではありません。


【道具】



【御朱印帳】


会場で紺とピンクが発売されていまして、
私の前にいた女性は2種類購入されていました。

人の事は言えませんが頑張ってますね。(笑)


【御朱印】



【玄奘三蔵院伽藍】











【御朱印】


西国薬師の御詠歌をいただきました。


いや~、それにしても水煙降臨展は予想以上に楽しめて良かったですよ。
まだの方は行っておいて損はしないと思います。

温泉寺(2012年12月22日参拝)

2013-01-08 | 西国薬師四十九霊場
四所神社から歩いて5分ほど、
鴻の湯の近くに温泉寺がある。




昔なら神社仏閣は無視で温泉入ってカニ食ってたけど、
今では神社仏閣巡りが第一になっている。

人って考え方が変わると行動が変わりますね。

ここでひとつの座右の銘をご紹介します。


・考え方が変われば行動が変わる
・行動が変われば習慣が変わる
・習慣が変われば人格が変わる
・人格が変われば運命が変わる



これは野村元監督の座右の銘です。

私の座右の銘もこれにして精進していければと思います。



所在地:兵庫県豊岡市城崎町湯島985-2
宗派:高野山真言宗
御本尊:十一面観音
創建:(伝)天平10年(738年)
開基:(伝)道智上人
札所:西国薬師四十九霊場29番、西国三十三箇所番外、但馬西国三十三箇所33番



【歴史】
温泉寺は養老4年(720)に城崎温泉を開いた道智上人により
天平10年(738)に開創された古刹です。
道智上人は衆生済度の大願を発して諸国をめぐり、
養老元年に城崎の地に来て、当所鎮守・四所明神の神託(夢告げ)により、
一千日間ご修行をされその功徳あって温泉が湧出)城崎温泉が開かれる。 

その後、大和(奈良)の長谷寺の観音さまと同木同作の由緒正しき観音像を得て寺を開創。


【山門】




至徳、永正、寛文年間と再三造立され、
現在の門は明和年間(1764~1772)に再建されたもので渋いです。

楼上の「末代山」の額は後西天皇の皇女、宝鏡寺宮理豊内親王の御筆。


【薬師堂】












文化年間(1804~1817)に再建されたもので、
古刹に相応しい建築物です。

薬師如来、月光、月光菩薩、十二神将が祀られていました。


【御朱印】


薬師堂でいただけます。
5種類ほどありました。


【地蔵尊】



【薬師湯】



【十王堂】




延宝9年(1681)建立されたもの。


【聖天堂】


この奥に庫裏があり、更に奥には建物がありましたが絶賛修理中でした。


【参道】




さて、この参道を登り本堂へ。

ロープウェイもあるけど、
時間のタイミングが合わず歩いていくことに。

400メートルほどこのような石段を歩いていったので、
結構しんどかったです。

ロープウェイで行けば良かったと少し後悔。


【遠景】





【本堂】




至徳年間(1384~87)に温泉寺の中興、清禅法印が造営したもので重文。

拝観料300円で本堂参拝可能ですが、
今回は時間がないので断念。


【多宝塔】






明和44年(1767)の再建。

渋い。

頑張って登ってきた甲斐があるというもの。

智拳印をむすぶ金剛界の大日如来坐像が祀られているそうだ。


【鐘楼堂】



【お堂】


上人像が祀られていました。


【中間駅】


さらに上に行くと奥の院に着くが、
この時は上に奥の院があるとは知らずにこのまま帰りました。

時間もなかったしね。


【参道】


身体が冷えていたのでダッシュで降りて鴻の湯へ。

露天風呂はぬるかったですが内湯が熱めで最高でした。


【温泉卵】


山門手前のChayaという店でバスツアーの特典で温泉卵を無料で作りました。
約10分ほどで出来上がり。

美味かったです。(^^

元興寺(2012年11月25日参拝)

2012-12-30 | 西国薬師四十九霊場
ようやく元興寺へ。

ならまち界隈も小さいながらも個性豊かな社寺があり、
有意義な神社仏閣巡りが出来ました。

境内には結婚式が終わられた新郎新婦が。
花嫁さんが綺麗でした。(^^


所在地:奈良県奈良市中院町11
宗派:真言律宗
御本尊:智光曼荼羅(重要文化財)
創建:推古天皇元年(593年)
開基:蘇我馬子、道昭
札所:西国薬師四十九霊場五番、大和地蔵十福霊場


【紅葉】



【イチョウ】



【石仏】


駐車場に祀られていました。

駐車する際は石仏に排ガスが当たらないように、
バックで駐車するのはやめましょう。


【東門】


重要文化財。


【極楽堂】




国宝。


【内陣】




こちらは撮影OKです。


【古式瓦】



【極楽坊禅室】


国宝。


【地蔵尊】





【弁財天】



【御朱印】