Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

六孫王神社(2014年1月13日参拝)

2014-03-03 | 神社
東寺の駐車場を出て陸橋をUターンしようと道を走らせいると、
陸橋の真下で六孫王神社を見た。

本日は東寺を最後の参拝と考えていたが、
見てしまったからには行かなくてはなるまい。(笑)



所在地:京都府京都市南区壬生川通八条角
主祭神:源経基(六孫王大神)
創建:応和3年(963)
社格:郷社
札所:京都十六社朱印めぐり



【由緒】
源経基は清和天皇の第六皇子貞純親王の子であり、天皇の孫であることから「六孫王」と呼ばれた。

応和元年(961)経基は臨終に際し、「死後は龍神となって邸内の池に住み、
子孫の繁栄を祈るから、この地に葬るように」と遺言した。応和3年(963年)、
嫡子の満仲は現社地に経基の墓所を建立し、その前に社殿を造営した。

これが当社の創建である。
現在も本殿後方に経基の石積の廟がある。

鎌倉時代、源実朝の妻の本覚尼がこの地に遍照心院(大通寺)を建立し、
当社はその鎮守社とされた。

その後、戦乱などにより社殿を失い、経基の墓所だけが残された。

元禄13年(1700)より江戸幕府により社殿の再興が進められた。
これは徳川家が清和源氏の末裔を自称していたためである。

元禄14年(1701)には正一位の神階と権現号を授けられた。

江戸幕府の滅亡とともに衰微し、また神仏分離により大通寺と別れ現在に至る。


【鳥居】


神社の無料駐車場に車を停めていざ参拝。


【誕生水弁財天社】






長男の源満仲誕生の際に琵琶湖の竹生島から弁財天を勧請して
安産祈願の上産湯として使ったという井戸の上に建立されたもの。

神社には珍しく空海作の弁財天が祀られているそうで、
毎年6/13に御開帳されるとか。


【境内】


境内の真ん中には神龍池があり、太鼓橋がかかっています。


【唐門】




渋いわ~。

この唐門を見れただけでも、この神社に来て良かったというもの。

偶然の出会いに感謝です。


【拝殿】


墓所はここからは見れません。

墓所に神社が建立されるのも珍しいですね。


【睦弥稲荷神社】



【御朱印】