Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

大徳寺塔頭 黄梅院(2013年10月26日参拝)

2013-11-19 | 仏閣
大徳寺塔頭巡り3つ目の参拝は黄梅院です。

御朱印好きには有名な塔頭寺院です。



所在地:京都府京都市北区紫野大徳寺町83-1
宗派:臨済宗大徳寺派
御本尊:釈迦如来
創建:永禄5年(1562)
開山:春林宗俶



【由来】
「黄梅院」とは、お釈迦様から代を重ねて三十二代目、弘忍大満禅師のゆかりの地である
中国の黄梅県破頭山東禅寺に由来し名付けられた。
永禄五年(1562)織田信長公が二十八歳のとき羽柴秀吉を伴い
初めて入洛すると信長公は秀吉を京都所司代に任じ、
併せて父・信秀の追善菩提のために普請を命じ小庵を建立させた。

この小庵は大徳寺九十八世住持・春林和尚を開祖に迎え「黄梅庵」と名付けられた。
これが当院の始まりである。

天正十年(1582)6月2日、本能寺の変により信長公が急逝すると、
同年十月十五日密葬され、その後、秀吉は「黄梅庵」に築を加える。

しかし主君の塔所としては小なりとし、
信長公の法名・総見院殿より総見の名を採り山内に別に「総見院」を建立しお祀りした。

当院は築を新たにし、天正十四年五月秀吉公によって本堂と唐門が改装され、
天正十七年(1589)鐘楼・客殿・庫裏等を小早川隆景普請奉行のもとに改築落慶し、
この年「庵」を「院」に改めている。
時に当院二世・玉仲和尚(大徳寺一一二世住持)の代である。


【表門】


天正17年完工され、庫裏の造営と同じく小早川隆景によって寄進されたもの。


【前庭】







【鐘楼】


鐘は1592年、加藤清正によって寄進されたもので、
朝鮮伝来のもの。


【茶室】



【中門】



【向春庵】



【中門】


これ以上は撮影不可でした。


書院や本堂を拝観し作仏庭や破頭庭などの美しい庭を愛でる。

特に書院前に広がる美しい直中庭が本当に素晴らしかったですね。
そんなに庭好きでない私が気に入るぐらいです。

紅葉の時はさぞかし絶景が広がるのであろう。


【御朱印】


御住職に書いていただきました。

「吾が道をゆく 我は我 他人は他人 とにかくに 我がゆく道を 我はゆく也」

御朱印代は1000円也。

高いと思うか、そう思わないかは個人それぞれでしょう。

最初は高いと思ったけど考えてみると、
御住職に書いていただくのは貴重です。

小さな檀家寺ならともかく、これほどのお寺ともなると、
御住職に書いていただくのは、そう多くは無いんですよね。

大概、若い坊さんか寺の職員だから。


それに青蓮院門主染筆の御朱印なんて破格の一万円ですよ。

そう思うと1000円は安いよね。
とはいえ何度もいただく気にはならないですが。(^^;


黄梅院を参拝した感想ですが、
お寺というより超金持ちの別荘という感じでした。

私が腐るほど金を持っていたら黄梅院のような別荘を立てて、
庭を楽しんでいることだろう。