センダンの花を知ってますか?
五月になると淡い紫色の花を一杯つけます。
五弁のはなびらで、円錐状に花がさきます。品がいいのです。
よく言われる「栴檀は双葉より芳し」の栴檀とは違います。
そのセンダンの木が私が歩く江戸川の入り口、釣り船屋さんの角にあるのです。
今、まあるいかわいい実が一杯ぶらさがってます。
ようやく少し薄茶色になりかかってきたところ。まだ葉も青々としてます。
これが12月も末になると、茶色のかわいい実だけが円錐状にそちこちにぶらさがり、愛らしい姿になりますよ。
実は食べる部分が余りないらしく、いつまでもぶらさがってます。
昨年、紀州を旅した時、勝浦のあたりにセンダンの木がたくさんあったのを見て、
思い出しました。紀州出身の作家、中上健次を。
亡くなる何年か前に、朝日新聞に連載された小説(題名失念)のなかで、センダンの街路樹を描写した部分が素晴らしかったので、その地を訪れたいと切に思ったものです。
その頃まだ子供達も中学生だったので、旅など出来ず、いつしか忘れていました。
ただセンダンの木を見ると、並木道を想像してうっとりしたものです。
気をつけてみると、自宅近くにもセンダンの立派な木はあって、その前を通るときは必ず仰ぎ見ます。
そうそう、センダンの花は上向きに咲くので、見るときはちょっと離れて見るときれいです。花は淡い色なので地味目ですが、そこがいいのです!
五月になると淡い紫色の花を一杯つけます。
五弁のはなびらで、円錐状に花がさきます。品がいいのです。
よく言われる「栴檀は双葉より芳し」の栴檀とは違います。
そのセンダンの木が私が歩く江戸川の入り口、釣り船屋さんの角にあるのです。
今、まあるいかわいい実が一杯ぶらさがってます。
ようやく少し薄茶色になりかかってきたところ。まだ葉も青々としてます。
これが12月も末になると、茶色のかわいい実だけが円錐状にそちこちにぶらさがり、愛らしい姿になりますよ。
実は食べる部分が余りないらしく、いつまでもぶらさがってます。
昨年、紀州を旅した時、勝浦のあたりにセンダンの木がたくさんあったのを見て、
思い出しました。紀州出身の作家、中上健次を。
亡くなる何年か前に、朝日新聞に連載された小説(題名失念)のなかで、センダンの街路樹を描写した部分が素晴らしかったので、その地を訪れたいと切に思ったものです。
その頃まだ子供達も中学生だったので、旅など出来ず、いつしか忘れていました。
ただセンダンの木を見ると、並木道を想像してうっとりしたものです。
気をつけてみると、自宅近くにもセンダンの立派な木はあって、その前を通るときは必ず仰ぎ見ます。
そうそう、センダンの花は上向きに咲くので、見るときはちょっと離れて見るときれいです。花は淡い色なので地味目ですが、そこがいいのです!