
西田佐知子の「香林坊ブルース」北島三郎の「加賀の女」などの歌で知られる金沢市の中心の繁華街である「香林坊」の三叉路。
一昨日の夜、その交差点を原発ゼロをめざすグループ「どいね☆原発 サタデーナイトパレード」の参加者として歩き、写真のモニュメントを見ました。
この彫刻は10年ほど前この地に据えられたもので大好きなものですが、当時現代美術作品専門の21世紀美術館が建設されていたこともあり、私はそのことに関連したものとおもっています。
ところが走り続ける逞しい足の彫刻の真上に就職情報誌の看板がかぶさると彫刻の持つ意味がこれまでとは違って、「ブラック」も含む企業のいうことをよく聞いて労働環境や条件が悪くても我慢して、とにかく働き続けろ!といっているように感じました。
カメラを向けたのはこの彫刻が好きだったことと、月が綺麗だったからですが撮った写真を見ると看板の上に見える月も含めて、いろいろに読み取れる写真になったように思います。
香林坊を訪れたときはぜひこの彫刻のある一角に目を向けてみてください。

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