写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

狛犬仕立ての一対のライオン

2013年08月11日 | 写真

一週間ばかり前にFB友達のカメラマンがライオンの像の頭部をクローズアップしたシュールな写真を公開していた。このとき私も同行して地方の財界人が戦後間もなく個人のものとして造ったという公園で神社の狛犬のように置かれた阿吽の巨大なライオン二頭の像をはじめ、朝鮮から運ばれてきたのではないかと言われる人間の背丈を越える孔子や孟子の姿を思わせる大きな立像がいくつもまさに林立しているのを見ました。
私には公開を目的としたものではなさそうなプライベートな公園を私財を投じて造るということをはじめ、写真の背景部分に屹立する大きな本人らしい銅像、いずれも立派なものではあってもちぐはぐな感じを受ける公園内の像の配置など、どうも大金持ちの感覚は理解できません。
この公園を訪れてからもう一週間もたつのですがいまだにそのとき受けた印象が脳内で消化しきれないという感覚のままです。
写真の中央部分に人影が写っていますがそれと比較してもライオンや銅像とその台座の巨大さが理解できると思います。

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