積雪で阻まれていた夕霧峠への林道、時間が取れたので残雪の状態を見ながら行けるところまで行ってみようと標高の約900メートルある医王山の頂上近くの峠まで愛車の軽自動車で走ってみました。
除雪と路面の落石の始末などが終わったばかりという様子の林道が続き、途中までしか行けないだろうとの予想は良い意味で外れて麓から30分ほどの走りで峠の展望小屋に到着しました。
着いたときは少し霧のような雲が北アルプスの峰を覆い砺波平野も靄がかかって見えにくい状態でしたが、しばらくすると雲や靄が消えて写真のような光景が目の前に表れました。
白い雪に覆われているのが立山連峰、その左の高い山が剣岳、下に広がるのが田植えのほとんど終わった田んぼに囲まれ、水に浮くように見える家々が広がる砺波平野の散居村。
今年はじめて見る風景ですが、やはり見事なパノラマを見せてくれました。今年もまた夜明の北アルプスを見るために積雪で林道が閉じられる11月末ころまで通うことになるのでしょうね。