写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

秋を味わう 山里の食堂 もうすぐ食べごろ

2015年10月25日 | 写真日記
  [気になる木]

いつも通る道端にあって秋という季節になるとむやみに気になる木があります。
特別に特徴がある立派な木でもない、どちらかといえば言葉は悪いが「貧相」なという言葉の当たる柿の木です。
ただ秋になると僅かばかりのもうすぐ食べごろの実をつけて、何の衒いも無く自然体で医王山系の山里に立って居るだけですが、その姿が私にとってはなんとも魅力的に映ります。
もうすぐ冬を迎える山里でも鳥たちの目をひくには少々足りない数の実なのでしょうか、野鳥たちは見向きもせずに木の上を飛び去っていきました。
この里が雪に覆われるまで私は気にしながら横目でこの木を見ながら北アルプスの大展望を撮るために行き来するのでしょうね。

  [農家食堂 おくしんぼ]

上の写真の柿の木の立つ里を越え富山県に向かうと金沢市の一番奥にある「奥新保」という町があります。「町」とはいっても現在はかつて住んでいた集落の人たちから委託されたものを含めて集落のほとんどの棚田を耕作している農園が一軒あるだけですが、その一軒が食堂を始めたと聞いて写真仲間とランチに行ってきました。
農園の家族の方たちは旧知の友人家族、お子さんが料理の道に進んだということは聞いていたのですが・・・、あの山の中でどんな料理が出るのかとても楽しみでした。
知人の話によると医王の自然が育て、里山を守り平和を願うこころで育てた米や野菜を食べてもらいたいと開いた食堂ということでした。
出てくる料理は心こもった「田舎料理」とイメージしていたのですが、テーブルに出てきた洗練された「ランチ料理」を見て正直びっくりしました。
街の大衆的なレストランランチ並みのリーズナブルな値段ですが、内容は和風料亭で出てきても恥ずかしくない和食ランチでした。
私がお願いしたランチのメニューは「魚定食」主菜の魚は輪島で上がった生きの良い鯛、山菜や農園の野菜を使った副菜三品(煮物、酢の物、和え物)そして手作りのデザートでした。

ちなみに、「農家食堂 おくしんぼ」については予約が必要なので電話076-236-1274までお問い合わせください。
写真仲間が「農家食堂 おくしんぼ」についてレポートしたものをリンクしておきます。

今日は医王山麓で出会った魅力的なもの二つの写真アップでブログを更新です。



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