写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

日の出は槍の右?左? 特別な出会い

2015年10月23日 | 写真日記
  [槍ヶ岳の右なの? 左なの?]

金沢市医王山から見る北アルプスの槍ヶ岳に串刺しになったような状態の日の出が見られるのではないと夜明けの道を車を走らせました。
麓から見ると医王山が深い霧に包まれているのが見えましたが、眺望ポイントのあたりだけが少し明るいので一縷の希望を託して林道を走り夕霧峠の展望小屋に、知り合いの方たちがすでに三脚にカメラを据えて日の出を待っていましたが・・・、北アルプスの峰々は雲の中で全く見えません。
上空は明るいので峰の姿は無理で霧の向こうに出る太陽は見られるのではないかと日の出を待ちました。
さすがに太陽の光は強く雲の壁を通して見事なシルエットが浮かび上がりました。
太陽の手前の嶺も見えたのですが・・・、なにしろ分厚い雲なので周囲の嶺が全く見えないので太陽が槍ヶ岳の右側か左側なのか判断がつきませんでした。
分厚い雲がフィルターの役目をしてくれて輪郭のくっきりした満月のような日の出を堪能した夜明けでした。

  [特別な出会い]

毎週水曜日朝の地域の共産党の街頭宣伝中に全国の原発を見て回っているという青年が声をかけてきました。
福島原発事故以来爆発事故を起こしたフクシマを起点に全国各地で原発立地に反対、賛成双方の生の声を聞いて回っているそうです。
出身は茨城県常総市、今年の鬼怒川氾濫の直接の被害者でもあるそうですが、あの大水害からの復興を脇に置いて「戦争法」を強引に強行した安倍内閣には大きな怒りを持っているとのことでした。
その彼がヒッチハイクの旅の途中能登原発訪問を翌日に廻して私たちの地域にある建物で行われるママたちの憲法の学習会に参加しようと移動中に街頭宣伝をしている私たちを見て声をかけられたそうです。
学習会は午後からだったので我が家に招待、少しお話を聞いて平和の問題に関心が深いというので金沢の隣町、戦後最初の米軍基地反対闘争を繰り広げ勝利したウチナダ闘争の資料が展示されている石川県河北郡内灘町の資料館まで行ってきました。
そのあたりの様子は彼のフェイスブック にアップしているようなのでそちらを参照してください。
写真で亀印の旗を持っている方がその青年です。今日はすでに福井に入っているようです。見かけたら声をかけてあげてください。

今日のブログ[写真師の新カメラ日記]は鼻をつままれても分からないような雲の中から顔を出した朝陽の写真と不思議な青年との出会い。二つの話題アップで更新しました。



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