先にお知らせしたとおり、四ヶ月ぶりにインドに戻ったら、日ごろ投稿関連でお世話になっている文芸思潮誌のアジア文化社から昨春投稿したエッセイ、「22分に一度のレイプ地獄」が社会批評部門の佳作賞を受賞した旨の通知が届いていた。
当地を出たのが、昨年の12月3日で、そのあと届いたものらしく、こちとら突然降ってかかった眼病(長いこと患っていたようだが、無頓着で気づかなかった。片目の視力が正常だと異状のある方の目をカバーして気づきにくい)で急遽帰国し、闘病に手一杯でいやおうなく休筆を強いられていたのである。よって受賞を知ったのも、四ヶ月後に戻った今と大幅に遅れだったわけである。
受賞作は、インドのレイプ地獄の惨状を在留邦人の立場から綴ったものだが、同誌の五十嵐勉編集長からは以前からこの問題に関してエッセイにしてみたらと薦められていたもので、おりよく以前書いて未発表のままになっていた原稿があったため、改筆して送ったもので、あまり手間がかかっていないのだが、思いがけず佳作に輝いてうれしい。
また拙ブログで当受賞作の公開もあると思う。
今なお休筆状態の当方にとっては、つとに鼓舞される出来事だ。
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