インドで作家業

ベンガル湾と犀川をこよなく愛するプリー⇔金沢往還作家、李耶シャンカール(モハンティ三智江)の公式ブログ

モンスーンにピアノジャズ(動画)

2014-07-13 23:06:46 | ラッパー子息・音楽ほか芸能
インドはモンスーン、雨季のさなかだが、エルニーニョの影響で例年より、50%近くも雨量が少なく、日照り気味だ。
かくいう当地も雨が少なく蒸し暑い陽気が続いていたが、ここ二、三日、低気圧で雷雨が駆け抜けた。
雨の日にはなんといっても、モダンジャズ、それも雨滴に似たぽろんぽろんと高音で弾かれるピアノ。
以下、お気に入りのナンバーをご紹介。

Undercurrent - Bill Evans and Jim Hall (Full Album)

小ボリュームにして聞けば、作業の邪魔にもなりません。

以下は、あまりにも有名なジャズナンバー。

Bill Evans - Waltz For Debby

私は大台記念に出そうともくろんでいる本の原稿に目下専念中。
その分、ブログが手薄になるけど、ご容赦を!

*この小説本を出すがために27年もインドの当地にとどまったのかと思うと、なんとなく感無量の本日だった。
浜に出たとき、雲の後ろに隠れていたフルムーンは、夜十時の今、雨後の清涼な濃紺の空にくっきり白く美麗な丸顔を覗かせている。
フルムーンにビル・エヴァンスも、ロマンチックで合いますね。雨音のようなピアノのぽろんぽろんを聞いていると、ウイスキー(なぜかこの場合絶対ホワイトでなければならない、安ウイスキーだけど)の水割りを飲みたくなってきます。
ヘロイン中毒で破滅志向、51歳で歿したエヴァンスに、小説の男主人公が重なり合います。

インドの王宮ホテルを舞台にしたセンセーショナルで、妖しく美しい情事小説、みなさん、乞うご期待を!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする