30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

オクラの発芽はこうやってそろえている

2018-04-30 | オクラ

早まきはダメと分かっていてもやってしまう。オクラもそうだ。4月19日にタネをまいてしまった。それなのに23日には発芽してきた。これにはわけがある。

オクラのタネは硬いから、タネをまく前に水につけおく。マニュアルにはたいがい一晩とあるが、わたくしは3日ぐらいつけておく。

水につけておくと、黒いタネの、ある個所にポチッとごく小さいとんがった白い点が見えてくる。発根する兆候だ。まもなく発芽するなという直前のこの状態まで水につけておきタネをまいている。

ウネに穴なき黒マルチを張り、30センチ間隔で一カ所2粒まいていく。まいたら、ビニールをべた掛けする。できるだけ地温を上げるための措置である。これで間違いなくすぐに発芽がそろう。オクラの発芽をそろえるには試行錯誤してこんなやり方になった。

芽が出てきたら間引きはしない。一カ所2本でいい。そのまま育てる。わが家はこのところ角オクラに代わって丸オクラである。


2018年の読書
苦海浄土には圧倒された。やっと本腰入れて読めた。
2018年4月の読書
・苦海浄土3部作(石牟礼道子著 池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 河出書房新社)

1月から3月のベストは「名誉と恍惚」かな。750ページの長編だが読み通せた。
2018年3月の読書
・名誉と恍惚(松浦寿輝著・新潮社)
・火定(澤田瞳子著・PHP研究所)
・虎の牙(武川佑著・講談社)

2018年2月の読書
・海松(稲葉真弓著・新潮社)
・僕が殺した人と僕を殺した人(東山彰良著・文藝春秋)
・機龍警察 暗黒市場(月村了衛著・早川書房)
・アメリカ黒人の歴史(ジェームス・M・バーダマン著、森本豊富訳・NHKブックス)
・監督の問題(本城雅人著・ 講談社)

2018年1月の読書
・地下鉄道(コルソン・ホワイトヘッド著・谷崎由依訳・早川書房)
・銀河鉄道の父(門井慶喜著・講談社)
・いくさの底(古処誠二著・ KADOKAWA)

⇒2017年、2016年、2015年、2014年、2013年、2012年の読書一覧


       
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トマトの挿し木をやってみた

2018-04-27 | トマト

トマトの挿し木をやってみた。 

買ってきた大玉トマトの苗のうち1本が根元から折れていた。すでにぐったりしている。捨てるしかない。そこでふと気がついた。トマトは挿し木ができるんだと。

トマトの挿し木は初めてだ。やってみよう。すっかりしおれた枝を、半日ばかりコップに入れて水あげをした。一部の葉がいくぶん元気を取り戻したかのようにみえるのだが、全体的にはまだぐったりしている。もうダメか。それでもはじめてのことだからと、このまま続けてみることにした。

次に水あげした枝を、大きめのポリポットに土を入れ横斜めに深く挿した。室内の日が当たらない明るい場所に置いた。元気になればしだいに立ち上がってくるはずだ。立ち上がらないままの状態が続くならあきらめるほかない。乾燥させないように受け皿に水を張った。これが4月13日のこと。

・一日置いた3日目の4月15日。わずかに立ちあがってきた。葉に張りが出てきた。うまくいきそうな予感。


・4日目の4月16日。全体的に葉がぴんと張って、横向きの枝もやや上に向いてきた。

・5日目の4月17日。枝がついにまっすぐに立った。

・挿木してから14日目の4月26日。よく見るとすでに花芽が出てきていた。
これまでは直接日が当たらない室内の明るい場所に置いてきたが、ここまでくればもう大丈夫だろう。発根もしているだろう。外に出して直接日に当てることにした。一日中、日に当てていたがとくに問題はなかった。GW連休明けにはほかのトマト苗と一緒に定植する。

挿し木で再生するのを見ると、その生命力の強さに感動する。わたくしにも若さをもう一度とほんのちょっぴり思ってしまう。


       
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まいにち緑ピカピカのスナップエンドウ

2018-04-26 | キヌサヤ

ことしはスナップエンドウとキヌサヤエンドウが大豊作になった。両方ともこうなるのはなかなかない。

スナップエンドウのほうが生育が早く、いまはこれの収穫に追われ、食べるのが間に合わない。これまではわずかしか取れずにいたのだが、ここにきて一度に多く取れ出した。

まいにちスナップエンドウを食べている。次々と取れる。スジを取っては茹でる。シャキシャキ感が持ち味だ。長く茹でてしまっては本来の食感を損なう。好みは沸騰したお湯に塩を入れて約1分20秒ゆでる。やや硬めが好きだ。

ピカピカの緑色に輝く。人工的と思えるほどの鮮やかさだ。茹でたらそのまま食べる。たまにはマヨネーズでも食べる。

困るのは、あればあるだけ食べてしまうこと。途中でやめられなくなること。さすがに山盛り食べたら飽きてきた。それに毎日だから余計に飽きる。

ほどほどに食べる分だけをゆでることにした。一回分は冒頭の写真ぐらいの量がちょうどわたくしにはいい。数えてみたら25本程度。しかしそうなると収穫分を食べきれない。これも困る。

収穫は短気決戦だ。悠長にしてはいられない。菜園に行くといまは必ずスナップエンドウのところへ行くのが日課になっている。

一方、キヌサヤエンドウのほうはサヤをつけてきたところで、こちらもまもなく食べ放題になるだろう。

ことしは両者とも食べきれないのは目に見えている。余分は無駄にしないため冷凍保存を考えざるをえない。


       
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7カ月ぶりの山歩きー奥多摩・川乗橋から川苔山

2018-04-23 | 登山


百尋ノ滝、近づくほどにすばらしい。はい、ポーズ

山行日 2018年4月22日(日)日帰り
天気 晴れ
山域 奥多摩
メンバー 単独
コース&タイム
我孫子駅5:31(常磐線)=6:01日暮里6:09=6:30新宿6:46(ホリデー快速おくたま 1号)=8:21奥多摩駅8:30(臨時)=川乗橋バス停8:50-9:33細倉橋9:38-10:25百尋ノ滝10:35-11:17足毛岩の肩分岐ー12:20川苔山13:15-14:58大根ノ山ノ神ー15:30鳩ノ巣駅15:45=東京駅(買い物)18:13=18:55我孫子駅


わたくしの好きな山登り

7カ月ぶりに山を歩いてきた。昨年から心身ともに不調だった。登山計画をほとんど取りやめた。最悪の年だった。ことしもそんな気分が続いた。古稀とはそんな年回りなんだろうか。

日々、山がどんどん遠くなる。これは誰のせいでもない。自分の心の持ち方にある。ここで山をやめるのか。いや、人生の先が見えているいまだから、もうひと頑張りして山を楽しもうと思うようになった。とにかく、くたばろうが山に向かおうと。

選んだのは奥多摩の川苔山。50年の山歩きで一番多くこの山に登った。特に30代、当時は中野区の野方に住んでいた。西武新宿線で拝島まで行き、青梅線に乗り換える。近年は山頂を踏むことは少なくなった。むしろ近くの蕎麦粒山のほうに足はむいた。それだけに川乗橋からのコースは久しぶりになる。

今回心配なのは体力だった。年寄りは急速に衰えていくから、いつでも山へ行く体力を作っておこうと、体づくりは意識してやってきた。毎日ウオーキングを1時間半、スクワットを50回、腹筋を50回。しかしウオーキングぐらいでは山歩きの筋力はつかない。やらないよりはやってたほうがましという程度でしかない。

山頂についたときはなんと、歩き足りないと感じた。自分でも驚いた。標高差は950メートルある。決して楽な山ではない。バテるのを覚悟していた。とにかくゆっくり歩くことを努めたからそれがよかったのかもしれない。

気をよくした。まだまだ歩けると実感できたからだ。つぎはどこへ?とすこしばかり自信を戻したような気がする。


この日は夏日の予想。覚悟して水は2リットルを持った。しかし下界と違い、山は気持ちのいい風が吹いて、それほど暑く感じなかった。人一倍汗っかきのわたくしでも長袖で歩きとおせた。

一番多く歩いた山だが近年は歩いていない。前回の川苔山は2011年5月、このときはバリルートの真名井北稜を歩いて山頂に立った。

さすがに日曜日。人気ルートだけに川乗橋バス停には多くの登山者が降りた。


歩き始めてすぐに左手に蕎麦粒山への道。バリールートだったがいまは標識があった。そのさき数分で、昨年落石の現場。以来通行止めだったがこの春になって解除、このルートを歩けるようになった。

いまの時期、このコースの魅力は新緑と沢の水の輝き。

細倉橋。ここから登山道となる。


このルートはやや緊張を強いる。足がふらつくわたくしのような年寄りには要注意。沢を下に見ながら片側が切れた断崖道が続く。主に左岸を行くが足を踏み外したら大けがどころではすまない。それに両岸をつなぐ木の橋だって何カ所もある。足がすくむ。人一倍高所恐怖症のわたくしはとくにそうだ。7カ月ぶりの山歩きだけに足の運びがぎこちない。ここは慎重に行こう。



百尋ノ滝に近づくと岩場が出てくる。このあたりから百尋ノ滝を過ぎてさらに上部まで気が抜けない道だ。


百尋ノ滝。登山道をはずれて滝まで下りていく。汗がすーっと引く冷涼さに気持ちがいい。いつ見てもすばらしい滝ですね。


百尋ノ滝からの急登が終わると開けた谷に出てくる。なんでここにと、いつも不思議に思うポイント。川苔山の地形は複雑で、地図読みではわからないところがある。


すぐに足毛岩分岐。いつもは真っすぐに行くのだが、足毛岩ルートを歩いたことがないので今回はここをゆく。そこで右手に緩やかに下って行った。


川苔山はきつい。今回のこのルートだってきつかった。特に山頂手前の尾根歩きは急登がつづく。


尾根に立つとその先に川苔山。




この尾根の木々は芽吹いたばかり。


山頂が見えてきた。最後の登りに息を切らす。


着きました。心配したわりにはそれほどの疲労感がない。意外だった。
すみません、写真を撮ってくれませんか。

さて富士山は? 見えないだろう。昼を過ぎて天気がよすぎるから多分見えないだろうとあきらめていた。ところが真白な姿が見えた。やっぱり見えると嬉しい。

富士が見えたところで周囲の山々を同定する。北には蕎麦粒山。防火帯があるからすぐにわかる。



蕎麦粒山から西に目を向ける。懐かしい。ここから見えるのは歩いた山ばかり。写真中央に雲取山。川苔山からこんなによく見えたっけと思うほど。左手前が鷹ノ巣山。

約1時間ほど山頂でのんびりした。鳩ノ巣に下山開始。今春は暖かい。山の開花もはやいようだ。ミツバツツジは標高の低いところではすでに散っている。山頂直下でようやくきれいに咲き誇っていた。

大根ノ山ノ神。


熊野神社まで下りてくれば、鳩ノ巣駅は目と鼻の先だ。


頂上で昼食をとりながら周囲の登山者を見る。ほとんどが年下だ。いつのまにか高齢者になっていた。昔はセブンティーンだったのに、いまはセブンティだ。登山は体力と気力の両方を持たないとできない。いつまでそうできるのか、そんなことを思いながらおにぎりを食べていた。

帰りは、立川駅から特別快速を利用した。車内は冷房がきいていた。やはりこの日は夏日で最高気温は28度だったという。それと比べたら山の気温は快適で、それにうまく歩けたので気分だって爽快だった。


       
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こんどはタケノコをあく抜きして土佐煮を

2018-04-20 | その他

4、5日前、あく抜きしてあるタケノコで炊き込みご飯を作った。はじめてにしてはうまくできた。これに気をよくしたのか、こんどは土佐煮に挑戦。それも真っ当に?米ぬかを使ってあく抜きしてから作った。

冷蔵庫に新聞紙に包まれたものがあった。それはタケノコの根元部分で大きい。まだあく抜きしていない。どうしようか。タケノコご飯を作ったときに、最初からあく抜きして作るとしたら、面倒だからやめていただろうと書いた。それなのにだ、すぐにやってみようと決めた。なぜなら菜園に新しい米ぬかがあったからである。

米ぬかは昨年から冬ネギに使っている。知り合いの農家から長期栽培にはじっくり効いていいのではないかというのだが、肥料として効果のほどはくわしくは知らないようだ。それでも試しにやってみようか。

米ぬかは意外なところから入手できた。毎週のように行く図書館の近くに無人のコイン精米所があた。米ぬかはそこで無料で手に入る。

長期栽培する野菜といえば冬ネギの根深ネギがある。土寄せするたびに米ぬかをまいた。結果は上々だった。米ぬかが効いたからと検証はできないのだが、この冬は立派な根深ネギができた。

タケノコの土佐煮にもどる。
米ぬかを入れてタケノコをゆでた。根元だけにかたく、1時間半ほどかかった。それでもややかたそうだ。ゆで続けるか。土佐煮にするにはいくぶん歯ごたえがあったほうがいい。そこで火を止めた。

適当の大きさに切り、水、しょうゆ、みりん、砂糖を入れて煮る。途中からかつお節をたっぷり加える。軽く煮詰めれば完成だ。

これも好みに仕上がった。自分でも不思議なほどうまい。かたさもほどよく、噛み応えがあって好みだ。翌日に食べると味が染みてさらにうまかった。

70年生きてきて、タケノコでご飯も土佐煮もつくったのは初めてになる。たいがいの男はそうだろう。台所はたまにやるから面白いのであって、これが毎日となるとかなりきびしいとわかる。しかしかみさんが先にあの世にいくようならやらざるを得なくなるのだが…。それを思うと絶対にわれさきにいかねばならない。


       
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トマトなど夏野菜の苗を買ってきたら

2018-04-18 | トマト

4月13日にトマトなど夏野菜の苗を買ってきた。自転車をこいで30分、県境を越えて目的のジョイフル本田についた。自転車だから持って帰れる数は限られている。店頭には夏野菜の苗がすでにずらりと並んでいる。

買ったのはすべて果菜類。トマト大8株、トマトミニ4株、シシトウ4株、ピーマン4株、ナス4株、それにカボチャ1株。

菜園は原則タネをまいて育てている。苗はできるだけ買わない。買うのはいまの時季に出回る夏野菜の苗だけである。4月中旬にここまで苗を育てるには加温設備が必要だ。かつて炬燵を利用して挑戦したことはある。やはり難しい。買うほかない。

夏野菜の苗で買うのは、あとはニガウリだけ。ほかの夏野菜はすべてタネをまいて育てる。2人暮らしだと買う苗はこれだけあれば間に合う。ナスだけは夏のあいだ切らさないように、今度は時期を置いて2回ほどタネから育てている。

買った苗はすべて4連結のポリポットセルトレイで、4株入って220円。これが一番安い。すぐには植えつけないでひと手間かける。大きめの3.5号のポリポットに移し、しばらく養生、育苗させから5月上旬に定植する。

特にトマトは最初の花が咲くまでポットで育ててから植えつけている。すぐに植えつけてしまうと勢いがありすぎて生育はいいのだがその分だけ収穫期間が短い。そんなことをずっと昔聞いた。いまでも実行している。


       
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好きなタケノコご飯をはじめて自分で作ってみたら

2018-04-16 | その他

炊き込みご飯はこころをほっこりさせてくれる。いまの時季ならタケノコご飯が好きで、これはかなり気に入っている。

冷蔵庫を開けるとタケノコがあった。かみさんがすでにあく抜きの下処理をしたものですぐに調理できる。これを見て自分でタケノコご飯を作ろうと思い立った。はじめてである。

レシピはネットにあふれている。あるレシピを選んでその通りに作った。年をとるとこれまでのわずかな経験でもすこしは役に立つのか、特別うまいものは作れないが、そこそこのものは作れる。

この春はすでに2回ほどかみさんが作ってくれた。好きだからついお代わりをしてしまう。年寄りに食べすぎは禁物でほどほどにしないといけないとわかっていてもだ。

ネットのレシピ通りに、タケノコと油揚げを切り、醤油や酒やみりんを加えて炊飯器で炊く。意外と簡単だった。皮をむいてあく抜き処理がすんでいたからそう感じたのだろう。その前の手間があったら作ろうという気にはならなかったはずだ。

さて炊き上がった。サンショウを刻んでちらせばできあがり。一番気になるのはもちろん味。これがうまかった。好みの味に仕上がっていた。けっして自画自賛ではない。ご飯がやや硬いものの、はじめてにしては上出来であった。やはりお代わりをして、やや食べすぎた。

だれもそうだと思うが、最初はレシピ通りに作り、次回は自分の味に調整していく。繰り返せばしだいに好みの味になる。

むずかしいものと思っていたタケノコご飯、下処理したものを使ったから手早くできた。やればできるもんだといつも思うのだ、このやればがなかなかできない。


       
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やってしまったラッカセイの早まき

2018-04-14 | ラッカセイ

大粒品種「おおまさり」(左)、普通サイズの「千葉半立」(右)
苗床で発芽してきたところ。ビニールを二重にしてベタ掛けしている

4月2日にラッカセイのタネをまいてしまった。せっかちもこうなると膏肓に入りて、ますますブレーキをかけられなくなってきている、そんな感じだ。

ラッカセイのタネまきはふつうなら4月下旬から5月初め。ラッカセイは気温が高くないと発芽しない、なにも急ぐことはないとわかっていながらもやってしまった。

なぜか。ビニールを二重にべた掛けしてサトイモの芽出しをしていた。芽出しがすんだ。ちょうどそこは地温が高いから、ここならラッカセイの発芽に最適だ。ちょうどいい苗床になっている。タネをまいてしまおうか。いったんそう考えると待てない性分。もう少し待つか、ができない。

品種は、昨年と同じく「千葉半立」と「おおまさり」。タネは昨年収穫したものの中からサイズ、形がいいものを選んで、殻つきのまま保存していた。

大粒の品種「おおまさり」は昨年初めて栽培した。これは茹で豆にするとうまい。茹で豆専用である。ためしに炒り豆にして食べてみたがうまくなかった。水分が多いから炒り豆には適さないらしい。「千葉半立」は茹でても炒ってもどちらでもうまい。

4月2日のタネまきから10日後の4月12日、ベタ掛けのビニールをまくって見たら、目を見張るほど発芽がそろっていた。さてどうしよう。迷ったが苗床から畑に植えつけるしかない。

おおまさりは株間50センチで1本立て、千葉半立は株間30センチで2本立てにして植えつけた。

はやまったかなと思う。いまの気温で大丈夫なのか。それにラッカセイの初期生育はかなり遅い。注意していないと雑草に埋もれてしまう。

自業自得とはいえ、せっかちすぎると余計な負担がかかる。そうとわかっていながらついやってしまう。まいどのことながら呆れる。


       
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スナップエンドウに早くもサヤが

2018-04-11 | キヌサヤ

スナックエンドウにサヤができてきた。例年になく生育がはやい。
スナップエンドウの白花がつぎつぎと咲いてくる。

↓こちらはキヌサヤエンドウの赤花種。ぼちぼち花が咲いてきた。

えっ、もう? スナップエンドウにサヤができてきた。いつもタネまきは10月末で、収穫は4月下旬となるから、ことしは例年になく早い。

エンドウはスナップエンドウとサヤエンドウの2種。前者は白花種、後者は赤花種。

両者はこの冬を寒害に遭うこともなく越すことができた。3月初めにネットを張った。その当時の生育状態といまとをくらべると、その後もすくすくと勢い良く伸びているのがわかる。これくらい元気に繁茂していると、見ているほうだって気持ちがいい。

スナップエンドウは白花をたくさん咲かせ、キヌサヤエンドウはいま赤花を咲き始めたばかりである。スナップのほうが生育がはやい。

これからは世話を焼くことはなくなり、取り遅れがないようにするだけとなる。しかし元気なのはいいのだが、生育するほどに側枝が外に膨らんで倒伏してくる。支えるためにそろそろロープを周囲に巡らさないといけない。放ったらかしにすると枝が込み合って乱れ見苦しくなる。


       
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つらい!春まきニンジンの間引き

2018-04-08 | ニンジン


間引き前のニンジン畑

4月7(土)、8(日)の両日は近くの公園のさくら祭り。だが3月31日で桜は終わった。残念ながら1週間遅かった。すでに葉桜に移りつつある。わが家ではユキヤナギが散って、ハナミズキが咲いてきた。

腰を落としての作業がつづく。たいしたことはないのに今日はなぜかつらい。たまによいしょと立ち上がっては腰を伸ばす。この動作がどうも年寄りじみて嫌なのだが、どう見ても年寄りなのだから仕方ない。そうつぶやきながら作業をすすめる。

春まきニンジンの1回目の間引きを行っている。2月15日にタネをまいたニンジンは、見事に発芽がそろった。これで栽培の第1段階は成功し、第2段階は間引きとなる。間引き作業が終了すればあとは放任して収穫を待つ。

ニンジンの栽培法は、穴なき黒マルチを張って、ひとつひとつの穴の中にタネをまいていく。一つの穴に一本のニンジンを育てる。100本収穫予定だから、100個の穴にタネをまいた。

間引きは生育具合を見て2回に分けて行っている。1回目は3本ぐらい残して間引く。しばらくしてから2回目の間引きをして一つの穴に一本を残す。

手間がかかる。菜園だから楽しみでこんなことをしている。近くの農家のニンジン畑のタネまきは、間隔を一定にして器械でまき、間引きはしない。ニンジン生産農家でわたくしのような栽培方法をしていたら、体がいくつあっても足りないだろう。 

■春まき夏どりニンジン
2018年=2月15日に種まき3月6日に発芽を確認、

2017年=2月19日に種まき3月4日に発芽を確認収穫は6月16日

2016年=3月 6日に種まき3月17日に発芽を確認収穫は6月14日

2015年=2月27日に種まき、3月14日に発芽を確認、6月18日に収穫

2014年=2月25日に種まき、3月19日に発芽を確認、6月10日に収穫

2013年=2月10日に種まき、3月12日に発芽を確認、6月14日に収穫

2012年=3月 3日に種まき、3月25日に発芽を確認、6月25日に収穫

2011年=2月 6日に種まき、3月10日に発芽を確認、6月 7日に収穫


       
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裂球相次ぐ春キャベツ

2018-04-05 | キャベツ

わが家の狭い庭の隅に咲くニリンソウ。今春も姿を見せて可憐な花を咲かせている。ふたつが寄り添うように咲くことから、仲の良い夫婦にたとえられ、♪ふたりはニリンソウ…なんていう歌もある。ニリンソウを観察すると、ふたつ同時に咲いてはくれない。一輪だけが咲き、もう一輪がなかなか咲いてこない。足並みがそろわないわが夫婦関係に似ているなとも思う。そうつぶやきながら見ていたのだが、ようやくもう一輪が咲いてきた。

いま菜園で収穫できるのは春キャベツだけとなった。この春キャベツは昨年9月末にタネをまいたもので、2月中下旬から収穫できている。ところが例年になく3月は気温が高くなり一気に大きくなった。そうなるのはいいのだが、育ちが速くて裂球が相次いだ。

裂球しても味は変わらないものの、見た目が悪く、調理にも手間取る。そこで裂球の前にできるだけ収穫してしまった。こんどは食べるのが間に合わない。冷蔵庫がキャベツに占領されてしまった。

わが菜園ではキャベツ栽培は7月、8月、9月まきの3回だけ。夏キャベツは作らない。害虫がどうしても出てくるからだ。ところがこの春はもう一つキャベツが育っている。こちらは昨年末に農家からいただいた苗で、たぶん10月まきだろう。3月に入って急に大きくなってきた。キャベツ栽培で防虫ネットは必需品でこの中で育つ。


       
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ソラマメに、アブラムシがやってきた

2018-04-02 | ソラマメ

 

菜園はいま春夏野菜に急ピッチで移行中だ。これまでの冬野菜はすべて消えた。2月末にダイコンが、3月中旬にホウレンソウが、3月末に冬ネギとブロッコリーが終わりとなった。いま収穫できるのは春キャベツだけとなっている。

いよいよ戦闘開始である。相手はアブラムシ。平和なソラマメ菜園にとうとうやってきた。毎年必ずやってきては被害を及ぼす。頭が痛い。ソラマメにアブラムシはつきもの。毎年戦闘に明け暮れるといってもけっして大げさではない。たいがいは降参してきた。

これさえ撃退できればソラマメ栽培は簡単なのだが、いつも悩まされる。これを迎え撃つ。勝たないとソラマメは食べられない。浸透移行性殺虫剤に頼るようになってから劇的に勝率が上がった。おかげでこの数年は食べ放題となっている。安心してはいけない。これまで散々被害に遭ってきたからソラマメを見るたびに毎年思う。油断大敵、勝って兜の緒を締めよ、と。

3月26日のこと、となりの菜園のソラマメがおかしい。すでに再生不能といった状態となっている。よく見るとびっしりとアブラムシがついている。そうか、とうとうやってきたか。わがソラマメ畑を点検するとやはりアブラムシがいた。浸透移行性殺虫剤だけでは万全ではない。すぐに駆除した。早期対応がポイントになる。手遅れたら降参だ。

ことしのソラマメは特別待遇である。狭い菜園になんと180株も植えつけてしまった。ここまでは順調に生育している。このまま育ってくれればいいのだが、アブラムシ出現でこれからが正念場だ。

いま花が咲いている。これからの作業は、アブラムシと戦いながら、土寄せ、整枝をしていく。これだけ多くを植えつけしまっては手間がかかる。後手に回らないようにしなければならない。ことしは食べ放題となるのか、それとも・・・。


       
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