早まきはダメと分かっていてもやってしまう。オクラもそうだ。4月19日にタネをまいてしまった。それなのに23日には発芽してきた。これにはわけがある。
オクラのタネは硬いから、タネをまく前に水につけおく。マニュアルにはたいがい一晩とあるが、わたくしは3日ぐらいつけておく。
水につけておくと、黒いタネの、ある個所にポチッとごく小さいとんがった白い点が見えてくる。発根する兆候だ。まもなく発芽するなという直前のこの状態まで水につけておきタネをまいている。
ウネに穴なき黒マルチを張り、30センチ間隔で一カ所2粒まいていく。まいたら、ビニールをべた掛けする。できるだけ地温を上げるための措置である。これで間違いなくすぐに発芽がそろう。オクラの発芽をそろえるには試行錯誤してこんなやり方になった。
芽が出てきたら間引きはしない。一カ所2本でいい。そのまま育てる。わが家はこのところ角オクラに代わって丸オクラである。
2018年の読書
苦海浄土には圧倒された。やっと本腰入れて読めた。
2018年4月の読書
・苦海浄土3部作(石牟礼道子著 池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 河出書房新社)
1月から3月のベストは「名誉と恍惚」かな。750ページの長編だが読み通せた。
2018年3月の読書
・名誉と恍惚(松浦寿輝著・新潮社)
・火定(澤田瞳子著・PHP研究所)
・虎の牙(武川佑著・講談社)
2018年2月の読書
・海松(稲葉真弓著・新潮社)
・僕が殺した人と僕を殺した人(東山彰良著・文藝春秋)
・機龍警察 暗黒市場(月村了衛著・早川書房)
・アメリカ黒人の歴史(ジェームス・M・バーダマン著、森本豊富訳・NHKブックス)
・監督の問題(本城雅人著・ 講談社)
2018年1月の読書
・地下鉄道(コルソン・ホワイトヘッド著・谷崎由依訳・早川書房)
・銀河鉄道の父(門井慶喜著・講談社)
・いくさの底(古処誠二著・ KADOKAWA)
⇒2017年、2016年、2015年、2014年、2013年、2012年の読書一覧