30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

これはいける、意外とうまかった茎ブロッコリー

2011-11-29 | ブロッコリー

茎ブロッコリーを収穫した。栽培したのも、食べたのも今回が初めてだ。茎ブロッコリーの売りはアスパラに似た甘みがあるというから楽しみにしていた。ホントかなと疑いながらも。食べてみるとまさにその通りで、うまかった。茹でたものをそのまま食べた。たしかに甘い。ドレッシングなどかけることなく、茹でただけのもので十分うまかった。この味ならいける。来年からはタネから育ててみるかという気にさせる味だった。

ブロッコリーは大好きなだけに、茎ブロッコリーにも当然ながら関心を示してもよさそうなのだが、どうも興味がなく、たいした味ではないだろうと高を括っていたのは事実で、それだからこそいままで手をつけなかった。それでいて、やってみると、意外とうまかったというのがよくある。茎ブロッコリーもそんな感じだ。

9月末に種苗店で4株を試しにと買ってみて、9月末に植えつけた。ブロッコリー同様に栽培は簡単である。アオムシ対策に寒冷紗をかぶせておくだけだ。

それでも「サカタのタネ」のホームページで栽培方法を確認した。
「植えつけ後55日ほどで収穫がはじまります。頂花蕾が500円玉くらいになったら花蕾直下を摘芯し、その後伸びてきた側枝を花蕾がしまりあるうちに収穫します。茎の太さ2cm、長さ15~20cm程度が収穫物の目安です。1株あたり10~15本くらい順次収穫できます。とり遅れると蕾がゆるみ、花が咲いたりするので注意します。ブロッコリーと同様涼しい時間帯に収穫、低温で管理します。ブロッコリーとは異なり、蕾というより主に茎の部分を食するアスパラ風味の新野菜です。ブロッコリーと同様栄養価にすぐれ、いろいろな料理に使える便利食材です」(サカタのタネのHPより抜粋)

そのとおりにした。ポイントは頂花蕾を摘心してしまうこと。これがなんとなくもったいない気がしたが、茎ブロッコロリーは、要はブロッコリーでいうところの側花蕾の茎を食べるものだとわかれば納得する。


   


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黄金色に輝くユズジャム

2011-11-27 | ジャム

ユズのいい香りが2階にまで漂ってくる。きのうは夜遅くまでユズジャムづくりに精を出した。このユズはきのう農家からいただいたもの。台所に置いておくだけで、家中にそこはかとなくいい香りが満ちてくる。

ユズジャムの私の作り方は、ほかのジャムにくらべて時間と手間がかかる。ユズの皮を細かく切るのがとても面倒で時間がかかるし、刻んだ皮からアクを取るため何時間も水につけたおかなければならない。とはいえ、なんども作っているから手慣れたもので、自分でも感心するほど段取りがいい。

ユズ20個から、大きさはまちまちだが9個の瓶のジャムができた。ユズはペクチンが多く、あまり煮詰めなくとも固まるとわかっていながら、どうしても煮詰めてしまいがちだ。その加減が難しい。そこが腕の見せ所である。またまた手前みそだが、そこは経験がものを言うから、今回のできは、もちろんいい具合にできた。

ユズジャムの売りは、香りと酸っぱさである。ジャム全般にいえることだが、どうしても香りが抜けてしまう。ユズジャムだけはいつまでも香りを楽しむことができる。

これで今年のジャムづくりはおしまい。これらを冷凍保存する。冷凍庫にはことし作ったジャムが入っている。「ジャムばかりでほかの冷凍食品が入らないで困る」と、かみさんの声が聞こえるようだ。


    


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ユズとカキー農家からのいただきものでジャムづくり

2011-11-26 | ジャム

ユズジャムを作ろうと思った。ユズを手に入れなければならない。家の建て替えの際にユズの木を切ってしまった。仕方ないとはいえ、やはりまずかったなと思うのだが、こればかりはいまさらどうしようもない。だから昨年からユズは買っている。

ウオーキングの途中のことだ。知り合いの農家の前の道端でここの主人と話をしていた。古くからの農家で庭がかなり広い。ちっちゃな労働者住宅のわが陋屋とはちがう。
「このあたりでユズをゆずってくれるところはないですか」
「それならウチにいっぱいあるよ」
「どこに?」
「目のうえだよ」
見上げると、大きなユズの木が実をいっぱい付けてそびえていた。えっ、こんなところにこんな大きなユズの木があったのか。というのは、この農家の前を毎日のようにウオーキングで通るのにまったく気がつかなかった。木が大きすぎてユズの実が高いところになるから目につかなかったのだ。うわ―、といいたくなるほど、たくさんなっている。
「どうで腐らせるだけだから、いくらでも持っていってもいいよ」
うーん、それにしてもでき過ぎた話だ。たまにはこんなこともあるから楽しい。それではと、家に取って返し「伸縮式高枝切りはさみ」で20個ほど取った。ホントはもっとほしかった。しかし遠慮がある。でもいつも作り過ぎるから、これぐらいがいい。

さあ、これからこのユズをつかってジャムを作る。ユズジャムは、とっても手間と時間がかかる。

ことしのジャムはこれで作り納めだ。今年も四季のジャムづくりを楽しめた。
5月のイチゴジャム
6月のルバーブジャム
6月の梅ジャム
9月のブルーベリージャム
11月のユズジャム

しょせんは手前味噌なのだが、それでも手作りジャムを食べてしまうと市販のジャムは食べられなくなる、なんて言ってしまいたいほどわたしのジャムは格別うまい。

この話にはおまけがついた。カキも持って帰らないかと。ユズのとなりに、これまた大きなカキの木。ユズよりずっと高い。これにも真っ赤なカキが鈴なりだ。これは甘柿。品種を聞いたのだが、古い品種のようだ。幹の太さを見ても古いのがわかる。その品種をいま調べているところだ。これはその場で食べてみた。甘い! 感心してしまうほど甘い。このカキも取らないままほったらかしで、メジロがやってきて食べるのだという。なんとももったいない。もうこれ以上結構ですよといいながらもいただいた。


    


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極上スイーツのヤツガシラ

2011-11-24 | サトイモ

昨23日付けの天声人語に、劇作家のバーナード・ショーの言葉があった。「老いゆえに遊びをやめるのではない。遊びをやめるから老いるのだ」。感じ入った。いまの私にぴったりの言葉だ。確かにそうだなと、なんどもうなづく団塊の世代のいまの私であった。そうはいっても老いは毎日欠かさずやってくる。寝たきりになっては遊べない。遊ぶには体力が要る。元気なうちに遊ぼう。しかし、さんざんとまでは行かないが、これまで分相応というか、不相応というか、じゅうぶん遊んできたんじゃないのか、もうそろそろ・・・と自分の中の自分が言う。

酒飲みのくせして甘いものが大好きである。いわゆる両刀遣いというやつだ。和菓子、洋菓子、くだもの、甘いのもなら、なんでもござれである。饅頭を食べながら酒を飲む、酒の肴に饅頭というのがいわゆる両刀遣いである。自慢?ではないが、私だってそれくらいの芸当はできる。

わが家の食卓には、菓子を含めてスイーツが毎日よく出る。かみさんが食いしん坊だからだ。このいまも台所で洋菓子を作っているようだ。この季節はスイーツにあふれている。とくに天然もののスイーツがうれしい。根菜と果物、根菜の代表はサツマイモとサトイモ、果物は柿だ。

私がいま一番のお気に入りのスイーツはヤツガシラだ。またかよと言われかねないが、なんどでもいってしまいたいほど気に入っている。なにしろその味のやさしさといったらない。これが一番だ。そこがいい。まさに自然が育てた味だ。それがなんともうれしく、感謝し慈しみ味わうことができる。

ことしのサトイモは豊作だった。昨年は不作だったからその分までも今年は食べることができる。すでにすべてを掘り上げて、保存のため畑に埋め戻してある。また食べたくなってから掘り上げてきた。

サトイモは寒さに弱いから、いまの状態のまま埋めておくわけにもいかない。そろそろすべてを家に持って帰って来なければならない。


    


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すっかり根付いた自家苗のタマネギ

2011-11-22 | タマネギ

いまの時期は喪中のはがきが届く。長く人間をやっていると、かつては頻繁に会っていたのに、いまは賀状だけの付き合いという人が多く、喪中はがきで、はじめて訃報に接する。団塊の世代の私はとっくに棺桶に片足を突っ込んでいるようものだから、年上の訃報にはこれも順番かなとあきらめがつくが、ショックなのは年下の仲間が亡くなることだ。えっ、と絶句するばかりだ。なんとも痛ましく言葉がない。

タマネギを植えつけてから20日ばかりが過ぎた。すっかり根付いた様子が見て取れる。根付くとこれから霜柱が立っても、根が持ち上がってくることはない。うまく行ったようだ。

これも自家苗だからだと思う。今年は苗づくりがうまく行って、すべてを自家苗でまかなえた。自家苗のいいところは、根がしっかりしていることだ。だから植えかえてもすぐに根付く。周辺の家庭菜園のほとんどが苗を種苗店から買っている。見ると枯れているを見かける。これは経験からすると苗の根が貧弱だからだと思う。

結局は450本ほど植えつけた。待てよ、これだけ作ってどうするんだ、といつも頭をよぎるのだが、つい植えつけてしまう。せっかくうまい具合に育った苗を無駄にしないようにせっせと植えつけた。それでもまだ苗はあまっている。捨ててしまうのはもったいないから「嫁ぎ先」を探している。


    


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食べるのに追われるダイコン

2011-11-21 | ダイコン

かみさんがいない。やっぱり夫婦別れして家を出たかと知人の多くは思うだろうが、旅行で留守にしているだけだ。登山のほうはひと休みといったところなんだろう。家にいないと、私が食事を作らなければならないのだが、ひと通りおかずを作っていってくれた。台所を見るとダイコンがまるごと一本転がっていた。それなら一品作ろう。冷凍庫を見ると鶏肉があった。私のレパートリーはごくかぎられている。なにも見ないで作れるのは、大根と鶏肉の煮込みになる。レシピがあれば、それなりになんでも?できるのだが、面倒だからレシピを見ないでも作れるものがいい。問題は味付けだ。いつものように適当にみりん、砂糖、醤油、清酒の4種を入れて出来上がり。見た目はあまりよくないが、われながら手早く作れるものよと感心して、熱々のダイコンをふうふういいながら食べる。

そのダイコンのできがいい。というよりこの時期にしては育ちがよくて大きくなっている。これもたぶん気温が高いせいだろう。きのうのホウレンソウもそうだが野菜全般の生育がよすぎる。ダイコンもそうで、かなり立派に育った。背丈が高い大きなダイコンだ。喜んでばかりはいられない。あまり多くくなるとなんでも味が落ちてくる。大きなダイコンから次々に食べていかなければならない。この秋は、なんか食べることに追われているみたいだ。


   


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大きくなりすぎたかな、のホウレンソウ

2011-11-20 | ホウレンソウ

 

「lullaby of birdland(バードランドの子守唄)」。この曲が流れるとつい耳を傾けてしまう。多くの歌手がうたっている。自分が気に入る歌声に出会えるとうれしい。このところテレビやラジオでもよく聴く。FMを聞いていたらJUJUがうたうこの曲が流れてきた。

わが家で秋から冬にかけて一番食べるのはネギとホウレンソウだ。そのためほかの野菜に比べてだいぶ多く作る。ネギは前回書いたように2人の食卓でこれほどまで作るのかと自分でも不思議なほど作る。ホウレンソウもそうだ。来春まで食べられるようその分だけ作る。

ことしのホウレンソウは9月下旬から10月中旬まで、時期をずらせて3回に分けてタネをまいた。最後にタネをまいたのが10月13日。これが厳冬期から来春の分になる。こんな計画で毎年作っている。

1回目のものはもちろん、2回目のものもすでに収穫できる状態だ。ところが今年は予定が狂った。3回目にまいたものまで大きく育ってきている。いつもの年なら気温が下がって、低温で推移しているところだろうと思うのだが。このまま気温が高いとすべてが収穫できる状態になってしまう。大きくなったら、そのままにしておくわけにも行かない。早め早めに食べきってしまうほかなく、来年までもたない。うーん、困ったものである。

困った、困ったといってもこればかりはどうしようもない。せめて3回目にまいた分だけでも、この状態のまま低温化で徐々に育ってほしいと望みたいところなのだが。


     


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ネギ苗の防寒には穴開きビニールを

2011-11-18 | 下仁田ネギ

まもなく冬ネギがおいしい季節を迎える。12月までじっと待つんだよと言い聞かせている。しかし、この季節になるとわが家ではネギの出番が多くなる。しょうがないかと不本意ながら冬ネギを少しずつだか収穫をはじめた。冬ネギは文字どおり厳寒期がうまい。私からすれば12月だってまだ早い気がする。ほんとにうまくなるのは来年1月と2月だ。なんども寒さにあたってうまくなる。

わが菜園の冬ネギは下仁田ネギ、九条太ネギ、赤ネギの3種。タネは昨年の秋にまいたからもう 1年以上も育てている。九条太ネギと赤ネギは土寄せをすでに終えてあとは冬を待つだけなのだが、前述のようにこの2種はすでに食べはじめている。やはりまだかたい。冬ネギ本来のあのとろりとした味わいにはまだまだだ。

下仁田ネギのほうは軽く土寄せをしただけですませている。こればかりはいま食べるわけにはいかない。前2種に比べるとさらにガリガリ状態で食べられたものではない。これが寒さにあたるとあれほどのうまさになるんだから不思議なものだ。 

きょうの本題はここから。ことしの冬ネギがおいしくなるのを待ちながら、一方で一年先、すなわち来年12月に収穫する冬ネギの準備をしなければならない。このため10月中旬にタネをまいた。芽が出てきた。ネギの芽出しはすっかりうまくなった。タマネギほどの苦手意識はない。この小さな苗を越冬させる。小さいだけに寒さに弱い。そこで春先まで穴開きビニールをかぶせて寒さを防いでいる。きのう書いたように豆類の越冬には寒冷紗を使っているが、小さなネギ苗にはこれでは寒すぎるようだから、穴開きビニールを使っている。この中で春先まで少しずつ成長し、この苗を春3,4月に植え替える。冬ネギの栽培は長く、それに手間がかかる。それだからこそうまいのだと納得させてくれるものがある。

 


   


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寒冷紗でソラマメとエンドウの防寒

2011-11-17 | キヌサヤ

子どもの時の運動会を思い出させてくれる音楽が流れてきた。懐かしかった。100㍍やリレーの競技のときにこの曲は流れる。それ急げそれ急げとばかりに音楽がはやし立てる。カバレフスキーの組曲「道化師」ギャロップだとはじめて知った。半世紀もたってはじめて曲目を知ったところでどうってことはないのだが、やはり知るといっそう身近に感じるものである。

日中は暖かい日もあるのだが、日が落ちると寒さを感じるようになった。きのうは水戸と宇都宮で初霜だというからこの我孫子もまもなくだろう。そうなると、越冬野菜の防寒対策をやらなければならない。それでもまだはやい気がするのだが、せっかちだから思い立つとどうしようもない。

これから冬を越していかなければならない野菜たちがいる。収穫は来年になる。いま育成中のものは、豆類(サヤエンドウ、スナップエンドウ、ソラマメ)、キャベツ、ブロッコリー、ネギ(九条太ネギ、赤ネギ、下仁田ネギ)、タマネギといったところか。

まずは手始めに豆類のソラマメ、サヤエンドウ、スナップエンドウの3種の防寒対策をやる。対策といってもたいしたことをするのではなく、寒冷紗ですっぽりと覆うだけである。寒冷紗の出番は年中ある。

ソラマメ。10月17日にセルトレイで種をまき、11月3日に畑に移した。

サヤエンドウ。10月13日に直まきした。寒さが来る前にあまり育ちすぎると冷害をうけやすいといわれる。それでは小さいほうがいいのかといえば、私の経験からすれば、ある程度大苗のほうが春になってからの生育がいいような気もする。そんなわけでいまも試行錯誤だ。今年は早くタネをまいて、暖かい日があったせいか大きな苗に育っている。ちょっと育ち過ぎかなと心配してもいまさらどうしようもない。


これらに寒冷紗をかぶせる。それだけだ。1,2月は北風が強くなる。北側面はとくに裾をしっかりとめておく。寒冷紗だけでも寒さを防いでくれるのだが、それでも春までには2、3株が寒さで枯れてしまう。だからといって穴開きビニールだとちょっとばかりあたたまり過ぎてしまうから寒冷紗が一番かなと思っている。


 

    


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意外に早かったハクサイの収穫

2011-11-15 | ハクサイ

 

ハクサイを収穫できた。でっぷりとした姿だ。うまくできた。見事なものである。いつも感じることだが、手に取るとずっしりとくるこの重量感がたまらない。その感覚がそのまま喜びにつながる。

ハクサイの収穫は例年なら今月末からとなる。今年もその見通しだった。ところが昨夕、畑でハクサイの頭を次々となでながらその生育ぶりを見ていると、5、6個が手にしっかりと充実した締まりのあるかたい感触を伝えてきた。「できたよ」のサインだ。あれっ、もうできたのか。見込みが違った。今年ははやいなと戸惑ったが、せっかくだからと2個とってきた。1個は近所に分けた。

先週は暖かい日が続いたから、生育がすすんだのだろうか。じつはハクサイも葉ものだが、小さいホウレンソウとかコマツナといった葉物の生育が予想よりはやくて困っているところだ。周辺のホウレンソウ栽培農家もたぶん生育がいいので、ここ先どうなるか気になっている。

家庭菜園は農家とちがって市場の動向は気にしなくてすむから、ことしもできたぞと、うれしく思いながら、日が落ちてすっかり暗くなった道を自転車の荷台に2個のハクサイを載せて帰ってきた。収穫の記念にとフラッシュをたいて撮った。

このあとのハクサイの収穫は、予定通り霜が降りるのを待とう。


    


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やってみるかと種ショウガの保存

2011-11-14 | ショウガ

前回に続きショウガの話だ。なんどやっても翌年に使う種ショウガの保存に失敗していることを書いた。失敗ばかりしているのもしゃくだから、久しぶりに種ショウガを保存してみようかと思い立った。

偶然にというか、ホントうまい具合に、わが菜園に向かう途中で農家がショウガをちょうど収穫しているところであった。いい機会だ。復習の意味で尋ねることにした。
「穴を深く掘って、埋め戻したら水が入らないようにビニールで覆っておけばいいのですよね」
保存方法は間違いなかった。サトイモの種イモの保存と同じだ。

今年は多くのショウガがとれた。
「よし、余分なものを駄目もとでやってみることにしよう」
自分の気まぐれにしょうがないねと思いながら。

まずショウガを網の袋に入れる。こうすると取り出しやすいからだ。

次に穴を深く掘った。1㍍が目標だが7,80㌢でやめた。まあ、こんなもんでいいだろう。やはりこれじゃ浅くて寒さで腐ってしまうのだろうか。むにゃむにゃ言いながら、網の袋をロープで結び、埋めた場所がすぐにわかるように地上までロープをのばした。



土を埋め戻す。さらに雨水がしみこまないように上からビニールで覆う。目印に棒を立て、袋に結び付けたロープを括りつけておく。これで終わりだ。やろうと思えばあっという間の作業である。
これを掘り出すのは来年4月下旬ごろになる。それまではこの状態状態だ。さてどうなるか・・・。


    


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失敗ばかりの種ショウガの保存

2011-11-12 | ショウガ

雨上がりのけさは、ショウガを収穫してきた。11月中旬になると葉が黄色くなってくる。霜が降りる前に収穫しないでそのままにしておくと、しなびて腐敗してしまう。ショウガは低温にかなり弱い。

すべて掘り出した。かなり多い。掘り出して茎を切る。一番下には種ショウガが、その上には種ショウガから生まれた「新ショウガ」ができている。新ショウガは白くみずみずしく、見るからにさわやかな香りを感じる。種ショウガのほうはというと、これは新ショウガの生みの親だから、この半年間苦労してきたような色合いだ。ご苦労さまでした。この種ショウガは食べられる。ただ辛味が強い。

わが家ではショウガをかなり多く食べる。夏から初秋まではナスとキュウリの漬物が毎晩出る。その薬味としてショウガは絶対に欠かせない。この時期のショウガはスーパーで買う。スーパーのショウガは前年に収穫したものを保存しながら順次出荷しているものだ。わが菜園のものを使わえればいいのだが、前年の収穫したものを次の年まで保存することができないでいる。努力はしているのだが、いつも腐らせて失敗ばかりだ。

その代わりに、夏から初秋の時期は、わが菜園では「葉ショウガ」を楽しむことができる。これが飲んべえには絶好の酒のつまみになる。夏の暑いさなか、さわやかな香りとピリッとした辛さはビールには最高だ。ショウガを作っているのは実はこれが目的であるといっていい。いつもはこの葉ショウガで食べてしまうので、いまの時期に収穫できるのは少なくのだが、今年はだいぶ残っている。


きょうの収穫物の中から、できのいいのを探す。これかな。



土を落して素顔を見る。



さらに茎を取る。先端のちょっぴりピンク色したのは芽だ。

多くの量を収穫できた。食べきれないから保存する。保存するといっても、しばらくの間だけのことなので、トロ箱に土と一緒に入れて乾燥させないようにしておく。

さて問題はここからである。収穫した一部を来年の種ショウガとして保存したいのだ。何回も挑戦しているのだが失敗ばかりしている。種ショウガの保存は、サトイモの種イモと同じように土を深く掘って埋めておく。種ショウガは温度を保つため種イモよりも深く埋めなければならない。1メートルの深さが必要だというのだ。面倒だから、こんなもんでいいかといつも浅い穴で妥協して失敗してしまう。深さ1メートルの穴を掘るのは結構な労力だ。だから種ショウガは毎年買うことになる。

しかし、今年も失敗覚悟でやってみるか。その意欲はあるのだが・・・。


   


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ハクサイもじっと霜を待つ

2011-11-10 | ハクサイ

ハクサイが見事に育ってきた。大物野菜だけに日々重量感のある姿に変化しつつある。少しずつだが貫禄が出てきた。それが24個ある。途中で害虫にやられたり病気になったりして2,3株は脱落していくのだが、ポットにタネをまいて定植した分はすべて健在だ。今年もうまく行きそうだ。

品種はこのところずっとタキイ種苗の「黄ごころ85」である。黄ごころシリーズの中では「中生(なかて)」で、収穫できるようになるのは11月末から12月初めになる。ここまで育ってくれると収穫のめどがたって、はじめてホッとする。周辺の畑ではすでに収穫が始まっている。いまの収穫ものは早生(わせ)種だ。黄ごころシリーズでいえば「黄ごころ65」あたりがいま収穫できている。

ハクサイはきのうのカブと同じで、霜に当てるのが絶対条件だ。もちろん甘くなるからである。平年では今月末には霜が降りるから、霜に当てながら順次収穫していく。12月末になると結束する。こうして厳冬期の1月と2月の収穫に備える。この品種は収穫期間が長くて、家庭菜園では育てやすいし、扱いやすい。それに味もいい。

ハクサイの味はキャベツと同じで、品種で決まってしまうのかなと思っている。これまでの経験でただそう思っているだけのことで、確かなことではない。だからむしろ思っているだけにしてここで書かない方がいいのかもしれない。このところ同じ品種ばかり作っているから、ほかの種苗会社の品種もたまには試してみたいのだけど、味がまずかったらどうしようかと心配して、いつもの品種ばかりを作っている。家庭菜園だから少量多種ができるのだが、つい慣れたものに手が出てしまう。

これでこの冬も私の大好きな「お香香」が食べられそうだ。なんともうれしくなる。そのためにはちゃんとしたハクサイを収穫することが重要任務だけに、ここまま育ってくれよと願うばかりだ。


    


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霜を待つカブ

2011-11-09 | ダイコン

いまも興奮がさめやらない。体中を駆け巡っている。先週の土曜日の山歩きで出会った紅葉は思い返すもほんと美しかった。まるで夢のような時間だった、という表現がぴったりする。ことしの紅葉はよくないと思い込んで出かけただけに、「そんなことはないよ」と燃え尽きる前の妖しいまでの美しさを私の前に見せてくれたのだから、より一層感激したのだろう。それにタイミングもよかったんだろうね。これで気が済んだ。

きょうはカブである。周囲の農家にはカブ栽培が多い。すでに出荷が済んだところもあれば、まもなくというところもある。農家は時期をずらしながら3,4回にわけてタネをまいている。それにしてもたいがいが早まきだ。

わが菜園のタネまきは9月下旬。カブは霜にあてたほうが、ずっとうまい、と思っている。だからできるだけ遅まきにしている。霜にあてると葉は傷むから、農家は露地栽培の場合は見た目のことを考慮して早めにタネまきをして早めに収穫しているのだろうか。

カブはまだ小さい。収穫はまだ先だが食べようと思えば食べられる大きさでもある。霜は今月中に降りる。なんども霜にあたると甘みがぐっと増す。1月の厳冬期に入ると、カブ自体が凍ってしまい、見た目には最悪になるのだが、これがまたうまい。煮ると口のなかでなめらかにとろりと溶ける。これを味わいたいがために寒さこらえて待つ。


   


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2011紅葉ー三頭山から向山(2)

2011-11-07 | 登山

ことしの紅葉はよくない、はずなのに・・・。こんなところがあるんだねと。
あまりの絶景に、心乱れて行きつ戻りつ右往左往して眺めていた
 


ここからが後編。(←前編

いよいよ今回の山旅のハイライトである絶頂の紅葉シーンに突入する。山の装いに完全に魅了されて、胸がドキドキ、目はクラクラしてしまっている。私のカメラでは肝心の紅葉の森が延々と続いている様子を撮るのがむずかしい。感動を伝えることにができないのがなんとももどかしい。

じつは三頭山の頂で迷っていた。最初から北西側の巻道を行くとは決めていなかった。三頭山から向山へは二つの道がある。ひとつは山頂から尾根伝いにいく道、もう1つは北西側の巻道だ。

前者の道は山頂から行くのがすぐわかったのだが、後者の道がよくわからない。たまたまいま鶴峠から登ってきた人に尋ねることができた。やっと巻道への道順が分かった。しかしまだどちらを取るかさんざん迷っている。

さきほど登ってきた笹尾根の稜線からすれば、前者の道は展望はいいが落葉して紅葉は期待できない。後者の方は標高がいくぶん低くブナの道だというから、まだ落葉していないはずだ。よし、ブナの紅葉に賭けよう。

北西側の巻道には、いったん御堂峠、すなわち鞘口峠方面に下山する。ものの2,3分で御堂峠だ。そこから左にヌカザス山への道に入る。20分ほどで鶴峠の道標がある。巻道はここからはじまる。


今回のコース(電子地図)


コース&タイム
我孫子駅5:41=6:14上野駅6:20=6:25神田駅6:32=7:12立川駅7:23=7:57武蔵五日市駅8:22(西東京バス910円)=9:20温泉センター-9:25仲の平-10:35西原峠-10:37槇寄山10:45―11:45大沢山―12:00三頭山西峰12:35―12:52鶴峠分岐―13:43向山分岐―14:15向山14:50―15:20登山口―15:33余沢バス停15:55(西東京バス760円)=16:35奥多摩駅16:52(ホリデー快速)=19:27我孫子駅  


下山口となる余沢のバス時間は15時55分だ。巻道はははじめて歩く道だ。早めに腰を上げて山頂をあとにする。20分ほどで鶴峠への分岐の道標がある。ここから巻道がはじまる。

すぐに紅葉の森が現れた。黄金色からもう少しすすんで茶色から茶褐色の森だ。なんともシブイい。いや、すごいといったらない。登りのときに見た紅葉なんか目じゃなかった。こんな紅葉の森にきょう出会えるなんて思ってもみなかったから興奮してしまった。頂上でさんざん迷ったうえにこの道を選んだのだが、これが幸いした。

森に日が差すと紅葉の魅力は一段とアップする。紅葉は日が差すことで輝きを増し、怖いくらいの美しさを見せてくれる。ブナの森の紅葉には、東北の山々でこれでもかというくらい数々のいい思いをさせてもらっている。その思い出からすれば、この森の素晴らしさはそれらに負けないくらいだ。

ふと、ここを午前中に歩いたらどうなるのだろうかと思った。午後のいまは日が差しているのだが、北西側のこの斜面には午前は日が当たっているのだろうか。もし午前に日が当たらないとしたら、いまの時間に歩いているのは幸運であるに違いない。

巻道だけに起伏がなく歩きやすい。水平歩道といってもいい。それに近年整備されているようだ。標高1350から1300㍍くらいの道だ。それだけに同じ状態の紅葉を延々と楽しむことができる。これがこの道の魅力だろう。

カメラはスイッチを入れたままだ。返す返す残念なのは、森の広がりがカメラでは映しようがないことだ。それに森は写真よりももっときらきらと輝いている。この写真じゃ魅力が伝わらないよなと思うのだが仕方ない。ヘタな写真をずらり並べる。

 



向こうの尾根の色づきも素晴らしい。しかし木々が邪魔してなかなか全体を撮れない。これほどの絶景が現れるなんて思っても見なかったから驚いてこころが乱れている。落ち着け。全体が見えるところを探すのだがどうもだめだ。

この絶景を一人占めしているようだ。前後に人はいない。芋の子を洗うような山頂の混雑がうそのようだ。すぐ近くにこんな景色が広がっているなんて、私もこれまで知らなかったのだが、みんなにも知らせてあげたくなる。

なんともぜいたくな気分になる。速足で通り過ぎるのがもったいない。が、前へ進まなくてはいけない。それでもカメラを向けているから立ち止まることが多い。すると後方から4人組のパーティが来た。「この道は知っていたのですか」「もう4回目かな。隠れたルートです」。後にも先にも会ったのはこの人たちだけだった。

13:43 分岐から巻道に分け入ってから速足で50分ほどで向山と鶴峠の分岐を示す道標。至福の時間だった。なんかすごかったなあ。夢中で歩いてきてしまったな。もっとゆっくり存分に見たかったな。いいかげんにしろ、さんざん見たんだろう、と私の中の私が言う。

ここから向山(オマキ平)には右下の木段の道をおりていく。昭文社の地図では向山までの道は実線ではなく破線となっている。2万5千図では道の記載がない。ここからは浮かれた気分を一新して緊張して歩こう。


しかし、ここから下りの道となるのだが、紅葉はまだまだ続く。ホント、すごい。

向山までの道は踏み跡がやはりうすい。落ち葉が積み重なっているからなおうすい。しかしそれなりに踏み跡があり、尾根を忠実に歩いて行けばいい。1カ所で道を失った。立ち止まって周囲を見渡す。まっすぐだな。一部にはそんな個所もあったけれど、山慣れた人なら問題なく歩ける。昭文社の地図の破線はまもなく実線になるのだろうな。そんな道だ。

14:15―14:50 向山(1078㍍)
この標高まで下りてくると紅葉も貧弱になる。そろそろ向山だ。トラロープが張られ「この先崩落 通行不可」の看板だ。上から声がした。ここが向山か。左手の踏み跡を登ると先行した4人組がいた。あやうく通り過ぎるところだった。


ああ、これか。ネットで見た山頂の展望台があった。木製ながら大きい。これが老朽化して倒壊の恐れがあるから「通行不可」となっていたのか。もちろん、展望台には登れないように階段に綱が張られている。ここで紅葉は終わる。

速足できたので時間に余裕がある。バスの時間を見計らってここでゆっくりすることにする。
 

15:20 登山口。一転して植林の道をこれまた速足で登山口を目指す。30分で着いた。振り返って登山口を見る。 



道なりにすすむと、道路に出る。道の向こう正面にトイレ。 



その右手に「オマキ平ハイキングコース」の看板。

余沢のバス停に行く道がわかりにくかった。この道路を右折して下っていく。とにかく道なりにすすむ。
道が登り坂になると、左手に広い道路が見えてくる。坂を登りきるとこの広い道路に出る。この広い道を左手に引き返すように少し行くと余沢のバス停だ。

下の写真でいうと、右手の坂を上ってくると、左の広い道路に出る。ここがバスが走る道だ。バス停はこの広い道を左に少し戻る。手前が小菅方面で、向こうが奥多摩方面になる。 

こちらは小菅方面のバス停。奥多摩方面のバス停は向かい側にある。



15:33 余沢バス停。登山口から約10分ほどだった。15時55分発を確認。次は17時40分になる。



奥多摩湖周辺も紅葉シーズンだ。道路が混雑して奥多摩駅到着が遅れるのを覚悟していたのだが渋滞もなく、すんなりと着いてしまった。

家を出る前には、さてどこに行こうか、コース取りはどうするかと考えあぐねた。そのかいがあったというべきか。幸いにして紅葉の絶景に出会えた。さすがにここまでうまく行くとは思ってもみなかったから、にんまりである。

気分がいいのはいうまでもない。しかし邪魔したやつがいた。最後までいい気分にはさせてくれないようだ。奥多摩駅前でビールを買った。電車の中ではビールを飲みながらきょうの思い出に浸ることができようと思っていた。私の隣に30代後半と思える男女が座った。夫婦ではなく山仲間のようだ。2人で「柿の種」を食べ始めた。これは匂う。やっぱり匂ってきた。だから私は人前で柿の種をビールのツマミにはしない。食べ終わると男が話し始めた。隣りに座っている私にはやたらうるさい。ザックから耳栓を取り出した。これで雑音を防げていい思いに浸れると思ったら、耳栓していてもうるさい。奥多摩駅を出てから1時間ほどたっている。まもなく立川だ。その間、しゃべりっぱなしだ。さすがに私も苛立ってきて、堪忍袋の緒が切れた。横の2人を見据えて「少し静かにしゃべってくれませんか。ずっとこの1時間しゃべりっぱなしじゃないですか。うるさくて途中から耳栓しているのだ、それでもうるさくてしかたない」。

しかし今回の山旅は、私の体いっぱいにあまりあるいい気分をくれたようで、そんないやなことをすぐに吹き飛ばしてくれた。


   


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