30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

つくりすぎ

2007-03-30 | 九条太ネギ

ここ数年は千鳥が淵の桜を見ている。きのうが満開だというのできょうは帰りに立ち寄ってきた。すでに花びらが舞っている。どっと人が出た。いつものことだが、「花見」というよりも「人見」だね。千鳥が淵の薄暮の桜である。都会の桜の中ではここは気に入っている。

本題に戻ろう。この冬、よく食べたネギの話。
ネギは2種類作っている。根深ネギの下仁田ネギと、葉ネギの九条ネギである。

下仁田ネギはこの冬にあれだけの量をすっかりおなかに入れてしまったのだから驚きだ。いまは自家採種のため20株ほど残している。ネギ坊主がモコモコと頭をもたげてきたところだ。

九条ネギは昨年はじめて挑戦した。3月に種をまいてから順調に育ち、この冬たっぷりと味わった。なるほど栽培が簡単で作っておくと何かと便利。家庭菜園にはぴったりだ。九条ネギは葉ネギだが、土寄せすると白い部分の軟白部が長くなり、根深ネギのように食べられる。そこで8月に移植して徐々に土寄せを行った。冬になるとまるで根深ネギのような姿になった。白い部分をネギ焼きにしたらこれはうまかった。いける!

下仁田ネギのほうはすべて方が付いたのに、九条ネギはいくらがんばって食べてもまだまだ残っている。どう処理しようかと思うくらい多くが残っている。捨ててしまうのはもったいない。うまいことに、これから出てくるネギ坊主を早めに摘み取って、昨年同様に植え直すと再度収穫できるというのだからそうすることにした。

ネギの種は小さい。発芽率も気まぐれだから、つい多めにまいてしまうからこんなことになる。ネギはうまいよ。

 


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ささやかな…

2007-03-29 | その他
29日、この暖かさで東京の桜が満開になった。上野の桜は26日は3分咲きだったのに、いっきに咲き進んだようだ。

菜の花とはお別れだ。菜の花はすべての花が咲いてしまった。菜園の端境期にとれる菜の花は、とうが立って野菜としての寿命はすでにつきている。

だが、菜の花の「おひたし」を食べるためにせいいっぱい片付けるのを先に延ばしてきた。おかげでことしは「菜の花丼」を知り、それを作ることができた。何回も作り、うまいものだなあ、とささやかな幸せをあじわったものだ。このささやかな幸せを感じることが家庭菜園の喜びでもある。ハクサイとコマツナの菜の花。「まだかよ」と次の作物が順番を待っている。



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いつものやつ

2007-03-28 | ホウレンソウ
桜はなにかと心を騒がせる。静かに忍び寄るようにひっそりとやってきた早春は土ぼこりとともにどこかにいってしまった。春本番だが、すでにゆく春を惜しむ気持ちでさみしくもある。

秋から冬、そして春先まで、夕ご飯のお膳にのるのは「ホウレンソウのおひたし」だ。ゆでてかつお節をかける。それだけだが、これが酒の肴に飽きがこない。いまの品種がうまいこともある。いつでも収穫できるよう時期をずらせながらまいてきた。写真はいま収穫中のもので、昨年11月に最後に種をまいたものだ。残り少なくなったとはいえまだまだ十分に残りがある。しかしこの時期になると、とうが立ってくる。大きく葉を広げたものにその気配がある。夏野菜の準備のためにも今月いっぱいで片付けなければならない。なくなると余計に食べたくなるときがあるから困る。





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エンドウの花

2007-03-27 | キヌサヤ
通勤電車の車窓から、おやっ、と身を乗り出す光景にぶつかった。民家の物干し場に大きな牛の皮が洗濯物のように物 干し竿にかけられているのだ。見るからに牛の形をしているからそれと分かる。いつも5、6枚ある。たまに色違いの皮も見える。以前から気になっていた。常 磐線の南千住から三河島に向う右側にその家はある。皮革業者なんだろうなというぐらいの見当はつく。まあ、特異な光景だからよく目に飛び込んでくる。
い ま鎌田彗著「ドキュメント・屠場」(岩波新書)を読んでいるのだが、そこに三河島の話が出てきた。「三河島は、古くからの皮工場があり地域でもあり、芝浦 に移される前の屠場もあった。1888(明治21)年に、三河島村屠獣場が開業し、製革、油脂、肥料工業を発達させた」(同書より)。「ああ、そうだった のか」。思わずひざをうった。あしたから内澤旬子「世界屠畜紀行」(解放出版社)を読む。「なぜこの世界に興味を持ったのだろう」。ふだん安酒飲んで焼き 鳥を食っているから興味が潜在していた、なんていったら、こじつけだろうなと思いながら、自分でもよく分からないでいる。

閑話休題。このところ寄り道が多すぎる。桜の開花にばかり気を取られて、百姓日記がおろそかになっている。
キヌサヤの花が咲いた。この花だけを見てキヌサヤの花だと分かる人は少ないだろう。私のように百姓をやっていないとまずわからないと思う。雨に濡れてその白が清清しい。


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上野の夜桜

2007-03-26 | その他

上野公園の夜桜。見上げると中天に上弦の月が懸かる。すでに三分咲き。花見の宴会が真っ盛りだった。

このところ百姓日記を放り投げて桜の開花ばかりを追いかけている。満開には間があるが、すでにすっかりお花見を楽しんでしまったという感じになっている。今晩は、乗換駅の上野に用事があったついでに上野恩賜公園の夜桜を見てきた。もう三分咲きといったところだ。この暖かさでは一気に花咲く勢いだ。動物園入り口の桜にはすでに七分咲きもある。

花見の宴会席は満席だ。花より団子の盛り上がりで、酒の匂いばかりが満ちている。こちらと違い、やはり都心の桜は開花が早い。


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開花宣言

2007-03-25 | その他

東京・靖国神社の桜に遅れること5日、千葉県の北西部も開花した。もちろんこれはBIG FARMこと私の個人的発表だ。雨のなかウオーキングをかねて傘をさして定点観測している桜の木に急ぐ。昨日の正午は一輪だけ咲いていたが、気温が高いた めか一気に花開いた。ここまで咲くと開花宣言してもいいだろう。25日午後2時、開花宣言。

昨夜から雨風が強く、今日一日雨が降り続く。まさに漢詩〔春暁〕の「・・・夜来風雨声 花落知多少」にぴっ たりの一夜だった。これでは家で寝転んで本を読んでいるほかない。池井戸潤著「空飛ぶタイヤ」(実業之日本社)を読み終えた。これは通勤の電車で読むには いい。読み飛ばしてしまうほど先の展開に目が行く。続いて鎌田慧著「ドキュメント・屠場」(岩波新書)のページをめくった。これは次に読むつもりでいる内 澤旬子著「世界屠畜紀行」(解放出版社)の準備体操だ。だが、ゴロゴロしていると体がなまる。というわけで、桜がどうなったかも気になって雨のなかウオーキングに出たというわけだ。

雨に濡れた桜。足もとの水溜りが水鏡となって桜の木を映している。ひとりぼっちのこんな桜見物もいい。


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サクラサク

2007-03-24 | その他

今日は長野県の蓼科山を登山の予定でいた。準備を整え、この数日は天気予報とにらめっこ。しかし、あいにくとこの天気。うーん…。仕方ない中止にする。雪山を楽しむつもりでいただけにがっかりだ。 

サクラサク。こういうと私の年代では大学合格の電報とか宝塚歌劇団のテーマソング「桜咲く国」を思い出してしまうのだが、昨日に続いてウオーキングに出たついでに定点観測している桜を見に行く。きのう開きかけていたあの花が咲いていた。まだこの一輪だけだ。サクラ色の淡い色合いが初々しくて清清しい。華やかな満開の桜とは別の花のようだ。3月24日正午観察。


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あと一息

2007-03-23 | その他

運転免許更新の期限が迫り、近くの運転免許センターへ行く。地元の警察でも対応できるのだが講習が後日となり二度手間で面倒だ。最寄の駅からのバスが免許センター前に着くとほとんどの乗客が降りた。この日のために新調した眼鏡で眼科検査をパス。講習会場は満員だった。「ゴールド」免許は手続きから講習まで短時間ですんだ。予定よりずっと早い時間に終わってしまった。これからどうしようか。

都心に出ようかと考えたが、人込みは疲れるだけだ。早々に家に帰る。暖かい。青空が広がり、春本番の陽気になった。すぐにウオーキングに出る。目的があった。桜だ。一昨日に観察した桜の木に急ぐ。花が開きかけている。なんとも言いようのないやわやかな風情だ。開花は明日か、明後日か。

■ウオーキングコースの土手にはところどころ人が出ている。ヨモギを摘む人だ。ノビルにはまだ早い。ヨモギは大きくもなく小さくもなくちょうどいい大きさだ。ツクシを見つけた。枯草と同じ色なのでなかなか見つけにくい。

 


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大地のエネルギー

2007-03-22 | その他
玄関を入るときに空を見上げると三日月だった。冬の三日月は剣のような鋭さを見せていたが、春はのんびりと空にぶら下がっている感じだ。

昨日の春分の日の野良仕事。秋冬野菜ともお別れだ。菜園も端境期になり収穫するものがめっきり少なくなった。一気に春めいて、この時期の畑に立つと大地のエネルギーを感じる。大地を緑に染め上げるのだからそのエネルギーたるやすごいものだろう。
〔収穫〕
1、毎晩のように世話になたホウレンソウ。大きくなりすぎて、とう立ちの気配。早く食べないともったいない。
2、土の中に保存していたダイコン。すべて掘り出す。これで秋まきダイコンは無駄にすることもなくすべて食べ尽くす。
3、キョウナもとう立ち。なにかと便利に使えた。この秋も作ろう。
4、ブロッコリーはこれでもかといまも大盛りの収穫が続く。ブロッコリーを嫌いな人がいる。私でなくてよかった。
5、コマツナの菜の花を摘む。なんとかの一つ覚えというのか。また「
菜の花丼」を作る。
〔発芽と種まき〕
1、3月11日にセルトレイにまいた「アカチシャ」が1週間で芽を出した。意外にも早かった。息を吹きかけると飛んでしまいそうな種。一昼夜水につけてからまくのがポイントだ。小さいだけにセルトレイの中に種をまくのに神経を使う。もちろん室内に置いて管理してきた。赤チシャはそんなに食べるものではない。家庭菜園だと10株も作っておけば間に合うのだが、種が小さいだけについ多めにまいてしまう。
 


2、まくのが少し早いかなと思いながらも、昨年同様にエダマメをまく。「サッポロミドリ」と「茶えだまめ」の2種。地温を高くするためビニールでトンネル掛けする。



□わが猫額庭の地下に潜むエネルギーがいよいよ爆発してきた。この2、3日の間に庭の様子が変わってきた。注意していないと見過ごしてしまう。上からチューリップ、スモモ、ユキヤナギ、ツツジ。








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春の彩り

2007-03-21 | その他

春分の日。畑に行くとシャツ一枚になった。昨日までの寒の戻りから一転して暖かい陽気だ。きのうは東京で桜の開花宣言。こちらはどうかと、野良仕事を終えてからウオーキングに出てコース上にある桜並木を仰ぐ。薄いピンク色したつぼみをみつけた。今週末には咲くのではないだろうか。桜が咲くと、大好きな春もおわりだな。そんな気分になる。春はいつも足早に遠ざかっていく。ゆく春を惜しむ。だからいまを存分に楽しみたい。

□ウオーキングコースにあるハクモクレンとコブシ。盛りを過ぎた。

■若菜摘み。ポカポカ陽気に誘われて田んぼの畦に座り込んでヨモギを摘んでいる夫婦。まさに春を楽しでいる光景だ。こちらまでなごんでくるよ。


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“新”はありがたい

2007-03-20 | キャベツ

20日、東京でソメイヨシノが開花した。いよいよ春爛漫の季節を迎える。昨年は3月21日に開花、28日に満開になった。昨年と比べて一日早い。さあ桜が咲いた。これから一週間は気もそぞろになる。

ここは落ち着いてキャベツの話に移ろう。キャベツには旬はない。なるほどなと思う。たしかに一年中出回っている。季節に合わせた品種が多く作られているからだ。キャベツの栽培は昨年から始めた。20年以上も野良仕事をしていても、なかなかキャベツを作ろうという気にはならなかった。嗜好の問題だから仕方ない。しかし、あまり好きでないといいながら、昨年7月にまいて晩秋から冬にかけて収穫した「冬キャベツ」は、思いのほかうまかった。

いまは9月末にまいた「春キャベツ」が葉をゆるく巻いてきた。
2月6日の姿と比べるとその生育ぶりがわかる。周囲の農家ではすでに収穫が始まっている。トンカツ屋などでキャベツの千切りをムシャムシャ食べている姿を見るとウサギがせっせと食べている姿とダブってしまう。どうもいかん。
春キャベツは「新キャベツ」といわれるようにやわらかくて、みずみずしい。生食でうまいというのを私の舌も知っているらしい。“新”が付くとなんでもそうだが、ありがたい気分になる。


この苗とは別に2月に小さな苗を植え付けた。心配したが、これも順調に育っている。今年は新キャベツを当分食べられそうだ。


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誘引

2007-03-19 | キヌサヤ

この週末は2日間とも風が強く寒かった。冬に逆戻りだ。とても野良仕事をする気がおこらない。幸いにこの日はとくに作業がなかったのだが、せっかく畑に来たのだからと、北風のなかでちょっとばかりキヌサヤの面倒を見た。キヌサヤのツルがどんどん伸びてきた。急に勢いよく伸びてきた。そろそろ支柱を立ててツルを誘引してやらなければならない。

両側に支柱を立て、ネットに横棒を通して垂らす。ネットが風で揺れないようネットをぴしっと張り、土と接触するところの四隅をとめる。ツルはこのネットを絡んで伸びていく。ツルは弱い。すぐに折れてしまう。だから誘引するときは注意が必要だと知りながらも、何本も折ってしまう。このところの寒さで若芽が傷んでいる。

写真上、ネットを張ったのだが、網目が大きいので見えにくい。
写真下、網目が見えにくいと思い拡大して撮ったのだが、ますます見えにくくなった。キヌサヤがここまで生長している。ネットの向こう側はタマネギ。



□ウオーキングコースにイチゴのビニールハウスがある。観光イチゴ園だ。入り口の上にお札を見つけた。すべてのハウスの入り口にこのお札がある。残念ながら作物の盗難は家庭菜園にも起こった。これには驚いたが、専業農家も被害があるのだろうか。



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田ゼリ摘み

2007-03-17 | その他

昨日の朝は初雪だ。7時15分ごろか。朝刊をとりに玄関に出たところ白いものがひらひらと。前の晩の予報で雪が舞うかもしれないといっていた。まさにひとひらの雪。暖冬、暖冬といわれながらも春はここで足踏みしている。桜前線も停滞気味だ。自然は帳尻を合わせてくるから油断大敵と以前に書いたがそのとおりになった。

野良仕事を終えてから田んぼに行き、田ゼリを摘む。もちろん他人様の田んぼだ。10年ぐらい前は、一つの田んぼでビニールの買い物袋いっぱいをすぐ取れたものだが、最近はあちこちの田んぼを回り、どこに生えているのか調べまわらなくては見つけにくくなった。田ゼリがある田んぼを見つける手っ取り早い方法は、田起こしをしていない田んぼに目星を付ける。田起こしがすんだ田んぼにはまずないと思ったほうがいい。

田ゼリは背丈が高く大きいものは敬遠する。なんとなく香りが凝縮してるなと思う程度の大きさだけを摘む。摘んでからが大変だ。ドロやゴミが根っこや葉に絡んでいる。一つ一つ丁寧に掃除していく。冷たい水になんども手を入れていると痛くなる。それが済んだら外葉を取り除いて若々しい葉だけを残す。なかなかの作業だ。

やっと終わった。きれいさっぱりした。天然の恵みを味わうには手間がかかる。今晩はさっとゆでておひたしにする。 早春の香りとシャキシャキ感を楽しむ。


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新旧交代

2007-03-15 | 下仁田ネギ
下仁田ネギがちょうど新旧交代する。
花茎が伸びて、とうが立ち、総包が出てきた。これが破れると中から小さな花がいっぱい出てくる。いわゆるネギ坊主になる。
今年の下仁田ネギは暖冬を見越してほとんどを食べてしまった。無駄にすることもなかった。
ここにあるのは種を採るためのもの。20株ほどある。昨年も自家採種のためネギ坊主を残し、採種して秋にまいたが発芽しなかった。失敗であった。じつは期待していた。ことしも挑戦である。



自家採取の種から芽が出ないのでは仕方ない。種を種苗店で買い求め、昨年11月にまいた。まく時期が遅かったためなのか、発芽率が悪く、そのうえ生育もはかばかしくない。これで大丈夫だろうかと心配になった。やきもきさせられたが、どうにかここまで大きくなった。一安心といったところである。4月に入れば植え替えが待っている。



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健在なり

2007-03-14 | ブロッコリー

夕刊で「北海道・増毛町の暑寒別岳で遭難学生を救助」の記事を見る。昨年の夏に歩いたあの山だ。蚊の大群の猛烈で執拗な攻撃にはまいったな、そんなことを思い出した。

毎日毎日ブロッコリーでやんなっちゃうよ、なんていたらバチが当たるか。それほど側花蕾がたくさん取れる。 暖冬だといってもいまは寒の戻りだから今月下旬まで収穫することができるだろう。それにしても立派なブロッコリーだ、と自画自賛。ブロッコリーも菜の花 だ。この小さな蕾を摘まないで放っておくとびっしりと黄色い花が咲く。



ウ オーキングの途中に寄り道して田んぼの畦を歩く。あった。あった。目的は「田セリ」。最近は秋に稲を収穫した後、すぐ田起こしをしてしまうところが多く、 なかなか田セリを見つけにくくなった。いまや希少価値だ。売っているセリは立ち性だが、田セリは匍匐(ほふく)性。春を実感するためいちどは食す。うまいと もまずいともいえない味。それでも私には春を実感する儀式みたいなものだ。こんどの休みにでも摘もう。



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