30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

昼食後の甘いものは毎日サツマイモ

2019-10-31 | サツマイモ

サツマイモの収穫が盛りを迎えている。食べる分だけを収穫し、蒸かして食べる。昼食後は毎日サツマイモだ。飽きないのが不思議なくらいだが、これが飽きない。

こうまでサツマイモを食べるようになったのは昨年からで、昨秋から今冬まで買っては毎日食べていた。以前からサツマイモは好きだったが、これほど食べるようになるとは思ってもみなかった。

それなら作ろうと久しぶりに植えつけた。5月下旬に紅アズマと紅ハルカを20本ずつ、合わせて40本を植えつけ、9月初旬から収穫ができるようになり、以来ずっとことしも毎日食べている。昼飯のあとは習慣として甘いものが欲しくなり、いまの時季はサツマイモがデザートとなっている。

サツマイモ栽培は、極端な話、植えつけたら収穫まで放ったらかしでいい。収穫の喜びはあるのだが育てる楽しみがない。育てる手間と苦労を楽しむ者にとっては面白くない。

農家の人は「すぐに食べないで、すくなくとも1~2カ月貯蔵、熟成させると甘味が増してうまくなる」というのだが、いまはそこまで待てない。次々とすぐに食べてしまう。すべて蒸かして食べている。35分ぐらい蒸かすとちょうどいい。焼き芋はしない。でも冬には菜園で焚火し一度ぐらいは焼き芋にして食べようと思っている。

「自家消費なら40本の植え付けは多すぎる。食べきれないから半分で十分だ」と農家の人に言われた。しかしもう半分ぐらい食べている。残り半分だって、この調子でいくと年内に食べてしまうのではないか。来年3月まで食べるつもりでいるからそうなると困る。 


2019年の読書

2019年10月の読書
・刑罰(フェルディナント・フォン・シーラッハ著・東京創元社)
・金閣寺の燃やし方 (酒井順子著・講談社)
・嘘と正典(小川哲著・早川書房)
・美しき愚かものたちのタブロー(原田マハ著・文藝春秋)

2019年9月の読書
・三つ編み(レティシア コロンバニ著、 齋藤可津子訳・早川書房)
・トリニティ(窪美澄著・新潮社)
・イタリアン・シューズ(ヘニング・マンケル著、柳沢由実子訳・ 東京創元社)

2019年8月の読書
・砂上(桜木紫乃著・KADOKAWA)
・日本軍兵士(吉田裕著・中公新書)
・リンカーン弁護士(下)(マイクル・コナリー著・ 講談社文庫)
・リンカーン弁護士(上)(マイクル・コナリー著・ 講談社文庫)
・検事の本懐(柚月裕子著・宝島社)

2019年7月の読書
・不意撃ち(辻原登著・河出書房新社)
・増補 普通の人びとーホロコーストと第101警察予備大隊 (クリストファー・R・ブラウニング著、谷喬夫訳・ちくま学芸文庫)
・エコー・パーク(下) (マイクル・コナリー著、古沢嘉通訳・講談社文庫)               
・エコー・パーク(上) (マイクル・コナリー著、古沢嘉通訳・講談社文庫) 

2019年6月の読書
・転生!太宰治(佐藤友哉著・星海社FICTIONS)
・座席ナンバー7Aの恐怖(セバスチャン フィツェック著・ 文藝春秋)

2019年5月の読書
・三の隣は五号室(長嶋有著・中央公論新社)
・信長の原理(垣根涼介著・KADOKAWA) 

2019年4月の読書
「雪の階」は長編。飽きないで読み通せた。
・雪の階 (奥泉光著・中央公論新社)
・渦 妹背山婦庭訓魂結び(大島真寿美著・文藝春秋)
・熱帯(森見登美彦著・文藝春秋)=途中で挫折

2019年3月の読書
・ベルリンは晴れているか(深緑野分著・筑摩書房)
・生物と無生物のあいだ(福岡伸一著・講談社現代新書)
・拳銃使いの娘(ジョーダン・ハーパー著、鈴木恵訳・ハヤカワ・ミステリ)  

2019年2月の読書
1月末から脚の痛みで外出できず、引きこもり老人、寝たきり老人を余儀なくされた。楽しみは唯一読書であった。
・平場の月(朝倉かすみ著・光文社)
・月まで三キロ(伊与原新著・新潮社)
・錆びた滑車(若竹七海著・文春文庫)
・童の神(今村祥吾著・角川春樹事務所)
・宝島(真藤順丈著・講談社)

2019年1月の読書 
橋本治さんが亡くなった。70歳。わたくしと同じ年だ。そのことは50年前から知っていた。くしくも2018年野間文学賞受賞作の最新作「草薙の剣」を読み終えたばかりだった。
・草薙の剣(橋本治著・新潮社)
・監禁面接(ピエール ルメートル著・橘明美訳・文藝春秋)

⇒2018年、2017年、2016年、2015年、2014年、2013年、2012年の読書一覧       


      

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かなりいい出来の新ショウガの収穫ー大ショウガと中ショウガ

2019-10-28 | ショウガ

 
大ショウガ(左)と中ショウガ(右)

新ショウガの旬を迎え、10月24日に収穫した。大ショウガと中ショウガの2種、土の中から現れた姿形を見て、思わずにっこりするほどのいい出来であった。じつにすばらしい。

周辺の菜園と比べてみても一番の出来である。また自慢か? 栽培農家は別として、家庭菜園でまともなショウガを作っているのを見るのはまれである。ショウガ栽培はかなりむずかしい。

ことしのショウガには特別の感慨がある。種ショウガはすべて昨秋収穫したもの。無事に越冬させた。ショウガ栽培の一番の難しいところは、種ショウガの貯蔵と保存にある。秋に収穫したものを翌春まで越冬させるのだが、毎年寒さで腐らせてしまう。失敗の繰り返しだった。

家庭菜園歴30数年ともなると、栽培技術的は向上し、真っ当な野菜を育てることができていると自負している。まず失敗がない。だがその中で唯一、種ショウガの越冬だけがいつまでもできなかった。本気になって取り組まなかったという面もあるのだが、これでは面目ないと2年前から本気になった。

この春は成功した。寒さで腐ることなく小さな出芽を見つけたときは、無事に冬を越せたなとほっとしたものである。しかしまだ確実に越冬させるすべを知らない。いつまでも試行錯誤では不安定だ。知り合いの栽培農家は、さすがというか、地中深くに室があり、そこで保存している。商売だから当たり前のことだろうが確実に越冬できているのがなんともうやらましい。

これまでのショウガ栽培は中ショウガばかりで、大ショウガは昨秋に種ショウガをいただき、無事に越冬させ、これが見事に生育できた。

ショウガは年中欠かせない。この夏は毎日のように葉ショウガを食べていた。しかし中ショウガは小さいだけに泥落としなどが面倒で手間がかかる。大ショウガはその点大きいだけに扱いやすく、これからは大ショウガに比重を移し、来春は大ショウガを多く植えようと思う。

しかしこの冬も難関が待ち構えてる。前述の種ショウガの越冬である。何とか乗り越えないと来春の構想はなくなる。すべて寒さで腐ってしまうという事態だけは避けたい。

収穫したものは、保存まで土の中に埋め戻してある。霜が降りる頃に掘り出して保存作業をおこうなう。越冬対策は、成功した昨年と同じ方法をとることにしている。その作業はまた報告を。 


      

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ソラマメのタネまきー一寸150個、初姫50個

2019-10-24 | ソラマメ

 
初姫ソラマメ(左)と一寸ソラマメ(右)

ソラマメのタネを23日にまいた。「一寸」ソラマメが主で150個、実があずき色の「初姫」を50個入れて、全部で200個まいた。

ことしは6月のソラマメ収穫はほぼゼロであった。不作であった。完ぺきの不作といっていい。わが菜園だけが不作と思い込んでいたのだが、千葉、茨城でのソラマメはほぼ全域で不作と知った。なぜこうなったのかわからない。農家の話では5月初旬の雨不足が原因なのではというのだが。

収穫はほぼゼロ。4月まではかなり順調に育っていたのにショックだった。食べられたのはわずかの数で、食べるのを我慢してできるだけタネとして保存に回した。それにしたって高が知れているし、サイズ、形ともよくない。

そのためことしのタネは、2018年以前に自家採取して保存していたもの。こんなこともあろうかとタネはおおめに保存している。ソラマメのタネは3、4年間は保存可能だ。実際にそうして使ているから間違いない。

わが菜園では直まきはしない。大量に作る農家はもちろん直まきになる。苗床を作ってそこにまき、発芽してきたら植えつける。植えつけは11月初旬になる。大した数ではないから手間はかからない。それに直まきすると欠株が出る。それを嫌う。

ことしはよもやの不作であった。このような事態になるとは思ってもみなかった。はじめての経験だっただけにかなり落胆したのだが、こればかりはどうしようもなく、早くあきらめるにかぎる、とはいってもね・・・。


      

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冬ネギ(根深ネギ)のタネまきー石倉太ネギと赤ネギと下仁田ネギ

2019-10-22 | 冬ネギ

 
冬ネギ(根深ネギ)の発芽がそろう=10月18日

よもや台風の被災地として丸森町の名を聞くとは思わなかった。台風19号の大雨で阿武隈川が氾濫した宮城県南部の丸森町。ここは福島県との県境に位置する。わたくしにとってこの地は山登りの思い出の地であった。山行記録を見ると2001年1月27日と同年2月4日に、この地の岩岳と夫婦岳を登っている。なぜ2回も登っているのか、それもわずか1週間後にまた登っているのである。なぜなのかいまとなっては思い出せないでいる。

冬ネギ、いわゆる根深ネギは来月の11月に入るとようやくぼちぼち食べられるようになる。タネをまいたのが昨年10月だから収穫までに14カ月かかる。畑で一番栽培期間が長い作物である。

その根深ネギのタネをことしも10月初旬にまいた。いつものように石倉太ネギと赤ネギと下仁田ネギ。かつては下仁田ネギが中心であったが、いまは石倉太ネギと赤ネギが中心となっている。
下仁田ネギといえば鍋物。だが飲んべえにとって鍋物はせわしない。しだいに敬遠するようになってしだいに減ってきたというわけである。

ネギの発芽をそろえることは、いまでは当たり前のようにできるのだが、菜園を始めた30数年前を思い出すと、初心者にはかなり難しいものだ。

こんかいもきれいに出そろった。これを確認できれば来春までこのまま育てる。幼苗を寒さから守るため、防寒に12月から2月までは穴あきビニールをトンネル掛けしている。

来春の3、4月になると選別して植え替え、6月下旬から7月初旬に植えつける。11月になって葉鞘部の長い根深ネギとなって、やっと、ようやく食べられるようになる。タネまきから収穫までかなりの長丁場だ。

冬ネギはうまい。かなりうまい。だから栽培はやめられない。旬は厳寒期の12月から2月までのたった3カ月。冬ネギの味を知ってしまうと、ほかの季節のネギはまずくて食べようとしなくなる。冬ネギが食べられない3月から10月までの間は、ほかのネギに見向きもしないで食べないでいる。


      

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夏(7月下旬)まき秋どりキャベツの収穫

2019-10-17 | キャベツ

自家栽培のキャベツはやっぱりうまい! そう実感しながら食べている。

キャベツは年3回に分けてタネをまく。7月下旬、8月下旬、9月下旬とひと月おきに。
収穫は次のようになり、来年5月まで途切れることなく食べ続けることができる。
・7月下旬まき10月から12月
・8月下旬まきは1月から3月
・9月下旬まきは4月から5月

7月下旬まきが10月14日に取れ始めた。これは5月の春キャベツ以来となる。夏のあいだはキャベツがなくなるのだ、できるだけ買わないよう済ませている。なぜかと言えば、買ってきたキャベツはまずいというかなり強い印象があるからだ。ことしもそうだった。

ことしは6月からのこの4カ月の間に3度ほどキャベツを買った。いずれもまずかった。名の知れた大手スーパーで買ったものである。

最初に買ったのは特にまずかった。かたいのである。焼きそばの具としていくら炒めても炒めてもなかなかやわらかくならない。食べてもまずく食べるのをやめるほどひどかった。どうも無性に腹が立つ。そこで買った店に持ち込んだ。大手の店の人だって自分たちがこんなまずいキャベツを売ってるとは思ってもみないだろう。
「まずくて食べられない。食べてみてください」
「返金しましょうか」
「いや、販売している店の人にこのキャベツの味をみてもらいたい、返金は不要です」
キャベツぐらいでここまでやるか、なんとも大人げないと恥じ入りながら。きっとジジイのクレイマーと思われたにちがいない。

それから数日たって、ふと思った。
店員さんが味見しての感想がこうだったら、と。
「これ普通だよね、決してかたくないし、それにまずくない」

懲りたのにまた買い求めた。それもやはりまずかった。どうもうまいものにあたらない。それなのにそのキャベツを皆さんが買っていく。わたくしの舌がおかしいのかとも思ってしまう。それだけに、久しぶりに収穫できたキャベツを「こうでなきゃ」と安心して食べている。

これからは次々に収穫できる。いつもながら大量消費を考えないといけない。ということでさっそくにコールスローと回鍋肉を作った。コールスローは春キャベツに限るようだ。


      

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腰痛をこらえてサトイモの収穫(2)ータケノコイモ、ヤツガシラ、土垂

2019-10-14 | サトイモ

  
土垂1株から取れたすべての子イモと孫イモ。煮っころがしにと皮をむいたところ

13日夕方のウオーキング。我孫子市と柏市の境にある利根川第2堤防を歩いているのだが、景色が一変していた。まるで一夜にして巨大な湖が出現してしまった。見渡す限りの水面である。台風19号の大雨で利根川の水があふれた。堤防と第2堤防の間はかなり広大で、田んぼや畑が広がり、道路が走っている。ここがすべて冠水した。稲刈り後でよかったが畑のほうの作物は全滅だ。利根川上流の群馬県でよほど降ったことがわかる。

サトイモ収穫の話の続き。
収穫後すぐに土垂(どだれ)で煮っころがしをつくった。1株から子イモと孫イモをとり、大小すべて皮をむいたのがトップの写真である。1株からこれぐらいの数が取れて、上段のようなサイズがいいものがこれくらいとれると上出来である。

周辺の菜園は軒並み生育が悪い。たぶん、上段のような大きなサイズは期待できず、中段と下段のような小さなサイズばかりだと思う。

サイズで味は変わらないが、小さいサイズのものは皮をむくのがたいへんだ。それが面倒だからつい無駄にしてしまいがちになる。

皮をむいたらすぐに煮っころがしに取り掛かる。サトイモではこれが一番好きだ。自分でも簡単できるから、これからは毎日毎日が煮っころがしである。

土垂にはぬめりがある。これには好き嫌いがある。わたくしは苦手なほうだから塩もみをしてから使う。適当なサイズに切ってしょうゆと砂糖で煮るだけ。これまでネットでいろいろなレシピを試してみたがどれもいまいちであった。

なんとかいまが自分なりの作り方を身に着けた。鍋にサトイモを入れ、そこにしょうゆ大さじ2、砂糖大さじ2を入れ、炒るようにまんべんなくからめる。水分がほぼなくなってから、水を加えて煮る。だしの素を加えてもいい。

できがったのがこれ。新しいイモはすぐに煮える。毎回同じ作り方だから慣れたものである。いまのところ、このレシピが一番自分の口に合うようだ。

まずは煮っころがしを土垂で作った。今年収穫した3種の中でいちばん好きなものはヤツガシラ、ついでタケノコイモ。土垂は3番目になる。好みだから仕方ない。 


      

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腰痛をこらえてサトイモの収穫(1)ータケノコイモ、ヤツガシラ、土垂

2019-10-13 | サトイモ


土垂の上物。手のひらにすっぽり収まるサイズのものが最高 
茎の太さでイモの出来具合がわかる


台風19号。昨12日は関東1都6県で、わたくしの住む千葉県だけに大雨特別警報が出なかった。進路の東側に当たり、大雨を覚悟していたのだが。風は午後10時ごろが一番強かった。ボロ屋だけに不安であった。9月9日の台風15号でも感じたことだが暴風は怖い。恐ろしい。
けさは6時前に市役所の防災無線で起こされた。家に被害はなかった。庭と道路の落ち葉を掃き、それから菜園に自転車を飛ばした。こちらも被害はなくほっとした。

サトイモを収穫した。7日にタケノコイモ、一日おいて9日にヤツガシラ、10日に土垂を。ことしは周辺のサトイモはどこも育ちが悪い。サトイモは見た目ですぐに生育状態がわかる。背丈が低く茎が細いとなると、イモはできるのだが小さいのである。

きっと自慢になってしまうけど、わが家のサトイモはことしも際立って育ちがいい。周辺ではかなり目立つほどだ。背丈がとびぬけて高く、茎だってかなり太い。いいイモができているなとすぐにわかる状態である。   

こうなる掘り上げる楽しみがある。まずはタケノコイモ。太くて長い。文句なしにいい出来である。タケノコイモは掘り出すのに力がいる。シャベルを土の中に深く入れて、ぐいっと踏ん張って掘り出す。案の定、腰を痛めた。それで作業を一日おいて、ヤツガシラと土垂は掘り出した。

収穫はいつも中旬となる。周辺に比べて早いといえる。というのも早めに芽出しをしてから植えつけているから収穫も早くなる。

収穫したら、貯蔵のためいったん空いている農地に移して土をかぶせておく。タケノコイモとヤツガシラはこうしてひと月もたつと表の皮が腐って、イモ本来の形を現してくる。

すぐに食べられるのは土垂だけ。さっそく1株だけを食べることにした。下の写真を見ただけではサイズがいいのかどうかわからないのだが、まずまずというか、かなりいい。

ということで早速に煮っころがしを作った。⇒この稿は次回に続く。


      

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6日にラッカセイの収穫ーおおまさりと千葉半立の2種

2019-10-12 | ラッカセイ

 

収穫した千葉半立(左)とおおまさり(右)、家庭菜園にしてはかなりの量がある


わたくしが住む千葉県北西部は台風19号の進路になり、これから直撃される。千葉県に甚大な被害を出した9月上旬の台風15号に続いての直撃となる。家庭菜園は昨日までに備えを終えた。これで大丈夫だろうかと不安を感じながら。

いま12日の午前11時。激しい雨が断続的に降り続く。午前9時ごろに防災無線がかすかに聞こえてきた。雨戸を閉めているうえに雨の音で、よく聞き取れない。どこの家でもそうだろう。市役所のHPで確かめたら避難所を開設したとのこと。前日までに備えをと言いながら、市役所は当日になってこのざまだ。

どうもじっとしていられない性質だから間が持てない。読書もできない、テレビは目が疲れる。何かないか。そうだ、ラッカセイの殻むきをしよう。それが終わっていまパソコンに向かっているところである。

6日にラッカセイの収穫をした。おおまさりと千葉半立の2種。ことしの生育は、おおまさりがよくて、千葉半立はいまいちだった。隣り合わせで作っていながら生育に違いが出た。

おおまさりは大粒種である。千葉半立の倍ほどある。おおまさりを収穫してからつぎに千葉半立を収穫すると、小さいだけに余計に貧弱に見えてしまう。

収穫後に行うこと。

・来年のタネを選んで保存する。姿形のいいモノを選ぶ。これを網袋に入れて、風通しのいい屋内で来春まで保存する。

・おおまさりは、殻つきのまますぐにゆでてしまう。2から3%ほどの塩分濃度で水から35分ほどゆでる。たまに取り出しては味見して好みの硬さにゆでる。ゆであがったら殻をむいて、実を取りだしジップロックに入れて冷凍する。

収穫量はかなりある。ゆでるのも殻をむくのもたいへんだ。大鍋といっても家にあるものだから、一度にゆでる量は限られ、もう4回ほどゆでている。それから殻をむく。こちらも面倒だ。好きだからやるしかないのだが、ラッカセイに限らずうまいものはなにかと面倒な作業がつきもの。酒のつまみに毎晩食べている。10個ほどあれば十分だ。大きいだけに食べ応えがある。

・千葉半立は、炒ってもゆでても両方うまい。貯蔵は殻つきのままよく乾燥させてからおこうなう。カビやすい。これでもかとよく乾燥させたら、網の袋に入れて風通しのいい屋内で貯蔵する。こうすることで一年近く保存できる。昨秋収穫したものをいまでも炒って食べているからそういえる。

台風を気にしながらのおおまさりの殻むき作業。たまにつまみ食いしながら。終わったらジップロックに小分けして冷凍保存する。


      

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シュンギクをいちどにたくさん食べるレシピ

2019-10-09 | シュンギク


下ごしらえを終えた春菊と豚ひき肉のいなり焼き。これからフライパンで焼く

家庭菜園で一番困るのが、一度に育つから食べきれないこと。一年中、大量消費できるなにかいいレシピがないものかと意識してさがしている。それを怠るとかなりの野菜ロスが出る。

8日夜の番組表をなにげなく見ていると、目についたのが「NHKプロフェショナル仕事の流儀」のサタン志麻さん。これは見ないといけない。以前にも同じ番組て取り上げたときにたまたま見たのだが、料理を作るスピードとバリエーションに唖然とした。それからもほかのテレビ局で取り上げられるときも見る。そのたびに感心してしまう。

というのも、老人のわたくしにも、あのような「つくりおき料理」を次々とあっという間に作れたらなと思う。思ったところでかなわぬ夢、そんな才能など自分にはない。感心するばかりでただ見ているだけである。それにしてもあの半分だけでもできれば楽しいだろうなと思う。努力してみようか。いややめておこう。

秋野菜がとれるようになってきた。今回は地味なシュンギク。おひたしや鍋で食べないるしか知らないからいつも粗末にしてしまう。

昨年に「春菊と豚ひき肉のいなり焼き」を知った。これはかなりの量を一度に調理できる。それにうまかった。これもなんとかのひとつ覚え。そこで今年も作ってみた。やはりうまかった。

シュンギクをゆでて水けを絞って刻み、ひき肉、しょうゆ、塩・こしょう、ごま油と混ぜ合わせる。これを油揚げを半分に切って、そこに詰めて焼く。ぽん酢とからしで食べる。

シュンギクでうまいのなら、取ったばかりのカブの間引き菜があったので、これも使ってみようかと別に作ってみた。両方食べ比べたが、やはりシュンギクのほうがうまかった。

いまやお気に入りのレシピになっている。たぶんもういちど作るだろう。シュンギクを無駄にしないためにも。


      

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贅沢な?ダイコンの間引き菜

2019-10-07 | ダイコン

 

ダイコンの間引き菜を3日から食べ始めている。その時点でやや取り遅れ、すでに本葉は8枚ぐらいになっていた。

間引き菜なんて、自分でもめったに食べないがダイコンは違う。好みなのである。だから必ず作る。ダイコンを作るのは、この間引き菜を食べるためといってもよい。そのためタネは条まきにし、間引き菜を楽しみながらダイコンを育てている。

間引き菜は大きからず小さからず、収穫のタイミングが大事だ。大きいと茎が固くなり食感がまずく、小さいのは繊細でシャリシャリ感があってうまいのだが扱いにくい。今回のは本葉がでやや大きいかなといったところ。でも肝心のシャリシャリ感は存分に味わえる。

間引き菜として味わえる期間は極めて短い。この機会を逃さないよう3日以来毎晩のように食べている。レシピはきわめてシンプル。というよりこれしか知らない。茹でてから細かく刻み、カツオ節をかけ、しょうゆを落とすだけ。酒のつまみになる。熱々の白いご飯にのせて食べてもいい。わたくしにも簡単にできるのがなによりいい。

こんな粗末なものをうまいと感じて食べている。家庭菜園をやっていればこその贅沢?な一品と思っている。ことしも間引き菜が食べられた喜びがあり、満足感がある。そろそろおしまいになるのがちょっとばかりさびしい。


      

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コオロギは害虫かー幼苗を再三食害されて

2019-10-01 | ブロッコリー

 
↑ブロッコリー、8月21日タネまきの9月30日の姿、ここまで大きくなっている
↓コオロギによる食害のため再三の育苗、9月中旬にタネをまいたもの

この秋はコオロギが異常に多い。そのためなのか食害も多い。この野郎といいたくなるほど被害を受けている。

タネをまいて苗を育てているときも、苗を定植してからも、茎葉を食われて枯れ死してしまう。予定数の苗を植えつけて防虫ネットをトンネル掛けしているのだが、それでも半分以上が食害されて枯れ死してしまったことがあり、この秋はその対応に追われている。

余計なことをしてくれるものだ。コオロギには秋の虫の音といういいイメージもあってか、駆除することはなかっのだが、こうも食害が多いとコオロギは立派な害虫になる。

食害が多いのは、ブロッコリー、キャベツ、ハクサイ。とくに幼苗の被害が多い。そのためタネをまきなおす。それもまた食害されてしまうというのだから、手間がかかるばかりだ。

特に手を焼いたのがブロッコリー。25本の苗を植えたものの半分が食害された。補充するため、またタネをまいて育苗して植えつけらこちらも食害されて全滅。それでまたタネをまくという繰り返しで、コオロギに完全に翻弄されている。 


2019年の読書

2019年9月の読書
・三つ編み(レティシア コロンバニ著、 齋藤可津子訳・早川書房)
・トリニティ(窪美澄著・新潮社)
・イタリアン・シューズ(ヘニング・マンケル著、柳沢由実子訳・ 東京創元社)

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・日本軍兵士(吉田裕著・中公新書)
・リンカーン弁護士(下)(マイクル・コナリー著・ 講談社文庫)
・リンカーン弁護士(上)(マイクル・コナリー著・ 講談社文庫)
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・増補 普通の人びとーホロコーストと第101警察予備大隊 (クリストファー・R・ブラウニング著、谷喬夫訳・ちくま学芸文庫)
・エコー・パーク(下) (マイクル・コナリー著、古沢嘉通訳・講談社文庫)               
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2019年6月の読書
・転生!太宰治(佐藤友哉著・星海社FICTIONS)
・座席ナンバー7Aの恐怖(セバスチャン フィツェック著・ 文藝春秋)

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・信長の原理(垣根涼介著・KADOKAWA) 

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・雪の階 (奥泉光著・中央公論新社)
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