30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

いよいよハクサイのお香香

2013-11-30 | ハクサイ

 

かみさんがハクサイのお香香をつくってくれる。いよいよだ。わたしは漬物を「お香香」といい、かみさんは「お新香」という。わたしはそう育った。いまでもわたしは家でも飲み屋でも「お香香」といっている。

ハクサイのお香香はわたしの大好物。これなくして冬は越せない。ジジイになっても、子どものころから食べてきた味が忘れられない。これまでの人生であれもこれもと食べてきたのにどうしても忘れられない味がある。ハクサイのお香香もその一つだ。だからこそわたしはハクサイの栽培は絶対に失敗できないのである。どうしても力が入る。なにがなんでもという気合いである。

お香香のために2個取ってきた。収穫1号はすでに食べた。これは収穫2号と3号となる。立派である。重い。自転車の前の荷物かごに1個しか積めない。もう1個はウオーキングの帰りに手持ちした。左腕に抱え込むように持ったのだが、腕が痛くなり右腕に替えたりするほどだ。

どれくらいの重さなのか。1個で4.5キログラムあった。重いはずだ。たぶん今年栽培したハクサイの中でも大物ふたつだ。

漬ける前のハクサイが日差しを浴びている。この光景が好きだ。小春日和のおだやかな気分になれる。

1回目のお香香は1週間も待たずにお膳に上がる。毎冬、ハクサイのお香香を、3,4度つくってくれるかみさんに感謝だ。ありがたいことである。


 2013年の読書 

2013年11月の読
・安部公房とわたし(山口果林・講談社)
・一の悲劇(法月綸太郎・祥伝社)

2013年10月の読書
・恋しくて(村上春樹編訳・中央公論新社)
・ジヴェルニーの食卓(原田マハ著・集英社)

2013年9月の読書
・中村屋のボース―インド独立運動と近代日本のアジア主義(中島岳志著・白水社)
・緑衣の女(アーナルデュル・インドリダソン著・東京創元社)

2013年8月の読書
・島へ免許を取りに行く (星野博美著・集英社)
・色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年(村上春樹著・文藝春秋)
・絶海の孤島 (カベルナリア吉田著・ イカロス出版)

2013年7月の読書
・コリーニ事件(フェルディナント フォン シーラッハ著・東京創元社)
・巨鯨の海(伊東潤著・光文社)
・果つる底なき(池井戸潤著・ 講談社)
・心(夏目漱石著・岩波書店)
 

2013年6月の読書

・特捜部Q ―カルテ番号64― (ユッシ・エーズラ・オールスン 著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

2013年5月の読書
・山靴の画文ヤ 辻まことのこと(駒村吉重著・山川出版社)
・夢幻の山旅 (西木正明著・中央公論社)
・永遠の0(ゼロ)(百田尚樹著・太田出版)

2013年4月の読書
・火山のふもとで(松家仁之著・新潮社)
・陽子の一日(南木佳士 著・ 文藝春秋)
・戦後史の正体 (孫崎享著・創元社) 

2013年3月の読書
・無罪 INNOCENT(スコット・トゥロー著・文藝春秋)
・談志が死んだ(立川談四楼著・新潮社)
・影法師 (百田尚樹著・講談社)

 2013年2月の読書
・原発のコスト―エネルギー転換への視点(大島堅一著・岩波新書) 
・わたしがいなかった街で(柴崎友香著・新潮社)
・ウエストウイング(津村記久子著・朝日新聞出版)
・ホテルローヤル(桜木紫乃著・集英社)
・小さいおうち(中島京子著・文藝春秋)
・漂流記の魅力(吉村昭著・新潮新書)
・漂流(吉村昭著・新潮社)
・牛を屠る(佐川光晴著・解放出版社)

 2013年1月の読書
・ナメクジの言い分 (岩波科学ライブラリー)(足立則夫著・岩波書店)
・大いなる眠り (レイモンド チャンドラー著、村上春樹訳・早川書房)
・父、断章(辻原 登著・新潮社)
・東電OL事件( 読売新聞社会部著・ 中央公論新社) 
・ポトスライムの舟(津村記久子著・講談社) 
・やりたいことは二度寝だけ(津村記久子著・講談社)
・エンジェルフライト 国際霊柩送還士(佐々 涼子著・集英社) 


 2012年の読書
2012年12月の読書
・カラマーゾフの兄弟2 (ドストエフスキー著, 亀山 郁夫訳・光文社古典新訳文庫) 
・湿地(アーナルデュル・インドリダソン著・東京創元社)  
・アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極(角幡唯介著・集英社)
・探検家、36歳の憂鬱(角幡唯介著・文藝春秋)

 2012年11月の読書
・カラマーゾフの兄弟1 (ドストエフスキー著, 亀山 郁夫訳・光文社古典新訳文庫) 
・中国と 茶碗と 日本と(彭 丹著・小学館)
・佐渡の三人(長嶋有著・講談社)

 2012年10月の読書
・昭  田中角栄と生きた女(佐藤 あつ子著・講談社)
・砧をうつ女(李恢成著・集英社 戦争文学全集17 「帝国日本と朝鮮・樺太」)
・去年今年(木山捷平著・講談社)
・ノックの音が(星新一著・新潮文庫)
・横しぐれ(丸谷才一著・小学館昭和文学全集23)

 2012年9月の読書
・特捜部Q ―Pからのメッセージ― (ユッシ・エーズラ・オールスン 著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
・鍵のない夢を見る (辻村深月著・文藝春秋)

 2012年8月の読書
・母の遺産-新聞小説 (水村美苗著・中央公論新社)
・抗争 (溝口 敦 著・小学館新書)
・起終点駅(ターミナル)(桜木紫乃著・小学館)
・大陸の細道(木山捷平著・講談社文芸文庫)

 2012年7月の読書
・被差別部落のわが半生(山下力著・平凡社)
・天地明察(冲方丁著・角川書店)
・下駄にふる雨/月桂樹/赤い靴下(木山捷平著・講談社文芸文庫)
・おじいさんの綴方/河骨/立冬(木山捷平著・講談社文芸文庫)
・ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(上)(スティーグ・ラーソン著・ 早川書房)
・ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(下)(スティーグ・ラーソン著・ 早川書房)

2012年6月の読書
・楽園のカンヴァス(原田 マハ著・ 新潮社)
・紅梅(津村節子著・文藝春秋)
・ちくま日本文学 江戸川乱歩(江戸川乱歩著・筑摩書房)
・ミレニアム2 火と戯れる女(上)(スティーグ・ラーソン著・早川書房)
・ミレニアム2 火と戯れる女(下)(スティーグ・ラーソン著・早川書房)

 2012年5月の読書
・罪悪(フェルディナント・フォン・シーラッハ著・東京創元社)
・曠野(チェーホフ著・岩波文庫)
・PK(伊坂幸太郎著・講談社) 
・K(三木卓著・群像2012年2月号)
・戦争はなぜ起こるか(A・J・P・テイラー著・新評論)
・ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(上)(スティーグ・ラーソン著・早川書房)
・ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(下)(スティーグ・ラーソン著・早川書房)

 2012年4月の読書
・アイアン・ハウス (ジョン ハート著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ) 
・城を噛ませた男 (伊東潤著・光文社)
・中国化する日本 日中「文明の衝突一千年史(與那覇潤著・文藝春秋)
・新釈諸国噺(太宰治全集7・筑摩書房)
・太宰治 滑稽小説集(太宰治著・みすず書房)
・解錠師(スティーヴ・ハミルトン著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

 2012年3月の読書
・犯罪(フェルディナント・フォン・シーラッハ著・東京創元社)
・ラブレス(桜木紫乃著・新潮社)
・特捜部Q ―檻の中の女― (ユッシ・エーズラ・オールスン著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
・すべて真夜中の恋人たち(川上未映子著・講談社)
・蛍の航跡―軍医たちの黙示録(帚木蓬生著・新潮社)

 2012年2月の読書
・遺体―震災、津波の果てに(石井光太著・ 新潮社)
・彼女はもういない(西澤保彦著・幻冬舎)
・半島へ(稲葉真弓著・講談社)
・海松(稲葉真弓著・新潮社)
・二流小説家 (デイヴィッド・ゴードン著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ) 
・下町酒場巡礼(大川渉著・ちくま文庫)
・下町酒場巡礼もう一杯(大川渉著・ちくま文庫)

 2012年1月の読書
・六白金星・可能性の文学(織田作之助著・岩波書店)
・コンニャク屋漂流記(星野博美著・文藝春秋)
・蠅の帝国―軍医たちの黙示録(帚木蓬生著・ 新潮社) 

 

 

 


    


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準備怠りなく冬ネギの育苗

2013-11-28 | 下仁田ネギ

けさのNHK「あさイチ」をなにげなく見ていたら懐かしい温泉が出てきた。「全国観光ランキング人気第1位の秘湯」。それは「わいた温泉」。熊本県にある温泉だという。温泉が大好きだから「第1位の秘湯」?なんて聞くと、どこなんだと画面を食い入るように見つめてしまう。「わいた温泉」ねえ、聞いたことがあるぞ。しかしどこに位置するのかピンとこない。わたしの頭の中で「わいた」が「涌蓋」に切り替わった。ああ小国町の「涌蓋温泉」のことか。ここは温泉好きにはつとに知られている。わたしは2010年に、涌蓋山登山とセットにしてここの温泉を楽しんだ。「わいた温泉郷」のひとつ、岳の湯温泉の白い噴気に包まれた集落の風景が懐かしく思い出された。「秘湯」は大好きで、山を歩いているから「秘湯」に入る機会は多い。登山のついでにが多いが、たまには逆に秘湯目的の登山もある。同じ小国町にある「奴留湯温泉」もおすすめだ。
⇒2010年涌蓋山登山と涌蓋温泉
⇒2004年くじゅう連山登山と奴留湯温泉

きのうはこの冬に食べる「冬ネギ」の収穫を取り上げた。
冬ネギは栽培期間が長いから、これから収穫する一方で、一年先、来年の12月から食べる冬ネギの苗も育てている。

いま育てている苗は、ことし6月に自家採種し、10月にタネをまいたもの。今年は「赤ネギ」も自家採種できたので、来年のわが菜園の冬ネギは赤ネギ、下仁田ネギ、九条太ネギの3種になる。これらがわが菜園の定番の冬ネギである。

10月にまいた自家採種したタネ。発芽率が極めてよかった。残してもしょうがないのですべてまいた。多くの芽が出た。これを育苗する。かなりの数の苗ができる。多すぎる。狭い菜園ではこれらをすべて定植できるはずがない。毎回のこととはいえバカだなと思いながらも芽が出たものはしょうがない。ここまま育苗する。

苗はこの冬を越す。小さな苗は寒さに弱い。いつもはビニールをトンネル掛けする。ことしはビニールが見当たらない。買いに行くのが面倒なのでの、穴開きのビニールで間に合わせることにした。これでも冬を越せるのではないかと思ってのことだが、結果はわからない。


    


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待ちきれなくて…冬ネギ

2013-11-27 | 下仁田ネギ



九条太ネギ(左)と下仁田ネギ(右)

 ↑下仁田ネギ

↓九条太ネギ

待ちきれなくて …あなたを、なんて言いたいのだが、この時期は色気より食い気だ

「冬ネギはまだかな」
きょうはすき焼きだから冬ネギを入れたいという。冬ネギを収穫するのはまだ早い。そう思いながらも、味見のつもりで食べてみるのもいいかなと、下仁田ネギと九条太ネギを掘ってきた。

下仁田ネギはやはりというか早かった。まだかたい。九条太ネギはなんとか食べられるのだが、はやりまだだなという味だった。

この冬に食べる冬ネギは、昨年の10月にタネをまいたもの。収穫までに14、5カ月ほどかかる。冬ネギは寒さにあたってうまくなる。わが菜園の冬ネギは、12月中旬ごろから収穫をはじめる。あの、とろりとした味わいは格別だ。待ちきれない。その気持ちを我慢してしばらくは辛抱しなければならない。

味は別にして冬ネギの見た目はいまごろが一番いい。とくに下仁田ネギの姿は青々として颯爽としている。かっこいい。葉はまるで剣のようだ。この姿に惚れて食べてみようかなんて気を起してはいけない。見た目に惑わされてはいけないことは、野菜ばかりでないことはとうに承知のはずだ。

下仁田ネギの一番うまいのは1月だ。厳冬期だ。そのときの下仁田ネギの姿といったら、見られたものではない。わたしのふだんの姿のようにまるでボロぞうきんだ。しかし一番うまいころの下仁田ネギは姿が悪いから、なかなか市場に出ない。それを食べるには自家栽培するしかないのである。


    


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タネから育てたハクサイの収穫

2013-11-24 | ハクサイ

 

秋が深まり街の紅葉は日々に鮮やかさを失いつつある。ウオーキングのときに風に舞う落葉を見つめながらそろそろ冬支度だなと思う。この秋は3つの山を歩いた。わたしにとってはこの秋の紅葉は意外と良かった。すっかり満足している。かみさんはきょうも山に出かけた。夏に日本百名山を達成してからも、毎週のように山を歩いている。山と名がつくものなら何でもといった感じで歩いているーそう見えるのだが、わたしにはその意欲と元気がない。わたしは少ない山行ながらもこれと狙いを定めて登っている。40年も山を歩いているが、老いてからは若い時にくらべて喜び、生の充実をより感じる。静かに山と語らいながらひとり歩く。これがたまらない。まもなく歩けないときがやってくる。覚悟はしている。山には人生を支えてもらった。いい趣味を持ったなと山との出合いに感謝している。

ハクサイを収穫できた。第1号である。ずっしりと手に感じる重量感。その重さが充実感につながる。ことしは苦戦したからこそ達成感がある。いつになくうれしい。喜びもひとしおといった感じだ。というのは、今年は育苗に手がかかった。いつもそうなのだが、今年はいつもの年の何倍も手間ヒマがかかった。暑い盛りに世話をした。投げ出したくなるのをこらえて頑張った。そのかいあって見事に育った。

ハクサイはタネから育てる。それにこだわっていることはここでなんども書いた。苗を買ってきて植えつけらたものなら、こんなに喜びを感じることはないだろう。苗を植えつけたら収穫まで苦労はいらないからだ。ハクサイをタネから育てることは、その苦労を買うこと、自分の腕前を確認すること、それが面白い。

菜園も登山と同じく付き合いは長い。もう30年近くなる。この世界も登山と同じく経験がものをいう。それでも失敗する。趣味でやっているから、苦労と失敗は苦にならない。だからハクサイは大変だ大変だといいながら結構楽しんでいる。それに立派なハクサイが収穫できると、それまでの苦労はすっかり忘れている。今年だってそうだ。大変だったなという感慨以外は忘れてしまっている。

周辺の家庭菜園でもタネから育てている人は少ない。そんなひとの菜園はほかの野菜もうまく育っている。初心者や、はじめて4、5年といった菜園は、たいがい市販の苗を植えつけている。それでもうまく育っていない。へたくそだ。ハクサイだけではなく、まともに育っている野菜もあまりない。

私だって菜園をはじめたころはそうだったのだろうが、そんなことも忘れて「どうしてこんなに下手なんだ」と他人の菜園を眺めている。周囲には菜園が少なからずある。現役のひと、退職したひと、とそれぞれだ。失礼ながら、ヘタな菜園を見ていると、どうしてまともな野菜が作れないのかと思ってしまう。余計なお世話だ。こちらはそれで楽しいんだ。文句あっか。なんて怒られそうだ。

今年の収穫第1号のハクサイは、すき焼きにして食べた。わたしの好きな「お香香」にするものは来週収穫の予定だ。漬けるてくれるのはかみさんだ。だからいまはかみさんのご機嫌を損ねないよう気をつかっている。


    


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ダイコンが太らない

2013-11-22 | ダイコン

 

ダイコンの様子がおかしい。太らないのである。いつもの年ならいまごろは丸々と太り、豊かな秋の実りを感じさせてくれる。いつもの太さなら、かみさんの豊かな脚なんか目じゃないのだが、今年はそれよりも細い。こんなに生育が悪いのは菜園をやり始めてから初めてのことだ。

菜園を長年やっていると生育具合が悪いのはすぐにわかる。しかし原因がまったくわからない。「こりゃおかしいぞ」。生育が悪いのに気がついたのは秋の台風が次々にやって来て、強風で葉を破られることが続いたころだ。それまでは、今年も間引き菜に満足し、さあこれからが生育の本番だと期待していたのに。

ダイコンは毎年9月上旬にタネをまく。11月に入ると収穫できるのだが、今年は下旬になるというのにいまだに細い。収穫してみようか、それともまだ待とうか。様子を見ていたが、時期も時期だし、待ったところでこの先いつものように太るとも限らない。

抜いてみよう。試しに一本だけ抜いてみた。やはり細かった。葉もいつもより小さい。うーん。こりゃまずいぞ。ダイコン好きの私にとっては痛い問題だ。

その大根で、私の好きなみそ汁に、葉っぱは捨てることなくフリカケにしてくれた。トウガラシをぱらぱらとかけて食べるダイコンのみそ汁は秋の深まりとともに寒くなる季節にぴったりだ。朝の冷たい空気を温めてくれる。

それにしても、よもやダイコンがこんな状態になるとは思ってもみなかった。わが家だけかと周囲の菜園を見てみると、周囲もあまりよくない。むしろ悪いといいながらわが家のほうがいいくらいだ。

細いが数は十分にある。今年はこんな状態で我慢するしかないようだ。それでもこの先少しは太ってくれるのではないかと期待はしているのだが。


    


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芋がら(干しずいき)の煮物

2013-11-19 | サトイモ

芋がら(干しずいき)の煮物をつくった。

芋がらの食感というのはなかなかたとえようがない。芋がらを食べて、こんな食感ははじめてだと体感するものではないだろうか。持ち味は2つで、しゃきしゃきとした歯ごたえと、煮含めた汁がじゅわーと口に広がることにある。見た目はけっしてよくはなく、感嘆するほどの味でもないのだが、めずらしい食感につい箸がすすんでしまう。

サトイモの収穫の楽しみにはイモのほかに「ずいき」がある。これを天日でカラカラになるまで干し上げる。すっかり乾いたようだ。

きのう、さっそくに芋がらの煮物を作ってみた。もちろん私がである。芋がらを水で戻してから茹でると膨れてくる。これを適当に切ってごま油で炒めるだけだ。私にだってできるおかずである。

材料はこの芋がらと油揚げだけ。ほかにニンジンだ、コンニャクだのと入るのだが、今回はシンプルに作ることにした。といいたいのだが、ほかの材料を入れると手間がかかるからこうしただけのことである。しかし手を抜いたわけでもなく、芋がらを味わうにはこのシンプルがいい。

見た目には「食えるのかな」といわれてしまいそうな粗末な姿だ。いまどきこんなに貧相な食材など見当たらないのではないだろうか。それでいて妙に懐かしさを覚える。まさに手づくり感が濃厚だ。芋がらには味はない、と思う。味は調味料の味だ。しゃきしゃき感が大事だから、水に戻す時間が長かったり、長く炒め過ぎるとグニャとなってうまくなくなる。ここがポイントかなと思う。

この煮物はあっという間にできる。しかし味見をしてみるがどうも納得できない。かみさんに味見をしてもらう。「これでいいんじゃない、80点の味付けよ」。その晩のおかずになった。箸が止まらずに食べた。なにものにも代えがたい味だなと思いながら。


    


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カブでスパゲティ

2013-11-18 | その他

11月中旬に霜が降りた。カブだってうまくなるのはこれからだ。やや筋っぽくなるのだが、寒さにこれでもかと痛めつけられて傷だらけになったカブが好きだ。

初収穫は11月14日。カブのタネまきは3回に分けて行った。いま収穫できているのは9月19日に最初にまいたものだ。遅くまいたものはまだまだ小さい。最後の3回目にまいたものはこれから穴開きビニールでトンネル掛けして保温してやらないと大きくならないだろう。カブはもっと早くにまきたいのだが、虫に食われるのでどうしても遅くなってしまう。

かみさんがそのカブでスパゲティを作ってくれた。私もカブのスパゲティは好きで、作るのも得意のなのだが、先を越されてしまった。

相変わらずかみさんは不在がちだ。遊ばないと損とばかりに遊びまわっている。家に閉じこもり暗い顔をしていられるよりはましだが、よくもまあそれだけ元気で外出できるなと感心してしまう。あしたにもお互い骨になるかもしれない身だ。元気ないまのうちに思いきり遊ぶのもしょうがないかと思うのだが、それでも度が過ぎるので嫌みのひとつでも言ってやりたくなる。

そんなわけで昼飯は台所に立つ機会が多い。外食すればいいのにといわれるが私は外食が大嫌いだから、どうしても台所に立たねばならない。それなのにいっこうに料理の腕前は上達しない。かみさんよりも私のほうが先にあの世に行くことになっている。約束だ。守らなければならない。どうせオレのほうが先に逝くのだからと安心?してしまい、おかずづくりに真剣に取り組めないのではないかと思う。

そんなことを考えながら、きょうはトウガラシの辛味が効きすぎたスパゲティを食べている。


    


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冬が来る前にユズジャムづくり

2013-11-16 | ジャム

 

私の好きなジャムづくり。今回はユズジャムである。ジャムにするとたいがいの果実は香りが消えてしまうのだが、ユズはいつまでも香り高い。好きなジャムである。

わが家のユズの木は2010年12月に家の建て替えを行ったときに切り倒してしまった。もったいないことをしたのだがこればかりがしょうがない。それ以来ユズは菜園近くの農家からいただいている。

その農家の前をウオーキングで通るたびに大きなユズの木を見上げては色づき具合を見る。急に黄色くなってきた。ことしはいつもより早い気がする。この農家には大きなユズの木が2本あるのだが、湯豆腐にも冬至湯にもいっさい使うことなく、すべて腐らせてしまうのだという。

ジャムづくりの好きなわたしからすればなんとももったいない話だ。宝の山である。「すべて持っていっていいよ」。ありがたい言葉だが、ユズの利用には限りがある。この農家ばかりでなく、どの家でもユズが生っても少し使うだけでほとんど利用することなく腐らせてしまうようだ。それでもなくてはならないのがユズだ。



昨日15日、ユズをもぎってきた。大きな木だから三脚と高枝切りバサミを使わなければならない。傷が少ないものを選びながら100個ほどもいだ。えっ、100個も? 私がジャムに使うのは30個ほどだが、残りは近所に分ける。

すぐにジャムづくりに取りかかる。ユズジャムは完成までに手間とヒマがかかる。私が作るジャムの中でも一番手間がいる。途中で投げ出したくならないよう、その気構えが必要だ。いくらジャムづくりが好きだといってもユズジャムとなると少しばかり面倒になる。

作り方は初回以来変わらない。たまには違う作り方をしてみようかなと思うときもあるのだが、慣れた作り方のほうが無難だろうといつも同じになる。

ポイントは、皮の苦みが気になる人は2度,3度と煮こぼすことだ。私は苦みを嫌いではないからそれほど気にならないが、今回はそうした。さらにたっぷりの水に一晩つけることにした。

きょう16日の午前中に煮詰めてジャムの完成である。今年はどうしたんだろう。煮詰め具合を見ながら火を止めるタイミングに神経を使うのだが、もう少し待て、もう少し待てといいながらつい煮詰めすぎるきらいがある。今回もそんな感じだ。
 
中くらいの大きさのユズ30個で、容量250mlのジャム瓶に5本とちょっとできた。

近所にユズを分けてきた。まだ残っている。もったいない。またジャムづくりでもないだろうと、こんどは「ユズ酒」に作ることにした。さっそく氷砂糖とホワイトリカーの買い出しに行かなければならない。


    


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執念で育てたハクサイ

2013-11-14 | ハクサイ

ハクサイだって寒さにあたるとうまくなる。収穫まであと少し。第1号は今月下旬に収穫できる見通しだ。

それにしてもよくぞここまで育ってくれた。いや、よくぞここまで育てたなと思う。ことしはそんな感を強く抱く。というのもことしのハクサイには手を焼いた。手間がかかった。苦労した。

ハクサイはタネから育てるのにこだわっている。これがいつまでたってもむずかしい。たぶん自家菜園をやっている人のほとんどが苗を買って植えつけている。それをやるとハクサイ栽培は簡単だ。おもしろくない。苗を育てるまでがむずかしいからこそ面白いのである。タマネギの苗づくりと難易度は同じレベルだと私は思っている。

ことし苦労させられたのは私の腕が落ちたためかもしれない。それでも猛暑のためだと思いたい。8月20日に「黄ごころ85」のタネをポットにまく。芽が出るのだが3分の2ぐらいがいつのまにか枯れてしまう。3度もタネをまく羽目になった。頭を抱えっぱなしだった。それでもあきらめずに育てた。もともと手間がかかるのは承知だが、ことしにかぎってここまで苦労させられるとは思わなかった。こうなったら絶対に育ててやるぞ、なんて野菜ごときにそこまで執念を燃やした。趣味だからこそ、そこまで真剣になれるのである。

おかげで無事に育った。うまくいったなと眺めている。3回もタネをまいたのだから生育具合はまちまちだ。すっかり葉を巻いてまもなく収穫できるもの、いま葉を巻きつつあるもの、それに菜の花を取るためだけに育てているもの。

いまの楽しみは、葉の巻いた頭を手で押さえてその固さ具合を確かめることだ。葉の巻き具合がゆるいものは手で押さえるとへこむが、収穫まじかなものは押し返すほどの固さになる。

12月中下旬になると結束して冬取りする。1月から2月までの厳寒期が一番うまいと思う。


    


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寒波でホウレンソウがうまくなる

2013-11-13 | ホウレンソウ

急に寒波がやってきた。あわてて冬ものを取り出した。

冬野菜は寒くなればなるほどうまくなる。こちらが寒さに震えているときにせっせとうまくなってくれるのだからありがたい。ダイコン、ハクサイ、カブ、ネギ、ニンジン、それにホウレンソウはこれからがうまくなる。ブロッコリーだってうまく感じるようになる。

小さな葉物はよく食べる。おかずに重宝する。小まめにタネをまいて作るに越したことはない。ホウレンソウは春先まで毎日のように食べる。それでもあきない。だから多く作る。2人暮らしなのに作り過ぎるかなと思うくらいタネをまく。

ホウレンソウの芽出しを揃えることはなかなかむずかしい。四半世紀も菜園をやっているのだから、いつまでたってもむずかしいなんて言ってはいられない。確実に芽を出させなければならない。

ことしは9月下旬から10月上旬までの間に、4回に分けてタネをまいた。食べようと思えば11月に入ってすぐにでも収穫できたのだが、寒くなるのを待った。

品種は寒締めホウレンソウの「朝霧」。寒締めホウレンソウは、寒さにあたると葉を縮ませ、甘さを増す。霜が降りるとますます甘くなる。ほんとに甘い。いまは葉が立っているが、寒くなるにつれてしだいに倒れて地面にくっ付くようになる。このようになるとベストだ。この数年はこの品種ばかり作っている。もちろんうまいからである。これを食べてからはほかのホウレンソウの味がぺらぺらしてなんとも薄っぺらに感じる。

待ちきれなくて食べてみる。まだ本来のうまさが出ていない。いましばらく待たなければならない。


    


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来年に因んで2014mの山ー小金沢連嶺を歩く

2013-11-11 | 登山

 ↑来年の西暦年に因んで登った2014㍍の小金沢山

↓林道から眺める大菩薩嶺(左)から小金沢連嶺の稜線


山行日 2013年11月9日(土)日帰り
天気 晴れのち曇り
山域 大菩薩連嶺
メンバー 単独
コース&タイム
我孫子駅4:54=5:06新松戸5:14=6:11西国分寺6:23=6:28立川6:43=8:02甲斐大和駅8:10=8:45小屋平石丸峠登山口8:50-9:45石丸峠-10:50小金沢山11:10-11:35牛奥ノ雁ヶ原摺山11:50-12:55 黒岳13:00-13:42湯ノ沢峠14:00?(車に同乗)=14:35やまと天目山温泉15:45=16:00甲斐大和駅16:15=我孫子駅


大菩薩連嶺の小金沢連嶺を歩いてきた。石丸峠から湯ノ沢峠までをそう呼ぶ。主なピークは小金沢山、牛奥ノ雁ヶ原摺山、黒岳で、登り下りして縦走する。

目的は2つ。1つは甲斐大和駅から大菩薩登山口の上日川峠まで運行しているバスを利用すること。もう1つは来年の西暦年にちなんで2014メートルの小金沢山の頂を踏むこと。

前者は運行開始が2008年10月だという。すでに5年がたっているのだが、わたしは知らないでいた。このところ大菩薩に行っていないので、情報に触れる機会がなかったのだろうが不覚だった。そこでわたしの過去の山行を見ると、なんと2008年11月に大菩薩を歩いているのだが、もちろん当時も知らなかった。最近になってネットで大菩薩の山行記を見ていると、甲斐大和駅がよく出てくる。そこでようやく甲斐大和駅からバス運行があるのがわかり、それならぜひ一度利用してみたいと思った。それにしても便利になったものである。大菩薩へは夜行日帰りが一般的だった昔と比べると隔世の感だ。うれしいのやらさみしいのやら。

後者の方は、これもネットを見ていたら出てきた。小金沢連峰の小金沢山の標高が、来年の西暦年2014年と同じだという。たしかに2014メートルだった。だからどうなんだ。おもしろいと思う人。なんだくだらないと思う人。わたしは話のタネにおもしろいから行ってみようと思う方だ。それに大菩薩連嶺のルートで、この小金沢連嶺は歩いていないからちょうどいい

ということで「晴れ」という予報を信じて出かけたのだが、晴れの時間はわずかですぐに曇ってしまった。このルートは富士を見るにはいいのだが、富士は最初にほんのちょっとだけ姿を見せてくれただけでずっと雲の中。それに稜線の紅葉は落葉しているからただ歩くだけだった。ハイライトは、小金沢山で「年賀状の写真」を撮ったこと。

湯ノ沢峠からはバス停の「やまと天目山温泉」まで1時間40分歩くつもりでいた。湯ノ沢峠で、車で来た人に声をかけられ「やまと天目山温泉」まで乗せてくれた。立派な林道を走っていると、カラマツ林の黄葉を前景に、きょう歩いた小金沢連嶺を一望できるところがあった。これはうれしかった。もう1つうれしかったことは、やまと天目山温泉のある標高1000メートルあたりの紅葉が盛りで、存分に楽しめたことであった。予期しなかっただけにこの2つの光景に出合えてうれしかった。

がっかりしたり、うれしかったり、といつもの山旅である。


甲斐大和駅で降り、改札口に向かう階段をのぼっているとき、ふと後ろを振り返ると多くの登山者が続く。「これはすごい!」。上日川峠行きのマイクロバスは2台出た。30分ほどで終点・上日川峠の一つ手前の「小屋平」で下車。 ここから石丸峠に向かう。

晴れてはいるが雲が多い天気だ。おかしい。不安だ。

それでも富士は姿を現した。冬をかぶってキリリとした富士を期待していたのだが、どうもすっきりしない。カメラを向けるのをやめようかと思ったのだが、この天気だと撮れるときに撮っておかないとこの先わからないということで撮ったのだが、これが正解で、富士の姿を見たのはこのときのわずかの時間だけとなった。 



南アルプスも同じときに見ることができた。これは白峰三山。これも富士同様にすぐに雲の中に消えた。
でも、わずかな時間とはいえ、見ることができてほっとした気分になった。



大菩薩湖を見下ろす。まわりはカラマツの黄葉だ。



石丸峠。ここを右に取る。



熊沢山、大菩薩嶺方面は左の道。



天狗棚山を越え、小金沢山に向かう鞍部に広がる狼平。とうとうガスが出てきた。このあたりから天気は終日曇り。晴れの予報が完全に外れた。



狼平から後ろを振り返る。

小金沢山への登りはわかりずらいところがあるというのだが、随処に赤テープがある。立ち止まって道を探すようなことはなかった。

小金沢山だ。山頂標柱とは別に横長の「小金沢山 2014m」という大きな看板が用意してある。観光協会など関係者がここまで運んだのだろうか。
しかし写真を撮ろうとしても山頂にはわたし一人。だれもいない。セルフで撮るしかないかと工夫するがどうもうまくいかない。足音が聞こえた。2人連れがやってきた。助かった。「年賀状の写真なので何枚も撮ってください」。正月? わたしの意図がわからなかったらしい。説明するとようやく2014メートルが来年の西暦年と数字が同じだ、ということが分かったようだ。

何枚も撮ってもらった。自身の姿を見て、とみにジジむさく見えるようになったものだといやになる。ジジイだからそれでまちがいないのだが、もう少し若さがほしいなと思う。

すぐに湯ノ沢方面から男性2人がやってきた。このうちの1人がわたしと同じく年賀状の写真撮りだという。「おめでとうございます」の顔をしなければならないなとカメラに向かっていた。

 これできょうの目的は果たした。次のピークの牛奥ノ雁ヶ原摺山に向かう。



牛奥ノ雁ヶ原摺山。この周辺には雁ヶ原摺山と名がつく山が3つある。ほかには「笹子雁ヶ原摺山」、「雁ヶ原摺山」だ。これですべて登ったことになる。ここからの富士を楽しみにしていたが、相変わらず雲の中だ。しばらく様子を見ていたが、ガスがつぎつぎとやってくる。あきらめて黒岳へ。

正面に黒岳。



牛奥ノ雁ヶ原摺山を下ると鞍部は賽の河原。正面は川胡桃沢ノ頭?か。賽の河原に下り立つと右に行く道があった。これが水場への道かと少しばかり入って行った。幕営の跡があったから水場への道にちがいない。水場までは行かないですぐに引き返した。

川胡桃沢ノ頭をへて黒岳山頂。山頂標柱やら道標が多く、なにかしら雑然とした山頂だ。

白谷丸のピークを越えると下るだけ。新しく切り開いた道が出てくる。笹の茎がやたら残っている。つまずいて転んだら痛いだろうなと慎重に下る。湯ノ沢峠登山口分岐に出た。縦走路はまっすぐに続くのだが、湯ノ沢峠へはここを右に曲がる。



すぐに湯ノ沢峠。避難小屋の左手から下る道を確認して、懐かしい場所なのでいったんトイレのほうに行ってみた。もう10数年前のことになるが、その当時はトイレがきたなかったことを覚えている。きれいなトイレになっていた。

トイレの前まで来ると、そこに駐車していた車から人があらわれた。この峠の直前にわたしを追い抜いて行った人だ。車でこの峠まで来たようだ。「車に乗って行きませんか」。わたしはここからバス停のある「やまと天目山温泉」まで約1時間40分ほど歩く予定でいた。思いがけない申し出に迷ったものの、ありがたく同乗させてもらうことにした。

林道からの眺めがいい。黄葉のカラマツの向こうに、きょう歩いた小金沢連嶺を一望できた。帰りがけにこんな印象的な景色に出合えるとはラッキーだった。曇り空でいくぶん盛り上がらなかった心がここにきてはずんできた。

やまと天目山温泉。苦労せずに着いてしまった。下るほどに紅葉が鮮やかになっていく。まさにこの温泉のある標高1000メートルあたりがいま真っ盛りであった。バスは少し前に出たばかりで次は50分後だ。こんなに紅葉がいいとは思ってもみなかった。温泉に入らないで周辺の紅葉をめでた。またまたラッキーであった。この秋は存分に紅葉を楽しめた。いい気分であった。


当初の目的をかなえることができた。甲斐大和駅からのバスに乗れた。小金沢山で写真も撮れた。おまけに小金沢連嶺の山並みを一望でき、さらに紅葉を楽しめた。不満はただ一つ天気だったが、望外のおまけがついて、しだいに気分がはずんできた。この秋さいごの山も楽しめたかなと思っている。


    


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エンドウは凍害に注意

2013-11-08 | キヌサヤ

 ↑直まきの芽

↓セルトレイの芽

エンドウの芽が出てきた。ことしは10月27日にタネをまいた。すべてサヤエンドウで、スナップエンドウはこのところ作っていない。

エンドウは年内に育ちすぎると厳寒期の1,2月に凍害で茎葉が枯れたり、傷んだりしてしまう。それなら小さな苗がいいのかというと、あまり小さすぎるとこれもまた大苗と同じ目に遭う。大きからず小さからずの株で冬を越させる。5センチから10センチの間で冬を越すのが理想かなと思うのだが、これがむずかしい。タネまき時期に注意しても、気温は年によって変わる。思いのほか年内に育ってしまう年だってある。

そんなことを考えていたらきりがない。これまでの失敗の経験からエンドウのタネまきは10月末としている。もうこれでいくしかない。

エンドウのタネまきは直まきである。畝間60センチ、株間30㌢にして、1カ所に2粒まいている。全部が芽を出すとは限らないから、補植用にと別にセルトレイにタネをまいておく。芽が出ないところには1カ所2本となるようセルトレイで育てた苗を補植する。

前回のソラマメで触れたように、エンドウもセルトレイで育てるときは水のやり過ぎに注意する。水やりはタネをまくときの1回だけが無難だ。

今年は直まきでも、セルトレイも100%近い発芽であった。一本しか芽が出ないところには、セルトレイの苗を補植した。

これで安心。あとは春までお天気まかせになるのだが、厳寒期には白い寒冷紗を頭からすっぽりかぶせている。苦い経験があるからこれだけは励行している。


    


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憂うつだなとソラマメの植えつけ

2013-11-06 | ソラマメ

↑10月12日にセルトレイにタネをまいたもの

 ↓株間40センチ、畝間100センチで植えつけた

 

11月3日にソラマメを植えつけた。これは10月12日にセルトレイにタネをまいたものだ。

ソラマメは、この数年ばかりアブラムシによる被害がひどく、わたしの力ではどうにもできないでいる。もうソラマメを作るのはやめようかとそのたびに思うのだが、タネまき時期になると、もういっぺんやってみようかとタネをまいてしまう。

ことしもそうだ。昨年はとうとう自家採種するのを忘れてしまうくらい被害がひどかった。ところがかみさんが知人から多くの自家採種のタネをもらってきた。狭い菜園なのに、こんなにもらってきてどうするんだというくらい多くの自家採種のタネだ。

まずはセルトレイにまいた。豆類をセルトレイで育てるときに気をつけるのが水のやり過ぎだ。タネまきのときにたっぷりと水をやる。芽が出るまではこれ一回きりだ。表面が乾いてくるとつい水をやってしまうのだが、これでタネを腐らせてしまう。この失敗はなんども繰り返しているがそれでもつい水をやってしまう。

セルトレイにタネをまいても、まだまだ多くのタネが残っている。知人にも分けた。それでもまだまだある。残しても無駄にするだけだ。無駄にするくらいなら、まくしかない。数日たってから、こんどはポリポットに、そして畑にもじかにまいた。

最初にセルトレイにまいたものが植えつけるまでに育った。これを1カ所に1株ずつ植えつけた。ところがこんどはポリポットにまいたのが芽を出してきた。多くの芽が出てきた。つぎはまもなく直まきしたのも芽を出してくるはずだ。これらすべて植えつけるほどの面積はソラマメに用意していない。もともと狭い菜園だから、さてどうしようか。

最初は1カ所に1株ずつ植えつけていたが、これでは苗が余ってしまう。こんどは2株ずつ植えつけている。苗が余ったら菜園仲間にもらってもらうほかないようだ。

わたしのソラマメ栽培は、タネまきから植えつけ、冬を越して春先までは完璧なのである。問題は春からだ。来春もアブラムシとの戦いがあるのだろうなと思うと、いまから憂うつになる。それでもソラマメを作る。自分でもわからないところがある。

↓こちらはポリポットにまいたもの。自家採種のタネでもすばらしい発芽率だ。


      


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サトイモのことしの成績

2013-11-04 | サトイモ

これはエビイモの親イモ。エビイモは親イモも子イモも食べられる

11月1日にサトイモをすべて掘り取った。冬の間に食べるものと、来年の種イモとして使うものとに分けて、それぞれ貯蔵した。とくに種イモは寒さにあたって傷まないよう深く穴を掘って埋めた。せっかちだから、もうそこまでしてしまった。穴掘り作業はつらい。汗びっしょりだ。

ことしは梅雨明けの少雨と乾燥のため昨年と同じく出来は最悪だなとあきらめた。灌水施設がないとどうしようもない。ところがその後の雨で少しは持ち直したかのように見えたが、雨が降るのが遅過ぎた。今年の出来は、株元を見ればすぐわかる。いずれも細い。これじゃだめだ。

近くの灌水施設がある家庭菜園のサトイモは立派だ。やっぱりサトイモは水がないと致命的だ。しかし、ないものをねだってもしょうがない。天の采配にまかせるほかない。

今年もだめかなとあきらめながらも、10月18日に「セルべス」を試しに掘り出した。これが意外とよかった。だめだと思っていたのにこの出来だ。ほかの品種も案外といいのではと少しばかり期待して掘り出した。

その結果、今年のサトイモの出来具合を5段階で評価した成績である。
・セルべス=3
・愛知早生=3
・エビイモ=3
・ヤツガシラ=2

豊作のときの収量からすれば、ことしはやはり悪かった。収量が少ない。ヤツガシラが一番悪かった。悪いといいながらも、愛知早生とエビイモがヤツガシラの収量の少なさを補ってくれた。そのおかげで、2人暮らしが冬に食べる分を収穫できてほっとしている。それ以上に種イモは多く貯蔵した。これだけは食べる分を減らしてもきちんと貯蔵している。食べる分が足りなければ、この種イモを掘り出して食べることができる。

「セルべス」はもうすべて食べてしまった。少し残して種イモにしようかと思っていたのだがすべて胃袋に入ってしまった。そのかわりに近くの菜園から「土垂」の大きな株をもらった。

これで来年のサトイモは愛知早生、エビイモ、ヤツガシラ、土垂の4種類になる。いくらサトイモが好きだからといっても、50坪の畑ではサトイモを作るスペースに限りがある。サトイモは場所を取るからそこが悩みだ。


    


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自家苗でタマネギの植えつけ

2013-11-02 | タマネギ

15㌢間隔の穴開き黒マルチを敷いて植えつけている

10月31日にタマネギの苗を植えつけた。苗はタネから育てた自家苗である。

自家苗づくりにこだわっている。しかしタマネギはタネから苗を育てることはむずかしい。何十年とやっていても、満足のいく苗を作ることができたのは数えるほどだ。

それでも自家苗にこだわる。育苗に失敗することが多いのだが、失敗したところで、家族が路頭に迷う事態にはならない。そこは趣味でやっている菜園である。たとえ苗づくりに失敗しても、次善の策として市販の苗を購入して対応することができる。もちろん予定の数が得られないときも不足分を買って間に合わせる。

周囲の菜園を見ると、ほとんどが苗を買ってきて植えつけている。ちょうどいま苗が出回る時期だ。買えば苦労はないのだが、なぜ苗づくりにこだわるかといえば、タマネギは苗を植えつければ、極端な話だが、収穫まで手間がいらないのである。つまり面白みがない作物なのである。育てる楽しみがないのである。これに比べると苗を作るほうが何十倍も手間がかかりむずかしい。それだけにうまく育苗できればその喜びは大きい。

8月下旬から9月上旬にかけてタネをまく。細心の注意をするが、発芽が悪かったり、育ちが悪かったりで、思いのほかまっとうな苗に育たない。毎年少なくとも300本の苗を植えつけているが、300本の「いい苗」を得られないことがたびたびある。もちろん不足分は市販苗で間に合わせる。

昨年は育苗がうまくいった。400本以上の苗を得ることができた。今年は「やや不満」である。全体的に小さいのである。その中から苗に適するものを選んで植えつけた苗は250本あった。これでは少ない。100本ばかり買って補うか、それとも苗床に残した小さな苗からさらに選んで植えつけるか。後者をとることにした。やや小さいな苗でも、自家苗のほうが根がしっかりして、植えつけてすぐに根を張ってくれるからだ。


苗に適するだけの太さと長さに育てるのはむずかしい。


 2013年の読書 

2013年10月の読書
・恋しくて(村上春樹編訳・中央公論新社)
・ジヴェルニーの食卓(原田マハ著・集英社)

2013年9月の読書
・中村屋のボース―インド独立運動と近代日本のアジア主義(中島岳志著・白水社)
・緑衣の女(アーナルデュル・インドリダソン著・東京創元社)

2013年8月の読書
・島へ免許を取りに行く (星野博美著・集英社)
・色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年(村上春樹著・文藝春秋)
・絶海の孤島 (カベルナリア吉田著・ イカロス出版)

2013年7月の読書
・コリーニ事件(フェルディナント フォン シーラッハ著・東京創元社)
・巨鯨の海(伊東潤著・光文社)
・果つる底なき(池井戸潤著・ 講談社)
・心(夏目漱石著・岩波書店)
 

2013年6月の読書

・特捜部Q ―カルテ番号64― (ユッシ・エーズラ・オールスン 著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

2013年5月の読書
・山靴の画文ヤ 辻まことのこと(駒村吉重著・山川出版社)
・夢幻の山旅 (西木正明著・中央公論社)
・永遠の0(ゼロ)(百田尚樹著・太田出版)

2013年4月の読書
・火山のふもとで(松家仁之著・新潮社)
・陽子の一日(南木佳士 著・ 文藝春秋)
・戦後史の正体 (孫崎享著・創元社) 

2013年3月の読書
・無罪 INNOCENT(スコット・トゥロー著・文藝春秋)
・談志が死んだ(立川談四楼著・新潮社)
・影法師 (百田尚樹著・講談社)

 2013年2月の読書
・原発のコスト―エネルギー転換への視点(大島堅一著・岩波新書) 
・わたしがいなかった街で(柴崎友香著・新潮社)
・ウエストウイング(津村記久子著・朝日新聞出版)
・ホテルローヤル(桜木紫乃著・集英社)
・小さいおうち(中島京子著・文藝春秋)
・漂流記の魅力(吉村昭著・新潮新書)
・漂流(吉村昭著・新潮社)
・牛を屠る(佐川光晴著・解放出版社)

 2013年1月の読書
・ナメクジの言い分 (岩波科学ライブラリー)(足立則夫著・岩波書店)
・大いなる眠り (レイモンド チャンドラー著、村上春樹訳・早川書房)
・父、断章(辻原 登著・新潮社)
・東電OL事件( 読売新聞社会部著・ 中央公論新社) 
・ポトスライムの舟(津村記久子著・講談社) 
・やりたいことは二度寝だけ(津村記久子著・講談社)
・エンジェルフライト 国際霊柩送還士(佐々 涼子著・集英社) 


 2012年の読書
2012年12月の読書
・カラマーゾフの兄弟2 (ドストエフスキー著, 亀山 郁夫訳・光文社古典新訳文庫) 
・湿地(アーナルデュル・インドリダソン著・東京創元社)  
・アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極(角幡唯介著・集英社)
・探検家、36歳の憂鬱(角幡唯介著・文藝春秋)

 2012年11月の読書
・カラマーゾフの兄弟1 (ドストエフスキー著, 亀山 郁夫訳・光文社古典新訳文庫) 
・中国と 茶碗と 日本と(彭 丹著・小学館)
・佐渡の三人(長嶋有著・講談社)

 2012年10月の読書
・昭  田中角栄と生きた女(佐藤 あつ子著・講談社)
・砧をうつ女(李恢成著・集英社 戦争文学全集17 「帝国日本と朝鮮・樺太」)
・去年今年(木山捷平著・講談社)
・ノックの音が(星新一著・新潮文庫)
・横しぐれ(丸谷才一著・小学館昭和文学全集23)

 2012年9月の読書
・特捜部Q ―Pからのメッセージ― (ユッシ・エーズラ・オールスン 著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
・鍵のない夢を見る (辻村深月著・文藝春秋)

 2012年8月の読書
・母の遺産-新聞小説 (水村美苗著・中央公論新社)
・抗争 (溝口 敦 著・小学館新書)
・起終点駅(ターミナル)(桜木紫乃著・小学館)
・大陸の細道(木山捷平著・講談社文芸文庫)

 2012年7月の読書
・被差別部落のわが半生(山下力著・平凡社)
・天地明察(冲方丁著・角川書店)
・下駄にふる雨/月桂樹/赤い靴下(木山捷平著・講談社文芸文庫)
・おじいさんの綴方/河骨/立冬(木山捷平著・講談社文芸文庫)
・ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(上)(スティーグ・ラーソン著・ 早川書房)
・ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(下)(スティーグ・ラーソン著・ 早川書房)

2012年6月の読書
・楽園のカンヴァス(原田 マハ著・ 新潮社)
・紅梅(津村節子著・文藝春秋)
・ちくま日本文学 江戸川乱歩(江戸川乱歩著・筑摩書房)
・ミレニアム2 火と戯れる女(上)(スティーグ・ラーソン著・早川書房)
・ミレニアム2 火と戯れる女(下)(スティーグ・ラーソン著・早川書房)

 2012年5月の読書
・罪悪(フェルディナント・フォン・シーラッハ著・東京創元社)
・曠野(チェーホフ著・岩波文庫)
・PK(伊坂幸太郎著・講談社) 
・K(三木卓著・群像2012年2月号)
・戦争はなぜ起こるか(A・J・P・テイラー著・新評論)
・ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(上)(スティーグ・ラーソン著・早川書房)
・ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(下)(スティーグ・ラーソン著・早川書房)

 2012年4月の読書
・アイアン・ハウス (ジョン ハート著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ) 
・城を噛ませた男 (伊東潤著・光文社)
・中国化する日本 日中「文明の衝突一千年史(與那覇潤著・文藝春秋)
・新釈諸国噺(太宰治全集7・筑摩書房)
・太宰治 滑稽小説集(太宰治著・みすず書房)
・解錠師(スティーヴ・ハミルトン著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

 2012年3月の読書
・犯罪(フェルディナント・フォン・シーラッハ著・東京創元社)
・ラブレス(桜木紫乃著・新潮社)
・特捜部Q ―檻の中の女― (ユッシ・エーズラ・オールスン著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
・すべて真夜中の恋人たち(川上未映子著・講談社)
・蛍の航跡―軍医たちの黙示録(帚木蓬生著・新潮社)

 2012年2月の読書
・遺体―震災、津波の果てに(石井光太著・ 新潮社)
・彼女はもういない(西澤保彦著・幻冬舎)
・半島へ(稲葉真弓著・講談社)
・海松(稲葉真弓著・新潮社)
・二流小説家 (デイヴィッド・ゴードン著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ) 
・下町酒場巡礼(大川渉著・ちくま文庫)
・下町酒場巡礼もう一杯(大川渉著・ちくま文庫)

 2012年1月の読書
・六白金星・可能性の文学(織田作之助著・岩波書店)
・コンニャク屋漂流記(星野博美著・文藝春秋)
・蠅の帝国―軍医たちの黙示録(帚木蓬生著・ 新潮社) 


    


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