30坪+20坪+30坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

まだ早いかなとエンドウのネット張り

2010-02-28 | キヌサヤ

やはり心配した通りになった。寒さが戻ってきた。暖かくなって3月も近いことだしと、サヤエンドウとスナップエンドウにかぶせていた不織布を取り外してネットを張った。

不織布はエンドウを寒さから守るため冬の間すっぽりと覆っていたもの。三寒四温の時期だから、この先、寒が戻るのは分かっている。まだ不織布を掛けていたほうがいいかなと迷う。陽気もいいことだし、毎年のことだからと作業をしてしまった。せっかちだから、こうと決めたらやらないと気がすまない。

寒さから株を守るため不織布を掛けてきたのだが、寒さにやられて枯れてしまう株が必ず出てくる。寒気から守るためどんな資材を使うのがいいのかいつも考えてしまう。昨年は寒冷紗だった。やはり一部が枯れた。寒さ対策の資材選びもなかなか難しい。

不織布を取り外したら、化成肥料をばらまいて土寄せする。そしてネット張り。ネットは今回新調した。やはり新しいのはいい。長く菜園をやっていると古い道具や資材ばかりになる。たまには新調するのも気分がいいものだ。

エンドウ栽培で気をつけていることは、①タネをまく時期②寒さ対策③ツルの誘引を早めにーということだ。ツルの誘引は大事だから早めにとわかっていてもついさぼってしまう。後手にまわることがたびたびだから、今年は早めにきちんとやろう。


              


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再度の切り干しで食べつくすダイコン

2010-02-26 | ダイコン

ダイコンがまだまだ残っている。地中に埋めて保存しているものだ。3月に入ると土の中に保存しているとはいえ、やはりまずくなる。気温が上がるにつれて腐ってだめにしてしまう。

それなら今のうちになんとかしたい。1本も残さずに食べてしまえばダイコンも往生できるだろう。しかし、毎日毎日ダイコンを食べてばかりはいられない。そこでなんとかの一つ覚えなのだが、再度切り干し大根づくりをした。切り干しに「加工」すればこの先2、3カ月は保存できる。

今回はすべてわたしひとりでやった、と自慢できるほどのものではないのだが、切り干しで一番大変なのは細く切ること。それだけの単純作業とはいえ包丁に慣れないとこれがなかなかはかどらない。最近は包丁を握るのにも慣れた。うまくなったなあ、と思えるほどだ。

使ったのはたったの2本。切ってから天日に干すのだが、できるまでに1週間ほどかかる。今回は天気がよくなくてうまく仕上がるかなと心配したのだがどうにかできた。いい天気が続けばもっと早く仕上がる。2本の大根から220グラムの切り干しダイコンができた。

こんなことぐらいではダイコンは減らない。残りをすべて掘り出して始末しなければならない。これをどうするか。またも切り干し大根づくりかなと、ノウなしはそれぐらいの使いみちしか思いつかないでいる。


              

 


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食べきれるのかサトイモ

2010-02-25 | サトイモ

冬野菜が日々少なくなっている。もうおしまいだから当然なのだが、なんとなく畑に行っても手持ち無沙汰だ。持ち帰るものはネギとホウレンソウばかりになった。

じつはうまいものがまだある。それはサトイモ。収穫してから地中に保存し、食べるたびに掘り出して使っている。昨年は種イモを50個も植えつけた。その収穫量は近所にわけてもまだまだ食べきれないほどの量だった。サトイモが好きだからといってもそう食べられるものではない。コンスタントに食べていても残っている。それもたくさんだ。やはり作り過ぎた。無駄にしないようにそろそろ急いで食べつくさなければならないのだが、はたしてできるのか心配になる。

収穫してから土に埋め戻しておくのは、種イモに使うものと、食べる分の2種。食べる分はすべて掘り出して家でも保存できるのだが、土に埋めておき使うたびに掘り出すのが一番いいように思う。サトイモは寒さに弱い。腐ってしまう。土の中に保存といっても浅く埋めては寒さにやられる。20センチ以上の深さで保存して上からビニールを掛けておく。そうしておいても掘り出してみると傷んだものは少なからずある。

種イモは3月中旬に入ると掘り出して「芽出し」を行う。今年のサトイモは「愛知早生」と「ヤツガシラ」の2種を作る。ヤツガシラがやはりうまいので今年は多くして、愛知早生のほうは親イモを種イモとして使ってみたい、と考えている。


              


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春一番の味はやさしい苦味のフキノトウ

2010-02-23 | その他

庭にフキノトウが出てきた。たったの2個である。寒さからつぼみを守るために苞が何重にも取り巻いている。摘んでしまうにはまだ小さいのだが、せっかくの春一番の贈り物だからテンプラにして食べた。食い物の恨みはコワイというから、ここは平等に私が1個、かみさんが1個。

フキノトウといえば苦味が売りだ。口に入れた。もちろん苦味を期待して。うん?なかなか来ないぞ。すると最後の最後に ふんわりと苦味を感じた。早摘みだけに苦味もやさしかった。年一度の懐かしい味だった。

もうすぐ3月。好きな季節だ。3月を迎えると三寒四温とはいえ、周囲に春らしさがしだいに広がってくる。わが家で聞くウグイスの初鳴きはいつになろう。聞き耳を立てていなければならない。



              


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青春のアサツキ

2010-02-22 | その他

かみさんが新聞から顔をあげていった。
「オオイヌノフグりのフグリってこういう意味だったの」
「へえ、本当に知らなかった?」
そこでネットで検索してオオイヌノフグリの写真を見せてやった。
そしたらまた不思議なことを言った。
「イヌのそれはこんな形なの?」
「見たことないのか。それなら近所の犬でたしかめたら」
「そうだろうけど、近所の犬、メスばかりだからね」

50坪の菜園は狭いながらも、隅から隅まで見回るのは結構大変なのである。なにげなく隅っこを見たら「あれっ」とおもわずかがみこんでしまった。隅に植えつけてあるアサツキの芽が出ていたからだ。

「へえ、もう出てきたんだ」。いつ出てきたのだろう。最近のはずだ。この寒い時期に青い芽は新鮮だった。いち早く春到来を知らせてくれたかのようだ。ふと「青春」という言葉を思い浮かべた。まさに青春を感じさせてくれるアサツキに見入ってしまった。

              


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白いキャンバスに青いタマネギ

2010-02-20 | タマネギ

すっかり畑の作物も少なくなった。雪で覆われるとネギの青さだけがよく目立つ。寒さのなか青々として元気だ。この冬はネギをよく食べた。それだけにしだいに少なくなってきた。うまいだけに残り少なくなると惜しくなるのだが、3月に入ると冬ネギはあっという間にまずくなるから、おいしく食べられるのはいまのうち。それっ、ラストスパートだ。

いま越冬しているタマネギ。11月に植えつけてから「ほんとにちゃんと育っているのかな」と思えるくらい生育は遅々としている。それに葉の先が寒さで茶色く傷んでいるからなおさら心配になる。これから暖かくなると急に生き生きとしてくるのは分かっているのだが、毎年のように「大丈夫かな」と見てしまう。

タマネギ畑に雪が降り、「白いキャンバス」に青い苗がよく目立つ。その様子を見るとたしかに育っていることはよくわかる。昨年は植えつけてからヨトウムシの被害にあった。少なくない数の苗がやられた。幸いに苗を多く作っていたので補充できた。おかげでどうにかきれいに苗が並んだ。満足、満足、といったところである。このまま収穫までうまくいきそうかなと、ここで安心してはいけないが、20年もタマネギを作っているとそんな感じがする。



              


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雪の帽子をかぶったブロッコリー

2010-02-19 | ブロッコリー

2月に入ってから雪がよく降る。1月と2月は霜柱と雪で畑はいつもぬかっている。収穫するにも長靴をはいていかないと作業ができない。

夏まき野菜も秋まき野菜もこの時期になるとほとんど胃袋に収まり、残り少なくなった。収穫できる種類がしだいに減って、いまは、ブロッコリー、ネギ、ホウレンソウぐらいなものになった。雪に埋まるとその青さが目立つからよくわかる。

ブロッコリーがつぎつぎと蕾をつけてくれる。この時期になると毎年同じことを思うのだが、これだけの青物を寒さに負けずに提供してくれるのはありがたい。生育の遅れたのが1、2株、いまごろ天辺に頂花蕾をつけている。ほかの株は側花蕾ばかりだ。いまはこの側花蕾の収穫になる。頂花蕾にくらべたらごく小さなものばかりだが、こまめに収穫すると、この時期の食卓に重宝する。


             

 


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ニンジンとは夏までロング・グッドバイ

2010-02-17 | その他

ニンジンはこれでおしまいになる。残っていたニンジンを掘り出した。夏にタネをまいてからこの冬まで長いお付き合いだった。昨年はニンジンの作付面積を多くした。おかげで収穫の10月からは夫婦2人の食卓ではニンジンを買うこともなく、わが菜園のもので間に合った。

この厳寒期のニンジンはほかの野菜同様にうまい。いっそう甘く、匂いがやわらかく感じる。現金なもので、ニンジンがうまいとなるとニンジンを使った料理が多くなる。それを食べてやはりうまいニンジンだなと思う。

そうなると春まきもしてみようかなと思い立つ。ニンジンの春まきはやったことはない。いつも夏まきだ。春まきをやってみたいとは思うものの、菜園の面積というかその狭さを考えるとやはり無理かなと思ってしまう。春になると種まきや植えつけて、50坪の菜園はあっという間に埋まってしまうから、ここでニンジンなどまいたら、いっそう狭くなるのは目に見えている。結論はあきらめることにした。夏までお別れだ。

菜園の農閑期も今月まで。下旬にはジャガイモの用意をしなければならない。そろそろ今年の計画を立てなければならない。計画といっても私の場合は計画性などなく、毎年思いつきというか、横着というか、それでやっている。だからたまに失敗する。失敗の多くは前作を忘れての連作障害が多い。きちんとノートを取っているつもりでも肝心なところが抜けている。


           

  


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テマヒマかかるトマトとナスのタネまき

2010-02-15 | トマト

わが菜園では、できるだけ種から育てことにしている。苗はできるだけ買わないようにしているのだが、夏野菜のトマト、ナス、ピーマンの3種については苗を買って植えつけてきた。家庭菜園だから植えつける本数はたかが知れている。タネから育てた場合のテマヒマを考えると、苗を買ってしまったほうがよほど手っ取り早い。

しかし、テマヒマを掛けられるのが趣味の世界。家庭菜園でも好き勝手なことができる。それならと思いなおしてトマト、ナス、ピーマンについても、タネから育ててみようと、数年前から挑戦している。失敗したらその時点で苗を買えば間に合うのだから気楽だ。

これまでの成績は成功あり失敗あり。どうにかナスとピーマンは苗を買うことなくタネから育てられるようになった。問題はトマトだ。トマトは多くの品種があり、その味を楽しみたい。たとえばミニ3種、中玉3種、大玉3種を育てると異なる味の9種類のトマトを楽しめる。無理に9種類をタネから育てようとしても、横着な私にはできない。そこでトマトだけはその年により1種を選んで種まきしている。残りは苗を買うことにしている。

トマトとナスのタネマキはこれまで3月初めにしてきた。この2種の苗づくりには2カ月かかる。私の場合はもっとかかる。保温がうまくいかないからである。この2種を育てるには発芽、生育に適する温度を保ってやらなければいけない。専業農家は設備があるが、超零細の家庭菜園ではそれができない。保温が最大の課題だ。だから成功あり失敗ありで、毎年が試行錯誤になる。

それをわかっていながら、懲りもせずに今年は半月早くタネをまいた。トマトとナスの2種。ピーマンは3月初旬で間に合う。たぶんうまくいかないだろうなと、マイナス気分のほうが強いが、なんでも試してみることは楽しい。これがあるから長続きしているのだろう。それに失敗したところでだれに迷惑をかけることもないしね。

ポットに数粒タネをまき、それを発泡スチロールの箱に入れる。保温のため今回は何重にも新聞紙やビニールで包んだ。発芽は保温にかかっている。発芽すれば移植して1ポット1本にする。テマヒマ覚悟とはいえ、1本でもうまく育って実をつけてくれるのを願って小まめに日中は窓際において日光をあてる毎日だ。


          

   


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燗冷ましをジュルジュルと飲む口福

2010-02-13 | 

1カ月ぶりの酒の話。

燗酒がうまい季節だ。燗酒というと、どうもオヤジくさいと思われる向きもあるが、燗上がりのする酒に出会えたときの口福感といったら、飲んべえをやっていてよかったなと思わせてくれる。

冬の酒はきまって燗酒になる。それが冬なのに「冷や」でやることが多くなった。お燗するのが面倒なこともあるのだが、気に入った酒ともなると冷やでも味わいたくなる。しかし面倒でも、冬の酒はやはり燗がいい。「熱燗がいいかな、それともぬる燗がいいかな」と思いながら燗して温度の変化で酒の味も広がる。

燗酒の口福感を味わうには、あたりまえだが燗してうまい酒を探さなければならない。燗してバランスが崩れる酒は問題外だ。私の好みは、燗酒にするなら濃醇でコメのうまみを感じさせるものがいい。

燗してうまい酒は、これまで飽くなき探求のおかげでそれなりに得てきた。探すことは楽しい。要はこれはと思うものを買っては飲んでみるほかない。当たり外れがある。うまいと聞くともう居ても立っていられなくなり、せいてその酒を飲みたくなる。

燗酒となると純米酒が多くなる。私の買う酒はたいがい2千円から2千5百円までと決めている。この価格帯の純米酒は開栓したばかりの時は味がかたく、うま味が広がらない。1カ月ぐらい放置すると、うま味が出てくる。その時点で気に入らないと失格だ。もちろんお金を出せば熟成した味の酒を飲めるはわかっているのだが、その価格帯が分相応だと決めている。

最近はまっているのが「燗冷まし」だ。自分の舌がそれを求めているのか、偶然にも燗冷ましのうまい酒に出会えたのか、どうもわからないのだが、燗冷ましの酒はうまみが増して、味に広りが出てくる。燗冷ましとはいったん熱燗にしたものをさましたものだ。それをお汁みたいにジュルジュルと飲む。はた目にはまさに飲み助の意地汚い姿なのだが、ひとさまがなんといおうとこれがうまい!

ここはだまされたと思っていちどお試しあれ。経験でいえば、燗冷ましでうまい酒になるのは、燗上がりのする濃醇な酒がいい。

そんな酒に出会いを求めて酒屋をめぐる。どこの酒売り場も焼酎が幅を利かせて、清酒の売り場が年年狭くなり扱う銘柄も少なくなっている。うまい清酒を手に入れるには数軒の酒屋を定期的に回らなければならない。

この2月は初めに、3カ所の酒屋で3本買った。いずれも純米で、初めて飲むものばかり。このなかに1本でも燗冷ましのうまい酒に会えればめっけものである。評判がいくらよくても、最後は自分の舌が判断する。飲まなきゃわからない世界だ。

「奈良萬・純米」(夢心酒造・福島県喜多方市)
まだ開栓したばかりだが、燗酒よりも燗冷ましにいいようだ。うれしくなる。名の知れた酒だが、昨年暮れの山歩きでこれを「冷や」で飲んでうまかった。購入できる酒屋を調べ神田の「甲子屋(きのえねや)」で買った。

「福祝・純米」(藤平酒造・千葉県君津市)
冷やでも燗酒にしても、まがかたい。しばらく様子を見ることにした。最近よく雑誌などで取り上げられる酒だ。柏駅前の酒店をのぞいた。別の銘柄を探していたのだが、これがあったのですぐに買った。
 

「四万十川・純米吟醸」(高知県安芸市)
飲んでみるとこれは淡麗で濃醇タイプではなかった。冷やよりは燗したほうがいい。買ってからこれはどうかなと心配したが、着実に残りが減っているのだから悪くはない。ただ燗冷ましにすると味は落ちる。住まい近くのスーパーで購入。はじめて聞く銘柄でそのうえ安いので「ためしてみるか」とつい手が出た。


         

  


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山に行かずに、山の本で遊ぶ

2010-02-11 | その他

サリンジャー、ロバート・B・パーカー、それに立松和平、と作家の訃報が続いた。かつて読書対象だっただけに感慨を覚える。一番長い付き合いはパーカーだ。「スペンサーシリーズ」は通勤での格好の読み物だった。立松さんのは初期の「遠雷」を思い出す。その映画も見た。というのも同じ団塊の世代だから注目した。50を過ぎればいつ向こう岸に行ってもおかしくないというが、「早すぎるな」という思いが強い。山歩きが好きで月刊誌「岳人」に「百霊峰巡礼」をいま連載している。たまに読んでいるのだが完登できたのだろうか。

このところ山を歩いていない。その気が起らないのだが、たぶん体がそのうちに歩きたくなるむずむずサインを出してくるはずだ。長いこと山歩きをやってきたので、そんなリズムが私の体に組み込まれ周期的にその気にさせてくれる。

山を歩かない代わりに山の本ばかり読んでいる。いま読んでいるの次の3冊で、私にとってはあこがれにも似た魅力的な山歩きをしている人たちの本だ。私の実力では到底できない登山スタイルだから書かれている世界に遊ぶだけである。先鋭的登山といえば、ロッククライミングとか世界の高峰を目指すというものだが、3人の登山スタイルが「先鋭的登山」に思えてならない。うらやましい。結論からすればこの3人の真似などできないのは分かっていても、年を取ってからは年相応の山の楽しみ方を探していかなければならない。そんな思いがあるから、これらの本は今後の山の楽しみ方を教えてくれる。

松浦 隆康著「バリエーションルートを楽しむ―花・巨樹・滝・眺望 魅力の100コース」 (新ハイキング社)。
小欄ですでに紹介した。年を取ったらこんな登山を目指すのもいいかなと教えてくれる。山を楽しむということはこういうことかなと。

細川瞬司著「日本の『分水嶺』をゆく」(新樹社)
ただただ脱帽である。私の登山仲間にも同じように目指している人がいる。

服部文祥著「狩猟サバイバル」(みすず書房)
前著「サバイバル登山家」(みすず書房)もぐんぐん読ませたが、これも読ませる。自分が理想とする登山スタイルをさらにすすめ、それを実現させる。私は前著のサバイバル登山のような山歩きができればいいなあとあこがれているのだが…。


         

  


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厳寒期にダイコンとカブのタネまき

2010-02-09 | ダイコン


マルチ、穴開きビニール、さらに寒冷紗で保温

この厳寒期にダイコンとカブのタネをまいてみた。こんなことはめったにやらないのだが、たまには遊びも必要だ。「春まき」といえばふつうは3月からとなるが、これは「厳寒まき」だ。いまくいけば収穫は4月になるのだろうか。

いまの畑にタネをまいてもこの寒さでは芽は出ない。発芽させるには防寒してやって、ある程度の温度を維持してやらなくてはいけない。

そこでは防寒、保温のためマルチとビニールを使う。まず黒マルチを土の上に張る。私は最初から穴開きマルチだ。その穴にタネをまいていく。タネは春まきできる品種を確認して使う。まいたのはダイコンが「時なしダイコン」、カブは秋まきの残りを使った。タネ袋の裏を見ると春まきもOKだった。

タネまきが終われば、上からビニールをトンネル掛けする。このビニールだが、穴が開いていないものと、穴が開いているものがある。どちらを使うか迷うのだが、穴が開いているものを使った。厳寒期だからといってもたまにあたたくなりビニール内が高温になる時がある。この寒さだからそれほど心配することもないのだが、ここは慎重に(この慎重さが失敗になるかもしれないのだが)行った。

やっぱりこれでは寒いかな。そこで隣りのウネで利用していた寒冷紗をさらにかぶせた。黒マルチを張り、その上を穴開きビニールと寒冷紗で覆う保温作戦である。はたして芽が出るのか。

出てくるかなと心配したが、タネをまいてから10日。小さな芽を出してきた。出てくるもんですね。この寒さでも。芽が出たらこれからの管理はいつもの通りだが、間引きするにもいったんかぶせたビニールなどをはずしての作業となるから面倒だ。

(これはダイコンの芽)



(カブの芽)



         

   


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立春にソラマメの香り漂う

2010-02-07 | ソラマメ

ソラマメが宅急便で届いた。送り状を見ると「空豆」とある。すぐに「これは鹿児島からだな」とわかった。というのも、昨年12月15日にソラマメを食べた「師走にソラマメかよ」と驚いたものだが、これは種子島産で9月にタネをまき年末に出荷するのだという。ソラマメは5月のものと思っていただけに、自分の「常識」をひっくり返された。

そんなことがあっただけに、今度は遠くの知人、それも美しいガールフレンドからソラマメが届いたのだから、偶然とはいえなにかを感じてしまう。そう思いたくなるのが人情だ。

それにしても立派なソラマメだ。ひとつのサヤに4粒入っている。わが菜園のものは3粒揃っていればいいほうなのだから、見るからに大物だ。すぐに煮た。湯気を上げてソラマメの香りが漂う。しかしこの厳寒期にソラマメの香りとは…。師走のソラマメもそうであったが、この立春のソラマメにもどうも違和感がある。ソラマメは5月という常識がすっかり体に染みついていてもんだなと思う。

味はよかった。味がよいとそんな違和感も吹っ飛んでしまう。立春のソラマメに「文句あっか」といわれているようだ。 


         

   


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楚々とした別嬪に見える九条ネギ

2010-02-05 | 冬ネギ

人間ドックと脳ドックを受診してきた。脳ドックはMRI検査だが、2回目ということで緊張もしないで済んだ。20分ほど神妙に仰向けになって金属のトンネルのようなところに押し込められる。閉所恐怖症の人は困ると思う。まず驚かされるのは作動音だ。音量もリズムも一定でなく、突然に大きな音が「コンッ、コンッ」「ゴツ、ゴツ」と鳴ったりする。作動音は金属音もあれば、廊下を歩くような音、ドアをノックしている音など、リズムも音量も様々で、慣れてくると次はどんな音が来るのかと余裕が出てくる。検査の間はすやすや寝てしまうのが一番いいのだが、私はそれができないので好きな人とか、素晴らしかった山歩きを思い浮かべるなどして「騒音」から逃れる。つい耳を傾けたくなるような心地よいリズムと音が続いた。「これは木魚の音にそっくりだな」。このまま向こう岸に行ってしまってはたまったものではないなと苦笑していたら「検査終了」の声。

九条らしいすっきりした写真が撮れた。楚々とした別嬪さんに見える。このところ今日も明日も九条太ネギばかりだ。この数年、菜園での下仁田と九条が逆転して、いまは九条のほうを数倍多く作っている。というのは下仁田に比べて九条はクセがなく、なんのおかずにも使えるからだ。それで昨年も九条を多く作った。いや多く作り過ぎた。いまのこの時期、わが菜園が九条ばかりが目につく。いまが最高にうまい時期だからせっせと食べなければならない。たしかに淡白だから飽きがこない。下仁田なら濃い味に飽きてくるところだ。

このおいしい九条も2月いっぱいまでが「賞味期限」。3月に入ると味がぼやけてくる。気温が上がるとてきめんだ。残してはもったいないからそれまでに食べてしまわないといけない。しかしその意気込みがなくても、ネギはいくらあっても重宝するからやはり食べ尽くしてしまう。食べるもんだねと感心してしまうくらい。


         

  

 


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カブは腰回りが太ったものを

2010-02-04 | その他

節分には年の数だけ豆を食べるのだけど、この年になると数が多いだけに大変だ。晩ご飯の前に半分、終わってから残りを食べた。不思議と豆まきの大豆は酒のつまみにうまい。

写真はカブである。畑の土の上においてコンパクトデジカメで撮ったものだが、まるで細密画のようである。全体をこうして見ると細い根が長く、全体の半分を占めている。そのため全体のバランスが悪い。たいがい細い根をカットした写真が多く、たしかにそのほうがバランスよく見える。

いま食べているカブは9月下旬にタネをまいたものだが、いまでも食べている。いや残っているから食べているといったほうが正確だ。残りものとはいえ、この時期のものは寒さにあたってやわらかく、ずっと甘みが増す。私はいまのカブが好きだ。

カブは葉もうまい。この葉は万能で何にでも使える。11月ごろなら浅漬けしてパリパリとした食感がなんともいえない。長いこと楽しませてもらったカブだが、残り少なくなりそろそろおしまいだ。

「おいしい野菜の見分け方」(バジリコ出版)という本を読んでから、わが菜園の野菜たちの成長具合が気になってしまい、この本の内容に沿ってこれまでたびたび取り上げてきた。こんどはカブを見てみよう。

「カブの白い部分は、実は根じゃないんです。茎と根との中間部が肥大したもの」だという。これまでカブの白い部分は根だと思っていた。しかし写真で見ると細い根が長く伸びているのだから、なるほどねと思う。しかし白い部分をよく観察するとそこにも小さな根が生えている。そこから先が根ということになるんだと思う。

おいしいカブのポイントは白いところが「横にはって広がるほうがいい」という。スレンダーよりも腰回りがたっぷり肥大したものがいいということだ。写真のわが菜園のカブもそうで安心した。

ところでこの腰回りがでっぷりしたと聞いて、思い出したのが国宝の土偶だ。なんでそんなことを思い出したのか不思議だが、「縄文のビーナス」を見ていただければなんとなく納得してくれると思う。


           


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