30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

7月末にタネをまいたキャベツを10月27日に初収穫

2023-10-28 | キャベツ

10月27日に収穫した夏まきキャベツ。
防虫ネットの中で育ってきただけに虫食いはほとんどない

7月末にタネをまいたキャベツを10月27日に初収穫できた。タネをまいてから収穫まで3カ月、夏まきは生育が早い。育ち具合からして収穫は11月に入ってからと見込んでいたが、10月中に取ることができた。

キャベツは7月末、8月末、9月末の3回にわけてタネをまく。これで11月から来年の4月の春キャベツまでの半年間は食べ続けることができる。春キャベツを食べた後、5月から10月までのあいだはキャベツを食べない。作らないからそうなる。その間、買って食べことはまれだ。

キャベツのうまいかまずいかは品種で決まる、と思う。長いこと菜園をやっていていろいろ品種を変えて作ってきた経験から言えば、まずいキャベツはまずい。食えたものではない。いまは金系201だけにしてほかの品種には手を出さない。たまには新種を作ってみようかと思うときもあるのだがそれもやめにしている。

この夏の日照り続きで、7月まきと8月まきのキャベツは、発芽から育苗まで、高温と害虫でなにかと手を焼いた。やきもきした。10月に入りやっと生育に適した気温になり、それからぐいぐいと大きくなってきたという印象である。

となると、8月まきも年内に収穫できるはずだから、7月まきキャベツを食べるのもゆっくりしてはいられない。キャベツは8月まきが一番収穫期間が長い。それだけに重宝する。

この夏は害虫の食害がひどかった。防虫ネットなしでは全滅の憂き目にあって、まきなおしたところを多々見かけた。ここにきてやっと防虫ネットを取り外したのだが、キャベツだけはタネまきから収穫までずっと防虫ネットの中だ。


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10月25日にソラマメのタネまきー思わぬ事態が

2023-10-26 | ソラマメ

(上)2022年6月に採取した種

(下)2023年6月に採取した種

ソラマメのタネまきはいつも10月下旬におこなっている。タネは、毎年自家採取し乾燥のうえ瓶に入れて保存しているものを使う。

準備しようと、ことし6月に採取したタネの保存瓶を取り出すと、ああ、なんとカビが瓶の中に真っ白に蔓延していた。よもやこんな事態になるとは思ってもいなかった。乾燥が十分ではなかったのだ。すぐにカビを水で洗い流して乾燥させた。このタネで発芽してくるか。たぶん大丈夫だろうと思うのだがこればかりはわからない。

こんな思わぬ事態に備えてタネは十分すぎるほど保存してある。不作でタネを採取できない年があるから、豊作のときはタネとして多くを“備蓄“している。2019年から2023年までの5年間のタネがある。ソラマメのタネの寿命は長い。採取してから3、4年は発芽してくる。発芽率もいい。

そこでことしは2022年に採取したタネを主に使うことにした。2023年採取のタネももちろん使う。これが無事に発芽するなら、来年以降に使えるからだ。

ソラマメも他と同じく年々栽培本数を減らし、ここ数年は60本ほど植えつけている。60本ほどの苗を得るため90粒ほどまく。発芽率がいいからこれほどまくこともないのだが、タネが余っているからつい多くまいてしまう。

直まきはしない。苗床にタネをまいて、本葉が2、3枚になったところで定植している。狭い菜園だから欠株は目立つし、それを嫌うからだ。

昨年は10月26日にタネをまき、11月21日に定植した。


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冬ネギ(根深ネギ)の土寄せーそろそろ仕上げのとき

2023-10-20 | 冬ネギ

10月19日時点、冬ネギ・石倉太ネギの土寄せがここまですすんだ

ネギは冬ネギにかぎるとばかり、菜園を始めた35年前から冬ネギばかりをつくっている。何とかの一つ覚えといわれそうだが、いまもネギは冬の根深ネギが一番うまいと思う。

旬は12月から1月。この期間以外、ネギは食べない。しかし例外がある。それはざるそばを食べるときで、もっぱら暑い時に限られるのだが、どうしても薬味にネギが欲しくなる。知り合いの農家の畑から夏ネギを1本引き抜いてくる。

わが菜園の冬ネギの栽培歴史はこうだ。最初に作ったのが下仁田ネギ。そこに赤ネギと九条太ネギが加わり3種類を作ってきた。2015年からは九条太ネギに代わって石倉太ネギが仲間入り。2021年からは石倉太ネギだけに絞ってつくっている。

冬ネギはタネまきから収穫までの栽培期間が長い。タネは前年の10月にまく。ことしはこれが冷害に遭った。そこで3月上旬に再度タネをまいた。これが思いのほかいい具合に生育し、これなら今後は3月にタネをまこうかと思えるほどに。

この夏の猛暑はネギにもつらかった。9月になってもさえない色だった。やっとここにきて本来の青さを取り戻してきたが、肝心の長さも太さも例年に比べると劣る。

根深ネギに不可欠な作業が土寄せ。これをしながら食べる白い葉鞘部を長くしていく。8月下旬からは生育を見ながら徐々にやってきた。10月下旬のいまは、だいぶ土寄せがすすんだ。そろそろ土寄せは仕上げのとき。

冬ネギだけに寒くなればなるほどうまくなる。このところ12月を待たずに11月から食べはじめている。


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小さい野菜は重宝するーコマツナ、シュンギク、ホウレンソウ、カブ

2023-10-19 | コマツナ

菜園の作業には快適な気候になった。10月2日までのあの猛暑、極暑はなんだったのか、といいたくなる。

今日のタイトルは、「小さい」とすべきか、「小さな」とすべきか迷う。どちらが正解なのだろう。無知なためとりあえず「小さい」としておく。

秋冬野菜は大物野菜に目が行きがちだ。ダイコン、ハクサイ、キャベツそれにブロッコリー。立派に育て上げれば満足感がある。

それに対して小さい野菜は存在感が薄いのはしょうがないのだが、日々食べる野菜にはこちらのほうが重宝する。

小さい野菜といっても多くの種類がある。あれこれ作ってきたが、作ったものの食べるのが間に合わず無駄にすることが多くなった。そこで数年前から種類を絞り、好きなものだけを作ることにしている。

ことしもそうだ。まず9月26日にタネをまいたのが、シュンギク、コマツナ、カブの3種類。毎年9月下旬にタネをまくのだが、今年は迷った。気温が高すぎるからだ。いっせいに生育が早くなってしまうのも困る。もうすこし様子を見ようかとも思いつつもやはりまいてしまった。10月19日に時点で、シュンギクとコマツナは収穫してもいいくらいに育っている。

9月26日にタネをまいたシュンギクとコマツナとカブの、10月19日時点の生育状況

シュンギク

コマツナ

カブ

ついで10月10日にホウレンソウをまいた。シュンギクとコマツナの発芽をそろえるのは簡単だが、ホウレンソウになると発芽がそろわないときがある。今回は見事に一斉に発芽してくれた。10月19日時点の生育状況

これで小物野菜の1回目のタネマキはすべてうまくいった。

冬も小さい野菜は欠かせない。そのためホウレンソウはもう一度まく。コマツナは春先までまくことができる。かなり重宝するのがわかっているからなんどもまめにタネをまくようにしている。

わが菜園のこれからのほかの野菜のタネまきと植えつけは以下の通り。
・10月下旬に、ソラマメとキヌサヤエンドウのタネまき。
・11月上中旬に、タマネギの植えつけ(9月10日にタネをまいて育苗中)。


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キャベツー3回目のタネまきと定植、7月と8月に続いて

2023-10-12 | キャベツ

夏まきと秋まきキャベツー7月末、8月末、9月末の3回にわけてタネをまいてきた。以下の写真は10月10日時点での生育ぶり。

(上)9月末タネまきの定植(10月10日時点)

(上)8月末タネまきのいまのすがた(10月10日時点)、巻き始めてきた

(上)7月末タネまきのいまのすがた(10月10日時点)

前回の記事で若いころの記憶は日増しに忘れていくと書いた。暇を見てはまめに書いてきたホームページとブログが思い出をたどるのに、年をとったいまどんなに役に立っていることか。それを見越して書いてきたのだから予想通りの結果となっている。現役時代の記憶は薄れて遠い過去になりつつある。となると第二の人生のいまをどう生きるかが、人生の思い出にならざるを得ない、ということに気がつく。晩年のわが人生、行く末がいつまでなのか神のみぞ知る。歩けるうちはこれからもほどほどに楽しむことができればと願っている。同窓会開催の通知をきのう受け取った。団塊の世代の一番手だから今年度中にみんな76歳になる。

キャベツのタネを3回に分けてまいてきた。毎年同じやり方だ。タネをまく時期は、7月末、8月末、9月末の3回。この夏は猛暑、酷暑の連続で、7月と8月まきの育苗には例年になく気を遣わざるを得なく、手間がかかった。さらにシンクイムシに一部が食害されたものの、被害は少なくて済み、大方が無事に育っているをみてほっとしている。

11日に花の苗を買いに行った。かなり入荷が遅れているようで売り場は空きスペースばかりが目立つ。やはりこの夏の暑さのせいなのか。

キャベツの3回目は、9月19日にタネをまき、10月6日に定植した。これからは気温が下がってくる。生育が緩やかになる。これが来年の春キャベツになる。

生育はいずれも順調。7月まきの生育ぶりを見ると11月に収穫が見込めるのではないかと期待している。


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カボチャー10月6日に4回目の最終収穫、小さいものばかり16個

2023-10-11 | カボチャ

総務省統計局が実施する「住宅・土地統計調査」の対象者になった。2023年10月1日時点の住まいの状況を調べる。家のことはなにも知らないから回答に窮した。建て替えたときの資料を調べて敷地面積や床面積、それにこの地に転居してからの家の“歴史”を、老い先短いこの年になってようやく知ることができた。面倒な調査だなとブツブツいいながらも、おかげで初めてわかることが多かった。最大の収穫はこの土地に住み始めた年がわかったこと。転居は30代後半とばかり思いこんでいたのだが35歳のときだった。それさえも覚えていなかった。35歳のときか。若かっただろうな。しかしその当時の自分の姿はもう思い出せない。記憶は薄れて加速度的に日々忘れていく。

わが陋屋。この夏は猛暑のためモッコクの生け垣にハマキムシが大量発生。9月末まで防除に追われた。


10月6日に最後となる4回目の収穫。小さいサイズばかりがごろごろと

10月6日にカボチャを株を引き抜いてすべて処分した。これで今季はおしまい。ツルを引っ張るとごろごろと手元に転がってくる。数えたら16個あった。いずれも小さい。この先貯蔵しても食べられがどうかわからない。

カボチャはすでに3回ほど収穫して、食べきれないほどの数を貯蔵している。もうこれ以上は不要と思うのだが、捨ててしまうのがもったいない。様子を見ることにした。1カ月ほど貯蔵してから、食べられるかどうか判断しても遅くはないからだ。

ありあまっているほどの我が家のカボチャ。それなのに知り合いの農家からもいただいた。固辞したいところだがそうもいかない。品種を聞いたがわからないという。煮物にして食べてみた。うまくない。ほくほくではなく、べちゃべちゃと食感が悪く食べられたものではなっかた。

カボチャはこれまでうまい品種を求めて毎年ちがう品種を作ってきた。なかなかうまいカボチャに出合うことがなかったからだ。ようやくこの3年ほどはうまいカボチャにめぐまれている。今年は品種をなににしようかと迷った。そこで一昨年につくってうまかった「ブッラクのジョー」を再度選んだ。ことしも期待通りの食感で満足している。


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10月6日に落花生の大粒種・おおまさりの収穫ー豊作つづく

2023-10-10 | ラッカセイ



10月6日に収穫した落花生のおおまさり

北アルプス・涸沢ヒュッテのHPを見ると、北アルプスは5日に初雪、6日は雪化粧に。せっかくの紅葉が色あせてしまった。高い山はすでに晩秋の模様。
6日に那須連山・朝日岳での低体温症による遭難のニュース。那須連山も例年だと紅葉の時期を迎える。ここは、茶臼岳・姥ケ平の紅葉見物になんどか歩いているが、朝日岳から三本槍岳方面は紅葉のいまの時期にいちどしか歩いていない。それでも朝日岳へのコースは岩場が連続するのを覚えている。稜線は強風を避けるところがない。山は怖い。でも楽しい。

10月6日に落花生の大粒種である「おおまさり」を収穫した。試し掘りをして、もういいだろうと一気に本収穫した。今年も豊作だ。

サツマイモと同じく、手をかけないでも育ってくれるから、豊作はわたくしの腕がいいからではなく、天の恵みといえる。栽培でやることといえば、土寄せと、もうひとつはカラスに食べられないよう防鳥糸またはネットをかぶせることだけ。後者は忘れてはいけない。数年前、ウカツというかマヌケというか、カラス対策を忘れた。気が付いたときはカラスにすっかり食べられていた。これは痛かった。

おおまさりは、保存がきかない。収穫後なるべくはやく茹でて、冷凍保存する。これがかなり面倒なのだがやるしかない。なんともあわただしい。これら一連の作業は毎年同じ事を書いている。
⇒昨年の記事を参照

収穫のときのポイントは、充実した大きなサイズだけを選び、中と小のサイズは思い切って捨てる。これからスーパーに並ぶのだろうが少量で値段が高い。それもそのはずで、多くを収穫しても満足のいくサイズのものの割合が低いからだ。

殻ごと茹でる。茹であがったらすぐに殻をむく。この茹でる、殻をむくのに手間がかかる。落花生はおおまさりばかりでなく、普通のサイズの落花生も、口に入るまでには手間が要る。この手間が面倒と落花生栽培を嫌がる人が多い。

9日は一日中雨降りというから、午前中に作業をはじめる。

まずは来年のタネにする落花生を選ぶ。形がよく、サイズが大きく、充実したものを選ぶ。これをネットに入れ、屋外の日陰に来春までつるしておく。

さあ、本番だ。大鍋で茹でる。大きな鍋といっても家庭にあるものは容量が限られている。昨年とおなじく6回に分けて茹でる。茹でるのに30から40分かかる。それだけでも時間がかかる。茹であがったらすぐに殻を破って実を取り出す。この作業がつらい。

やっとすべての殻をむいて実を取り出した

あとは小分けしてジップロックに入れて冷凍保存する。これですべての作業が完了。

収穫後の手間が面倒と感じながらも、毎年つくる。おおまさりの茹であがったものは、これはうまいです。ほんと。だからつくるのをやめられないといえる。


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9月の菜園はシンクイムシが大暴れ、食害に気が気でない

2023-10-05 | ブロッコリー

8月下旬にタネをまいた大物野菜、10月4日時点でここまで生長

上からブロッコリー、キャベツ、ハクサイ

「秋野菜はだめだ」
10月3日、菜園に向かう途中で出会った知りあいの農家が言う。
その意味するところはすぐに分かった。
ああ、幼苗が虫にやられたんだな、と。

8月下旬から9月は秋冬野菜のタネまきシーズン。この時季の苗づくりで注意すべきは虫。その防除のため、タネをまいて育苗し、定植してからも防虫ネットをトンネルしている。これをしないと幼苗が食害される。とくにシンクイムシの被害はひどいもので防虫ネットは欠かせない。

シンクイムシは、芯部(生長点)に潜り込んで食害する。幼苗の段階でそうされると著しく生長が阻害されてしまう。せっかくタネをまいて育てた苗が食害されると、さすがに頭にくる。正直のところこの野郎と思う。

この秋はいつまでも気温が高く、シンクイムシに気が抜けない。防虫ネットをトンネル掛けして対策しても、どこかに手抜きがあるのか、8月下旬から9月上旬まきの大物野菜のキャベツ、ブロッコリー、ハクサイ、ダイコンがシンクイムシに例年になく食害されてしまった。

周辺の農家の露地栽培は防虫ネットなどしていないから、どこもシンクイムシの被害はひどいものである。たぶん冒頭の農家もその被害に遭って頭を悩ましていると思って質したらそうだという。秋の菜園は虫の被害に気がもめる。


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10月2日にトウガラシ・鷹の爪を収穫、乾燥

2023-10-04 | ピーマン

10月2日収穫の鷹の爪、ただいま乾燥中

後期高齢者になって、行く末はもうさほど遠い先のことではないと自覚している。いつの間にか、ほんとにいつの間にか気が付けば病院に行く機会が増えていた。10月3日に新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンを同時接種した。左腕には新型コロナ、右腕にインフルエンザと打ち分けた。コロナは7回目になった。インフルエンザのほうは70歳になってから打ち始めた。それまではインフルエンザに無知というのか打たないで過ごしてきた。いつまで生きるつもりでいるのだろう。

トウガラシの鷹の爪の収穫を10月2日に行い、いま乾燥作業をしてるところ。ことしは2本の苗を買って育ててきた。9月に入ると真っ赤に姿を変えてきた。いつでもとれる状態なのだがつい怠けた。取り遅れ気味で、そうこうするうちに傷んでくるのを見て、収穫の頃合いかと一気に。

辛い調味料はよく使う。鷹の爪は2年ごとにつくり、乾燥させて保存している。わたくしが作るおかずでは、夏に豆板醤の出番が多く、秋と冬は鷹の爪の出番が多い。

トウガラシをよく使うといってもたかが知れている。以前は4株を作っていたがこれでは多すぎて2株に減らした。これだけあれば十分すぎる。

辛さの基準はひとそれぞれだろう。わたくしはどちらかといえば辛さに弱い。ほどほどの辛さは好むのだが、自分の基準値を超える辛さには耐えられない。敏感にからだが反応してしまう。まだ食べてもいないのに、見ただけでじんわりと額に汗が出てくる。笑い事ではなく、こうなると食欲が出ない。それを無理して食べると、辛いのにいらいらして攻撃的な気分になるのがよくわかる。

特にカレーがだめだ。外でカレーを食べた記憶は半世紀近くない。汗がとめどもなく流れてくるから手拭いが必携だ。これでは外で食べる気になれない。カレーを食べるのは家でとなるのだが、これだってめったにない。「中辛」でもだいぶ汗をかいてしまうほどだ。

一気に涼しくなり、真っ赤なトウガラシは秋の季節によく似合う。


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夏野菜、よくぞきょうまで

2023-10-03 | ナス


10月2日に夏野菜最後の収穫ーピーマン、ナス、万願寺トウガラシ

10月2日を境に季節が入れ替わった。突然に秋がやってきた。夕方は肌寒く感じ、ウォーキングでも短パンから長ズボンに“衣替え“した。

この気温になると、もうおしまいだろうと、夏野菜をすべて引き抜いて片づけた。というよりも、この夏は夏野菜がここまで収穫できていたのだから驚く。長く家庭菜園をやっているが初めてのことだと思う。

それだけこの夏は猛暑続きだったといえる。暑さに強いと自負していた。年を取ったせいもあろうが、この夏はさすがにつらく降参した。

暑さ大好きの夏野菜にはこの暑さが幸いしたのだろう。とくにナス、キュウリ、ピーマン、オクラ、キュウリなどの果菜類はいつまでも次々と実をつけてくれた。豊作はありがたいのだが、食べるのに追われる。ぜいたくな悩みがこの夏は続いた。

10月2日朝、やることは決めてある。すでにオクラとキュウリの株は始末していたので、ナスとピーマンと万願寺トウガラシとタカノツメの株をすべて引き抜いて片づける作業だ。これだけでも一仕事になる。

処理する前に最後の収穫をする。冒頭の写真のとおりで、残り物でもこれだけ取れたのだからありがたい。これらの夏野菜は、苗を5月初めにすべて植えつけ、6月中旬から収穫してきた。3カ月半も取れ続けたことになる。

これで菜園から夏野菜がすべて消えた。長い夏だった。これで菜園は秋冬野菜一色となる。


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秋作ジャガイモー8月31日に植えつけてから1カ月後・9月30日のすがた

2023-10-01 | ジャガイモ

秋作ジャガイモの出芽状況(9月30日)ー(上)アンデス赤と(下)デジマ

秋作ジャガイモは、8月31日にアンデス赤とデジマの2種類をそれぞれ13個植えつけた。それからひと月がたって芽が出てきた。ようやく出そろったかといった感じである。

秋作の出芽率は、春作に比べると格段に低い。それだけにかなり難しい。春作はほぼ100%だが、秋作となるとまったく予想ができない。まったく芽が出ない年だってある。ビギナーズラックもあるだろうが、それだって翌年は失敗するだろう。甘くはない。

そのため秋作の栽培ポイントは、とにかく芽を出させることにある。これなしでは当たり前だが収穫は望めない。種イモは、芽が出ているものを選んで植える。春作なら難なく芽が出てくるのだが、秋作となると思うようにならない。

一番の多い原因は種イモが腐ること。植えつけてからひと月がたっても芽が出てこないようなら、試しに掘り出してみるがいい。たぶん腐っているはずだ。秋作で悩ましいのは、まったく出芽率の見通しができないことにある。

下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるー秋作をはじめたころはそんな思いであった。失敗すればするほど、それならという意欲もわいてくる。苦節10年とまではいかないが、試行錯誤を繰り返すうちに、ようやくここ数年はまともなサイズのものが収穫できるようになった。しかしいまでも手探りでやっているというのが実情だ。

今年の秋作の出芽は、うまくいったといえる。植えつけた種イモ13個のうち、アンデス赤が10個、デジマが9個、それぞれ芽を出してくれた。各10個芽を出してくれたら御の字と思っていただけに、これでひと安心。出芽しない種イモを掘り出してみると、やはり全部が全部腐っていた。

収穫は12月上旬の予定。


2023年の読書

2023年9月の読書
・野性の呼び声(ジャック・ロンドン著・光文社)
・裸の大地 第2部(角幡唯介著・集英社)
・運び屋円十郎(三本雅彦著・文藝春秋)
・戦争小説家 古山高麗雄伝(玉居子精宏著・平凡社)

2023年8月の読書
・極楽征夷大将軍(垣根涼介著・文藝春秋)
・頰に哀しみを刻め(S.A.コスビー著・ハーパーコリンズ・ジャパン)
・敵前の森で(古処誠二著・双葉社)

2023年7月の読書
・木挽町のあだ討ち(永井沙耶子著・新潮社)
・二十三の戦争短編小説(古山高麗雄著・文藝春秋)
・軋む(エヴァ・ビョルク・アイイスドッティル著・小学館)


2023
年5月の読書
・街とその不確かな壁(村上春樹著・新潮社)

2023年4月の読書
・汝、星のごとく (凪良ゆう著・講談社)

・ある男(平野啓一郎著・文藝春秋)
・君のクイズ(小川哲著・朝日新聞出版)

2023年3月の読書
・ラスト・チャイルド(下) (ジョン・ハート著、 東野さやか訳・ハヤカワ・ミステリ文庫)
・ラスト・チャイルド(上) (ジョン・ハート著、 東野さやか訳・ハヤカワ・ミステリ文庫)
・笑い神(中村計著・文芸春秋)

・われら闇より天を見る(クリス ウィタカー 著、 鈴木恵 訳・ 早川書房)

2023年2月の読書
・世界は五反田から始まった(星野博美著・ゲンロン)
・地図と拳(小川哲著・集英社)
・しろがねの葉(千早茜著・新潮社)
・戦艦武蔵ノート(吉村昭著・岩波書店)
・戦艦武蔵(吉村昭著・新潮社)


2023
年1月の読書
それで君の声はどこにあるんだ? 黒人神学から学んだこと(榎本空著・岩波書店)
・クロコダイル・ティアーズ(雫井脩介著・文芸春秋)
・底惚れ(青山文平著・徳間書店)
・ウンコの教室(湯澤規子著・筑摩書房)
・木曜殺人クラブ 二度死んだ男 (リチャード・オスマン著, 羽田詩津子訳・早川書房)

⇒2022年、2021年、2020年、2019年、2018年、2017年、2016年、2015年、2014年、2013年、2012年の読書一覧


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