我が家のロウバイが25日あたりから咲き始めた。暮れの今の時期に毎年、律儀なものである。
暮れも押し詰まってやっと食べたヤツガシラとハクサイ
暮れも押し詰まったいま、毎年口にするのは決まっている。早かったな、と。前期高齢者からはジェットコースターに乗ったかのように、あっというまもなく後期高齢者ゾーンに突入してしまった。
毎年2回の血液検査と尿検査。12月28日に結果が出た。来年もいままでどおりの生活が続けられる。それがなによりありがたい。一つだけ心配がある。それがひざ。やっぱり来たかといった感じでひざ痛を感じ始めた。酷使してきた。無理しないで当分は“静養”に努めて様子を見るほかないようだ。医者から言われた。年なんだから無理しないでほどほどにと。つい無理してしまう性格だから肝に銘じるしかない。
菜園は何年やっても飽きない。毎年同じことの繰り返しのようだが、それが毎年ちがう。それでも夏の高温と日照りにはまいった。長年の経験がものをいってか、それほど被害は少なかったといえよう。
わが菜園で収穫したもので、2023年12月29日時点で食べられるものがこんなにもある。
根菜類:ダイコン、カブ、ニンジン、ジャガイモ、サトイモ、サツマイモ
葉茎菜類:ハクサイ、キャベツ、ホウレンソウ、コマツナ、根深ネギ、ブロッコリー
果菜類:カボチャ、(冷凍=ソラマメ、エダマメ)
香辛野菜:ショウガ
加工野菜:切干大根
10月と11月と気温が高かったせいが秋冬野菜の生育が早く、食べるのに追われた。それで多くが収穫遅れになった。ダイコンとニンジンは一部に酢が入る始末だ。
ほかの野菜に気を取られて、手が回らずここまで食べる機会がなかったのがヤツガシラとハクサイ。せっかく作ったんだから年を越す前に食べようと12月28日にやっと食べた。
サトイモは不作と、12月28日の前回の記事でも触れたタケノコイモもそうだが、ヤツガシラも小ぶりだ。おせちにヤツガシラはつきもの。そう育ってきた。やっぱり食べようとして貯蔵の“穴ぐらから取り出し、泥と根を落とすときれいさっぱりしたすがたになった。やっぱり小さい。大きなものでも800グラムしかない。
ハクサイも収穫遅れですっかり巨大になっている。早く食べなきゃと思いつつもほかの野菜を食べるのには追われてずっと放ったからしのままだった。こんな大きなハクサイをどうして食べる。それがいつもの課題。今年も豚バラといっしょに蒸すか。大量消費はそれしか知らない。
来年も菜園仕事はできる。問題は山歩きがどうなるかだ。
月に3冊のペースで読んできたが、やはりこちらも寄る年波に勝てず、ペースダウンせざるを得なくなった。毎日50ページのペースでと思うのだがこれがかなり難しくなった。
2023年の読書
2023年12月の読書
・小津安二郎(平山周吉著・新潮社)
・ともぐい(河崎秋子著・新潮社)
・山県有朋(岡義武著・岩波書店)
2023年11月の読書
・まいまいつぶろ(村木嵐著・幻冬舎)
・国商(森功著・講談社)
・南海トラフ地震の真実(小沢慧一監修・東京新聞)
2023年10月の読書
・夜間飛行(サン=テグジュペリ著・光文社)
・老人と海(ヘミングウェイ著・新潮社)
・デモクラシー(堂場瞬一著・集英社)
・種をあやす(岩崎政利著・亜紀書房)
・妻の部屋 (古山高麗雄著・文藝春秋)
2023年9月の読書
・野性の呼び声(ジャック・ロンドン著・光文社)
・裸の大地 第2部(角幡唯介著・集英社)
・運び屋円十郎(三本雅彦著・文藝春秋)
・戦争小説家 古山高麗雄伝(玉居子精宏著・平凡社)
2023年8月の読書
・極楽征夷大将軍(垣根涼介著・文藝春秋)
・頰に哀しみを刻め(S.A.コスビー著・ハーパーコリンズ・ジャパン)
・敵前の森で(古処誠二著・双葉社)
2023年7月の読書
・木挽町のあだ討ち(永井沙耶子著・新潮社)
・二十三の戦争短編小説(古山高麗雄著・文藝春秋)
・軋む(エヴァ・ビョルク・アイイスドッティル著・小学館)
・街とその不確かな壁(村上春樹著・新潮社)
2023年4月の読書
・汝、星のごとく (凪良ゆう著・講談社)
・ある男(平野啓一郎著・文藝春秋)
・君のクイズ(小川哲著・朝日新聞出版)
2023年3月の読書
・ラスト・チャイルド(下) (ジョン・ハート著、 東野さやか訳・ハヤカワ・ミステリ文庫)
・ラスト・チャイルド(上) (ジョン・ハート著、 東野さやか訳・ハヤカワ・ミステリ文庫)
・笑い神(中村計著・文芸春秋)
・われら闇より天を見る(クリス ウィタカー 著、 鈴木恵 訳・ 早川書房)
2023年2月の読書
・世界は五反田から始まった(星野博美著・ゲンロン)
・地図と拳(小川哲著・集英社)
・しろがねの葉(千早茜著・新潮社)
・戦艦武蔵ノート(吉村昭著・岩波書店)
・戦艦武蔵(吉村昭著・新潮社)
2023年1月の読書
・それで君の声はどこにあるんだ? 黒人神学から学んだこと(榎本空著・岩波書店)
・クロコダイル・ティアーズ(雫井脩介著・文芸春秋)
・底惚れ(青山文平著・徳間書店)
・ウンコの教室(湯澤規子著・筑摩書房)
・木曜殺人クラブ 二度死んだ男 (リチャード・オスマン著, 羽田詩津子訳・早川書房)
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