30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

3月27日にラッカセイのタネまきーおおまさりと千葉半立

2021-03-28 | ラッカセイ

おおまさり(上)と千葉半立(下)

昨27日は好天に恵まれ、桜は満開、春の花たちが咲き競う。ウオーキングでいつも立ちよる公園は、花を見ようと多くの人でにぎわっていた。とくに子ごとも連れの若い夫婦が多い。各地でこんな状況だったのだろう。コロナから解放される日はさらに遠くなったか。くわばらくわばらとすぐに公園を後にした。

同じ27日にラッカセイのタネをまいた。ことしも大粒種の「おおまさり」と、中粒種の「千葉半立」の2種類。昨年収穫したものを莢つきのまま貯蔵保存してきた。通常のタネまき時期は4月下旬から5月初旬だから1カ月も早くまいたことになる。だいじょうぶ? 毎年こうしている。これできちんとまちがないなく発芽してくる。

ラッカセイは温度が高くならないと発芽してこない。それを承知しているのになぜタネをまいてしまうのか。超せっかちだからである。思い立ったら待ちきれない。年を取るとその性向はいちだんと強くなっている。もとより早め早めがモットーだが、いまはそれを超えて抑えが利かないほどで弊害も少なくない。

いまの時季にタネをまいて発芽させるにはひと手間がいる。といっても至極簡単である。苗床にタネをまき、ビニールシートをべた掛けする。これだけである。地温が上がって発芽してくる。4月上中旬に発芽してくるはずだ。発芽したら幼苗のうちに定植する。

この2年ほどになるのか、
大粒のおおまさりを重宝するようになった。というのは大粒種のほうが加工しやすいせいか、中粒種の加工をどうも面倒に感じるようになった。ついこのあいだまでそう感じたことなんかなかったのに。これも年を取ったせいかなとなげきながらもあきらめている。


      
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2月28日植えつけのジャガイモが3月25日に出芽

2021-03-26 | ジャガイモ

男爵の出芽、3月25日現在

根菜類はよく食べる。いまならサトイモ、ジャガイモ、サツマイモ。毎日、根菜類ばかり。ジャガイモは春と秋の二期作のおかげで新鮮なものが食べられている。朝食はきまってトーストにポテサラをたっぷりのせて食べている。これしか能がないようでなんとかの一つ覚えである。

春作のジャガイモが出芽してきた。3月25日に出芽を確認できた。2月28日に植えつけたもので、約1カ月で地上に芽を出してきた。例年どおり、こんなぐあいである。

今季植えつけた種イモは、男爵、メークイン、アンデス赤、デジマの4種を各1キロ。種イモは、男爵とメークインは種苗店で買ったものを、アンデス赤とデジマは昨年12月に収穫したものを使っている。

2月初めから約1カ月のあいだ浴光育芽を行い、同月28日に植えつけた。アンデス赤とデジマは12月に収穫してから間もないのだが、浴光育芽すると芽が出てくる。休眠期間が短いことがよくわかる。現在、食用に貯蔵している両者にも芽が出てきている。

出芽してきたといっても、男爵とメークインだけで、アンデス赤とデジマは土に割れ目ができているから地上に顔をみせるのはまもないだろう。

隣の菜園の方も同じく2月28日に植えつけたが、浴光育芽していないためか芽がまだ出ていない。浴光育芽したうえで植えつければ出芽も早くなるし、収穫だってそうなる。

アンデス赤とデジマは今秋の種イモを得るのを目的で作っている。出来不出来にこだわらなくいい。むしろ秋作には小さいほうが使い勝手がいい。


      
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3月4日にまいた春まき夏どりニンジンの発芽

2021-03-21 | ニンジン

3月4日にタネをまいたニンジン、3月18日現在の発芽状況

このところ、腹筋をさぼっている。やはりおなかがでてきた。風呂に入る前、たまに鏡を見て体をチェックする。太ももや脚だけは毎日のウオーキングの成果で筋肉で締まっているのだが、顔から下腹部までは緩んで張りがない。まちがいなく老人の姿。無様だ。それでも、体形は若いころとほぼ変わらず、それなりに筋肉で締まっている、と思っている。2年前に大学の同窓会で温泉に入り仲間と比べてもそう思えたぐらいだ。筋肉体操をほどほどに行って維持に努めている。腕立て、腹筋、スクワットの3つ。体の上と中と下。でもさぼりがちだ。要注意と自分にいいきかせる。

3月4日にタネをまいた春まき夏どりのニンジン。約2週間で発芽してきた。

いつもながら発芽がそろうかどうか、何十年もやっていってもその一点だけが気になる。長いこと同じ作業をしているのだからうまくいって当たり前と思うのだが、たしかに失敗することはなくなった。それでも、もしかしたら失敗するかもしれないという心配はいつもある。

15センチ間隔の穴あきマルチ110個にタネをまき、穴あきビニールをトンネル掛けしてきた。

今回はすべての穴から発芽している。おみごと! かなりの上出来といっていい。これでひと安心。4月にはいったら、穴あきビニールを取り外す。その後生育を見ながら間引きしていき、ひとつの穴に1本だけ残す。計算上は110本のニンジンがとれることになるのだが、すべてが育つわけでもない。それでも予定の100本ぐらいは取れるだろう。収穫できるのは6月になる。

これから4月に入ると春夏野菜の準備で忙しくなる。一つひとつの作業を確実にやっていく。これがいまはできている。いつのまにかできるようになっている。長いことやってきたもんだと思う。


      
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1800グラムのヤツガシラ

2021-03-19 | サトイモ

ソメイヨシノが17日に開花した。こちらはまだ先だろうと高をくくっていただけに虚を突かれた。こんなにも早く開花するとは! 記憶では最速だろう。どっと一気に春がやってきたようで性急すぎる。もっとゆっくり楽しませてくれといいたくなる。

陽気がよくなり菜園仕事によく出かける。いま菜園は冬野菜から春夏野菜への端境期。収穫物はなく空っぽ状態。強いてさがせば、トウが立ってきた冬ネギと、小さな側花蕾をしつこく食べているブロッコリーだけとなっている。

知り合いの農家からヤツガシラをいただいた。かなり巨大だ。量ってみるとなんとなんと1800グラムもあった。塊がごつごつと盛り上がり、かなりの存在感を示す。立派で堂々として見た目がすばらしい。

サトイモづくりはかなりの腕前と自負している。毎年、どうだ!というサイズを収穫できている。ヤツガシラは1000グラムを超えるものが並ぶとうれしい。そのなかで何点か1500グラム前後のものがとれる。しかし1800グラムのものなんかいままで得たことがない。

一般の人がヤツガシラを見る機会はたぶん年末にスーパーに並ぶおせち用だろう。これだって1000グラムよりずっと小さいサイズで、こじんまりとしたものでしかない。

サトイモで大物となるのはタケノコイモとヤツガシラ。今期はすでに食べつくし在庫はない。もともとヤツガシラは好きなのだが、ことしはいつもの年よりうまく感じた。それだけに在庫がなくなってみると一層食べたくなる。

そんなときグッドタイミングで農家の知り合いからいただいた。このひとは「土垂」のほうが好物で、ヤツガシラはあまり食べない。ヤツガシラの大物が数多くとれたと聞いてはいたが、まさかこれほどの大物とは思ってもみなかった。最高のニコニコ顔でありがたく頂戴した。満面の笑みだったはずである。

感心するのは保存状態が極めていいことだ。イモ全体がしっとりとしている。この農家には温度、湿度等が調節できる保管庫があるからと納得するのだが、それにしても冬を越して傷みがほとんどない。まったくない。零細の家庭菜園派は、工夫してなんとか冬を越すのだが、2月、3月ともなるとイモに傷みが出てくる。しょうがないと思っている。それなのに農家のイモは完全な状態で保存できているのがなんともうらやましい。

さて問題はこれだけのおおいきなイモをどう調理するかである。半分でも十分すぎる。半分を使って残りを冷蔵庫へと思わないでもないが、一気に片づけた。皮をむくのだって手間がかかる。

サトイモはすべて煮っころがしにして食べる。形が崩れるくらいまで煮込むのが好みだ。特にヤツガシラはこうする。最後に汁気を飛ばして出来上がり。やっぱりというか、さすがにいつもと分量が違う。なんと大きなタッパーウェアに2つもできてしまった。どうやって食べるんだ。


      
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ハクサイの菜の花どんぶりで春気分

2021-03-15 | ハクサイ

14日に東京のソメイヨシノが開花したという。春が来たのに花粉症も加わってまるで閉門蟄居といった生活が続く。

12日の晩酌の締めはハクサイの菜の花どんぶりをつくって食べた。春はこの丼物が定番で、春がやってきたなとその気分を味わう。手軽にあっというまにできるところがいい。ただ肝心のハクサイの菜の花を手に入れられるどうか。

家庭菜園をやっていても、ハクサイの菜の花を得るのはなかなか難しい。結球したものを収穫しないでそのままにして冬を越させると、たいがいは腐ってしまう。しかしその中の数個からうまいぐあいにトウが立ってくる。蕾を付けはじめたら、やわらかい花茎と葉を摘む。これが菜の花どんぶりの材料になる。

多くの菜の花のなかで、ハクサイの菜の花がやわらかく一番うまいといまもそう思う。家庭菜園をやっていても手に入らない年がある。どうしてもこの丼物を作りたいときは、スーパーで売っている菜の花で代用することもできるだが、どうもその気にはならない。菜の花はハクサイにかぎるとこだわる。

わが菜園ではことしはハクサイの菜の花がまったくない。そんなときは、知り合いの農家が放置しているハクサイが頼りだ。多く取り残しているから、トウが立っているものだってある。そこで知り合いの農家の畑を見回ってようやく手に入れた。いつもなら3、4回は作るのだが、この春はこれ1回きりになりそう。

このレシピは春になると毎年このブログで取りあげる。お気に入りなのである。辰巳芳子さんのレシピ「菜の花の小丼」を参考にしている。菜の花を鍋に入れ、オリーブオイルを上から注いで塩、しょうゆ、酒を加えて炒める。どんぶりに熱いご飯を盛り、菜の花をのせ、残った汁をかける。丼物は甘辛が好きなので砂糖も加えている。「小丼」だけに晩酌の締めにもってこいなのだが、いつも「大丼」になってしまう。

菜の花は惜しげもなくすべて使う。今回つくった菜の花どんぶりは冒頭の写真のとおり、ご飯は右下に1、2粒見える程度で、菜の花満載のどんぶりになった。


      
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冬ネギ(根深ネギ)の1回目の植え替え

2021-03-12 | 冬ネギ


冬ネギ・昨年10月タネまきの苗。春になり1回目の植え替え

3月11日にウグイスの初音。家に居て鳴き声を聞けるのはうれしいものである。昨年の初音は10日だった。

でもこのご時世、窮屈な生活を強いられていると知らずにストレスがたまるのだろうか、気分がどうもすっきりしない。それに常にストレッチを心掛けてはいるのだが、体が縮こまっている感覚からなかなか抜け出せないでいる。老人の鬱とは無縁だと思ってきたが、これが変調の兆しなのかと気にしている。

3月11日に冬ネギ、いわゆる根深ネギの植え替えをした。

昨年10月にタネをまいて育ててきた苗だ。春に1回目の植え替えをして、6月下旬から7月上旬に定植するという手順。

冬を越えてきた苗はいつもの年なら生育にばらつきがある。ことしはきれいにサイズがそろって生育がよい。すでに30センチを超えている。これを引き抜いて植え替える。

春の植え替えは、苗の選別が目的になる。生育のよい苗だけを選び、悪い苗は捨てる。ことしはいい苗がそろったおかげで、いつもの年なら残していいものまで廃棄の対象となった。なんとももったいない。それなら引き続き育てればいいのだろうが、育てる分は多めに確保できたから、廃棄はしょうがない。でもやはりもったいないと思ったのか近くの知り合いに残りをもらってもらった。

毎年こんな具合で、つい多めに育ててしまう。これまでは石倉太ネギ、赤ネギ、下仁田ネギの3種類を育ててきた。作業がつらくなってきたこと、作りすぎていることを考えて、ことしは石倉太ネギだけに絞った。このネギはことしの11月から来年の2月までが食べごろになる。

いま食べている冬ネギにトウが立ってきた。3月に入ると食味がガクンと落ちる。そろそろおしまいだ。植え替えの時季がちょうど世代の交代、若い世代にバトンを渡すことになる。

ネギは冬ネギだけを作って食べる。冬ネギのうまさを知ってしまうと、それ以外の季節のネギは食べようとはしなくなる。ことしもこれから11月までネギを食べないことになるが、極端?ということなくすっかり慣れてしまった。


      
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ショウガは無事に越冬できたか

2021-03-09 | ショウガ

中ショウガ(上)と大ショウガ(下)

前期高齢者の半ばをいま歩いている。2年後には後期高齢者となる。コロナ禍でも本屋にはちょくちょく行く。上野千鶴子さんの新刊書(文春新書)が平台に積まれている。そのタイトルに目がいってしまう。そろそろあの世へ行くための関連書を読んでみようかという気になるものだ。

ショウガは無事に冬を越すことができただろうか。発泡スチロールの箱に入れて、台所隣のパントリーに置き、上から毛布をかぶせて保存してきた。

農家とちがい家庭菜園派にとっては、ショウガの越冬は一番難しいと思って対応している。そう思って苦心しているのはわたくしばかりではないだろう。

菜園歴30数年であっても、ショウガの保存は最後に残された課題であった。寒害を受けてたいがいを腐敗させてしまい、失敗の連続。試行錯誤していまはなんとか冬を越せるようになった。それでも確実性はない。半分神頼みだ。いまでも無事に冬を越せればラッキーという面がある。

この冬は有り余るほど保存している。2回ほど取り出しては甘酢漬けを作っている。その時に保存状態を確認している。これならたぶん無事に越冬できるだろうと安心はしているが、念のため全体の状態を見ることにした。

中ショウガ(上)と大ショウガ(下)



大ショウガと中ショウガの2種類。3月7日に発泡スチロールの箱から取り出して濡れ縁に広げた。やはり腐敗はあった。これは想定内。幸いに少ない数ですみそうである。保存状態を見るには、折ってみてポキッ、パキッと乾いた音がすれば状態がいい証。ことしも種ショウガとして利用するには十分な数を得ることができそうだ。もちろんこれらは食べることもできる。

すべてを丸一日天日に当てて乾かし、再度保管した。サトイモはすでに芽出しを行いっているが、ショウガも今月末には芽出しを行う予定でいる。

自前の種ショウガを確保するため、昨秋に収穫したものを越冬させている。知り合いの農家のように専用の保管庫はないから、素人なりに何とか工夫をしなければならない。いまやっているのは、ビニール袋にショウガを入れ、そこに湿らせたもみ殻を加えてすっぽりと覆う。これを発泡スチロールの箱に入れて室内で保管する。

適度の温度と湿度があれば・・・と、ノウタリンのわたくしでもわかるのだが、具体策がわからない。こんな方法でこの2、3年は、寒害で少なからず腐敗はするものの、なんとか自前の種ショウガを確保できている。数量だってある。ほぼできている。でもいま腐心しているのはもみ殻の湿らせ加減だ。たっぷりとがいいのか、それともさらっとがいいのか。少ない経験でいえば、後者かなと思うのだが、常に不確実性が付きまとう。老人のお遊びだらといって手は抜かない。毎年どうしたらいいものかと頭をひねっている。


      
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3月4日に春まきニンジンのタネまき

2021-03-07 | ニンジン


ニンジンの春まき夏どりのタネまき

コロナ禍と花粉症で外出自粛だけど、せめて菜園仕事とウォーキングで外に出ては体を動かしている。春がここにきて急ぎ足になってきた。梅に続いて、公園のカンヒザクラ、お寺の大木のハクモクレンが咲き出した。日ごとに彩りが増えて視界が明るくなってくる。春3月は四季の中で一番好きである。

3月4日にニンジンのタネまきをした。ニンジンは春まき夏どりと、夏まき秋冬どりの年2回育てている。今回は春まきで6月に収穫できる。毎年この繰り返し。

栽培方法も同じだ。15センチ間隔の黒マルチを敷いて、一つひとつの穴にタネをまき、間引いて大きくする。タネをまいた穴の数だけ収穫できる。100個の穴にタネをまけば100本取れるという算段だ。

マンネリだなと思いながらも今回もそうした。家庭菜園で100本から200本のニンジンを育てるなら、これ以外の方法が見つからない。たしかにこの方法は手間がかかる。農家は絶対にやらない。だが確実に収穫できる。

そのためには一に発芽をそろえること、二に間引きをすることが条件になる。とくに前者が大事だ。かつては失敗の連続だった。散々苦労させられ試行錯誤を行った。いまでは発芽そろえることに失敗はない、と言い切れるほど上達した。

春まきでは約100本を収穫するつもりで、マルチの穴120個ぐらいにタネをまく。もちろん発芽をそろえることができるということが大事な前提になる。

タネは残しても無駄にしてしまう。全部使い切るため厚めにまく。発芽率を高めるにはいいのだが、よすぎるとこんどは間引きに手間がかかることになるのだが、発芽をそろえることが最優先だ。

腰を落として一つひとつのマルチの穴にタネをまいていく。発芽がそろってうまくいきますようにと、いまも真剣な気持ちでまいていく。

タネをまき終えれば、仕上げは穴あきビニールをトンネル掛けしてあたたかくしてやる。2週間もしないで発芽してくる。さて無事に発芽がそろうだろうか。楽しみでもあり不安でもある。


      
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サトイモの芽出しを3月4日に始める

2021-03-05 | サトイモ

ぐったり、くたくた。さすがに疲れてしまった。昨日は午前8時半から正午までの3時間半。花粉症にめげず、菜園仕事に精を出して働き詰めだった。やることが山積して、久しぶりにむきになって頑張った。体力維持に努めているといっても、もう追いつかないのがよくわかる。体力の衰えはいかんともしがたい。昨夜は午後9時にふとんに入ってしまった。

3月4日に保存していたサトイモを掘り出した。主なものはヤツガシラ、土垂、タケノコイモの3種。3月になると、種イモの状態をたしかめる。さらに芽出しをはじめる。

サトイモの種イモは越冬する。寒さで腐らないように保存する。この冬は厳しい寒波に襲われることもなかった。これなら寒害を受けることはないだろうと安心していたのだが。

保存状態を見る。
ヤツガシラとタケノコイモにすくなからず腐敗があった。この2種類は毎年こうなるから、あらかじめ多めに保存している。とくにタケノコイモは3種類の中で寒さに弱い。いくら気を付けていても傷みが出てしまう。それに対して土垂は寒さに強くまったく傷みはない。総じて昨冬よりは質のいい状態で保存できた。傷んだものを除いても種イモの数は十分に確保できた。

以下の写真は3月4日現在の保存していたサトイモ。傷んだものは捨て、質のいいものだけを種イモとして利用する。

土垂

ヤツガシラ

タケノコイモ

つぎは芽出しを行う。
質のいいものを種イモとして選ぶ。ことしは栽培面積を縮小する。これまではずっと作りすぎていて、この年になるとさすがに負担になってきた。
冬に保存してきたように再度土の中に埋め戻して、出芽を促進させる。保温のためにビニールを二重にして覆ってやる。これまでの経験でサトイモは初期生育に努めることが大切なんじゃないかと思っている。それで芽出しを早めに行う。あくまでも自己流なのだが。1カ月もこうしておいてから3月末から4月初めに植えつける。



サトイモは冬のあいだ食べ続けている。食べる分も種イモと一緒に保存しながら、そのつど掘り出しては食べる。保存状態がいいと、収穫したばかりのものと変わらない質に保つことができる。種イモを選んだあとに余分に残ったものはもちろん食べる。これがこの冬最後のサトイモになる。よく食べたもんだと感心するくらい毎日のように食べてきた。


      
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