おおまさり(上)と千葉半立(下)
昨27日は好天に恵まれ、桜は満開、春の花たちが咲き競う。ウオーキングでいつも立ちよる公園は、花を見ようと多くの人でにぎわっていた。とくに子ごとも連れの若い夫婦が多い。各地でこんな状況だったのだろう。コロナから解放される日はさらに遠くなったか。くわばらくわばらとすぐに公園を後にした。
同じ27日にラッカセイのタネをまいた。ことしも大粒種の「おおまさり」と、中粒種の「千葉半立」の2種類。昨年収穫したものを莢つきのまま貯蔵保存してきた。通常のタネまき時期は4月下旬から5月初旬だから1カ月も早くまいたことになる。だいじょうぶ? 毎年こうしている。これできちんとまちがないなく発芽してくる。
ラッカセイは温度が高くならないと発芽してこない。それを承知しているのになぜタネをまいてしまうのか。超せっかちだからである。思い立ったら待ちきれない。年を取るとその性向はいちだんと強くなっている。もとより早め早めがモットーだが、いまはそれを超えて抑えが利かないほどで弊害も少なくない。
いまの時季にタネをまいて発芽させるにはひと手間がいる。といっても至極簡単である。苗床にタネをまき、ビニールシートをべた掛けする。これだけである。地温が上がって発芽してくる。4月上中旬に発芽してくるはずだ。発芽したら幼苗のうちに定植する。
この2年ほどになるのか、大粒のおおまさりを重宝するようになった。というのは大粒種のほうが加工しやすいせいか、中粒種の加工をどうも面倒に感じるようになった。ついこのあいだまでそう感じたことなんかなかったのに。これも年を取ったせいかなとなげきながらもあきらめている。