30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

キョウナのまぶしい緑

2008-01-31 | その他




厳冬期に不織布一枚で生育するキョウナ

真冬の菜園は日々さびしくなる。そんな中で生育している野菜がある。キュウナとホウレンソウだ。みずみずしい野菜を見ていると心まで温まる。
まずはキョウナ。トンネル掛けしてある不織布を外すと、中から鮮やかな緑が現れる。目が覚め るほど新鮮だ。緑が少ない真冬に目にするだけにいっそうその気分が強くなる。真冬でも生育している数少ない野菜だ。不織布を一枚かぶせるだけでいい。これで防寒ができてこの寒さにめげずに生育してくれる。キョウナが寒さに強いということもあるのだろうが、さずがに不織 布をかぶせないと寒さにやられて上部が枯れてくる。2月に入るとまもなく収穫できる。青物が少なくなる真冬に収穫できる葉菜類がひとつでも多いとなにかと重宝する。それにしても寒さを感じさせないほどのきれいな緑が広がっている。

この記事をはてなブックマークに追加

この冬一番の出来

2008-01-30 | ハクサイ



この冬3度目の白菜のお香香。出来は一番いい

昨日のパスタで思い出した。
「そば打ち会の定員に空きが出たので入会しますか」
かみさんがいきなり尋ねてきた。
住んでいる地域に「そば打ち会」がある。人気がありいつも定員いっぱいだ。そんなしだいで3月から「そばを打つ」ことになった。いや「そばを打つのを習う」ことになった。年をとってからそば打ちを始めると残間里江子著の「それでいいのか蕎麦打ち男」という本を思い出す。
そばは好きだ。山を歩きながら北海道から山陰まで全国を食べ歩いている。今度は自分が作る番だ。不器用だからさてどうなるか。

23日に書いた「霜降り白菜」がお香香(おこうこ)になった。出来はこの冬一番だ。球の中のオレンジ色が鮮 やかである。2月まで収穫できるが、お香香にして食べられるのはあと一回ぐらいかなとい思う。唐辛子を落とした醤油にこのお香香をつけ、熱いご飯に巻いて 食べる。飲んだ後はこれだけで十分だ。やはり冬の食卓には欠かせない味になっている。これは私にとってはおふくろの味。いまもかみさんが作ってくれる。あ りがたいことだ。それだけにわが菜園の白菜作りは失敗できないのである。私も真剣になる。


この記事をはてなブックマークに追加

なかなかやるな

2008-01-29 | その他


わが家の定番になりつつあるカブのスパゲティ

カブが甘い。滑らかな舌触りでいまのカブはこん なにも甘いのかと思うくらい甘い。
菜園のカブを抜くと周囲の土は凍っていて表面には微細な氷が付いて日差しに当たるときらきら輝いている。不織布をベタ掛けしてやればいくぶん寒さから身を守ることもできるのだが、つい手を抜いてそのままにしておいた。寒さにやられて見た目が悪い。それ でも腐ることなく真っ白な肌を見せている。
葉菜類が少ないこの時期にカブは重宝する。煮物にもみそ汁にも使える。ふとしたことでパスタにカブを入 れてみたらこれが意外にうまかった。いけるのである。以前にそう書いた。それ以来、カブのバスタはわが家の定番になりつつある。パスタといっても私はペペ ロンチーノしか口にしない。そばでいえばかけそばに当たるのだろうか。わが家のこれもニンニクと赤唐辛子のオイルベースで作る。これはわが家の創作料理か なと思ってネットで検索したらやはりあるものである。それもいっぱいあった。週末の昼食はこのパスタ。口に入れるとカブの甘さが広がった。以前はそれほど の甘みを感じなかっただけに驚いた。カブは目立たない存在なのだが、この時期は「おのれ、なかなかやるな」と愉しませてくれる。やはり作っておくべきである。
カブは秋まきでしか作らない。必ず虫にやられる。だからできるだけ遅くして10月初旬に種をまいている。それでも虫にやられるから不織布をトンネル掛けて防虫することを忘れてはいけない。いまも寒中で収穫できているのだからありがたいことだ。




この記事をはてなブックマークに追加

またも干し大根作り

2008-01-28 | ダイコン


菜園がさびしくなってきた。いまは収穫するばかりだからしだいに青物が消えて土の面が多くなる。この時期は菜園には長靴が欠かせない。霜柱が融けてグ チャグチャで泥だらけになる。寒い寒いといってても畑のほうはあと一カ月で春の準備に取り掛かる。残がいをすべて片付けて一気に耕運機で耕す。わが菜園は 3月スタートで2月が締めとなる。もうすぐだ。

切り干し大根に続いて干し大根を作る。今度は千切りではなく“回し切り”にしたものだ。干すとだいぶ縮まるので大きめに切っていく。不揃いは気にしない で、回しながらザクザクと切っていく。これはなかなか気持ちがいいものである。表面積が大きくなるので乾くのもはやいのかなと思っていたら、大きいだけに なかなか芯まで乾かない。4本切ってザルいっぱいになったのだが、干すとご覧のとおりだいぶ小さくなった。まもなく乾物ができあがる。
切り干し大根を作っているときに感じたことだが、庭先に大根を干している光景はなかなかいいものである。農家の庭先といった感じで心がなごむ光景だ。冬の日差しのなかでのんびりしたムードになる。今回もそんないい気分になった。





この記事をはてなブックマークに追加

殿様というより武将

2008-01-26 | 下仁田ネギ


風雪に耐えてきて一段とたくましい風貌になった



こちらは一カ月前の姿。その違いは一目瞭然だ

下仁田ネギがすっかり姿を変えた。この寒さで葉緑部が枯れて軟白部だけになってきた。一カ月前の姿と比べるとだいぶ違う。ふだんは“殿様ネギ”といわれるが、いまは風雪に耐えて殿様というより戦国武将らしい風貌になった。見るからに武骨だ。一カ月前の姿はまさに殿様ネギにふさわしい姿で、まだおっとりと構えている感じがある。どちらがうまいかといえば、もちろんいまである。
下仁田ネギは30坪と20坪の両方の菜園で育てている。土のいい30坪菜園で育てているものは手で抜けるのだが、あまり土がよくない20坪菜園のほうのものは根を深く張っていて手では抜けない。この差が面白い。土が悪いところでは養分を取るため必死に根をのばすのだということがわかる。
下仁田ネギもわずかになった。端のほうにあるものは取らずに10本ぐらい残しておく。春になるとネギ坊主が出てくる。種がびっしり付く。採種のために残しておくのである。

この記事をはてなブックマークに追加

寒中に発芽とは

2008-01-25 | 冬ネギ

発芽してきた九条太ネギ


苗床はビニールをトンネル掛けして作る


九 条太ネギは家庭菜園にお勧めだ。この冬は下仁田ネギに負けず九条太ネギがかみさんにもご近所にも大好評だった。私自身もいい出来だと思った。おだてられる とすぐに木に登る性質だから、成果に満足している。そんなに評判がいいのなら来年も九条ネギをいっぱい作らなければならない。
そう思うと居ても立ってもいられない。性分だからしかたない。すぐに種屋に行き、種をまいた。この寒いときにまいて発芽するのかと思うだろうが、きちんと芽が出てくる のである。
1月上旬に種をまき、約3週間後に芽が出てきた。ただし保温してやる必要がある。種をまいたらビニール でトンネル掛けをして簡単な温室を作る。温度が高くならないのかと心配するのだが、すき間風が入るからうまい具合にきちんと発芽してくれる。こうして毎年苗を作り、春先に定植している。じつはなにも1月の寒いときに種をまかないで、本 当は温かくなった3月でも十分に間に合う。毎年こうしているのはやっぱり私のせっかちのせいなのかなと思っている。

この記事をはてなブックマークに追加

こんなに元気な野菜も

2008-01-24 | その他


この寒さのなか、まるで花が咲いたかのようだ

 
冬菜の味の王様といわれるのだが・・・

寒さにめっぽう強い野菜がある。この寒さなのに青青と葉を広げている。タアサイだ。冷え込みが厳しくなると地を這うように生育する。「冬菜の味の王様」といわれる。しかし、わが家ではかみさんがあまりこの野菜が好きではないの か、それとも調理の幅が狭いのか、食卓にはあまり上らない。出てきてもせいぜいがベーコンとの油炒めぐらいのものだ。
利用機会が少ないことはわかっていて も毎年作ってしまう。というのも厳冬期には青物が少なくなり、それをカバーする野菜が必要だからだ。食卓に上る機会が少ないとはいえ、このさき菜園の青物が少なくなってくるからいずれ食卓に登場するだろう。
それにこんなに手間が掛からない野菜もない。種をまいてから不織布をふんわりと上からかぶせるだけだ。12月になって虫の心配がなくなってから外せばいい。それだけでうまく生育するのだから簡単だ。
いまの1、2月の厳冬期が旬になる。青青として緑が濃い。その色合いはやはり中国野菜だなあと感じさせる。濃い緑の葉は八重咲きの花が咲いたかのように円形に横に広がる。「きれいなものだ」とその様子を見ているだけで満足している。その元気さが寒さに弱い私にはうらやましい。

この記事をはてなブックマークに追加

霜降り白菜

2008-01-23 | ハクサイ




わが家の霜降り白菜。この冬3回目のお香香になる

このところ“”霜降り白菜“”がテレビの料理・グルメ番組でよく取り上げられている。百姓をやっている側からしても「うまいんだろうな」と思わせるネーミ ングだ。消費者もきっとこの名前につられてつい手を出だしてしまう。ネットで調べると茨城白菜栽培組合の商標だという。
この時期の白菜は、すべて霜降り白 菜になる。寒さで糖分が増してうまくなっている。いまが旬だ。うまくて当たり前なのである。すなおに「霜に当たった白菜だよ、いまがうまいんだから」といった茨城白菜栽培 組合を褒めてあげたい。
わが菜園の白菜も厳しい寒さをこらえるためねじり鉢巻でがんばっている。霜に当たると外葉が一枚、一枚凍って枯れていく。寒さから身を守るため頭部を稲 わらかひもで結んでやる。このねじり鉢巻姿の白菜がずらり並んでいるのが、まあいまの菜園の“風物詩”だろうね。この寒さにがんばってくれているから白菜 はうまくなる。
白菜を味わえるのも2月までだ。全部を収穫しないで、2,3株残すことをすすめる。これは3月に菜の花をとるためで、白菜の菜の花が一番うまいからだ。
この冬2回目の雪になった。菜園の白菜も頭からすっぽり雪をかぶっていることだろう。見た目はますます悪くなるが、それに反比例してさらにうまくなること請け合いだ。

この記事をはてなブックマークに追加

お坊山(1431㍍)ー山の歩き初め

2008-01-21 | 登山


お坊山から富士の眺め。冬の日差しは早く昼過ぎには逆光になっていた


南アルプスの山並み。雪の白峰三山が目に飛び込んだ


【山 行 日】 2008年1月19日(土)(日帰り)晴れ
【メンバー】 単独行
【地 形 図】 笹子(1/25,000)            
【山  域】 大菩薩
【コース&タイム】5:33我孫子=JR常磐線(各駅停車)=5:46新松戸5:51(JR武蔵野線)=6:46西国分寺6:55(JR中央線)=7:22高尾7:25=8:30笹子駅18:35ー9:00お坊山登山口ー9:40稜線ー9:50鉄塔ー10:20入道山ー10:35第1ベンチー10:50第2ベンチー11:10棚洞山ー12:05お坊山・東峰ー12:15お坊山13:00ー13:20大鹿峠ー14:15景徳院14:30ー14:40田野・そば〔砥草庵〕15:15ー15:45甲斐大和駅15:51=16:09大月16:20=17:21立川17:28=17:33西国分寺17:36=18:31新松戸18:33=18:45我孫子
  


今年初めての山歩きは「お坊山」にした。大菩薩連嶺の南西の端に位置し、中央本線笹子駅の北に聳える。今回は東南尾根に取り付いて山頂を経て景徳院へ下山した。期待したとおり静かな山歩きができた。だれもいない尾根を冬の日差しを浴びながら歩くことができた。途中で会ったのは猟師3人だけだった。一人ぼっちの山頂からは富士山と南アルプスそして八ケ岳を眺めが広がっている。展望もそうだが、お坊山を選んだわけは下山口の景徳院近くの蕎麦屋も目当てだった。もりそばで清酒を飲みながら「今年の初めての山歩きはいいスタートをきることができたな」と満足であった。

お坊山は2006年4月に連続して2回歩いている。中央沿線の山々にあまりなじみがないのだが、このお坊山だけは気に入っている。一昨日の19日の週末は快晴マークだった。このところ快晴の天気はめったに見られないので、この日を今年の山の歩き初めにした。
コースは東南尾根から取り付いて景徳院に下山する。前2回のコースを組み替えてみた。この東南尾根は尾根に上がってしまえば踏み跡はうすいのだが尾根筋を丹念に歩いていけばお坊の山頂に行き着く。しかし問題は登山口だ。これが曲者だ。ここをクリアすれば後は問題ないといえよう。
登山口へのアプローチは前回の記録を参考にしてもらうとして、前回の山行ではこの登山口から入って
少し迷ったものの思いのほかうまく尾根への細くうすい道を見つけることができた。地図に破線が記されていないのだが、むずかしくないコースだった。
今回はどうか。前回の記憶があるのでコースに不安はなかった。ところがである。前回と同じ登山口から入山したものの、尾根への道がわからずに右往左往してしまった。記憶とはあいまいなものだと実感した。尾根に向かえば道にぶつかることはわかっていたので、道なき道を進もうかと迷っていたとき、やっと尾根へのかすかな道を見つけた。ここで前回の記憶が役に立った。この道だ、と。

やはりダブるが少し詳しく書いておこう。


東南尾根の登山口には、まずはこの標識にたどり着くことが肝心だ。アプローチは前回の記録を参考にしてもらいたい。今回もこの標識があった。これからが本番。登山口に行くにはこの標識の左後ろの道を行く。今回もその道をたどる。すると10歩程度歩くとすぐ右側斜面に前回なかった細い道ができていた。「新しい登山口ができたのかな」と思いながらも、前回と同じ登山口を目指すことにした。

中央高速と平行した坂道を登る。左側はフェンスだ。その坂道を登りきる直前、右側に山火事で焼けただれた看板がある。前回はここから右の斜面に取り付いた。山火事の前はたぶんこの立て看板に「お坊山登山口」と書いてあったのだろう。この登山口だが、はたしてほんとうに登山口なのかなと不安になるほど荒れている。ススキや潅木が登山口をふさいでいる。道も登山口というより、たんに斜面が崩れているといった程度だ。前回よりもさらに荒れている。侵入するのがためらうほどだ。たぶんだれもここを入った形跡がないようだ。「さっきの道が新しい登山口なんだろうな」と思いながらもススキと潅木を払いながら5㍍ほどの斜面に取り付いた。そこを上がった。どころがその先に登山道はないし、見つからない。前回もここで立ち往生した。初めての人はたぶんここで、どう行ったものかと迷うはずだ。前回は左に行き過ぎた。間違って引き返して、上部を観察してそれらしき道を見つけた。今回はそれがどうもわからないのである。周辺を右往左往した。そこに突然、大型の黒い犬が2匹が現れた。猟犬と思われる。首にアンテナを付けている。私のほうに走ってくる。危険を感じた、飛び掛ってきたらどうしようと身構える。ところが私を横目に見て飛ぶように駆けていった。どうも最初から付いていないなとぼやくしまつだ。尾根の方向は北西の上部だからと斜面を少し上るとかすかな細い道に出会った。これだ、この道だ。これで安心だ。ポイントは北西方向の上部を目指すのだと意識すればいい。そこには赤テープがあった。この2年の間にだれかが付けたのだろう。しかしこの赤テープを見つけるまでにやはり迷うだろう。記憶なんて当てにならないものだと思い知らされる。

 
道を見つければあとは安心だ。急な坂を20分ほど登ると看板が見える。これは裏面だ。ここが東南尾根の端っこ。さきに尾根道が続くのが見える。この尾根をたどるのだが、やはり道はうすいというか、ないというか。それでも間違うことはない。尾根をきちんとたどっていけば問題はない。


これが看板の表面。


尾根にあがると青空が広がり、急に温かくなった。厚着をしてきたので汗が出る。2枚ほど脱いだ。


 冬の日差しを背中にして、落ち葉を踏みながら気持ちがいい。
やはり人の気配はまったくない。自分の影と二人三脚だ。


この東南尾根は不思議だ。道などまったく整備されてもいないし、標識などもいっさいないのだが、山頂標識だけはついている。それも真新しいものが。ここが最初の992㍍ピーク・入道山。ここで目の前に鉄砲をかついだ猟師が現れた。どうもこのあたりで猟が行われているようだ。先ほどの黒い大型犬はやはり猟犬だった。目の前が次のピークの棚洞山。その棚洞山との鞍部にまた猟師がいた。
「なにを獲っているのですか」
「シシだ。この先の谷で一頭仕留めた」


入道山との鞍部から棚洞山への登り、さらに棚洞山からお坊山への登りになると巻き道が次々出てくる。巻き道を行くか、直登するかは好み次第。巻き道はくねくねとまどろっこしい道だ。わたしはできるだけ直登の道を選ぶ。踏み跡を追いながら急斜面だが気持ちがいい。


棚洞山に着くとお坊山を眺めることができる。


お坊山の東峰。ここで弁当を食べる。ただ展望がよくないが私の好きな場所だ。展望を愉しむために西峰へ。冒頭の光景が広がる。展望を思いのまま愉しんでいたら、人の気配が。この日に出会ったただひとりの登山者だった。この人も私と同じく東南尾根を来た。やはり取り付きで迷ったらしい。「新しくできた登山口かな」と私が思ったところから入ったというのだが、すぐに道は消えて苦労したらしい。「本当の登山口はどこなのか」と尋ねられたので、私の“登山口”を教えた。「そこはとても登山口とは思えないところだ」とも言い添えた。むしろ彼が取り付いたところが登山口なのかもしれない。


下山は大鹿峠を経て田野地区の景徳院へ。下山口は民家の庭先を通る。この民家の壁に小さく「大鹿峠」という標識がある。


景徳院の山門。


今回このコースを選んだのには前述したように理由がある。景徳院の近くにうまい蕎麦屋があるのを知ったからだ。前回景徳院に下山したときはまったく知らなかった。
私の下山後の楽しみは、いっときほど熱心ではなくなったが、温泉と清酒とそばだ。うまいとなるとやはり行きたくなる。
その蕎麦屋は〔砥草庵〕。景徳院から5分ほどだ。
甲州市大和町田野243-1
tel0553-48-2414

立派な店構えだ。なかに入ると太い大黒柱と梁。天井が高い。気持ちがいい空間だ。せいろそばと清酒をたのむ。この田野地区は「蕎麦切り」の発祥の地だとか。知らなかったね。清酒は笹子の「笹一」。純米と生酒があるという、どちらにするか迷ったが、汗もかいたことだし、さっぱりしたほうがいいかなと生酒を注文。清酒を口に運ぶと疲れたせいか酔いが回るのがはやい。すぐにいい気持ちになってしまった。窓から西に傾いた日差しが入ってくる。3時近くになる。蕎麦屋で一杯やるのにはいい時間だ。下山後に蕎麦屋に立ち寄るのは久しぶりのことだけに、なんとなくゆったりした気分になり、満ち足りた気分になった。今日の充実した山歩きに乾杯といこう。


この記事をはてなブックマークに追加

自家製切り干しダイコンの完成

2008-01-18 | ダイコン

13日にざるに広げて干しました


すぐに乾燥して身を縮め、半分ほどの分量に


16日に完成しました。
1本の大根から両手いっぱいできました


 「そういえば切り干し大根どうなった」
「あれ、気が付かなかったの。きのうの夕飯に煮物にして出したでしょう」
「あっ、あれがそうか」
「いやね、気が付かなかったんだ」
酒の肴の一品にあったのは覚えているが、あれがそうだったのか。うっかりしていた。間の抜けた質問をしてしまった。かみさんも昨晩私が何も言わなかったので不思議に思っていたらしい。こんなことが多くなった。
3日ほど庭先に干して完成したようだ。すでに保存のためジップロックに入れてあった。手作りだけあってきれいな“製品”に仕上がっている。これなら上等の部類に入る。丁寧な仕事振りがうかがえる。
開けるとあの独特の匂いが立ち上ってむっとする。けっしていいに匂いではない。日向臭いというか、それ以上に匂いがきつい。
切り干し大根作りがこんなに簡単にできるものかと気をよくしたのか、またも刻んで庭先に干している。大根はいつも豊作だからこんな利用方法を覚えてくれると作るほうもありがたい。

この記事をはてなブックマークに追加

猫額庭の1月の花

2008-01-17 | その他
ブログ更新の頻度がすごいね、と知人。そんなこ とは意識しないで記録してきただけなのだが、この2年間の更新数を調べると581件。これを2年間(365日×2年=730)で割ると更新率は約80%に なる。更新率は高いのだろうが、ネタに困ることはないから、ただ書きなぐっているだけで中身が伴わないことは承知している。玉石混交という表現が当てはま るのかどうか。「玉と呼べるようなものなんかあったのかな」なんて混ぜっ返されると返す言葉がない。継続こそは力なりと思うしかない。年末に書いたように 2年目になって「アクセスIP数」が増えた。だれが見ているのかなと思うくらい増えた。それを励みに書いている。ネタに困らないといったが、農繁期 は毎日更新しても足らないくらいだが、1月2月は農閑期だ。収穫だけで何もすることがないからこのところネタがない。そこをなんとか探して書くのも楽しみのうちで ある。ということで、こんかいは暇ネタである。

初雪だった。そんな寒さ厳しい1月のわが陋屋の猫額庭にも彩りがある。寒いのによく咲くねと感心してしまう。いま咲いているのは、数奇屋侘助、サクラソウ、紅侘 助、ロウバイ。数奇屋侘助は昨年移植したばかりなので開花はあきらめていた。それだけに感激だった。チューリップもちょっぴり芽を出してきた。
室内ではシンビジューム。ランの仲間に凝ったことがあるのだが、最近は派手な花が苦手になっている。このシンビもほったらかしにしておいたのだが見事に咲いている。



数奇屋侘助。この気品と清楚さ。たまらないね



サクラソウ。この可憐さも捨てがたい

   
紅侘助         ロウバイ





シンビジウムも見事だ

この記事をはてなブックマークに追加

秋冬野菜の完全自給

2008-01-16 | その他




夫婦2人分の冬野菜の自給。14日の収穫はこんな感じ
 
昨年の10月からこれまで野菜は買っていないと、かみさんがいう。秋冬野菜を完全に自給できるようになった。
14日の収穫を見てみよう。サトイモ、ブロッコリー、ダイコン、九条太ネギ、キャベツ、それにハクサイ。加えてホウレンソウ、カブ、キョウナ、下仁田ネギを合わせると1週間分の献立に使う野菜はこれで十分だ。
しかし、年間を通じては自給できないでいる。50坪あれば夫婦2人の野菜は完全に自給できるのである。それができない理由はわかっている。途切れること なく収穫できるように年間計画を立てればいい。まめに種をまき、苗を植え付けていかなければならない。それができていないからだ。とくに端境期がいけな い。季節の変わり目だ。菜園には数種類だけの野菜しかない時期が出てくる。たとえば夏野菜が終わり、9月に秋冬野菜の種まきと苗の植え付けを行うときがそ うだ。
今年の目標は年間完全自給だ。むずかしいことではない。要は私がその目標に向かって少しまじめにやればいいだけの話だ。じつは毎年そう思っている。つい怠けてしまうだけなのだ。






梅が咲いたのを見つけたのは1週間前だった。そうなると気になるもので、14日はウオーキングの途中にあるこの梅林に立ち寄って眺めた。寒さが厳しいのに、一輪また一輪と花を咲かせている。清清しい気分だね。

この記事をはてなブックマークに追加

見ているだけで、ごくり

2008-01-14 | その他

 

久しく〔酒の話〕を書いていない。年末年始に飲んだ酒を記録しておく。家を出ている子どもたちが年始のあいさつに来た。いい機会だからと台所下の酒倉にたまった酒を開栓することにした。いい酒ばかりである。こんな上等な酒を私が買うはずがないか ら、いずれも到来ものばかりだ。安酒ばかり飲んでいる身には、こんな上等な酒を前にすると気後れしてしまい、なかなか栓を開けようとしない。まあ、これも 飲兵衛の意地汚さというよりも貧乏性がそうさせるのか。しかし、こんな機会にでも開けないとどうしようもない。子どもたちにこんないい酒を飲ませてもわか るのだろうか、ちょっぴりもったいないなあと、栓を開けながらもけち根性を出すしまつだ。これも子どもたちの勉強かなと景気よくあれもこれもと薀蓄をたれ ながら飲んでもらった。このクラスの酒になるとまずいはずがない。あとは好みの問題になる。酒の味は飲む順番にも、酒の肴によっても変わってくる。これが 一番だと決めにくい。こんな上等な酒も二合も飲めばしだいに舌がバカになってくるもので、後は普段飲みの酒にかえればいいのだが、正月気分でこれでもかと 飲んでしまった。後はわかりきったことで、味も何もわからないでただ飲み続ける事態になった。子どもたちを前に正月だからいい気分である。

写真上(四合瓶・左から)
1、開運・大吟醸(静岡)
1、小笹屋竹鶴・H16BY生もと純米(広島)
1、勝駒・純米大吟醸(富山)
1、蓬莱泉・純米大吟醸「空」(愛知)
1、萬歳楽・大吟醸古酒「白山」(石川)
1、賀茂鶴・純米大吟醸(広島)
写真下(一升瓶・左から)
1、久保田・純米吟醸「碧寿」(新潟)
1、飛露喜・無ろ過生原酒(福島)
1、加賀鳶・純米大吟醸(石川)

上のような上等な酒は盆と正月以外はめったに口にしない。毎晩の相手はことしも 「〆張鶴・月」。ほかにいま飲んでいるのは「扶桑鶴・純米」(島根)、「六花・特別純米」(青森)、「諏訪泉・純米」(島根)。いずれも熱燗にいい。清酒 ばかりでなく、ナイトキャップに蒸留酒も飲む。いま手元にあるのが「芋焼酎・あくがれ」「泡盛・請福」だ。

images    images 


この記事をはてなブックマークに追加

切り干し大根作り

2008-01-13 | ダイコン

太陽と風で色白美人がさらに美しく

そろそろ山登りに出かけたいのだが、なんと腰痛だ。しかたなくこたつに入ってだらだら、ごろごろしている。台所から何かを刻んでいる音がする。なんだろう。少したってから庭先をみるとざるに細かく刻んだ大根を広げている。切り干し大根作りだった。

大根が余っているので作ってみる気にでもなったのだろうか。大根は天日で干すとさらに甘さが増す。太陽と乾いた寒風を浴びて保存できる健康食品に生まれ変わる。太陽のエネルギーを受けて生にはない栄養素が生まれるるのだから不思議としか思えない。人間なら干してしまうと骨と皮だけになってしまうのに。

切り干し大根は、かつて単身赴任したとき重宝した。世話になった。保存できて栄養価も高く、食物繊維がたっぷりなのだから単身者の食卓には欠かせない。これを使って「切り干し大根と油揚げの煮もの」「ヒジキの煮もの」を作りおきした。とくに後者はよく作った。材料はヒジキ、大豆、干ししいたけ、油揚げ、ニンジンだが、歯ごたえをよくするためここに切り干し大根を入れるのである。これだけはいまでも作れる自信があるのだが。ほんとかな?

ロウバイがいつの間にか八分咲きだ。日差しを浴びて輝いている。近くにいるかみさんに
聞こえるように「あまりの美しさにロウバイしてしまうね」。かみさんには無視された。


この記事をはてなブックマークに追加

甘いぞ、これは

2008-01-11 | ホウレンソウ

 シンプル イズ ベスト

 「甘い。こんなに甘いのか」 
 酒肴の定番のホウレンソウのおひたしを口に入れて味わったとたん、思わずそんな言葉が出てしまった。滋味が口のなかに広がる。あまりのうまさに「こんなうまいものはあわてて食べてしまってはもったいない。もっとゆっくり味わえ!」と脳が指令する。そのとおりだ。
 ホウレンソウのおひたしぐらいでなにをおおげさな、という向きもあろうが、20年以上も野良仕事をやってきた私がそう実感するのだから許してもらうことにする。 
 ホウレンソウは、ネギに負けず劣らずいまが一番うまい。厳しい寒さにあたるとホウレンソウは身を守るため糖度が上がる。緑が濃くなり、葉が厚くなる。輝きも違う。なるほどこれならうまいだろうなと感じさせる姿になる。
 私の毎晩の相手となる清酒との相性でいえば、11月収穫のホウレンソウは淡麗な「〆張鶴」の本醸造で釣り合いが取れるが、この1月のそれは濃密なだけに濃醇な「竹鶴」の熱燗でないと太刀打ちできない。 


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

峠の歴史学 古道をたずねて [朝日選書830] (朝日選書 (830))

服部英雄著「峠の歴史学-古道をたずねて」(朝日選書830)は、 山歩きの好きな私には好著だ。著者も山歩きが大好きな人だ。山を歩いていると峠道は幾度となく踏む。なにげなく歩いている峠の歴史を多く教えてくれた。私 にとって思い出の峠道は越後と会津を結ぶ「八十里越」。この古道はいまも地元の人に守られ、登山対象の道になっている。そこを2000年10月に歩いた

この記事をはてなブックマークに追加