30坪+20坪+30坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

そろそろ秋ナスともお別れ

2013-09-30 | ナス

秋ナスが毎日取れている。けさもナスが取れた。上の写真がそうだ。いまのナスは8月末に更新剪定したもので、それを食べている。

ナスは私の好物ということもあり、作るのも熱心だ。ことしのナスは6月中旬から取れ始めた。それから欠かさず取れて食べ続けることができていることに満足している。

いまの秋ナスはうまい。9月に入るとほんとにうまくなる。ぬか漬けにして食べている。こんなことを言うとバチがあたるのだが、これなくしては私の夏はないと思えるナスのぬか漬けも、さすがにここにきてあきてきた。

ナスのほうだって、この時期になると見るからになり疲れている。こまめに追肥はしているのだが、形がすっかり悪くなり、まるまると太らなくなった。その姿を見て、そろそろナスともお別れのようだなと思う。いつ片づけようか。しかしまだ花が咲く。いますぐ片づける必要もないので、いましばらくそのままにしておくことにした。

冷蔵庫を見るとナスが残っている。かみさんも調理にあきてきたのだろうか。そのかみさんはきのうから谷川岳の馬蹄形縦走に出かけている。日本百名山を達成してからも、よくもまあ、あきもせずに毎週のように出かける。亭主の方は、夏の疲れが出て9月は体がだるくてごろごろしているというのに。なんでこんなに元気なんだと感心してしてしまう。口癖は「元気なうちに遊ばなきゃ」。それにしてもよく遊ぶ。おかげで、かみさん元気で留守がいい、を実感しながら留守を守っている。

けさ取ってきたナスを見て、きょうの昼飯はナスのスパゲティにきめた。ケチャップを入れて作る。これが意外とうまく、なかなかの味なのである。


 2013年の読書 

2013年9月の読書
・中村屋のボース―インド独立運動と近代日本のアジア主義(中島岳志著・白水社)
・緑衣の女(アーナルデュル・インドリダソン著・東京創元社)

2013年8月の読書
・島へ免許を取りに行く (星野博美著・集英社)
・色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年(村上春樹著・文藝春秋)
・絶海の孤島 (カベルナリア吉田著・ イカロス出版)

2013年7月の読書
・コリーニ事件(フェルディナント フォン シーラッハ著・東京創元社)
・巨鯨の海(伊東潤著・光文社)
・果つる底なき(池井戸潤著・ 講談社)
・心(夏目漱石著・岩波書店)
 

2013年6月の読書

・特捜部Q ―カルテ番号64― (ユッシ・エーズラ・オールスン 著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

2013年5月の読書
・山靴の画文ヤ 辻まことのこと(駒村吉重著・山川出版社)
・夢幻の山旅 (西木正明著・中央公論社)
・永遠の0(ゼロ)(百田尚樹著・太田出版)

2013年4月の読書
・火山のふもとで(松家仁之著・新潮社)
・陽子の一日(南木佳士 著・ 文藝春秋)
・戦後史の正体 (孫崎享著・創元社) 

2013年3月の読書
・無罪 INNOCENT(スコット・トゥロー著・文藝春秋)
・談志が死んだ(立川談四楼著・新潮社)
・影法師 (百田尚樹著・講談社)

 2013年2月の読書
・原発のコスト―エネルギー転換への視点(大島堅一著・岩波新書) 
・わたしがいなかった街で(柴崎友香著・新潮社)
・ウエストウイング(津村記久子著・朝日新聞出版)
・ホテルローヤル(桜木紫乃著・集英社)
・小さいおうち(中島京子著・文藝春秋)
・漂流記の魅力(吉村昭著・新潮新書)
・漂流(吉村昭著・新潮社)
・牛を屠る(佐川光晴著・解放出版社)

 2013年1月の読書
・ナメクジの言い分 (岩波科学ライブラリー)(足立則夫著・岩波書店)
・大いなる眠り (レイモンド チャンドラー著、村上春樹訳・早川書房)
・父、断章(辻原 登著・新潮社)
・東電OL事件( 読売新聞社会部著・ 中央公論新社) 
・ポトスライムの舟(津村記久子著・講談社) 
・やりたいことは二度寝だけ(津村記久子著・講談社)
・エンジェルフライト 国際霊柩送還士(佐々 涼子著・集英社) 


 2012年の読書
2012年12月の読書
・カラマーゾフの兄弟2 (ドストエフスキー著, 亀山 郁夫訳・光文社古典新訳文庫) 
・湿地(アーナルデュル・インドリダソン著・東京創元社)  
・アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極(角幡唯介著・集英社)
・探検家、36歳の憂鬱(角幡唯介著・文藝春秋)

 2012年11月の読書
・カラマーゾフの兄弟1 (ドストエフスキー著, 亀山 郁夫訳・光文社古典新訳文庫) 
・中国と 茶碗と 日本と(彭 丹著・小学館)
・佐渡の三人(長嶋有著・講談社)

 2012年10月の読書
・昭  田中角栄と生きた女(佐藤 あつ子著・講談社)
・砧をうつ女(李恢成著・集英社 戦争文学全集17 「帝国日本と朝鮮・樺太」)
・去年今年(木山捷平著・講談社)
・ノックの音が(星新一著・新潮文庫)
・横しぐれ(丸谷才一著・小学館昭和文学全集23)

 2012年9月の読書
・特捜部Q ―Pからのメッセージ― (ユッシ・エーズラ・オールスン 著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
・鍵のない夢を見る (辻村深月著・文藝春秋)

 2012年8月の読書
・母の遺産-新聞小説 (水村美苗著・中央公論新社)
・抗争 (溝口 敦 著・小学館新書)
・起終点駅(ターミナル)(桜木紫乃著・小学館)
・大陸の細道(木山捷平著・講談社文芸文庫)

 2012年7月の読書
・被差別部落のわが半生(山下力著・平凡社)
・天地明察(冲方丁著・角川書店)
・下駄にふる雨/月桂樹/赤い靴下(木山捷平著・講談社文芸文庫)
・おじいさんの綴方/河骨/立冬(木山捷平著・講談社文芸文庫)
・ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(上)(スティーグ・ラーソン著・ 早川書房)
・ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(下)(スティーグ・ラーソン著・ 早川書房)

2012年6月の読書
・楽園のカンヴァス(原田 マハ著・ 新潮社)
・紅梅(津村節子著・文藝春秋)
・ちくま日本文学 江戸川乱歩(江戸川乱歩著・筑摩書房)
・ミレニアム2 火と戯れる女(上)(スティーグ・ラーソン著・早川書房)
・ミレニアム2 火と戯れる女(下)(スティーグ・ラーソン著・早川書房)

 2012年5月の読書
・罪悪(フェルディナント・フォン・シーラッハ著・東京創元社)
・曠野(チェーホフ著・岩波文庫)
・PK(伊坂幸太郎著・講談社) 
・K(三木卓著・群像2012年2月号)
・戦争はなぜ起こるか(A・J・P・テイラー著・新評論)
・ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(上)(スティーグ・ラーソン著・早川書房)
・ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(下)(スティーグ・ラーソン著・早川書房)

 2012年4月の読書
・アイアン・ハウス (ジョン ハート著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ) 
・城を噛ませた男 (伊東潤著・光文社)
・中国化する日本 日中「文明の衝突一千年史(與那覇潤著・文藝春秋)
・新釈諸国噺(太宰治全集7・筑摩書房)
・太宰治 滑稽小説集(太宰治著・みすず書房)
・解錠師(スティーヴ・ハミルトン著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

 2012年3月の読書
・犯罪(フェルディナント・フォン・シーラッハ著・東京創元社)
・ラブレス(桜木紫乃著・新潮社)
・特捜部Q ―檻の中の女― (ユッシ・エーズラ・オールスン著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
・すべて真夜中の恋人たち(川上未映子著・講談社)
・蛍の航跡―軍医たちの黙示録(帚木蓬生著・新潮社)

 2012年2月の読書
・遺体―震災、津波の果てに(石井光太著・ 新潮社)
・彼女はもういない(西澤保彦著・幻冬舎)
・半島へ(稲葉真弓著・講談社)
・海松(稲葉真弓著・新潮社)
・二流小説家 (デイヴィッド・ゴードン著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ) 
・下町酒場巡礼(大川渉著・ちくま文庫)
・下町酒場巡礼もう一杯(大川渉著・ちくま文庫)

 2012年1月の読書
・六白金星・可能性の文学(織田作之助著・岩波書店)
・コンニャク屋漂流記(星野博美著・文藝春秋)
・蠅の帝国―軍医たちの黙示録(帚木蓬生著・ 新潮社) 


    


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秋冬の常備菜はホウレンソウ

2013-09-27 | ホウレンソウ

9月19日に葉もののタネをまいた。ホウレンソウ、コマツナ、シュンギク。ついでにカブも。

葉ものは毎年20日前後にまく。これらは私の好きなものでいずれも欠かせない。とくにホウレンソウは、秋から来年の2月までの冬の間ずっと食べるから常備菜になっている。

ホウレンソウは4回に分けてタネをまく。9月20日前後が1回目、2回目から4回目までは1週間おきにまいていく。そうすると10月中旬が4回目になる。毎日のように食べるから、それだけの量をきちんと作らなければならない。、

私の住む土地では、ホウレンソウが露地栽培で育つにはこれまでの経験から、タネまきは10月中旬までとみている。10月下旬にタネをまいても気温が下がって育ちが悪くなる。

ホウレンソウの芽出しは簡単なのようでこれが意外とむずかしい。周辺の菜園を見るとわかる。たいがい芽出しが揃わないところがほとんどで、まばらに芽が出ている。ホウレンソウは苗を買うわけにはいかないから菜園主の腕のほどがすぐにわかる。

わたしだって自信があるほうではない。ホウレンソウは欠かせないから失敗するわけにはいかない。それにホウレンソウに限らず、芽出しをきれいに揃えることにこだわり、そうしないと気が済まない。ここは慎重に準備する。

まずは苦土石灰をまく。ホウレンソウの畝には多いかなと思うくらいまく。土になじむまで1週間ほどしてからタネをまく。一晩水につけておく。これを条まきする。鎮圧してたっぷりと水をやる。乾燥しないように黒い寒冷紗を掛けておく。これが私のやり方だ。これでたいがい成功する。もちろんたまには失敗するが。

品種はこの3年ほど「ちぢみホウレンソウ」ばかりだ。これまでに多くの品種を作ってきたが、いまはこの品種が気に入っている。肉厚で風味があり、とくに厳寒期にはコクが増してうまい。

1回目(上の写真)は芽出しが揃った。見た目にもきれいだし、出来はまあ80点といったところか。ところが一昨日からの台風による雨でだいぶ痛めつけられてしまった。これでは減点だ。こんどはうまくいくようにと、きょうは2回目のタネをまく。


    


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待ってました、ダイコンの間引き菜

2013-09-25 | ダイコン

9月7日にタネをまいたダイコン。間引き菜を取れるまでに大きくなった。これをいまかいまかと楽しみに待っていた。ダイコンの間引き菜がどういうわけか大好きである。そのためタネは厚めに条まきして、間引き菜を食べながら大きくしていく、というのが私流の育て方だ。

本葉が5、6枚になった。ちょうど間引き菜の食べころである。私の好みとしてはもう少し前でもいい。食感は繊細だ。大きくなるほど大味になる。そうなる前に、できるだけ小さいうちに食べるに限る。

間引き菜を取りながらしだいに株間を広げていく。それまでしばらくは楽しめる。ダイコンは生育がはやい。まごまごしてしてはいられない。毎日のように最終的な株間になるまで取っていく。これも食べるのと同じくらい楽しい作業だ。

間引き菜は、子葉と根を取り除き、さっと茹でて削り節と醤油をかけて食べる。シンプル極まりない。これがいい。か細い茎はまるでミツバのような繊細で小気味よく、それに清々しくて食べていて気持ちがいい。この食感を待っていたのだ。

あ、そうだ。ギンナンを処理したんだ。水に浸けておいたギンナン3日後に果肉を取り除いた。この作業が大変だというが、慣れればあっというまに簡単にできる。

ダイコンの間引き菜に、ギンナン。秋の走りの味をかみしめながら、それを肴に飲む。こんな粗末なものながら飲んべえにはこたえられない。至福の夕べになる。


   


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ハクサイにかかりっきり

2013-09-24 | ハクサイ

ハクサイの育ち具合が気になる。この2週間ほどは毎日のようにハクサイの面倒を見ている。うまく育ってくれるかと気になって仕方ない。いまの関心はすべてハクサイにある。私のこれまでの経験を総動員して手当てをしている。ハクサイごときに、なんとまあ大げさなと思われるかもしれないが、それほど熱心に向かい合っている。

ハクサイはタネから育てることにこだわっている。もともとこれはむずかしいのだが、ことしはいつになく苦戦している。9月6日に、無謀にも早めに定植してしまった。それからが大変だった。

白い寒冷紗というか防虫ネットで覆っている。慎重に生育具合と害虫をチェックする。枯れてしまったものはすぐに補植し、シンクイムシに食害されているのものがあればこれも補植した。畑に行くたびに悩まされた。苦心する、工夫する。これが菜園の楽しみなのだろうが、さすがにいい加減頭にきた。ここで手を抜けばいまままでの苦労が水の泡だ。やらなければならない。

ということで2週間後のいま、やっとその苦労が報われ「ここまでくればなんとかなる」という段階まで来た。たぶんもう大丈夫だろう。

それにしても今年は手間ヒマがかかった。苦労した。周囲の菜園をみると、やはりハクサイは苗を買って来る人が多い。苗を買ってくればこんなに苦労しないで済むだろうにと思ってしまっているのだから、さすがにまいったようだ。

ことしはハクサイのタネを3回まく羽目になった。生育具合も大・中・小と3つに別れている。大(上の写真)はこの2週間でここまで大きくなった。ハクサイは初期生育が大事だ。ぐずぐずしていると葉を巻かないという最悪の事態になる。だからいま「小」の育ちが気になる。

ハクサイで葉が巻かないもの、いわゆる失敗作だが、これはそのまま春まで残しておいた方がいい。うまい「菜の花」が取れるからだ。ハクサイの菜の花がうまいことを知らない人が多いようだ。ぜひ味わってほしいものである。ことしは菜の花を取るのを目的に、再度タネをまいた。これは葉が巻かなくてもいいから、気楽に育てることができる。


   


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食べたモロヘイヤと食べなかったクウシンサイ

2013-09-23 | その他


↑モロヘイヤ

↓クウシンサイ

夏野菜が残り少なくなった。しだいに秋冬野菜に取って代わられていく。きのうはオクラとシシトウを引き抜いて片づけた。残っている夏野菜は、ナス、モロヘイヤ、クウシンサイだけになった。モロヘイヤとクウシンサイはわが菜園の夏の葉ものの定番である。この2つも今月末までには片づける。

この夏はモロヘイヤをよく食べた。自分でも感心するほどよく食べた。というのも、これまでは作っていても食べたいとは思わないでいたからだ。ぺらぺらとした感じが好きではなかったから、作ってはいても家に持ち帰ることはめったになかった。

この夏も、やはり作っていても家に持ち帰らないでいた。
「ことしはモロヘイヤは作っていないの」
「えっ、食べるの?」
それからは毎日のようにモロヘイヤを取って来るようになった。

夏場は葉ものがなくなる。モロヘイヤは貴重な葉ものになる。はやり夏場だって葉ものはほしい。食べ方はいたってシンプルだ。熱湯にとおして削り節と醤油で食べる。わたしはもっと柔らかくしてほしいのだが、かみさんは硬めが好きなようだ。こればかり続くとさすがにあきてくる。モロヘイヤにオクラと納豆をくわえる。ネバネバが重層になる。これはなんとなく夏バテに効きそうだった。

クウシンサイも作ってはいるがあまり食べないものである。それでもモロヘイヤよりは食べていたのだが、この夏は逆転した。クウシンサイは炒めものにすることが多い。これもそれほどうまいとは思えないから、どうしても敬遠してしまう。

夏の葉ものはやはりうまいものがない、と思いながらも、モロヘイヤとクウシンサイは毎年欠かさずに作っている。夏に葉ものがほしくなったときあれば便利だなと作っているのだが、あまり出番がないまま終わってしまう。ところがこの夏はモロヘイヤを毎日のように食べた。いまも食べている。やはり夏場でも葉ものは一応作っておくべきだとあらためて思った。


   


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ギンナンは熱燗にいい

2013-09-21 | その他

かみさんがきのうギンナンを拾ってきてくれた。バケツいっぱいほどある。ギンナンは熱燗にいい。大好物だからうれしい。感謝である。

それにしてもこの時期にギンナン拾いとは少しばかり早すぎないか。しぜんに落ちるのは10月に入ってからではないかと思うのだが。そこで、はたと気が付いた。これは16日の台風18号の強風で落ちたものではないかと。

そういえば今週の18日に自転車でうろうろしているときにギンナン拾いをしている人を見かけた。もうギンナン拾いの時期かと不思議な気がしていたのだが、これも台風で落とされたものだと思えば合点がいく。

ギンナンは好きだ。以前は毎年のようにいただいたり、拾ったりしてきた。ここ数年は少しいただくことはあっても、拾ってくることはなくなった。というより、銀杏並木が続いてもギンナンの実をつける木が見当たらなくなった。あの匂いのせいだとわかっていてもさびしい限りだ。

これからがわたしの出番である。あの匂いを承知で自分で食べるものは自分で処理しなければならない。処理はこれまで何度もやってきたから慣れたものだ。

きょうバケツに入れて水につけた。3,4日待つと皮がふやけて、やわらかくなる。これを少しずつ金笊に入れ、押さえつけるように力を入れてごしごしかき混ぜる。皮と実が分離する。これをまたバケツに入れて水をあふれさせると、実は底に沈み、皮はバケツからあふれ出る。これを繰り返せばいい。もちろん手袋をして。これできれいなギンナンができる。

熱燗には塩炒りがいい。白く硬い殻の中から目の覚めるような翡翠色の実があらわれる。それをめでながらあじわうとき、気分もすっかり秋になる。


   


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青みを増した冬ネギ

2013-09-19 | 下仁田ネギ

台風18号が通り過ぎると急に朝晩涼しくなった。よく寝られるようになった。そして日が短くなってきているのに気がついた。たしかに秋だ。このところだるい。いつもこの季節の変わり目は調子が悪いのだが、この年になるとどこか悪いのではないかと心配してしまう。夏の疲れが出てきたのだろう、と思いたい。

きょうは仲秋の満月。わたしの寝室からは月の動きがよく見て取れる。カーテンを開けたままにしておくと部屋に月の光が満ちて明るい。寝ながら月を追っているうち寝込んでしまう。

わたしと違って、冬ネギが秋の到来とともに元気になった。これほど敏感に季節の変化をとらえることができるんだと感心してしまう。ネギは丈夫だ。それでも猛暑にはさすがにぐったりきて精彩がない。当然だ。色つやは褪めてしまい、姿もなんとなくしまりがない。

それがである。9月に入るときりっと背筋を延ばし、青みを増してくる。その変化がよくわかる。秋空に、きりりとした姿がよく似合う。

2人暮らしにしては毎年驚くほどの量の冬ネギを作っている。こんなにも食えないよなと思っていても、冬のあいだに食べてしまう。冬ネギを食べたら夏ネギはまずくて食べられない。

冬ネギは12月から収穫できる。6月末に土を深く掘って定植した。これから徐々に土寄せしながら白いところを長くしていく。1回目の土寄せをしたばかりだ。11月まであと2回ほど土寄せをする。

冬ネギを育てたいのだがと尋ねられた。タネをまいてから収穫まで1年以上かかり、その間、春から夏にかけて1,2回植え替えなければなりません。そんなに手間ヒマがかかっては狭い菜園では冬ネギは無理だなという。それでもやりくりして作ることをすすめた。力を込めて。うまいからぜひ、と。


   


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絶望的だったサトイモ

2013-09-17 | サトイモ

きのうの台風18号。予報ではわが町を直撃かと警戒した。菜園はちょうどハクサイ、ダイコン、タマネギの小さな芽と苗が育っているところだ。これらを守るためにネットをかぶせたりして対応したが、これまでの経験からすれば大雨と強風にはお手上げになる。仕方ないとあきらめるしかない。ところが幸いというか、意外というか、雨も風も大したことがなく、これならたぶん被害は少ないだろうと、台風通過後に菜園を見るとやはりそうであった。全滅なら、まき直しやら、市販の苗で間に合わせるやら、駆けずりまわらなければならないところだった。

夏の間、ずっと気になっていたのがサトイモだ。梅雨明け後は高温と少雨でウネはカラカラに乾いていた。最悪である。サトイモは夏の成長期に水がほしい。頼りは雨だ。待てども待てども降らない。半分以上の株の生育が極めて悪くなった。これを見ていたら、今年もだめだなとあきらめざるをえない。一昨年、昨年に続き、ことしもかと。近くの農家の人もさじを投げている。

ことしもヤツガシラ、エビイモ、愛知早生の3種。ことしはいずれも芽出しがきれいに揃った。極めて順調だった。ここまではわたしの腕前でできる。しかしその先がどうにもならない。水がほしいときに水がないのだからどうしようもない。サトイモは灌水施設が必要だと痛感している。これがあれば万全なのだが、ないものはない。それでも作っている。豊作のときだってもちろんある。しかし小雨と乾燥のときはきまって不作になる。この2年は不作が続いている。今年こそと思っていただけに残念だった。

7月は2回ほど雨は降ったものの、たっぷりと地中にしみ込むほどではなかった。本格的に降ったのは8月20日。降るのが遅過ぎた。それでも不作とあきらめていたのにいまの状態を見ると、あれほど絶望的だったのが、昨年よりはいいようだ。これでことしも大好きなサトイモを冬に食べられる。

自家栽培のサトイモは市販のものに比べるとずっとうまい。サトイモにはさほど関心がなかったのだが、自家栽培のサトイモを食べて、こんなにうまいものかと感じ入った。それ以来サトイモづくりに熱心になった。


   


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タマネギの楽しみは苗づくり

2013-09-15 | タマネギ

きのうは仙台の知人から、宮城県女川港に水揚げされたサンマが届いた。毎秋いただいている。ことしは海水温が高く本州への水揚げが遅れたという。刺身と焼き。じつにうまかった! 清酒を飲みながら味わうつもりだったが、うますぎて飲んでいるどころではなく、あっというまに食べてしまった。それほどことしのサンマはうまかった。こんなに感激するなんてと思うほどだった。今晩の味はどうだろう。

タマネギの芽が出てきた。9月6日にタネをまき、1週間ほどで芽を出してきた。芽が出たばかりのところに台風が来る。困った。しかしどうにもならない。

タマネギ栽培は一にきちんと芽出しを揃えること。次にこれを11月上旬の定植までに、いい苗に育てること。タマネギ栽培はこの2つのポイントにかかっている。これさえできればあとは楽チンである。

いまタネをまいている秋冬野菜のなかで、タネから育てるのがむずかしいのは、ニンジン、ハクサイ、タマネギの3つである。わたしはそうである。どこがむずかしいのか。ニンジンは芽出しを揃えることで、これができれば成功したも同じである。ハクサイは芽出しは簡単だが問題はそれからで害虫に気をつけながら一本立ちさせるまでが苦労する。タマネギは前述の通り芽出しを揃えることと、立派な苗にすることだ。

この3つの野菜をタネからきちんと育てることができたら立派なものである。すごい技術の持ち主とわたしは素直に認める。というのも、25年以上も菜園をやっていて、いまだにこれら3つのタネをまくときは真剣になる。必ず成功するとはいえないからだ。

タネをまくともちろん芽は出てくるのだが、タマネギは密にまいても、芽が出てくるのが意外と少ない。ヘタだからだと思うのだが、これが悩みの種だ。11月初旬までに300本の苗を育てたいのである。それには芽が多く出てこないことには話にならない。最近は2袋のタネをまいている。これでなんとか300本の苗を育てることができている。

タマネギは苗を植えつければ、極端な話だが放ったらかしにしても簡単にできてしまう。そうなると、タマネギ栽培で一番おもしろいのは、苗づくりということになる。手間ヒマがかかるからといって市販の苗で間に合わせるのは菜園の楽しみをも放棄しているようでどうも気にくわないのである。


   


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ダイコンもシンクイムシに注意

2013-09-13 | ダイコン

9月7日にタネをまいたダイコン、10日は芽が出てきた

菜園の近くには田んぼが広がる。稲刈りは8月下旬から始まり、9月上旬のいまはほとんどが終えている。すっかりさびしい景色になってしまった。田植えが4月下旬から5月上旬だから4カ月ほどで収穫となる。ことしは風水害がなかった。出来はいいという。「ついこのあいだ田植えをやったばかりなのに、もう稲刈りか」。時間がたつのがいやになるほどはやい。




ダイコンの芽が出てきた。9月7日にタネをまき、9月10日には芽を出してきた。わたしのタネまきは条まきで、それも極めて密にまく。9mlから10mlのタネ袋をすべてまいてしまう。なぜ密にまくかというと、間引き菜を取るためだ。これが私のダイコン栽培のもっと大きな楽しみである。間引菜を食べながら、しだいに間隔をあけていく。ダイコンよりも間引き菜のほうが目当てだといってもいい。

ダイコン栽培は、ハクサイに比べるといたって簡単だ。同じタネから育てるとはいえ、ハクサイを上級向けとすれば、ダイコンは初級向けだ。芽が出たら、間引き、追肥、土寄せを2,3度やれば立派なダイコンが取れる。

しかし、安心していると大失敗する。最も注意しなければならないのが「ダイコンシンクイムシ」だ。最近はこの虫による被害が多くなった。ハクサイがそうだ。ダイコンがそうだ。この虫のなにが腹が立つかって、成長点付近の葉を食害して、成長を阻害する。この虫に気がついたときは手遅れになる。予防のために薬剤をまいておくほか手はない。油断していると全滅する。全面まき直しのときもある。

この虫の被害に気がついたときは手遅れだといったが、畑に行くたびに観察し、この虫を見つけたらすぐさま殺虫剤をまく。早期に発見して対応すると、生育は遅れるものの再び育つ。米粒よりも小さな虫だが、とにかく油断大敵である。わたしの場合は、間引き菜を取るため、この虫には異常なほど神経をつかう。このためタネをまく前に薬剤をまいているのだが、それでもシンクイムシ被害がある。これから本葉が出てくる。成長点にシンクイムシがいないかチェックしなければならない。シンクイムシさえいなければ、ダイコンは楽なんだがなとつぶやいている。


   


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山の名前が付いた酒

2013-09-12 | 

薬師岳、恵那山、丹沢山(左から)

つい書くのを忘れてしまう酒の話。なんと5カ月ぶりのアップとなる。

今回は山の名前が付いた清酒の話。山歩きが好きで、かつ清酒が好きなわたしは、山の名前が付いた酒となるとつい飲みたくなる。山の名前の付いた酒は多い。思いつくままにあげてみよう。といっても、最近はとんと固有名詞が出てこない。いくら思い出そうとしても出てこない。最後には「あれだよ、あれ」と代名詞で間に合わせているのだが、これをフォローして話がわかってくれる人はあたりまえだがまずいない。有名なところでは、八海山、大平山、立山、月山、麒麟山、白山、石鎚といったところか。なんかもっと有名な酒を忘れているような気もするが。いつでも手に入る酒なら別だが、この機会を逃したら飲む機会が今後ないような酒はできるだけ飲むようにしている。

夏の終わりにはいつものようにかみさんの山歩きの土産の酒がある。この夏も“薬師岳”と“恵那山”という酒を買ってきてくれた。

まずは純米吟醸・薬師岳。このことはすでに書いた。再録するとこうだ。
「この夏、かみさんが日本百名山を達成した。百座目は北アルプスの薬師岳。室堂から入山して8月28日にその頂を踏んだ。この日は薬師岳直下の薬師岳山荘に泊まった。百名山達成を聞いた宿の主人から
、お酒2本と記念のバンダナを贈られ、その酒で居合わせた登山者と乾杯し、みなさんが祝ってくれたという。わたしにもその酒を2本買ってきてくれた。醸造元は地元富山市の富美菊酒造。あの『羽根屋』をつくっている酒屋だ。300mlで1300円というのだから、いい酒でないはずがない。」
ちなみに薬師岳山荘は2010年に新築リニューアルオープンした。わたしも真新しいこの小屋に2011年に泊まっている。

ふと気がついて調べてみると、かみさんはこの富美菊酒造の酒を一昨年も富山からの帰りに買ってきてる。名醸地の富山だからうまい清酒は多い。土産の酒が同じ醸造元のものになるのはまずあり得ない。それなのに重なったというのだから不思議だ。山小屋の酒は町で買うよりも高い。350mlのビールならたいがい600円だ。山の上まで運ぶのだから値段が高くなるのは当然だが、それにしてもこの純米吟醸・薬師岳は山の上の値段とはいえ高すぎる。酒に意地汚くて貧乏性のわたしには手が出ない。300mlと少ないのだからすぐに飲んでしまいそうだが、どうももったいなくて飲めないでいる。

次は本醸造の恵那山。
かみさんとは一昨年に恵那山に登ったのに、昨年もかみさんは友だちとの付き合いで再度恵那山を目指し、山中の山小屋に泊まったものの天気が悪く山頂は踏めなかった。ことしになってその友達とまたも恵那山に行った。こんどは山頂を無事に踏めた。わたしからすれば、付き合いとはいえ、3年連続して恵那山に行くというのはわからない。よく行くよなあと、ついからかったり、嫌みを言ったりした。わたしの気持ちを察したのか、「これ、おみやげ」。それが恵那山という名の酒であった。わたしには複雑な気持ちで飲む酒であったが、味はさっぱりとしている。

最後は丹沢山という名前の酒。丹沢山のふもと、神奈川県山北町の酒である。一昨日に東京に買い物に行ったついでに買ってきた。薬師岳、恵那山とつづいたのだから、買うのは山の名前の付いた酒にしようと決めていた。わたしのお気に入りは「赤ラベル」なのだが、切らしているというのでレギュラーの純米酒にした。わたしにはこれぐらいの値段のものがいい。これははじめて飲む。丹沢山の味は濃醇でこれもそうだ。冷やでもいける。東京からぶら下げて自宅まで持って帰った酒がうまいとなると、素直にうれしく感じる。

これら3本の酒を眺めていると、この夏の山歩きの思い出に浸ることができる。そろそろ熱燗で飲むのもいいかなと思う季節を迎えた。


   


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9月のジャムはブルーベリー

2013-09-10 | ジャム

8月末のイチジクジャムに続き、9月はいつものようにブルーベリーのジャムづくりだ。

一昨年から近くにブルーベリー園がオープンした。おかげでブルーベリージャムを手軽に楽しめるようになった。9月に入るとブルーベリーは盛りを過ぎる。まもなく閉園になる。この時期にジャム用のブルーベリーを摘む。きのうは、そろそろかなと自転車で通りかかると摘み取りをしていた。ちょうどいい。わたしも申し込んで摘み取りだ。

1㌔で1000円。1㌔にするか、2㌔にするか。冷凍庫にはこれまで作った各種ジャムがいっぱいある。冷凍庫はジャムばかりでほかの冷凍食品が入らないとかみさんの小言が聞こえてくるようだから、ことしは1㌔にする。

ブルーベリーの生食はわたしには甘すぎる。ジャムにしても砂糖は控えめにするのだがそれでも甘い。ジャムにするには、赤い色の未熟果を1割程度入れろといわれて、その通りにしているのだがそれでも甘い。

ジャムづくりをはじめてからもう四半世紀。当然ながら要領は身についているのだが、どこで火を止めるか、これがなかなかむずかしい。かたすぎず、やわらかすぎず、いい塩梅のとろみを目指すのだが、ブルーベリーの場合はどうしても煮詰めてしまうきらいがある。



そこで、今回は、意識して少しやわらかめに仕上げたい。砂糖も控えめにして作ってみることにした。

材料はブルーベリー、グラニュー糖、レモン一個。砂糖は35%にした。ブルーベリーを火に掛け、水分が出てきたら砂糖とレモンを加えてほんの少し強火で一気に煮詰める。あっというまにできる。作り方はいたって簡単だ。

さて味見だ。まだやわらかいかなと思うところで火を止めたものの、これが微妙な加減なのだが、ほんの少しばかり煮詰めてしまったようだ。もっと前に火を止めときゃよかったと後悔。甘さのほうは、砂糖35%でもわたしには甘く感じる。保存のことを考えるとこれが限度だろうなと思う。今回はレモンをたっぷり入れ、未熟果も多く混ぜた。わずかに酸味を感じるようになった。味はわたしの好みに仕上がった。

これで完成。1㌔のブルーベリーから、250mlの瓶3本のジャムができた。すぐに冷凍庫に入れる。

このブルーべリー園の名称は、「イイダ・ベリーズファーム」。
今年の摘み取りはまもなく終わりになるから、電話して行ったほうがいい。
電話:04-7131-7302
場所:千葉県柏市布施下256


   


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ハクサイに苦戦

2013-09-08 | ハクサイ

ことしはハクサイに苦戦している。手を焼いている。なかなか思い通りに行ってくれない。そんなに面倒をかけないでくれよ、といいたくなる。

なんども書くがわたしはハクサイとなると真剣度が増す。というよりも、タネから育てるハクサイの栽培はむずかしいから真剣にならざるを得ない、といったほうが正確だ。さらに冬にお香香を食べるためにもここは絶対に栽培に失敗してはいけないというすごいプレッシャーもある。

これらもろもろを背負って、ことしもハクサイのタネまきと植えつけを迎えた。この四半世紀の間、失敗したり成功したりと、試行錯誤が続いてきた。これらが糧となり、近年は成功ばかりが続いている。

ハクサイは間引きしながら一本立ちさせればほぼ成功だと思っている。そこまでくればほっと肩の荷が下りる。失敗はそこに至るまでに多いからだ。

ポットにタネをまき、苗を育ててから定植している。ポットで芽がきれいに出たものの、ことしはそれからがいけない。本葉が出るか出ないかのときに枯れてきてしまう。ポットの数の3分の1ぐらいがそうなってしまった。仕方ないからまたポットにタネをまいた。ことしは予備苗も含めて3度ほどタネをまかざるをえなかった。近年こんな事態ははじめてだ。売っている苗を買ってくればこんな苦労はしなくて済むのだが、意地でもこれだけは避けたい。

農家の人に尋ねたところ、「たぶん気温が高いせいかもしれないな」といわれた。しかしそういわれても、3度に分けてタネをまいたポットがある。生育具合が異なり、定植するにはまだ小さいものが数多い。さてどうするか。畑に移すことにした。これまでの経験がそうしろと言っている。

とにかく20株ばかりを畑へ移した。植え替えたばかりだから、しばらくは直射日光を避けなければならない。虫よけのための白い寒冷紗の上に、さらに黒い寒冷を紗を重ねた。これで失敗すれば、これからタネをまいては遅いすぎるから、市販の苗で間に合わせるしかない。

毎日、朝と夕に様子を見ている。シンクイムシ予防のための薬剤もまいている。とにかく一本立ちさせるまで気が抜けない。しばらくは曇り空が続くというから、たぶんこれでうまく行くと思うのだが・・・。あと1週間もすればわかることである。

↓ことしは本葉が出るのを待たないで、小さな苗まで慎重に畑へ移した。



↓移植してから根が張るまでの2,3日は、直射日光を遮るため黒い寒冷紗を被せてある。


   


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予定外のカボチャ

2013-09-07 | カボチャ

急に涼しくなってきた。天候不順で畑仕事がたまっている。それっとばかりに早起きして畑に出向いた。まずは夏野菜の片づけだ。そしてハクサイの植えつけ、タマネギとダイコンのタネまきなど、時期を逸するとまずいことになる仕事を優先してやった。これは秋冬野菜の前半部で、後半は9月下旬に葉もののタネまきがある。
これまでにタネをまいた秋冬野菜。
6月=キャベツとブロッコリー
7月=ニンジン
8月=ハクサイ
9月=タマネギとダイコン

カボチャを片づけた。まったく手をかけないで放置したままだから、あちこちの畝につるが侵入している。それでもきちんと実をつけてくれた。すでに熟したものものから順に食べている。

カボチャを始末するときの楽しみは、まったく数に入れていない大物が出てくることにある。
ツルを手繰る。かなりの手ごたえがある。きっと大物だ。雑草の中に埋もれていてまったく気がつかないでいたものが、ごろごろとち引き寄せられきた。やはりかなり大きい。そんな大物が2個、3個と出てくる。予定外の収穫だ。

芋づる式に大きなものから小さなものまで出てくる。小さい未熟のものも5,6個あったが、この時期だからこのまま放置していてもこれ以上大きくはならないだろう。目星をつけておいて収穫してきたカボチャのほかに、最後に予定外のカボチャが出てくる。これが楽しみだ。いま台所の狭い物置の床に、ことし収穫したカボチャが転がっている。昨年に比べると数は少ない。


   


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夏まきニンジンの間引き

2013-09-04 | ニンジン

↑ 間引き前

↓ 間引き後

きのうまで2泊3日で石巻と仙台を訪れ、各地で知人と会ってきた。
石巻は東日本大震災の瓦礫が片付けられ、家屋はほとんど取り壊されていた。跡地はいますべて夏草で覆われていた。そこに津波の爪痕に見つけよとしても、見つけることができない風景が広がる。津波の映像ばかりが頭に焼きついていても、目の前の一面夏草ばかりの風景からはあの惨状をまったく想像できなかった。「このあたりは家が密集していたんだ」。その言葉でやっと少しずつながら、あのときの映像といまを結びつけることができた。そこに立っているだけで静かな気持ちになる。厳粛な気持ちになる。

仙台の知人からはいつも清酒をいただいている。お互い酒好きだからわたし好みの店に案内され、地元の酒と肴を味わった。宮城の酒はうまくなった。知人のいまのお気に入りは「鳳陽」。仙台のとなりまちの富谷町の酒だ。この純米吟醸を冷やでいただく。最初は香りが立ちすぎるかなと気になったが、2杯目からは気にならなくなった。なんともやさしい味だ。それだけにスーと行くから、コワイ酒でもある。こんな上等な酒は一合も飲むと足りる。わたしは燗酒に切り替えた。この知人とは昔から不思議と馬が合う。もうそれだけでも楽しい酒になる期待がある。

仙台の知人も、石巻の知人も、ふたりとも血色がよくて元気だった。久しぶりの対面で、それがなによりうれしかった。

ニンジンががんばった。この夏の猛暑を乗り切ってくれた。
7月中旬にニンジンのタネをまいた。自分でいうのもなんだが、芽出しは見事だったこれだけの芽出しはなかなかできるものではない。そこまではよかった。問題はこのあとだ。猛暑と少雨が続いた。せっかくうまい具合に芽を出してくれたのに、枯れてしまうのが出てきた。小さな苗に暑すぎたのだろう。ニンジンの夏まきは毎年行っている。こんな事態になるのは初めての経験だ。手が出せない。どうしようもない。それもニンジンの運命なのだろうと自然に任せることにした。

ニンジン栽培は穴開き黒マルチを使って育てている。穴の一つ一つにタネをまいていく。170個の穴から芽が出た。完璧な芽出しだった。自分でも満足だった。それが猛暑で枯れるのが出てきた。まいったなと思っていたが、結果はそれほどの被害はなかった。1割程度が枯れた。なんとか収穫予定の
150本は行けそうだ。胸をなでおろしている。

8月下旬から間引きをはじめた。これが面倒なのだが、2回に分けて間引き、最後は一本にする。どれを間引くか。これが面白い。適当に間引くのではなく、成長具合を見ながら間引いていくのだが、最後のほうは面倒になってしまい、適当に次々に一本にした。

よく猛暑に耐えた、これからが本番だからよろしくという思いを伝えながら間引いていく。というよりは、そんな気持ちに自然となる。


   


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