30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

冬を越す野菜たち(5)ー春キャベツ

2014-12-31 | キャベツ

冬を越す野菜は、冬ネギ、タマネギ、ソラマメ、サヤエンドウ(スナップエンドウを含む)につづいておしまいは春キャベツ。ことしさいごの日になんとか間に合った。

これらの来年の収穫時期は次のようになる。春キャベツが4月から5月。サヤエンドウ→5月、ソラマメ→5月、タマネギ→6月、冬ネギ→12月となる。

ことしのキャベツは7月と8月と9月の3回に分けてタネをまいた。7月まきは10月から11月にかけて収穫できた。8月まきはいま葉をまきはじめている。年内には収穫できず来年1月から3月になる見込みだ。9月まきは春キャベツになる。トップ写真の通りでこの寒いのに少しずつ生長しているのがわかる。

8月まきははじめてした。7月まきと8月まきはわずか1カ月の差であるが、収穫時期ではかなりの開きがでてくる。これは秋の気温の変化によるものだろうが、こんなにも影響があるものなのかと知ることになった。

正月用にと霜で泥んこの畑で収穫したもの。下仁田ネギ、赤ネギ、九条太ネギ、ハクサイ、カブ、ダイコン、ニンジン、ホウレンソウそれに保存してあるサトイモ。冬にこれだけの野菜が畑にあるのはなんともありがたい。


2014年の読書

2014年12月の読書
・愉楽(閻 連科著:河出書房新社)→ただいま挫折中
・満願(米澤穂信著・新潮社)

2014年11月の読書
・男ともだち(千早茜著・文藝春秋)
・八月の六日間(北村薫著・KADOKAWA)

2014年10月の読書
・太陽の棘(とげ)(原田マハ著・文藝春秋)
・停電の夜に( ジュンパ ラヒリ著・新潮社)
・トワイライト・シャッフル( 乙川優三郎著・新潮社)

2014年9月の読書
・しんがり 山一證券 最後の12人(清武英利著・講談社)
・推定脅威(未須本有生著・文藝春秋)
・掏摸(スリ)( 中村 文則著・河出書房新社)
・文鳥、夢十夜(夏目漱石著・岩波書店) 

2014年8月の読書
・風待ちのひと(伊吹有喜著・ポプラ社)
・四十九日のレシピ(伊吹有喜著・ポプラ社)
・ミッドナイト・バス(伊吹有喜著・文藝春秋)
・吉野葛、春琴抄(谷崎潤一郎著・筑摩書房)

2014年7月の読書
・笛吹川(深沢七郎著・深沢七郎集第3巻・筑摩書房)
・破門(黒川博行著・KADOKAWA)
・師父の遺言(松井今朝子著・NHK出版)

2014年6月の読書
・渡良瀬(佐伯一麦著・岩波書店)
・俳魁 (三田完著 ・KADOKAWA)
・想像ラジオ(いとうせいこう著・河出書房新社)

2014年5月の読書
・ちょっとピンぼけ(ロバート・キャパ著・川添浩史・井上清壱訳・ダヴィッド社)
・スーツケースの中の少年( レナ・コバブール/ アニタ・フリース著・土屋京子訳・講談社文庫)

2014年4月の読書
・謎の独立国家ソマリランド(高野秀行著・ 本の雑誌社)
・茶事遍路(陳舜臣著・朝日新聞社)

2014年3月の読書
・信長と消えた家臣たち(谷口 克広著・中公新書) 
・蛇行する月(桜木紫乃著・双葉社)
・昭和史 1926-1945(半藤一利著・平凡社ライブラリー)

2014年2月の読書
・地図と領土(ミシェル・ウエルベック著・筑摩書房)
・日本仏教史 裏のウラ(島田裕巳著・佼成出版社)
・王になろうとした男(伊東潤著・文藝春秋)
・恋歌(朝井まかて著・講談社)
・HHhH プラハ、1942年( ローラン・ビネ著・東京創元社)
・ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪(今野晴貴著・文春新書)

2014年1月の読書
・脊梁山脈(乙川優三郎著 ・新潮社)
・日輪の賦(澤田瞳子著・ 幻冬舎)
・マスカレード・ホテル(東野圭吾著・集英社)

⇒2013年、2012年の読書



      
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冬を越す野菜たち(4)ーサヤエンドウ

2014-12-30 | キヌサヤ

わが菜園で冬を越す野菜たち。冬ネギ、タマネギ、ソラマメとつづき、残りはサヤエンドウとキャベツだ。この冬を無事に越さないといけない。

ことしはサヤエンドウに加えてスナップエンドウも作ることにした。長年菜園をやっているがスナップエンドウははじめて作る。サヤエンドウの楚々とした姿が好きだ。それに比べてスナップエンドウの丸々と太った姿がどうも好きになれない。無遠慮なおばさんみたいに見えてしまう。そんなたわいない理由から作らないできたのだが、不思議と毎年食卓には出てくる。いただいたものなのかそれとも買ったものなのかわからない。かみさんはどうも好きみたいだ。私だって食べてみるとまんざらでもない。

節操がないなと思いながら、10月末にタネをまいた。豆類は発芽をそろえるのは意外と難しい。今回もセルトレイにタネをまいてから植えつけた。サヤエンドウは多く、スナップエンドウははじめてだからと少なくした。

サヤエンドウの栽培のポイントは防寒だ。寒さで必ず欠株が出る。ひどいときは半分ぐらいが寒さで枯れてしまう年もある。みんな元気に春を迎えるということがない。防寒には白い寒冷紗をかぶせてきた。それでは耐えられないのかやはり欠株が出る。

昨年からは穴あきビニールをトンネル掛けしている。これは知り合いの農家の方に教えてもらった。ことし5月のサヤエンドウの出来はかつてないほどのものであった。これに味を占めてこの冬もそうしている。


      
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ハクサイの防寒

2014-12-29 | ハクサイ

ハクサイのお香香がうまくなってきた。ことしはかみさんが11月末から漬けてくれた。その頃のハクサイは見た目はいいのだが、見た目ほどにはうまくない。それが12月末になってがぜんうまくなってきた。これからますますうまくなる。寒さにあたったせいである。ハクサイがいちばんうまいくなるのは厳寒期の1月だと私は思っている。ハクサイに限らず冬野菜は寒さにあたればあたるほどにうま味や甘みを感じるようになる。

ことしのハクサイは11月にはすべて収穫できるまでに生長していた。それを来年2月まで畑に残しながら食べていく。12月に入り寒さがやってくると、しだいに外の葉が寒さで凍てつき茶色く変色し枯れていく。一枚一枚と葉が剥がれていくから、放っておくと、でっぷり肥えた姿がまるでダイエットしたかのように細身になってしまう。

これでは食べるまでにすっかりやせ細ってしまうから、防寒してやらないといけない。防寒してやっても枯れていく。それを遅らせる程度の防寒でしかない。

いちばん簡単な方法は、外の葉を寄せて玉を包み、ひもでしばってやる。この程度では、私の住む千葉県北西部では厳寒期の防寒にはならない。そこで結球部を頭からすっぽり新聞紙で包みこんでひもでしばってやる。これでも外の葉はしだいに枯れていくのだが、丸裸よりも新聞紙をかぶせたぶんだけ防寒にはなる。厳寒期のハクサイの見た目は最悪だ。しかし枯れた葉を除いていくと目の覚めるようなみずみずしい葉があらわれる。

ハクサイのお香香は夕ご飯に出る。晩酌しながらおかずを食べてしまい最後にお香香だけが残る。これを一味唐辛子を落とした醤油にちょっとつけて熱いご飯に巻いて食べる。これが私の冬の晩酌の締めである。

ことしはハクサイがよくできた。会心の出来だった。34個もできた。作り過ぎだが、よく食べたものでこの年末に近所に分けたこともあり残りは10個ぐらいになっている。これぐらい残っていると2月までお香香が食べられる。安心である。


      
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ダイコンの保存、それにニンジンも

2014-12-28 | ダイコン

暮れも押し詰まってくると気ぜわしくなる。きのう午前中は家の掃除と片づけに追われ、午後は菜園で防寒と保存の作業をした。めいっぱい体を動かしたのですっかり疲れ果て、早々に布団に入ってしまった。

年末になると菜園ではきまって二つのことをする。ひとつはダイコンとニンジンの保存をすること。もうひとつはハクサイの防寒だ。

まずはダイコンの保存から。

この時期になるとダイコンとニンジンはまだまだ多く残っている。このまま畑に放置していると、寒さで頭部のところが腐ってくる。それを防ぐためにいったすべてを引き抜いて、再び土の中に埋め戻して保存している。こうすることで2月まで食べ続けることができる。ただし味はしだいに落ちてくる。特に春先に気温の上昇を感じるころになるともう駄目だ。それでも無駄にすることなくほとんどの食べ尽くしている。特にダイコンはまめに切り干し大根にしている。

保存といっても大したことをやるのではなく、要はダイコンの頭部まですっぽりと土の中に埋めて寒さから守ってやる極めて簡便な方法だ。

すべてを引き抜いて、葉を落とす。

埋める穴を掘る。深く掘って縦にして埋め戻すのが元の姿でいいことはわかっているのだが、いざ再度引き抜くときがたいへんだ。そのため斜めに埋まる程度の深さに掘る。斜めに寝かせるといったほうがいいかもしれない。



斜めに寝かせて、頭部がほんのすこし地上に出る状態まで土をかぶせる。こうすることで使いときに引き抜きやすくなる。



上からワラや、切り落とした葉をかぶせておく。これでおしまいだ。



ニンジンも、ダイコンと同じようにする。

こちらは背丈が短いから縦にして、全体を埋め戻している。


      
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冬を越す野菜たち(3)ーソラマメ

2014-12-27 | ソラマメ

ソラマメもタマネギと同じく寒さに強い。見た目は弱そうなのだが防寒対策は必要ない。

ポットにタネをまき、10月下旬に植えつけた。1カ所に2本で、全部でいま64株ある。欠株はなく、いまのところは順調といえる。いまのところはと断るのは結果が不安定だからだ。ソラマメには春がくるとアブラムシがやってくる。このところ被害甚大で、毎年アブラムシに白旗をあげている。不作でも最優先に自家採種分を残すから、ますます自分の口に入るのはわずかになる。

一昨年の秋のこと。こんな状態が続くのなら、これで結果が出なければ栽培をやめる覚悟でタネをまいた。それがことし5月は豊作になった。久しぶりにたっぷりとソラマメを食べることができた。これならとまた意欲がでてきた。きわめて単純な理由で続行することになった。

また来春になるとアブラムシがやってくる。また戦いが始まる。私には迎え撃つ新しい武器がある。殺虫剤である。農家はこれを使っている。私はこれを使わずに長年作っていた。農家の人に殺虫剤を使わないでよく作っていたねとあきれられた。露地栽培ではこれなくしてまっとうなものができない。仕方なく使っているのだがこれがあってもアブラムシは手ごわい。ソラマメ栽培でアブラムシはまちがいなく大敵なのである。

来年1月になると毎年知人から鹿児島産ソラマメがいち早く送られてくる。それを楽しみにしている。そのあと、5月下旬からはわが菜園のソラマメが食べられる。しかし食べるためにはアブラムシ退治に真剣に立ち向かわなければならない。


      
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冬を越す野菜たち(2)ータマネギ

2014-12-26 | タマネギ

冬を越す野菜たちをとして、1回目に冬ネギを取り上げた。そのあとに3回続けて山歩きのりポートになってしまい中断した。山歩きのリポートはすぐに書くことにしている。ほとぼりが冷めないうちにそれっとばかりに一気に書く。せっかちのせいばかりではなく、いつまでも放っておくとやる気を失ってしまうからだ。

ということでもとに戻って、今回はわが菜園で冬を越す野菜の2回目はタマネギ。寒さに強い。防寒対策なくして冬を越す。栽培者としてこんな楽なことはない。

ことしは自家苗がよくできた。なんども書くがタマネギの自家苗を作るのはかなり難しい。長年やっていても予定の本数を育てるのには苦労する。足りない分は市販苗で補充している。

ことしはすべて自家苗だ。いつもはタネを2袋まくのだが、ことしは3袋まいてしまった。これがよかった。考えれば簡単なことだ。2袋のタネをまいて予定の本数の苗が作れないのなら、余分にタネをまけばいいということがわからないのかと、いわれてしまいそうだ。その通りなのだが、2袋でこれまでの経験で予定の苗を作ってやろうと依怙地というほどでもないのだが、そんな気持ちで取り組んできた。

ことしはまともな苗が400本以上もできた。うれしかったですね。小さいな苗は捨てた。しかし狭い菜園ではすべて植えつけることができない。限りがある。タマネギはいくらあっても重宝するからスぺ-スさえあればいくらでも植えたいのだがそうできないのがうらめしい。

11月に植えつけた。タマネギは植えつけると必ずといっていいほど欠株ができる。このため補植用に余裕を持って苗を残しておく。ことしも欠株ができてまめに補植した。周囲の菜園はほとんどが市販苗を植えつけている。欠株が目立つ。補植すればいいものを、苗を残しておかないからそのままにしている。わたしは欠株があると気に食わない。気をつけて補植する。

5条植え、間隔15㌢の穴あき黒マルチに植えつけているから株数はすくにかぞえられる。5×73=365。最大で365個のタマネギができるはずだ。これだけのタマネギを2人暮らしでも食べてしまう。

いま欠株はない。すべてがこの寒い中でも少しずつ生長している。これをみるとご機嫌になる。ことしは苗づくりがうまく行ったなと。


      
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秩父の城峯山―小躍りしそうなほどの大展望

2014-12-24 | 登山

 城峯山は聞きしに勝る360度の大展望。トップにどの山を載せるか迷う

↑左に甲武信ケ岳を、↓右に白銀の八ケ岳が見える両神山を選んだ


山行日 2014年12月23日(火)
天気 晴れ
山域 秩父
メンバー 単独行
コース&タイム
我孫子駅5:41=6:14上野6:26=7:33熊谷7:41(秩父鉄道)=8:35皆野駅8:40(町営バス)=9:14西門平バス停9:20-10:05送電線鉄塔―10:30鐘掛城―10:45石間峠-10:55城峯山11:35(いったん城峯神社へ)-11:45城峯神社(また頂上に戻る)-11:55城峯山12:25-12:35石間峠(ここからまき道を行く)―13:00送電線鉄塔―13:35西門平バス停13:49=14:23皆野駅14:30-15:29熊谷15:35=16:40上野(東京駅周辺で買い物)=上野18:17=我孫子駅


23日は私の忘年山行。ひとり秩父の城峯山を歩いてきた。この山ははじめて歩く。展望の山だと聞いてはいたが、聞きしに勝る展望を楽しめた。よもやこれほどとは思ってもみなかった。掛け値なし、文句なし、正真正銘の大展望だった。日本アルプスなど高山での展望のよさは当たり前だが、1000メートルクラスの低山にしてこの展望!には息をのんだ。この日は遠望できる気象条件に恵まれたのだろう。それにしてもここまでとは……とうなったしまった

近くには同じく低山で展望のいい奥武蔵の丸山がある。これにもまけてはいない。短時間の登山で楽しめるから展望大好きな人には格好の山になる。わたしは、ひとつひとつの山に自分のあしあとを重ねながら眺めていたら、なんと一時間以上もそうしていた。

コースは西門平バス停からの往復にした。行きを西門平から、帰りは万年橋に下るつもりでいたが、帰りのバスの時刻に間に合わせるには山頂での時間が短すぎる。今回は展望が目的だから、できるだけ展望タイムを確保したい。ということで、西門平からの往復にした。

この山は展望が目的になる。空気が澄んだ冬が最適で、それも午前中が勝負だ。一刻も早く山頂に立ちたいのなら、途中のアップダウンを避けてまき道を行く手がある。

頂上にはマイクロウエーブの鉄塔がある。その2階部分が展望台になっている。ここに上って展望が一気に広がる。絶句した。しばらくしてうれしさのあまり小躍りしたくなるような感覚に襲われた。老い先短いジジイになっても、こんな展望の山にめぐりあえたことのうれしさは格別だ。


熊谷駅で秩父鉄道に乗り換える。ここから皆野駅までの運賃は片道800円で往復1600円だが、フリー切符だと1260円で340円のお得になる。



皆野町駅前では破風山のガイドマップを配布していた。町のHPをみると城峯山より破風山のガイドに力を入れている。ガイドマップには破風山への道を「皆野アルプス」と称している。はああ、これは隣町の長瀞アルプスを意識しているのかなと思いたくなる。わたしは皆野アルプスの名をはじめて知ったが、帰りのバスはこのコースの登山者が10人ぐらい乗り込んできたところをみると、かなり知られているなという印象をもった。



駅から1,2分の所に町営のバス停。乗客は10人。てっきりみんな城峯山登山口の西門平まで行くのだろうと思っていたのだが、途中で3人下車した。たぶん皆野アルプスを歩くのだろう。



西門平バス停。上にあずまやある。



急坂の林道を進むと、左手の登山道に入る。あとは迷う所はない。



植林は山頂まで続いている、途中からの展望はないと思ったほうがいい。それだからこそ山頂から一気に広がる景色に感動する。



送電線の鉄塔がある。尾根に出たなとわかる。

たまに落葉樹があって落ち葉を踏む。やはりこっちの道の方が気持ちがいい。



尾根を伝わって登っていくと鐘掛城。ここからもう1つピークを越えると石間峠に下り立つ。

石間峠。道はここだけ凍結している。

 峠から見上げる城峯山頂のマイクロウエーブの鉄塔

峠からはひと登りで山頂だ。出発からのコースタイムは2時間となっているが1時間25分できた。急がなくてもだいたいこのタイムで登ってこられるはずだ。



一等三角点の山頂。ここからは木々が邪魔して眺めはよくない。展望台に上ってはじめて展望が広がる。



感動的な展望が広がっていた。展望がいいと安易に“360度の展望”なんて書いてしまうのだが、ここは本当に掛け値なしの360度の展望だった。展望台の周囲には実写パネルが方角ごとに取り付けられている。そこには山名までも記されていた。これはありがたい。これで存分に楽しめる。展望好きのわたしには願ってもない。

わたしはぐるっとひと回り眺めるのに30分かかった。それほど夢中になった。去りがたく、もう30分かけてふたたびぐるっとひと回りして眺めた。それほどの眺望だった。



さてどこから眺めるか。
秩父といえば両神山。西から右回りで眺めことにする。

まずは両神山。左奥に奥秩父の甲武信ケ岳。

 順次右に目を移していく。白銀の八ケ岳。

八ケ岳をアップ。真ん中三角の山が主峰の赤岳。左に権現山、右に横岳。

北西には赤久縄山。右端に稲含山。

こんどは、西御荷鉾山と東御荷鉾山。その間から白い浅間山がこちらをのぞいている

 鼻曲山、浅間隠山、本白根山が向こうに見える。

さらに右に続くのは北の山だ。5日前の18日に歩いた榛名山。小野子三山、子持山。

小野子三山と子持山の間に谷川連峰。

赤城の山々。 

赤城の次は日光連山。白い峰々が連なる。 

東には筑波山。

南東にはその頂を踏んで来たばかりの鐘掛城。そして奥武蔵の山山。

丸山、武川山、武甲山、大持山。次は奥多摩だ。蕎麦粒山が右端に。

奥多摩の山々。

雲取山、飛竜山、和名倉山。これでぐるっと一周して元に戻った。すごかった。

山を眺めるとき、目の前に出現する山々の名前を知っているといっそう楽しめる。知らないと「わあ、すごい!」で終わってしまう。さらにあの山はこの山はと私はその山を登ったときの思い出を重ねる。歩いた山が多いほど楽しめる。至福の時でもあるから、夢中になって時間が過ぎるのを忘れてしまう。あっという間に過ぎてしまう。この日も一時間以上も眺めていた。

ここまで来たんだからと、いったん展望台から下りて城峯神社を往復した。またすぐに引き返し展望台に上って眺めていた。

 

しかしそろそろ去らなければならない。バスの時間がある。後ろ髪をひかれながら山頂を後にした。足取りは軽かった。

これでことしの山歩きは終了。こんなに気分がいいのだから最後を締めるにはふさわしい山だった。


      
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上州三峰山を歩くー積雪深く頂上は遥か遠くに

2014-12-21 | 登山

  

 ↑前日の猛吹雪から一転、真っ青な空に上州三峰山。稜線は南北に長く、頂上は北端にある

↓河内神社下駐車場。積雪深く林道入口からスタートしてここで引き返す(私は前列右から2人目)



山行日 2014年12月19日(金)
天気 晴れ
山域 武尊山周辺
メンバー 共同ワンゲル13人
コース&タイム
共同通信社谷川保養所9:00=10:10三峰林道河内神社入口10:45-13:15河内神社下駐車場13:30-14:35三峰林道河内神社入口14:45=後閑駅15:08=上野経由=18:36我孫子駅


前日の12月18日は単独で水沢山に歩いた。続いて19日は共同ワンゲルの上州三峰山に参加した。上州三峰山を歩くのは2回目になる。前回は2009年12月19日で今回と同じ共同ワンゲルの山行だった。

今回のコースも河内神社から北端の頂上まで往復する。ところが前日まで降り続いた大雪で積雪が深く、登山口の河内神社下の駐車場まで車が入れない。しかたなくずっと下の「三峰林道 河内神社入口」から歩くことになった。積雪はヒザぐらいまであった。林道をショートカットしながら河内神社を目指す。当初予定の河内神社下駐車場に着いたのは出発してから2時間30分。すでに13時15分になっていた。ここまで時間がかかるとはだれも予想していなかった。頂上はあきらめてここで時間切れということで引き返すことにした。

17日から18日にかけては発達した低気圧で強風と大雪の注意報が出ていた。18日まで降り続き猛吹雪だった。この日、19日は一転して晴れた。この時期にこの晴天だ。心がはずんだがこの大雪ではどうしようもない。それでも
林道からショートカット道まで縦横に雪道を楽しんだ。私にとってはやや物足りなかったものの引き返すことに不満はなかった。ほかのメンバーもそんな雰囲気だった。

しかしである。メンバーのなかに河内神社まで行こうと声高に主張する人がいた。高齢者が多い構成メンバーではこれ以上先に進むことには無理がある。このあたりが潮時だ。しかし行こう、行こうと主張が続く。最終的にはりーダ―が判断することだが、ここまで強く主張されるとリーダーも困ってしまう。かたくなだなと思えるほどむきになって主張を繰り返すメンバーにしだいに腹が立ってきた。せっかくの楽しい山歩きの雰囲気が台無しだ。私も発言せざるをえない。構成メンバーを考えるとここで引き返してもいいというのが大勢だと読んだ。私も同じ気持ちだった。結局はここで引き返したのだがどうにも後味が悪い。

ことし4月の共同ワンゲルでも別のメンバーに同じようなことがあった。そのことは書いた。自分の意見をリーダーに伝えることにはなんら問題はない。しかし自分の意見にこだわるあまり、かたくなまでに言い張るのは聞いていて不快になる。リーダーに任せればいいのである。4月のA氏も今回のB氏も、それなりに山での経験があるから主張しているのだろうが、メンバーの一員としてもっともっと山では謙虚であってほしいと願う。A氏とB氏は、主張通りに山を歩きたいのなら、私のように単独で歩けばいいのである。単独ならだれにも迷惑をかけないで歩けるからだ。そう強く勧めたい。2回も続けて同じような場面に出くわした。私がリーダーなら怒鳴ってしまっていただろう。

私の願いはただ一つ。山は楽しく歩こうよ。団体山行はリーダーとサブリーダーが采配する。メンバーはしゃしゃり出ない。これだけでも守れば気持ちのいい山行ができるのにと思うのだが。


朝起きると晴れ間が見えた。保養所の積雪もかなりある。
きのうの猛吹雪がウソのように穏やかだ。天気予報通りにきょうはいい天気になりそう。

保養所の前からいつものように俎嵒(マナイタグラ)を望む。かすか見える程度だがこれから急速に青空が広がる。3台の車に分乗して出発。沿道のどの家も除雪で忙しい。



上州三峰山が見えてきた。南北に長い山だ。

道は除雪してあるが、最後の人家を過ぎて右へカーブするところで終わっていた。左手に石の道標があった。「三峰林道 河内神社入口」と読める。この先はチェーン車でも上がれない。ここに駐車して歩くほかない。準備していると四駆が来た。すんなり登っていったがしばらくしてダメだと戻ってきた。

除雪している人に尋ねた。
「ここから神社まで何分ぐらいかかりますか」
「雪だから1時間以上はかかる」
実際には神社下の駐車場まで2時間30分かかってしまった。



轍はあるもののすべてが少し先で引き返している。



ラッセルしながら一列縦隊ですすむ。

天気がいいから気分はいい。これがきのうみたいに大雪と強風ならどうするか。もちろん中止だろうと思うけど。

林道を歩くが途中からリーダーがショートカットの道に入った。道形はこの積雪でもはっきりわかる。しかし問題は方角だ。あっちだこっちだといいながら進む。最初は迷いながらもしだいに慣れてきて、林道にでるようになり、なんとか河内神社下の駐車場に出た。これでひと安心。リーダーさんはいい勘をしています。

この駐車場の積雪が一番深く、わたしの膝上まであった。ここからどうするか。すでに出発してから2時間30分たっている。だいぶ予定が狂った。だれもが頂上は踏めないと認識しているのだが、ここからどうするかで、冒頭に書いたような事態になった。もうこのことには触れたくない。ということで戻った。繰り返すが私にとっては十分に雪を楽しんだから不満はない。

この日に私は帰る。ほかのメンバーはもう一泊する。後閑駅まで送ってもらう。すると白い峰が見えてきた。谷川連峰だ。上州三峰山の低い所を“徘徊”していたから、谷川連峰がここまで姿を見せていたことには気がつかなかった。何度も何度もあきるくらい見ている風景だが、山岳風景は見あきることがない。駅前ということもあって電柱や電線が邪魔だがここは撮っておこう。

後閑駅のホームからは谷川岳をアップでとらえた。



ホームの目の前には上州三峰山。きのう列車で通過したときは猛吹雪で見えなかったのに、きょうの晴れ晴れとしたこの姿。

最後の最後になって谷川連峰が見えた。これはうれしかった。私が愛する谷川岳の女神さん、ありがとう。それにお世話になった共同ワンゲルの2人のリーダーにもありがとうをいいたい。


      
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水沢山を歩くースカイツリーが見えたからいいか

2014-12-20 | 登山

登山の記録である。

12月18日と19日は1泊2日で群馬県北部の山を歩いてきた。18日は水沢山、19日は上州三峰山。この季節でも天気さえよければ問題なく歩ける。ところが17日(水)と18(木)は爆弾低気圧が全国的に強風と大雪をもたらすという予報。18日がこれにぶつかる。幸いにして水沢山は強風ではあったが降雪はなく晴れた。しかしその日に入った水上町は猛吹雪。まるでホワイトアウトの世界だった。19日は前日の強風と猛吹雪がウソのように晴れ上がった。

この山行は私が所属する共同ワンゲルが谷川温泉の保養所を利用して忘年会を兼ねておこなうもの。山を歩いて温泉に入りうまい酒を飲もうという趣向で、毎年の恒例行事になっている。わたしはふだんは単独行が主だ。団体山行は性に合わない。大の男がなんで行列して歩いているんだ、山ぐらいひとりで歩け、なんて日ごろ本気で思っているのに、この会の団体山行だけは年に1,2回参加している。これなら許容範囲だと自分言い聞かせそれなりに楽しんでいる。そんなもんだからわたしの信念だってあやしいものだ。

18日の共同ワンゲルの行き先は子持山なのだが、わたしは別行動でひとり水沢山を歩いた。まずは18日の水沢山の山行から。


  

 ↑水沢観音目指して車道歩く。右手に水沢山が大きく見えてくる。二つのピークが見て取れる。

↓水沢山の頂。全国的に強風と大雪の注意報が出ていたこの日。強風だがこの青空


山行日 2014年12月18日(木)
天気 晴れ
山域 榛名
メンバー 単独
コース&タイム
我孫子駅4:43=5:16上野5:43=7:28高崎7:45=8:11渋川8:17(関越交通バス)遅れた=8:50水沢入口ビジターセンター-9:25水沢観音-11:00水沢山11:50-13:10水沢観音13:30-14:00水沢入口ビジターセンター14:17=14:38渋川駅15:03=15:42水上駅15:50-16:40共同通信谷温泉保養所


水沢山は展望の山だと最近になって知った。何十年も前から名物のうどんとともに知ってはいたが、展望がいいとは知らなかった。すぐにネットで山行報告を検索した。「聞きしに勝る絶景」とか「360度の大パノラマ」といった見出しが並ぶ。なんと大げさなと思いながらも、たしかに思っていた以上の展望が見込めそうだ。これなら歩いてもいい。山を歩く楽しみはいくらでもある。ジジイになってからは展望が楽しみになった。たぶん自分のあしあとをたしかめたいというのもその理由の一つだろう。

出発前に私の頭の中はガイドブックやネットからの情報でいっぱいになった。実際に歩くことなく山行報告が書けるほどの情報量だ。山頂からの展望が目に浮かぶ。狙いは展望だ。しかし待てよ、天気が悪かったらどうしよう。18日は爆弾天気圧で強風と大雪の注意報が出ている。渋川のこの日の天気予報は午前11時までは晴れてそれから曇りの予報。少々期待をしぼませて家を出た。

結果を書いてしまおう。予報どおり青空が広がった。しかし高崎駅を過ぎると雪雲が広がり始めていた。大雪警報が出ているのだからあたりまえなことなのだ。北部の山は雪雲に覆われて遠くの山々を眺めることはできなかったが、ほかの近くの山々はきれいに姿を見せてくれた。総合するれば、展望は期待度の半分ぐらいか。心残りではあったがあとの半分は機会があれば次回だなと自分に言い聞かせた。
 


コースは渋川駅からバスで水沢入口ビジターセンターへ。そこから車道を歩いて登山口の水沢観音を経て水沢山へ。当初の計画では下山を伊香保温泉へ取るつもりでいたが、すぐ下に林道が走っている。これじゃ面白くないと往路を戻った。

渋川駅から水沢観音までバスがない。伊香保温泉行きのバスに乗り、最寄りの水沢入口ビジターセンターで下車。ここが出発点だ。渋川駅では通学時間にぶつかった。女子高生満載のバスは遅れた。

水沢入口ビジターセンターから水沢観音まで2.5キロで徒歩30分。道路の両側は昨日降った雪が歩道に積もっていた。歩きにくく、それに車にも注意が必要だ。

すぐに赤城山の展望だ。雪雲が広がる。いまひとつはっきりしない。

その左手には子持山(右)と小野子三山(左)。こちらはきれいに見えている。



水沢観音の駐車場。水沢山がそびえる。

六角二重塔(右)と観音堂(左)



観音堂左手の急な石段を上がる。雪が凍りついている。帰りも解けずに凍っていた。下りは足を滑らせて転げ落ちてしまいそうで怖かった。



石段を登りきると飯縄大権現の社。この左手から登山道になる。

登山道は雪が薄く残っている状態だ。登山道は整備されている。だが侮ってはいけない。標高差は600メートル近く、急坂が続く。



しだいに雪が多くなってきた。凍結している。滑る。しかし登りだからまだアイゼンをつけることもあるまい。

もう下って来る人がいた。5人ぐらい登っているという。この山は毎日のように登る人が多いと聞く。平日でもあり、それに強風と大雪の注意報が出ているきょうは少ないと思っていたのだが、次々と登って来る人、下りてくる人がいる。なぜこんなに多いのかと尋ねると、山が市街地から近く、駐車場が広いためかなと。

下山してくる人が口々にきょうは東京スカイツリーがきれいに見えるという。

急坂を登りきると見晴らしのいいところに出た。尾根に飛び出した。石像がずらりと並んでいる。
この手前でアイゼンをつけた。

周囲を眺めていると、下りてきた人がスカイツリーが見えるでしょうと南の方角をていねに教えてくれた。でも目が悪いわたしはなかなか見えない。わたしよりずっと年上のご老体があそこだよといってくれるのだが、なかなか捉えられない。わたしよりももっと年寄りが見えるのにわたしには見えない。焦った。それなら双眼鏡を貸しましょうかといってくれた。ますます焦った。じっと目を凝らしていると見えてきたのである。間違いない。あれだ。ほっとした。ご親切にありがとうございました。

 石像からは細い尾根を伝わって少し下って登り返すと頂上になる。
この尾根は飛ばされそうな強風に身をさらす。突風の強さに思わず身をかがめてしまった。



細い尾根からあそこが頂上かと見上げる。



頂上です。目の先には榛名の山々。




北方面は雪雲で遠望できない。小野子三山の後ろには谷川連峰が、子持山の後ろには武尊山と至仏山、燧ケ岳が見えるはずなのだが雪雲の中だ。 

北方面の山座同定はあきらめて、東、南、西の山々を眺める。富士は見えなかった。
天気はいい。それだけに雪雲がなんともうらめしかった。大雪注意報が出ていたので覚悟はしていたのだが。こんなものか。

 

伊香保温泉に下山する予定でいた。山頂から眺めるとすぐ下に林道が見える。30分で下山してしまう。これならと往路を戻った。ビジターセンターまで歩いてそこから渋川駅までバス。

ここから劇的といえるほどに風景が変わった。

渋川駅から水上駅に向かう。出発してすぐに雪になった。あっという間の出来事だった。晴れの空から急にどんよりとした雪の空になった。舞台が回転したかのように激しい降雪になり、吹雪になった。違う世界に入り込んでしまったかのようだ。これにはたまげた。その中を電車が進む。豪雪地帯に分け入っているのがよくわかる。車内放送で水上駅から先は雪のため列車は動いていないという。前日に水上町のふじわらの積雪が177?センチといっていたが、ホントにそうなんだなと実感させられる。想像していた以上の吹雪だ。



水上駅に着いた。駅から目的の谷川温泉まで歩く。車内で上下ともに冬山のフル装備に整える。これで準備万端。

はたして谷川温泉までは辿りつけるのか。豪雪で老人が行き倒れーそんな不安も出てきた。温泉と酒が待っている。さすがに時間がかかった。到着したときちょうどほかのメンバーが子持山からも帰ってきた。積雪と吹雪で運転が難渋したという。さあ温泉に入って温まろう。

⇒翌19日は上州三峰山へ。天気は一転して晴れた。


      
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冬を越す野菜たち(1)ー冬ネギの苗

2014-12-17 | 下仁田ネギ

 10月中旬にタネをまいた冬ネギ3種。10㌢程度に育っている。収穫は一年先の来年12月から

苗の冬越しは、穴あきビニールをトンネル掛けしてやる

農閑期である。畑に行くのはもっぱら収穫が目的だ。冬はこのブログのネタも少なくなる。これまで以上にネタをさがさないといけない。それも頭の体操だ。ということで、なんどもつかったネタだが、この冬を越して来春以降に収穫する野菜たちを取り上げることにした。

まずは冬ネギの苗の越冬だ。

冬ネギを食べているところだ。さすがにその味は格別で満足している。12月初旬に試し掘りしてみて、赤ネギ九条太ネギはもう食べてよしと判断した。下仁田ネギだけは今月下旬まで待つことにした。

食べるのと並行して、一年先、すなわち来年12月から収穫する分の苗づくりを忘れてはいけない。すでに10月中旬にタネをまいた今回も赤ネギと九条太ネギと下仁田ネギの3種。自家採種したものだが、下仁田ネギだけは今回更新して新しくタネを購入した。

菜園を始めたころはネギの発芽を揃えることはむずかしく苦手にしていた。それでも経験がものをいってまもなく発芽を揃えることができるようになった。いまも百発百中とはいえない。たまには頭を抱えることがある。今回は赤ネギの発芽がどうも気に食わない。すぐにまき直した。いまどれも10センチ程度に育っている。

この小さい苗のままで冬を越す。防寒対策をしないでは寒さに負けてしまう。このため穴あきビニールをトンネル掛けしてやっている。春先までこの状態で過ごす。しかしたまに中をのぞきこむ。この寒さでも雑草は育つもので、放っておくと苗が埋もれてしまう。それを取り除くのが冬場の大事な作業になる。

冬ネギは栽培期間が一番長い。それに手間もかかる。とくに夏期の世話がつらい。それでも冬ネギの味を知ってしまうと、そんな苦労は高が知れている。


      
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満悦至極のブロッコリー

2014-12-15 | ブロッコリー

 

きのう14日にブロッコリーを初収穫できた。これは8月末にタネをまいたもの。一昨年までは7月にタネをまいていたのだが、アオムシなどの害虫対策のため1カ月遅くした。これが功を奏して害虫の被害はまったくなくなった。収穫も1カ月以上の遅れの12月からになる。

うかつだった。7月まきだとアオムシなどの害虫退治に追われる。1カ月遅らせるだけでこんなにも違った。長いことやっていてそれに気がつかなかった。おのれのノウタリンにあきれてしまった。

ブロッコリーの旬は12月から2月だから、これでちょうどいい。1カ月前の姿を見ると見違えるように大きくなった。このあいだに気温がかなり下がっている。それでも寒さに耐えながら生長しているのがよくわかる。寒さに強い。

いま畑には21株あるから頂花蕾が21個取れる勘定だ。これから厳寒期を迎えると菜園の冬野菜は種類がぐっと減ってくるから、ここにきてブロッコリーが取れ出したことはありがたい。

頂花蕾のあとにはこんどは側花蕾はわんさと取れる。菜園をやっているとわかることだが、冬から春への端境期に菜園からほとんどの野菜がなくなる。そんな春先にブロッコリーの側花蕾だけでも取れるのはうれしいものだ。

初収穫のブロッコリーは待ちかねていたかのようにすぐに食べた。ちょっと前に市販のブロッコリーを食べていただけに、食感がまるでちがった。やっぱりわが菜園のものは違うなと満悦至極である。


      
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寒波が来るから切り干し大根を作ろう

2014-12-13 | ダイコン

けさのわが家の風景ー濡れ縁に切り干し大根づくりの竹ざるが3つ

けさは氷が張った。きょうからまた寒波がやってくるという。晴天で風があって乾燥するというなら、切り干し大根を作ろうと思い立った。ダイコンはいまがうまい時期。これを切り干しにする。乾物にするにはなんでも新鮮で旬なものが一番だ。

ことしもダイコンの出来がいい。ダイコンが不作というのはまずない。寒さにあたってうまくなってきた。うまいうちに食べ、近所にもわけたのだが、それでもまだ30本以上は畑にある。ダイコンは無駄にしない。すべて食べ尽くす。

そのため今月末に残りすべて引き抜き、畑の中に穴を掘り、葉を落としたうえですっぽり全体を埋めて保存する。こうすることで来年2月まで食べられる。しかし味はしだいに落ちる。

いつもなら切り干し大根は1月と2月の厳寒期につくる。それが思い立ったらすぐやらないと気がすまないたちだから、ことしは1カ月早く作ることになった。切り干し大根は一回限りではなく、厳寒期には2、3回作る。ダイコンを無駄にしないために。

大きなダイコンを2本引き抜いてきた。かなり太くて長い。切り干し大根づくりの第一歩は皮をむいて千切りにすること。というより作業はこれだけ。それでも面倒だ。そう思いながらも千切りにしないと切り干し大根にはならない。

包丁さばきは隠居の身になってからかなりうまくなった。これもかみさんが遊び放題でしょっちゅう家を留守にするから、必然台所に立たざるを得なく、自然に身に付いた。とはいえ大きなダイコン2本を千切りにするには骨が折れる。

なんとか切り終えた。これを干す。竹ざるに直接敷かないで、最初は新聞紙の上に広げる。直接竹ざるに敷くと乾燥したときにくっついてしまうからだ。そこでまずは新聞紙の上であらから水分をとって乾燥させ、そのうえで直接竹ざるの上に広げて乾燥させている。ほかにいい方法もあるのだろうが、小さな脳みそでそれなりに考えたやり方だ。

切り干し大根は条件さえよければ1週間でできる。これを使ったおかずが好きだ。だから面倒でも千切りを厭わない。日なたの匂いがかすかにしてやさしい甘さになる。素朴で地味だが体にしみいるような滋味を感じさせるのがいい。


      
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南アルプスと富士の展望ー棚横手山から甲州高尾山を歩く

2014-12-11 | 登山

 ↑南アルプスを一望。甲斐駒からずらり聖岳まで、いや笊ケ岳までもが

↓棚横手山から重畳する峰々の向こうに富士。なんて美人なんだろう

 


山行日 2014年12月10日(水)日帰り
天気 晴れ
山域 中央線沿線の山
メンバー 単独
コース&タイム
我孫子駅4:53=5:06新松戸5:14(武蔵野線)6:11西国分寺6:14=6:40高尾6:42=7:44勝沼ぶどう郷駅8:00-9:30大滝不動尊-9:55展望台-10:50棚横手山11:20-11:40富士見台-12:15甲州高尾山12:25-13:20柏尾山13:30-14:00大善寺(駅に向かうが引き返し)-14:35大日影トンネル遊歩道14:55-15:00勝沼ブドウ郷駅15:13=西国分寺駅乗り換え武蔵野線経由で我孫子駅


10日(水)は冬日和だというから重い腰をあげて山を歩いてきた。10月下旬以来の山になる。目指したのは山梨県の棚横手山(山梨百名山)と甲州高尾山。コースは勝沼ブドウ郷駅から大滝不動尊を経て、棚横手山から甲州高尾山をミニ縦走。下山後は話のタネにと近くの「大日影トンネル遊歩道」を歩いてきた。棚横手山は2009年4月に山火事があった。あの山かと思い出す人は多いはずだ。

はじめて歩く山だがうれしいことが2つあった。ひとつは誰にも会わず山の中はずっと一人だったこと。平日だったからだろうがおだやかな冬の日差しを浴びながら団体さんの喧騒に邪魔をされることなく気持ちよく歩くことができた。もうひとつは展望に恵まれたこと。今回の目的が南アルプスと富士の展望だ。期待した以上の景色が待っていてくれた。

勝沼ぶどう郷駅から棚横手山までは南アルプスを眺めながら、棚横手山から甲州高尾山までは富士を正面に見ながら歩くことができた。甲州高尾山だけでは不満が残っただろう。棚横手山を加えることで満足の行く展望を満喫できた。正直のところこれほどの展望を楽しめるとは思ってもみなかった。

月給取りのころもそうだったが、隠居の身になったいまも、山から帰ってくるとだれにでも親切になれる。癇癪持ちの私にとってはこれが山歩きの効用だ。しかしこの気分は長持ちしない。だからまた山に行く。老体に鞭打ち、もうひと頑張り
山を遊びたい。


中央線沿線の山に向かうときの楽しみは、勝沼ぶどう郷駅からの南アルプスの眺めだ。勝沼ぶどう郷駅に近ずくと、わたしは左側の車窓に顔をよせて眺める。停車時間を含めてわずかな時間だがこれが楽しみだ。なんてったって南アルプスが横一線に並んでいるのだから見ない手はない。いまからの冬の時期は空気が澄んで雪をまとった高山の美しい姿を拝める。こんな景色を眺めることができた日はもうそれだけで楽しい山歩きの気分になれる。

そんな駅なのだがいつもは通過するばかりで下車するのはめったにない。きょうはこの駅におりる。電車が駅に近ずくとなんかいい予感。ホームに降り立つと南アルプスの白い峰々が迎えてくれた。期待したことが期待通りになるといううれしさ。すぐにホームから眺める。カメラを向けると寒さで指が震えてしまい、なかなかシャッターをきることができない。私がホームに降り立った瞬間に目にした南アルプスが下の写真。朝の7時45分。冷気に震えながら眺めた。

 ↓南北に走る南アルプス。北(右)から南(左)に順に見ていく。まず甲斐駒が目に飛び込んできた。つぎに(左へ)鳳凰三山。



↓鳳凰三山の後ろに雪をまとった白い北岳。続いて間ノ岳、農鳥岳。



↓さらに南に稜線を追う。荒川三山、赤石岳、頭をほんの少しだけ出した聖岳。笊ケ岳まで見える。



出発を前にだいぶ眺めていた。ぐずぐずしてはいられないと思いながらも。これで気をよくした。だれだってそうなる。私は気分屋だから体も心もすぐに簡単に反応する。

■勝沼ぶどう郷駅から大滝不動尊をへて棚横手山

駅の標高が470メートル、大滝不動尊が950メートル、棚横手山が1306メートル。ずっと登りの道が続く。
大滝不動尊への道がわかりにくいという。出発前に丹念に道順を何度も確認したおかげで迷うことなく行けた。右に不動尊前宮(下写真)を見ると道は細くなる。あとは道なりにいけばいい。



「不動尊前宮」から20分足らずで林道と出合う。右に「三滝橋」を確認し左に曲がる。



駅から大滝不動尊まで1時間30分かかった。林道歩きは退屈だ。覚悟して歩く。しかし今回はちがった。振り向けばいつも白い南アルプスがこちらを見ている。高みに行けば行けほど眺めがよくなる。気になって振り返ってばかりいた。しかし木々が邪魔だ。なんとか不動尊の近くにきて木々に邪魔されなく一望できる場所があった。標高が高くなってきたから冒頭の駅前の写真と少しずつ眺めが変わる。特に甲斐駒が目立って見えてきた。

 この展望のおかげで林道歩きに退屈せず無事に大滝不動尊。仁王門から本堂へ急な階段が続く。

階段の途中の左に落石。ことし2月の大雪の影響だという。このため登山者はこのルートを避けてさきほどの下の林道を利用してほしいという看板。

私はためらったがこのまま進む。本堂。道は右手にある。すぐに短い鉄の橋が二つ続く。これを渡って進むと登山道らしくなる。 

また林道に出合った。ここに道標。まずは右の「展望台」へ行くが木々に邪魔されていまいちだ。すぐに戻り棚横手山を目指す。その道標ががない。左の「富士見台」への道を取るのが「棚横手山」への道になる。

荒れた林道だ。左手に「棚横手山こちら」という立て看板があった。道は林道を離れ右手に登る。



この分岐点で北西方面を見ると雪山が見えた。八ツだろうか。

尾根に出た。急に視界がひろがった。



こんどは目の前に富士の山だ。いいね、いいねと心がはずむ。

 

ここからは富士見台と甲州高尾山が右に、棚横手山へは左へ行くのだが、棚横手山への道標がない。後ろを振り返るとあとから取りつけたかのような道標があった。山火事の影響なのか、どうも棚横手山に人を近づけたくないような印象を受けてしまう。

 棚横手山はあれだなとすぐにわかる。この一帯は山火事ではげ山だ。

また林道と出合う。横切って正面の階段を登っていく。

山頂直下からは南アルプスの眺めがいい。10時40分。もうガスが上がってきている。鳳凰三山も雪をまとっているのがわかる。

1306㍍の棚横手山の頂きだ。山梨百名山の山頂標柱。すぐ横に「大富士見台」の標柱もあった。その名の通りここからの富士がいい。冒頭に載せた富士だ。姿がいい。今回のコースで富士はここからの姿が一番よかった。

この日はほかに登山者がいない。だれひとりいない。いつもの一人歩きの一人撮り。目の前にある「大富士見台」の標柱にカメラを載せて撮った。すっかりセルフ撮りに慣れた。でもニコニコ顔ができない。老人がニコニコ顔して一人撮りしていたら気持ち悪いだろう。



■棚横手山から甲州高尾山へ経て下山

さきほどの分岐へ戻る。あちこちに山火事の跡を見る。



あたり一帯植林だ。

分岐から甲州高尾山へ向かう道がすばらしい。正面に富士山を見ながら歩く。山火事で辺り一面景色を遮る木々がない。視野いっぱいに重畳する山々だ。清々しい気分になる。きょうはいいぞとつぶやく。

アップダウンを繰り返して1106㍍の甲州高尾山。カメラを地面においてまたも一人撮り。



標高を落としたのでここからの富士の姿は、棚横手山からと比べるとだいぶ見劣りする。

来た道を振り返ると棚横手山。近くから見るとはげ山で見た目がよくないが、離れるとピークだなというのがよくわかるし、姿もいい。

甲州高尾山から落ち葉を踏んで約一時間で鉄塔の建つ柏尾山。ここから大善寺へ下る。

中央高速道が見えてきた。

登山口に無事に下山。目の前は甲州街道だ。ここを左に行くと「大日影トンネル遊歩道」だ。どうしようかと迷いながら右に曲がって勝沼ぶどう郷駅を目指した。



すぐに大善寺。

大善寺から5分ほど歩いて引き返した。まだ帰るには早い時間だ。「大日影トンネル遊歩道」を歩くことにした。途中、左側の山の天辺に鉄塔が見えた。あれは歩いてきた柏尾山かな。

登山口から20分ほどでトンネル遊歩道入り口。



トンネル内にはワイン貯蔵庫もある。

レンガ造りのトンネルだ。20分ほどで通り抜けられる。

トンネルを抜けると電車の音が聞こえた。新しいトンネルから電車が出てきた。グッドタイミング。

駅まで200メートル。南アルプスは逆光ですでにけさの輝きはなくなっていた。ぶどうの丘を眺めてサヨナラした。 

展望に満足した。すべて天気に恵まれたおかげだ。ここまで展望にすぐれた山だとは思ってもみなかった。次々と素晴らしい景色があらわれては驚き、喜んだ。うーん、いい山じゃないか。そう思いながら歩いていた。


      
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下仁田ネギの試し掘り

2014-12-08 | 下仁田ネギ

試し掘りした下仁田ネギー堂々たる姿はまさに殿さまネギだ

冬ネギの生育具合を見るため試し掘りをしている。赤ネギ九条太ネギに続いて、最後は下仁田ネギだ。

下仁田ネギとの付き合いは長い。私が菜園をはじめてすぐに栽培をしているから30年近いつきあいになる。それだけやっていれば、いくらノウタリンなわたしでもまともなものが作れる。というより下仁田ネギは最初からまずまずのものができた。

今回試しに掘り出した下仁田ネギは、葉鞘部の長さが20センチ、太さが4センチと、葉はまるまると太って、これぞ下仁田ネギといった立派な姿をしている。この一本はたぶん特上の部類だ。

赤ネギ、九条太ネギは根深ネギとして作るので土寄せが大事な作業になる。一方、下仁田ネギはこの2種に比べて土寄せはあまりしない。軽くするだけでいい。根深ネギの葉鞘部の長さは23センチ以上にもなるのだが、下仁田ネギの方は20センチ以下と短い。

栽培した当初から下仁田ネギはあまり土寄せしないでいいと聞いていた。いまでもそうしているだけで、それでいいのかどうかわからないのだが、私の経験でいえばそれで満足している。

しかし待てよ。念のため「下仁田ネギ」の管理のポイントをサカタのタネのHPで見てみた。ー過度の土寄せは品質を損なうから避ける。収穫の30日~40日前に一度おこうなう程度でいいーとある。「過度」とはどの程度を指すのか具体的にはわからないのだが、私の経験でいえば軽くする程度だ。これでもわからない。具体的には下の写真の通りで、隣りの根深ネギと比べると3分の1以下ではないだろうか。クワで両脇の雑草をかき取って寄せる程度になる。

下仁田ネギの姿は特異だ。見てすぐにそれとわかる。12月初旬はまだ太い葉を天に向かってぴんと伸ばしている。見るからに堂々として立派だ。殿さまネギといわれるゆえんだ。これも私の経験なのだが、羽振りがよくて見た目がいいうちは眺めているだけにしている。食べようとはしない。一番うまいくなるのは1月と2月。ほかの根深ネギもそうなのだが、下仁田ネギは特にそうだ。

厳寒期になると青い葉が茶色に枯れる。見た目が悪くなる。食べるのは白い部分だけになる。こうなってはじめてとろりとした味わいになる。店屋の下仁田ネギは12月の見た目がいいものが並んでいる。売る側からすれば見た目がいいものを並べるのは当然だ。どうしても見た目で選びがちだから、見た目が悪くなったもののほうがうまいよとすすめても買ってはくれない。残りものには福がある。“生産者”だけが一番うまいものを食べているのか。幸いに私もその仲間である。


      
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九条太ネギの試し掘り

2014-12-06 | 冬ネギ

試し掘りした九条太ネギ

泥を落とすとまばゆいばかりの白さ

冬ネギの試し掘りが続く。

前回の試し掘りした赤ネギはその晩に食べてみた。思った以上にやわらかい食感があって、冬ネギならではのうまさがあった。収穫までいましばらく待とうと思っていたのだが、これならいまから順次収穫しても十分に冬ネギのうまさを味わえる。長いこと育ててきただけにそのうまさを実感できることはうれしい。

今度の冬ネギの試し掘りは九条太ネギ。すべてが赤ネギと同じ条件で根深ネギとして育てた。タネまきは昨年10月、2回選抜しながら植え替えて6月末に定植した。それから11月まで土寄せしてきた。

結果は葉鞘部の長さは赤ネギと変わらない。23センチ前後になった。同じ条件で土寄せしてきたのだから当然そうなる。赤ネギと比べるとわずかだが太さが足りない。

これは想定範囲である。狭い菜園に、それまで育ててきた苗を一本でも多く植えつけるから株間が狭くなりそうなる。広い菜園なら選抜したものすべてを植えつけることもできるのだろうがそれができない。

これは数で補う。栽培している冬ネギの総量は2人暮らしにしては多すぎるぬように見えるのだが、これを冬の間にすべて食べ尽くしてしまうのだから年寄り二人にしてはよく食うもんだと感心してしまう。冬ネギの味はそれほどのものだ。

収穫したばかりの九条太ネギ。泥を落とせばまばゆいばかりの葉鞘部の白さが際立つ。赤ネギの赤色以上に目を奪う。


      
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