30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

気まぐれで早めの切り干し大根づくり

2012-11-29 | ダイコン

毎冬作るのが楽しみな切り干し大根。いつもなら12月から1月にかけて作る。いまの時期だとまだちょっとばかり早いかなと思いながらも、台所に立ってまな板でダイコンを千切りにしている。

出掛けようとしたとき、物置に畑から引き抜いてきたダイコンがあった。もう3,4日そのままだ。食べるのが間に合わないのだろう。そのままにしておくのはもったいない。そうだ、それなら切り干し大根にしてしまおう。急ぎの用事で出掛けるのではないから、予定を変更してすぐに台所で作業に取り掛かる。気まぐれで、せっかちだからこうなる。

毎年この切り干し大根づくりのために、なんども台所に立っているから包丁さばきは慣れたものである。今日のところは、とりあえずダイコン1本だけを千切りにした。時間にして15分ほどで完了だ。これを干すだけで、あの滋味あふれるやさしい味の切り干し大根ができる。酒の友にはいい。飲んべえの私はせっせと作る。酒のためなら苦にならない。

乾物づくりに必要なのは風だ。それも晴れて乾いた北風が吹くのがいい。いくら天気がよくても風がないといけない。このところ急に北風が冷たくなった。まずは新聞紙に広げて水けをきる。すこし水分が飛ぶと、こんどは竹のざるに移す。最初から竹のざるで干すと、ダイコンがざるにくっついてしまうからだ。(下の写真は今年1月のもの)
 


 

          


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寒くなれば本領発揮のチヂミホウレンソウ

2012-11-27 | ホウレンソウ

寒くなるとホウレンソウがうまくなる。こう書いていて、ふとオレは定見がない男かなと思ってしまう。寒くなったら、ネギがうまいだの、いやハクサイだ、それよりもダイコンだと書いている。なにが一番なのかを挙げろといわれても迷うばかりだ。これだとは言えない。それだけ寒くなると野菜はみんなうまくなる、というほかないのである。

ホウレンソウだってそうだ。11月のホウレンソウはまずくはないが、これから霜が降りてからのホウレンソウは、これが同じ品種かと思うほど、味はぐーんとアップしてくる。寒さに負けまいと身を守る姿がなんともいじらしい。

ホウレンソウは2月まで食べられるように、9月下旬から1週間ごとに4回に分けて10月中旬までタネをまいてきた。品種はチヂミホウレンソウだ。この品種は寒さにあたればあたるほどうまくなる。肉厚になり甘みが増す。見た目にはふてぶてしいほどの存在感がある。ホウレンソウといえばぺらぺらした食感があるがそれとは全く違う。

9月下旬に最初にタネをまいたのはこの11月に食べ尽くした。いまは2回目、3回目にタネをまいたものが食べられる状態になった。10月中旬の4回目にタネをまいたのはまだ小さい。3回目と4回目では1週間の差なのに、生育ではっきりと差が出る。それほど秋は急に気温が下がるからタネまき時期は大事である。

私の住む我孫子市はそろそろ初霜の季節だ。寒くなると畑に行くのが億劫になるのだが、甘みの増した野菜を食べたいがために自転車をこいでせっせと通う。


          


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長いこと待たせた冬ネギが登場

2012-11-24 | 九条太ネギ

栽培している冬ネギは九条太ネギ、赤ネギ、下仁田ネギの3種である。「まだ少しばかり早いかな」といいながら前の2つを試しに掘り出した。下仁田ネギはこんかい見送った。

ネギがうまいのは冬だ。ネギは冬に限ると農家の人もそういう。11月の下旬でも冬ネギを食べるにはまだ早い。食べられないことはないのだが厳寒期に比べると味は十分とはいえない。厳寒期まで待てないで、いま掘り出したのにはわけがある。夫婦2人の食卓なのにネギを大量に作る。毎年そうだ。今年も作り過ぎた。狭い菜園なのにネギが占めるスペースは当然ながら広い。食べきれない。いまのうちから食べないととても食べ切れないからだ。

こんかい試し掘りした九条太ネギと赤ネギは、土寄せしながら白い部分を長く育ててきた。6月下旬に30センチの深さの溝を掘って苗を植えつけた。9月から11月にかけて土寄せしてきた。

育ちがいいのを選び、シャベルを土の中に入れて掘り返す。太さは2センチほど。白い部分の長さは40センチほどあった。申し分ない出来である。

さて味である。やはり厳寒期の、あのとろけるようなやわらかさにはなっていない。見た目はいいのだが、味はまだ待たなければならない。これまでの経験からしてはじめからわかっていることだが、やはりそうだよな、と実感した。寒さが厳しくなるにつれて味は頂点に向かって微妙に変化していく。それを味わえるのも楽しみのうちである。


知り合いが10月にネパールのエベレスト街道を歩いてきた。ルクラからカラパタールまでの長いトレッキングだ。カラパタールの標高は5545メートルになる。わたしもこの10数年の間、この道を歩きたいと思いながらもいまだに実現していない。躊躇させているのは高山病だ。知人に肺水腫ですぐさま下山させられたのがいる。そんなことを知ると、行きたい、いや待てよ、となる。なにせ富士山でも高山病で頭が痛くなったくらいだ。最近では3000メートルの山でも高山病だと思うときがある。周囲の友人知人にはこのエベレスト街道を歩いたのが何人もいる。いつのまにかそうなっていた。「わたし一人出遅れたな」。そんな感じだ。

そのエベレスト街道の全行程を記録したという。エベレストが朝日に輝く姿はなんど見ても神々しい。
エベレスト街道トレッキング記録 

同行者の名前がFとかMとかKとかになっている。これが気に入らない。どうして本名ではいけないのか。なにを心配してそうしているのかがわたしにはわからない。顔が判別できないようボカシを入れている(この山行記ではない)写真をよく見ることがある。醜悪だ。ボカシを入れるくらいなら載せなきゃいいのにと思う。以下の2枚の写真は提供されたものだ。なんともうやらましい。


          


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顔色をうかがいて買うジャムの瓶

2012-11-23 | その他

 

ジャムの瓶を買うことにした。さっそく「ジャム瓶」でネット検索するとすぐに出てきた。最初に出てきた「お店」を見る。いろいろな瓶がある。どれを買うか迷うのだが特価品にした。自家用だからこれで十分だ。今回は2ダースだ。たったのそれだけ? これだけあれば当分は使える。注文したのは、丸瓶。容量:250ml(満量)、 直径:69mm、高さ:93mm。手ごろな大きさである。

ジャムの瓶はずっと前のことだが、浅草のかっぱ橋で4ダースぐらい買った。いつのまにか人様に上げたりしてほとんど残っていない。いまはあり合わせの空き瓶を使っている。だから大きさはまちまちだ。フタに海苔やふりかけの文字が印刷された瓶もある。自家用なら外見はまったく問題にしない。

作るジャムの量は気分しだいだ。作っている最中に大小の瓶を取り出す。この量だとたぶんこれぐらいの瓶があればいいだろうと。ジャムを瓶詰めすると、用意した大小の瓶にぴたりとおさまる。経験をつむというのはたいしたものである。われながら感心してしまう。

宅配便で送られてきたジャム瓶を見て、かみさんはあいかわらずいい顔をしない。保存のためにまた冷凍庫が占領されて迷惑このうえないといった顔である。

その気持ちはわかる。それだからこそ大きさをそろえることで、きちんと冷凍庫に収納できるようにという思いで買ったのに、どうも私の気持ちが伝わらない。そんなもんだよ。ひとりごちるほかないのである。

季節が巡ってくると以下のようなジャムを作る。毎年作るから定番になりつつある。これらに加えて新しいジャムに挑戦するのは楽しい。こんご作りたいジャムはプルーンと洋梨だ。プルーンは季節外れだから、いまなら洋梨か。そうなると洋梨ジャムが新しい瓶に詰められる筆頭候補になる。野菜・果物の売り場も見て洋梨を買ってこよう。

ルバーブジャム  梅ジャム       ユズジャム 

ラズベリージャム リンゴジャム     イチゴジャム   

カリンジャム    ブルーベリージャム カボチャジャム 

ニンジンジャム


          


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だんご三兄弟みたいな小カブ

2012-11-20 | その他

順次収穫してきた秋冬野菜のさいごになったのは小カブだ。目立たずにひっそりとしたたたずまいがいい。小カブは重宝する。虫がたかるから9月の末までタネまきを待って、多めにまいた。おかげで虫に食われることなく立派なカブに育った。

泥だらけの小カブを見て、まるでだんご三兄弟見たいだな、と。しかし、この泥を落とすと、きめの細かいまっ白な肌があらわれるから、ドキッとするときがある。小カブを見て、そんなことを想像するなんて異常じゃないの、といわれてしまう。たしかにそうなのだが、なにを想像したってオレの勝手だ。それほどきれいで見とれるときがある。

近所の農家では小カブの栽培が盛んだ。出回り過ぎて出荷してもお金にならないのだろうか、耕運機ですべてつぶしてしまったところもある。なんとももったいないな、と畑を見てつぶやくばかりだ。

これから寒さが厳しくなってくるとうまくなってくる。いまのカブはまだかたい感じがする。それがいいという人もいる。わたしは厳寒期のカブが好きだ。口に含むと、とろりと溶けてしまう。その食感がなんともいとおしい。またまた、小カブごときにいとおしいなんて、と言われてしまうのだが、けっしておおげさではなく、その食感には快感を覚える。


          


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ハクサイのお香香のためならエンヤコラ

2012-11-18 | ハクサイ

ハクサイが今年もうまくいった。はじけそうに膨らんで、すばらしい出来である。四半世紀以上もやっているのだからうまくいってあたりまえだろうといわれてしまうのだが、ハクサイだけは何十年の経験があろうともいつも真剣勝負だ。それだけにハクサイの収穫には特別な思いがある。一本立ちさせるまではタネまきから細心の注意が必要だ。その努力の成果として大きな姿を見せてくれたのがだから、さすがによろこびは隠せない、というほどのものでもないのだが、ずっしりとした重さが両手に伝わるとやはり充実感があって気持ちがいいものである。

8月16日 ポリポットにタネをまく。
8月27日 畑に植えつける。
9月10日 一本立ち。
11月中旬 収穫

ことしは少なくとも18個を収穫できる。1週間前からいつでも収穫できる状態になった。もう収穫してもいいよというサインは、頭をなでて押さえて見るのが一番だ。葉が折り重なって、押し返すような固さになっていればいい。押すとへこむような状態ではいましばらく待たなければならない。順番に頭を押さえていく。これはもういいな、これはまだだな、と感じ取れる。

周辺の菜園を見まわすと、いまだに葉が巻いていないものを見かける。これは失敗作だ。これから巻くことはないだろう。よくある失敗はタネまきが遅れたこと、購入苗の場合は植えつけが遅かったことによる。ハクサイはタネまき、植えつけの時期をきちんと守ることがとくに大事になる。わたしだって過去の失敗があればこそいまがあると思っている。

品種はこのところずっと「黄ごごろ85」(タキイ種苗)でやっている。これは中生種だ。ハクサイはやはり霜が降り、厳しい寒さにあたるとぐっとうまくなる。霜が降りたら葉を「結束」して寒さから身を守ってあげなければならない。そして待望のハクサイのお香香を作ってもらう。わたしには冬のあいだ、おかずにハクサイのお香香がなくてはならない。それを食べたいから労苦を惜しまずにここまで頑張れるのである。


          


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ジャムというよりスイーツかーカボチャジャムとニンジンジャム

2012-11-16 | ジャム

思いつきで作ったニンジンジャムカボチャジャム。冷蔵庫で一日寝かせ、朝飯のトーストにたっぷり塗って味見をした。はたしてどんな味なのか。

これまでの経験からすれば仕上がりはいい。いい色である。天然色でもこの鮮やかさだ。問題は味である。どちらも初めて口にする味だけに、神妙に食べてみた。すごくうまい!とまではいかないが、まずくはない。初めてにしてはこれは上出来だ。これならいける。十分食べられる。満足できる味だ。そんな感じである。

しかしどうもこれまでのジャムの食感とはちょっとばかり違う。ジャムというよりはこれはスイーツである。トーストを食べているというよりもケーキを食べているという気分になる。この両方のジャムはケーキに応用できるのではないかと思う。

シンプルに作ってもなかなかの味になった。なにか加えたらもっとうまくなるのだろうか。それもこれからの楽しみである。


          


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はじめてのカボチャジャムづくり

2012-11-15 | ジャム

ニンジンジャムに続いてカボチャジャムを作った。

ニンジンジャムのビン詰めを済ませて、さてどうするか。続けてカボチャジャムも作るかどうか考えた。どうせなら一気に作ってしまえと冷蔵庫からカボチャを取り出した。

この夏は思いのほかカボチャが取れた。いまでも物置にはたくさん残っている。ちょうどほかのおかずづくりで残っていた半分のカボチャがあった。カボチャをジャムにするのははじめてのことだから、最初から多く作ることはなく、失敗してもいいように、手始めにはちょうどいい分量だ。それでも1キロ近くある。

材料はカボチャ、水、砂糖、塩

1、まずは皮むき器で皮をむく。ピーラーという言葉をはじめて聞いたときだ。ピーラーってなんのこと? 皮むき器のことよ。そんなことも知らないのかとあきれ顔だった。
2、小さく切り、それを煮て、裏ごしする。
3、水、レモン1個、それに砂糖を加える。カボチャは甘いから砂糖は控えめだ。さらに塩を少々。塩? これはネットで見たレシピの中にあったから、ものは試しとばかりに加えた。水はニンジンジャムで煮詰めるのに時間がかかったので、いくぶん少なめにした。これが結果的によかった。
4、裏ごししたカボチャに水を入れると、これまたすばらしい色になった。レモンイエローというのだろうか明るい澄んだ色だ。先に作ったニンジンもそうだが、それに負けずじつにいい色だ。感心してしまう。どうしてこんなにいい色なんだろう。
5、あとは煮詰めるだけである。ニンジンに比べて短い時間で済んだ。すぐにできた。木べらですくって、とろみ具合を見る。ここぞとばかりに火を止める。ばっちりのはずだ。そんな手ごたえだ。

ニンジンとカボチャのジャムができてしまった。これまでのジャムづくり経験からすれば、つくるのはわけなかった。はじめての材料だから、まずはシンプルに作ってみた。リキュールなど一切加えなかった。

食べるのは一日味を落ちつかせて翌朝になる。たぶんいい味にできているはずだ。そんな予感がする。


   


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はじめてのニンジンジャムづくり

2012-11-13 | ニンジン

ニンジンジャムとカボチャジャムを作った。ジャムづくりは好きで、わたしの趣味みたいなものである。保存は冷凍庫に入れているのだが、いまでもいっぱいなのだから、もう作らないでくれ、ほかのものが入らない、とからみさんから毎回きつくいわれているのだが、それでも趣味だからつい作ってしまう。

ジャムは季節ごとに作る。その材料といえばおもに果物だ。ふだん食べているニンジンやカボチャといった「野菜」をジャムにできるとはまったくといっていいほど思わなかった。それなのに、どうしたわけか、夏に収穫したカボチャ、それにいま取れているニンジンを見て、ふとこれをジャムにできないかと思ったのである。ネット検索してみる。やはりというか多くのレシピが出てきた。出来るんだなと感心してしまう。材料となるカボチャもニンジンも豊富にある。それなら作ろう。せっかちだから思い立ったらやる。

まずはニンジンジャムだ。ネットで2、3のレシピを見ながら、これまでの経験を踏まえて、いざ挑戦である。台所を占領されるといってシブイ面のかみさんの小言を聞くのもいやだから、夕飯のあとに開始だ。

材料はニンジン、水、砂糖、レモン。
1、取れたてニンジン4本。量ったら900グラムあった。皮をむいて、乱切りにして、煮る。
2、煮えたら、ほとんどのレシピではこれをミキサーにかけるとあるのだが、わが家にミキサーはないので、裏ごしした。なんともいい色だ。見とれてしまうぐらいきれいな色だ。。そこで味見をした。砂糖も入れていないのに甘い。ニンジンは甘い。食感はやや粗いが、まあいいか。ここに砂糖とレモン入れる。甘すぎるのは嫌いなのでまずは200グラムぐらい入れた。レモンは一個。
3、あとは煮詰めるだけだ。このまま一気に作業をすすめてもいいのだが、あるレシピではこのまま一晩置くとあった。夜も遅くなったので、それならと明日に持ち越すことにした。
4、そして翌朝。ニンジンジャムははじめて作るだけに、どの程度まで煮詰めるかがわからない。とにかく煮詰めよう。木べらでゆっくりとまぜる。しかし鍋から汁が四方八方に飛びはねてくる。体にまで飛びはねてくる。これには困った。しかし辛抱強く木べらでまぜる。水が多すぎたのか、小一時間ばかり煮詰めた。
5、水っぽさもなくなってきた。このあたりでいいかと火を止めた。ジャムはどこで火を止めるかにかかっている。大きさが異なるビン4個のジャムができた。煮詰めると色が濃くなる。澄んだ橙色からしだいに鮮やかな赤茶に変わってきた。それでもやはりいい色だ。

つぎはカボチャジャムにとりかかる。


          


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やっぱり秋はダイコンだ

2012-11-10 | ダイコン

秋が深まりダイコンが取れた。程よい長さのダイコンを見ながら、秋野菜はやっぱりこれがいちばんかなと思う。それほどダイコンは収穫の喜びをもたらしてくれる。

ダイコンは2月末まで食べつづけることができる。9月初旬にタネをまいてから、まずは間引き菜を楽んで、2カ月後のこんどは収穫の本番になる。12月末には寒さから守るためすべて抜いて再び土の中に埋める。こうすることで2月まで食べ続けることができる。

ことしも「青首総太り」だ。ざっと数えると50本以上ある。毎年これくらい作る。もちろん2人家族では多すぎるのだが、まず無駄にすることなくすべて食べてしまう。もちろん近所の知り合いにも分ける。

ダイコンをせん切りにしたみそ汁にトウガラシをかけて食べるのが好きだ。もちろんことしもそうした。やっぱりうまい。それからおでんもいい。それに12月末から1月にかけて作る切り干し大根も味がしみ込んで別な味になる。これが私の好きなダイコンのベスト3である。

農作業はひと段落した。農閑期の始まりである。猫とおなじくこれからはコタツで丸くなる時間が多くなる。そこで「カラマーゾフの兄弟」を読もうと思い立った。中学生のときから大学生まで「世界文学全集」はよく読んだ。月給取りになってからも読んできた。そのなかでまったく手が出なかったのがドストエフスキーやトルストイの19世紀の長編ロシヤ文学だ。何がダメかってあの物語の長さだ。手に取っただけで投げ出してしまう。月給取り時代も読もうとしたことはあったが、分厚く、それに文字が小さく、3段組みのページをざっと見ただけで、オレには無理だなとあきらめてしまう。しかし読みたいとはずっと思ってきた。この年になっていまさらという気もしないではないが、冥土の土産に、とにかく光文社古典新訳文庫の5巻を読もうと・・・。この文字の大きさなら、老眼が進んだいまでもなんとか読める。やはりいましかないようだ。最後のチャンスだ。1巻の半分まで読み進んだ。ところがメガネが壊れてしまった。せっかくの意気込みを中断されてしまったような気分でいる。でも読み進もう。はたしてどこまでいけるか。


   


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姿形が好きなサヤエンドウ

2012-11-08 | キヌサヤ

サヤエンドウが芽を出してきた。タネは10月末日に1カ所に2粒ずつ直まきした。同時にポットにもタネをまいて予備苗を育て、これは芽が出なかったところに植えつける。こうすることで、きれいに芽を揃えることができる。しかし、冬を越す間に必ず寒さで枯れる苗が出てくる。

サヤエンドウの栽培はいかに冬を越すかにかかっている。早めにタネをまいて苗が大きくなると寒さで茎が枯れてしまう。それならとタネまきを遅らせると、小さ過ぎる苗も寒さに負けてしまう。いい塩梅の苗で冬を過ごせさせたいのだが、その年の気温で思うようにいかないことが多い。その結果、豊作の時もあり、不作の時もあり、何十年やっていても、なかなか思うようには育ってくれないのがサヤエンドウだ。

厳寒期は防虫ネットを被せて防寒する。それでも大きな苗は寒さで枯れてしまう。昨年がそうだった。今年はやや昨年に比べてタネまきを遅らせた。さて春がめぐってきたときどのような状態になっているのか。

サヤエンドウはうまいものだろうか。いつもそう感じる。うまいとは思わない。まずいとも思わない。これは味よりも食感を楽しむものだなと思う。いや食感だってたいしたことはない。そんなものをなぜ作っているのか。毎年作っているからだとしか言いようがないのだが、それだけではないような気がする。

わたしにとってのサヤエンドウの魅力を考えてみよう。1つは、冬を越えるといちはやく若い葉を茂らせて春の到来を知らせてくれる。それがいい。春が来たことをともに喜ぶ相手だ。2つ目はサヤの姿形がいいことだ。サヤは明るい浅い緑色して、早春にふさわしい。姿形は清らかでやさしくほっそりとして繊細、楚々とした風情があり、かなりの美形である。わたしの好みだからこんな女人ならすぐに惚れてしまいそうだ。姿形に惚れて作っているのかと思われてしまいそうだが、冗談だよ、と否定できない気持ちはたしかにある。


          


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冬がくる前にソラマメの植えつけ

2012-11-05 | ソラマメ

11月に入り、ソラマメを植えつけた。10月中旬に自家採種したタネをポットにまいたものだ。いつもは1粒ずつポットにタネをまいて、1株ずつ植えつけていた。ことしは1つのポットに2粒まき、芽が出た2株をそのまま植えつけた。初めてのことゆえ、結果に違いがあるのかどうかわからないのだが、ともかくやってみた。

自家採種したタネはすべて発芽しない。きちんと計算したわけではないが、ざっと見て発芽率は70%ぐらいなものか。2粒とも芽が出ないポットもある。

タネを残してもしょうがないから、すべてをまいた。結果は60粒ほどから芽が出た。それらを2株ずつにして植えつけた。株間40センチ、畝間100センチだ。60本の苗がうまく育つと、収穫はかなりのものになる。

いまの時期はサヤエンドウのタネまき時期でもある。こちらは直まきした。これで秋のタネまきと植えつけはすべて済んだ、あとは生育を見守り、順次収穫していくだけである。

50坪の畑はいっぱいになった。いまの畑を見てみよう。
根菜類=サトイモ(保存)、ニンジン、小カブ、ダイコン
葉菜類=キャベツ、ブロッコリー、ハクサイ、ネギ(赤ネギ、下仁田ネギ、九条太ネギ)、タマネギ、エシャロット、ハクサイ、ルッコラ、シュンギク、ホウレンソウ、コマツナ
豆類=ソラマメ、サヤエンドウ

このなかで真冬に食べられるのは、サトイモ、ニンジン、小カブ、ダイコン、キャベツ、ブロッコリー、ハクサイ、ネギ、ホウレンソウ、それに保存しているラッカセイ、ズイキ、ジャガイモ、タマネギだ。これだけの自前の備蓄があればなんとか冬を越せるだろう。


          


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シンプルに食べるのが一番のブロッコリー

2012-11-04 | ブロッコリー

ブロッコリーが収穫できた。7月中旬にキャベツと一緒にタネをまいた。これで7月にタネをまいたキャベツ、ニンジン、ブロッコリーはすべてうまく行った。おかげでこれから迎える冬の野菜になる。

ブロッコリーの葉の上ではアオムシが秋の日差しを浴びている。葉は虫食いが目立つが、大きくなった葉は食害されてもさほどの影響はない。

ことしのブロッコリーは作り過ぎた。多くの苗ができたので加減もしないでそっくり植えつけしてしまったからだ。生育はやや遅れた。収穫までいましばらくだなと放っておいたらいつのまにか立派な姿になっていた。

ブロッコリーは好きである。ゆでて、マヨネーズかドレッシングをかけて食べる。シンプル極まりない。といって、これ以外の食べ方を知らない。検索すると多くのレシピが出てくる。工夫すればいろいろなおいしい食べ方があるのだろうが、わたしはこれで十分うまいと思っている。今年もそうして食べた。どうしてだが、ことしはいちだんとうまいなと感じた。わたしの食卓ではこの食べ方で満足している。

ブロッコリーの収穫期間は長い。頂花蕾を取ったら、次は側花蕾が出てくる。次々と出てくる。春先まで食べられる。緑が少なくなる冬のあいだ、こんなにも重宝する野菜はほかにない。


          


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ラッカセイは塩ゆでが楽しみ

2012-11-02 | ラッカセイ

ラッカセイを収穫した。さっそく塩ゆでにした。ラッカセイの楽しみはこの塩ゆでを食べることにある。

タネは自家採種のものをまいている。今年5月にまくタネは昨秋に収穫したものから選り分けて保存しておくのだが、さがしたが見当たらない。なぜないのだろう。あっ、そうだ。保存しておく分までもうっかりウマイ、ウマイとすべて食べてしまっていたからだ。

どうしよう。タネを買いに行くか。待てよ、一昨年のものが殻付きのまま残っていたはずだ。わずかに残っていた。これをまこう。古いタネだからはたして芽が出るのか。芽が出なかったらタネを買いに行くしかない。心配したが、芽が出たのである。

いつもの年に比べてまいたタネが少いから収量も少ない。小さいものは捨て充実したものだけを選ぶと、それでもバケツいっぱいあった。

まずは忘れないうちにと来年まくタネを選び、殻付きのまま保存する。これだけはきちんと確保しておかなければならない。それがすんだら泥を落として殻付きのまま塩を入れてゆでる。まだか、まだかと、台所を落ち着きなく行ったり来たりする。取れたてはすぐに煮える。待ってましたとばかりに、殻を割って口に入れる。いつもの味だ。これを味わうために毎年作っているのようなものである。塩ゆでラッカセイは一度食べ出すとやめられない。どこまでも食べ続けてしまう。きりがないから、食べる分だけを、それも少なめに皿に盛ることにしている。

塩ゆでを食べるのは一回きりではない。こんな楽しみを一回で終わらすなんてもったいなくてできない。塩ゆでは冷蔵しても長持ちしないから、一度に多く作らないことである。わたしは3日分ぐらいの分量を取ってその都度ゆでる。そのほうがうまく食べられる。


          


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