30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

次はヨトウムシに注意のハクサイ

2012-09-29 | ハクサイ

ハクサイの葉が立ちあがって巻いてきた。ここまで大きくなった。トンネル掛けしている防虫ネットいっぱいに成長してきて、いかにも窮屈そうだ。いっときはタネから育てた苗が全滅しかねない状況だった。全滅したらそのときは市販の苗でしのぐしかないかなと心配した。しかしその後の手当てがよかったのか、一本立ちさせてから、ぐいぐいと大きくなった。害虫の被害もなくここまできた。

今年の苦労は身から出たサビなのだが、それだけにここまで大きく葉を広げているのを見ると、かなり苦労しただけに感無量である。ハクサイをタネから育てるのはむずかしく、ひと苦労だ。まわりの菜園を見ても、農家は別だが、タネから育てている人はまずいない。まあ、むずかしいからこそやりがいがあるというものである。

ここで安心してはいけない。まもなくこの防虫ネットを取り除かないといけない。そうなると害虫のヨトウムシの急襲に備えなくてはならない。対策といっても、薬剤は使わないから、見回って葉に糞を見つけたら、すぐに探し出して摘まみ出すしか駆除する方法はない。これを怠ると、食い荒らされて無残な姿になる。これまでの苦労が水泡に帰すことになる。その悔しいことといったらない。ヨトウムシ憎しである。

8月16日 ポリポットにタネをまく。
8月27日 畑に植えつける。
9月10日 一本立ち。


          


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気に食わない出来のブルーベリージャム

2012-09-27 | ジャム

9月21日にホウレンソウ、コマツナなど葉もののタネを一斉にまいた。なにかをまき忘れているなと直感したが、それがなんなのかわからないでいた。こんなことってよくある。ようやくきのうになってわかった。カブだった。やっぱりなと思った。タネを買いに近くの種苗店に行った帰り、ブルーベリー園に立ち寄った。このブルーベリー園は昨年にオープンした。新鮮なブルーベリーが手に入るのでジャムづくりに重宝している。9月下旬にもなるとブルーベリーの季節は終わりで、ことしの摘み取りの営業はまもなくおしまいになる。

たまたま主人がいあわせたので摘み取りを申し込んだ。園内に入ると多種類のブルーベリーのほとんどが収穫を終えている状態だった。

今年のブルーべりジャムづくりは8月20日に行ったが、どうも出来が気に入らなかった。再挑戦のつもりである。ブルーベリーのジャムづくりは、イチゴジャムよりももっと簡単に手早くできる。1時間内でビン詰めまでできてしまう。

前回は煮詰めてしまった。火を止めるタイミングが遅かったからだ。ゆるすぎず、かたすぎず、その塩梅がブルーベリーはむずかしい。

今回は、砂糖はできるだけ控えめにして、酸味を増すため未熟果を多く入れた。煮詰めていくと、とろみが出てきた。さあ一発勝負の時だ。木べらですくいながら様子を見る。いいかげんだ、と火を止めて、ビン詰めして蓋をする。

蓋をしたビンを逆さにする。この時点ではスーとジャムは下に移動する。冷めてからビンの位置を元の正常な位置に戻すと、こんどはジャムがなかなか下に落ちてこない。今回も煮詰めて固く作ってしまったようだ。ビン詰めするときはうまくいったと思っていたのに、またも前回と同じ失敗を繰り返してしまった。

けさはこのジャムを食べた。ビンを開けると、たしかにきっちりと固まっている。トーストに塗って食べるには問題ない。市販のジャムと同じくらいの固さだけに失敗ではないのだが、わたしはもう少しゆるいほうが好きだ。そこにこだわって作っている。味はいいのだが、思うような出来でなかっただけに、気に食わない気分でいる。

今年も季節ごとにイチゴジャム、ルバーブジャム、梅ジャム、そしてこのブルーベリージャムをつくってきた。このあとはリンゴジャムとユズジャムづくりが待っている。

ブルーべリー園の名称は、「イイダベリーズファーム」。
今年の摘み取りはまもなく終わりになるから、電話して行ったほうがいい。
電話:04-7131-7302
場所:千葉県柏市布施下256


          


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こんな口福もあるーダイコンの間引き菜

2012-09-25 | ダイコン

感嘆して舌鼓を打つほどではないが、こんなもんがなんでうまいんだろう、と思う。ダイコンの間引き菜をさっとゆでて細かく刻み、かつお節と醤油をかけ、それを熱いご飯にのせて食べる。青と白のシンプルな取り合わせは見た目にも清々しく、か細い茎の繊細な食感と、シャリシャリ感がたまらない。私にとっては秋の先駆けとなる味覚だ。

9月3日にタネをまいたダイコン。楽しみは間引き菜だ。それなのに間引きするのを忘れてしまい、適期を逃したかなとあわてた。いま本葉が7,8枚になった。ちょうどいいころだった。

間引き菜を摘むために、タネはスジまきにして、それもかなり厚めにまく。間引きは3回ぐらいに分けて行うのだが、間引き菜としてうまいのは、本葉が6~8枚のころである。それだけにうまいのはほんの短い期間にしか口にできない。生育するほどに葉が大きくなり茎が太くなると、間引き菜としては大味になっていけない。いまこのときだとばかりに摘んだ。

タネを厚めにまいたから、まだまだ間引き菜は食べられる。うまいうちに間引きしなければならない。あと2、3回ほどは食べられるはずだ。熱いご飯を食べながら、これで秋がきたなと実感する。


          


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9月になると酒がうまくなる

2012-09-22 | 

酒がうまくなる季節。久しぶりに「酒の話」。

秋分の日。月がきれいにみえだした。それに酒もうまくなった。季節の変化は生活に彩りを与えてくれる。

夏の酒はあわただしいが、秋の酒は落ち着いて飲める。それに合わせるかのように続々と酒がやってくる。ふだんは安い酒しか飲めない身としては、ありがたいことだなと感謝しながら飲んでいる。

定番の酒と比べると、到来の酒は値段が高いうえに上等のものばかりだ。自分で買うことはまずないので、まさに一期一会の酒になる。うまいもんだねと舌鼓を打つ幸せを感じながらも、なんかバチがあたりそうだ。うまい酒を、うまいと感じることができるいまの体調にも感謝しなければならない。

まずは仙台のお医者さんから昨年に続いて今年も酒がやってきた。両方とも宮城産である。
乾坤一 純米吟醸生詰原酒「ひより」 
橘屋 特別純米 雄町

後者の「橘屋」は知らなかった。調べてみると「黄金澤」の酒造会社の酒だった。まずはこれからいただく。まだ固くて少し待たなきゃならないかなと思って口に含むとこれがいけた。熟成していて、それに味もわたしの好みだ。続いて乾坤一の「ひより」。評判のいい酒だけに楽しみだ。飲み比べると酒の味はわかる。前者に比べるとコクがあり、程よい酸味を感じる。くせになりそうな味わいだ。いつもうまい酒をいただく。申しわけないなあと思いながらも、楽しみにしている自分がいる。ああ、これだから飲んべえはいやだ。

こんどは身内からの酒だ。

大信州 超特選 純米吟醸 極上粒選り
請福 VINTAGE(ビンテージ)古酒 43度 720ml(2008年蒸留)

前者は信州の酒。かみさんが北アルプスの帰りに「いつも留守番をさせて申しわけない」と松本で買ってきた。だれもが知る酒である。しかし同じ銘柄でもこのランクの酒ははじめてである。値段に見合う味である。この蔵元は松本から上高地への道の途中にある。よもやこんなところにあるとは知らなかったから、見つけたときは、へえ、ここにあるんだ、と思ったものだ。

後者は清酒ではなく、泡盛のクース(古酒)である。これは次男からの石垣島の土産だ。わたしの好きな「請福」だった。なんでオレの好みを知っているんだと驚いたものだが、まったくの偶然だった。あまたある泡盛の中でも「請福」は私の好みだ。しかしこんな高級な「請福」は飲んだことがない。しかも43度だ。香りとコクがいい。寝酒に毎晩ちびりちびりやっている。あまりにもうまいもんだから瓶をながめては、残りを気にしている。

酒がうまくなる9月にこれだけの酒だ。ぜいたくな9月になった。しかし高くてうまい酒ばかり飲んでると、定番の酒で口直しをしたくなる。やっぱり貧乏人根性から抜け出せないでいる。


          


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青息吐息のサトイモ

2012-09-20 | サトイモ

サトイモの生育がよくない。成長期の8月に雨がまったく降らなかった。これでは全滅した一昨年の再来になる。見た目にも水不足で青息吐息だというのがよくわかる。葉が縮れて外側が茶褐色になってきた。さらに一部は立ち枯れはじめた。いよいよだめか。

サトイモは水は好きだ。畑には水がないから、頼りは天水だけである。空を仰いで雨乞いの日々であった。とうとう8月は雨が降らなかった。あきらめるしかなかった。かわいそうにと思う。たぶん、水だ、水をくれ、と叫んでいることだろう。危機感を抱いたところでどうにもならない。

9月に入ってすぐに雨が降った。私にだって、サトイモにだって待望の雨だった。これでのどをうるおし、ひと息ついた。少しは快復したのだろうか。葉が青くなってきたようにもみえる。

でも手遅れだ。サトイモは背丈が伸び、茎は猛々しいほどの太さになり、大きな葉を広げるのだが、雨不足では本来の姿には程遠く、背丈が低く、茎も細い。

今年は愛知早生、ヤツガシラ、エビイモの3種。いつもより多く植えつけた。初期の生育が順調であっただけに期待していた。それだけに8月に降ってくれたらなと返す返すも残念だ。幸いにも一昨年のように全滅にはならなかったが、イモの量も形も小さくなるのは間違いない。


          


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これでもかと取れるシシトウ

2012-09-18 | その他

シシトウのきらきら光る鮮やかなグリーンがいい気分にさせてくれる。シシトウはオクラに負けず劣らずがんばっている。これでもかと取れる。いやになるくらい取れる。多すぎて取るのが面倒になるくらいなのだが、夏野菜がひとつひとつ消えていき、残る野菜が少なくなる中で、これだけ取れるのは実にありがたい。

シシトウは“多産”である。これまでの経験から2株あれば十分だとわかっていながら、毎年4株を植えつけてしまう。たった4株でも、多すぎて取るのが面倒になるくらいだ。

多すぎて取るのが面倒だから、ついさぼってしまう。シシトウは大きくなるとまずくなるというのだが、これも好みだ。わたしは酒のつまみには小さいものをさっと焼いてショウガ醤油で食べる。すこし大きくなったものは煮物にする。

シシトウは暑い盛りにいっとき休む。9月に入るとまた花が咲いて実をつけてきた。夏野菜で最後まで残るのはナスとこのシシトウだ。夏野菜全盛の時は目立たない存在だが、いまの時期になると、そのありがたさがしみじみわかるというシブイ存在なのである。


          


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丸オクラのがんばり

2012-09-17 | オクラ

トマトとモロヘイヤが終わった。つぎつぎと夏野菜が姿を消す中で、オクラががんばってくれている。7月中旬から、いまも毎日実をつけてくれる。毎日かかさずにというのが、えらいと思う。

今年のオクラは丸オクラだ。オクラは大きくなると固く筋張って食べられたものではない。その点、丸オクラは角オクラに比べて少々取り遅れて大きくなっても食べられるのがいい。

2人家族が食べられる数の実をつけてくれる。ありがたいことである。そのがんばりにこちらもこたえなければならない。暑い盛りでも、無駄にしないようにと畑に毎日出向いて取っている。

オクラは25株ある。きのうは15本取れた。盛りを過ぎたとはいえ、いまだにこの元気である。25株から毎日10本取れれば、2人の食卓には十分すぎる。

毎日取れると食べきれない。それだけの収穫がもう2カ月近く続く。取るほうもやや疲れてきたが、オクラもさぞかし疲れているだろう。


          


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最難関のタマネギの苗づくり

2012-09-14 | タマネギ

菜園を長年やっていても、ハクサイとタマネギの2つの育苗はむずかしい。ハクサイは前回書いたとおりに手こずる。この2つの育苗をすいすいとできる人は相当な腕前である。

そのむずかしさは甲乙つけがたいのだが、ハクサイの育苗にはまず失敗することがなくなったのに対して、タマネギの育苗はいまなお3回に2回は予定数の苗を育てられないから、わたしにはタマネギのほうが苦手だといえる。

そのタマネギのタネを3日にまいた。前日の2日に雨が降ったからである。今年も品種は「奥州」で2袋をまいた。一昨年までは1袋をまいていたが、予定本数の苗を育てることができず、不足分を市販苗で補うことが多かった。

昨年はすべて自家苗でまかなえるようにと2袋のタネをまいた。どういうわけか苗づくりがうまく行って、400本以上の苗を作ることができた。こんなにうまくいくことはめずらしい。

タマネギの育苗のむずかしさは2つある。1つは発芽させること。もう1つは苗を育てることである。

タマネギのタネはネギと同じようなもので、ネギだと発芽させるのは得意なのだが、どういうわけかタマネギとなると発芽率が悪くなるのである。それが予定本数を得られない原因となっている。このため、発芽率が悪くても予定本数を得られるようにと多くのタネをまくようにしたというわけだ。

3日にタネをまき、苗床を乾燥させないように気をつけ、1週間ほどで芽が出てきた。今回も発芽率はよくない。タネをまいた翌4日に雷雨があった。強い雨に打たれて畝が崩れてしまった。まいったなあ。その影響もあり発芽率は悪い。まきなおすことも考えたが、2袋のタネをまいたのだから、発芽率が悪くても予定数の苗を育てられるのではないかと思い、不足なら市販苗で補うことにして、まきなおすことはしないことにした。

とにかく芽が出た。これを11月上中旬の定植時までの2カ月の間に、20㌢以上の背丈まで育てなければならない。大きすぎても小さすぎてもいけない。大きすぎるほどに育つことはない。むしろ発育不良で小さすぎるのがいけない。小さい苗を植えつけてもまずタマネギにはならない。小さな苗は捨てる。いい苗だけを選んで定植するのである。この植えつけた苗の数だけタマネギができると考えていい。それだけにいかにいい苗を育てるかにかかっている。

芽を出したタマネギ。このなかからどれくらいの歩合でいい苗が取れるか。期待したいが、苦手意識もあってかいまのところ不安だらけだ。


          


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一本立ちできたハクサイ

2012-09-12 | ハクサイ

ハクサイを一本立ちさせることができた。

やっとここまできた。この夏は育苗を途中で放棄して山歩きに出かけてしまった。日照り続きだから全滅を覚悟していた。それが生き残っていた。一縷の望みを託して寒冷紗などをかけていたのが功を奏した。それでも申しわけなかったと反省しながら、この2週間は丹精込めて育ててきた。

8月16日 ポリポットにタネをまく。
8月27日 畑に植えつける。

ポットに3,4粒のタネをまき、間引きしながら1株にしてから植えつけるのが一般的だが、わたしの場合は間引きは植えつけてから行う。本葉が2,3枚になったら、ポットで育つ3,4本の苗をそのまま畑に植えつけ、生育具合を見ながら間引きして一本立ちさせている。

山から帰り、トンネル掛けした防虫ネットや寒冷紗の中で、猛暑にめげず生きていた苗を見たときはうれしかった。同時にいっときとはいえ放棄してしまったことを深く反省した。その分を含めて大事に育ててきた。そして一本立ちさせることができた。

これが育苗の楽しみである。ハクサイの育苗はむずかしいがその楽しみを与えてくれる。周囲の菜園はほとんどが市販の苗を使っている。ここまでの苦労を思うと、市販の苗でいいのかもしれないが、わたしはハクサイばかりでなく“育苗に”こだわっている。たかが野菜の育苗だといわれてしまいそうだが、手間とヒマをかけ、タネから苗が期待通りに育ってくれるとうれしいものである。

この時期一本立ちさせたのだから、順調である。ただしいまのところは、である。第一の関門を無事に抜けることができたにすぎない。これで安心してはいけない。この先に害虫や病気が待ちうけている。ハクサイはけっして気を抜いてはいけない。失敗から学んだ自戒である。


   


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さいごのカボチャでえびす顔

2012-09-11 | カボチャ

9月の畑は忙しい。夏野菜の片づけと秋冬野菜の準備で畑に行くのが頻繁になる。夏野菜が終わると、そこを耕して秋冬野菜のタネをまき、植えつけをしていく。この作業に追われている。

カボチャも終わりになった。ことしの品種は「九重栗」と「近成えびす」の2種類だった。

すでに前者の「九重栗」は収穫が済んでいる。

一方、最後まで残しておいたのは「近成えびす」の2株である。こちらは未熟ということでいままで残しておいたものだ。雑草の中に埋もれているツルを引っ張るとごろんごろんとした感触が伝わってくる。8個も取れた。すでに2個収穫しているから、2株から10個も取れた。こんなにあったのかと、えびす顔になる。

今年のカボチャは不作だと思ってたのに、雑草の中に隠れていたものが次々と姿を現して、なんのことはない、今回を含めると合計で30個近くも収穫できた。味がまずくては話にならない。いずれもホクホクして味がよかった。これには内心ほっとした。

よもやこんなに取れるとは思わなかった。とてもじゃないが食べきれるものではない。知り合いに分けるのであるが、カボチャはスイカと同じように見た目ではなく、食べてみなければ出来がわからないところがある。すでに味見して今年のカボチャはうまいとわかっていても、分けたものがたまたま出来がわるいものであれば先方に申しわけないからと選ぶのにもだいぶ気を使う。

畑に残る夏野菜は、ナス、トマト、オクラ、クウシンサイ、モロヘイヤ、ピーマン、シシトウとなった。ナスをのぞいてほかは盛りを過ぎた。そろそろお別れである。


          


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雨が降ってダイコンのタネまき

2012-09-10 | ダイコン

 

ダイコンのタネを3日にまいた。日照り続きでこの先どうなるかなと心配したが、2日に待望の雨が降った。それっとばかりにタネをまいた。品種は青首の「耐病総太り」。これがわが菜園の定番である。

まき方は決まってスジまき。ダイコンといえば点まきと相場が決まっているが、スジまきにするのは、間引き菜を取るためにそうする。間引き菜とダイコンを両方楽しむため、わざと約3センチ間隔の厚まきにする。

30坪+20坪の菜園ながら、ダイコンの占めるスペースは広い。好きな野菜は無計画に植えてしまうきらいがあり、狭いだけにそのツケで頭を悩ますことになる。それでもダイコンだけは、ついこれでもかとまいてしまう。当然ながら多くのダイコンが取れる。無駄にすることなく春先まで食べ続けることができるのがありがたい。

5日に芽がいっせいに出てきた。楽しみはこれからである。本葉が出てきたら、間引き菜を摘みながら本来の株間にしていくわけだが、間引き菜はセリのようなしゃきしゃき感がある若いうちが断然うまい。茎が太くなると大味でまずくなる。できるだけ茎が細いうちがいい。生育具合を見ながら本葉が5,6枚になったころが食べごろである。それ以前でもいい。もっと繊細な食感を楽しめるが、小さいだけに下準備が面倒だ。本当にうまい間引き菜を味わえるのはほんのわずかな期間だけである。

厚まきだから、いくらでも間引き菜が取れる。好きだからといっていつまでも残すわけにはいかない。肝心のダイコンの生育に影響するからだ。間引き菜が大きくなったら、一斉に抜いて適当な株間にしてやらないといけない。

今月も下旬になると間引き菜が取れるようになる。間引き菜を食べるのがダイコン栽培での楽しみになっている。


          


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やっぱり秋ナスはうまい

2012-09-08 | ナス

8月の畑は干ばつだった。9月に入りそろそろダイコンとタマネギのタネをまきたいのだが、これじゃどうしようもない。ところが、9月に入ったら、2日,4日,6日と雨が降った。雷である。これぞ恵みの雨であった。ありがたかった。

雨が降ると、ナスがにわかに元気になる。色が冴えて、つやが出てくる。9月はまさに秋ナスのシーズンである。秋ナスはやはりうまい。うまいといわれているからそう感じるのか、それとも自分の舌でそう感じるのか。もちろん後者といいたいのだが、前者の思いこみも、うまいと感じることに貢献していると思う。

不思議なものだ。8月の雨の降らないナスは見るからに固そうで味気なかったのに、9月に入るとこんなにも味に違いが感じられるのか。とくに8月上旬に更新剪定した株が8月下旬から再び実をつけるようになった。この実がじつにうまい。

いま16株ほどのナスが元気だ。このうち更新剪定したものが7株ある。これがいまさかんに実をつけてくれる。型もそろい毎日10個以上の実が取れる。

わが菜園の秋ナスの目標はいちおう秋分の日まで。10月に入っても取れるがしだいに固くなりまずくなる。味が濃くて柔らかい秋ナスはいまが旬である。


          


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気が気でならなかったハクサイ

2012-09-05 | ハクサイ

田んぼはいま稲の取り入れを迎えている。ことしは直前に台風もなく、素人目にも作況はよかったのではないかと思う。刈り入れの光景は暑い暑いといっても、もう秋なんだと感じさせる。ウオーキングの途中に立ち止まって、コンバインのすすむのをじっとみつめている。ことしも無事に実った稲を眺めていると、わたしもすがすがしい気分だ。毎年見ていても、いつもいい光景だなと思う。

この1週間はハクサイのことが気が気でなかった。タネをまいて芽が出たばかりのハクサイの面倒を見なければならない一番肝心のときに、育苗を放棄して夏山へ出掛けてしまったからだ。

そのため、出掛ける前に、本葉が出るか出ないかの苗を、ポットから畑に移した。まったく雨がなく日照りが続いている時期に防虫ネットをトンネル掛けしただけでは、幼い苗は生き残れない。全滅してもしようがない、そうなったら市販の苗で我慢しようと、覚悟して出かけた。

それでもおかしな話だが、覚悟したとはいえ、山のテントの中でふとハクサイはどうしたのかなと考えてしまう。そんなに心配なら山行きを少しずらせばよかったのにと思わないわけではないのだが、遊びのほうも待ったなしだから、どちらを取るか、タネまき時期は悩まされる。

山から帰ると、すぐに畑に向かった。防虫ネットの幼い苗はどうしたか。全滅だろうなと思いつつネットをめくってみると・・・。おー、生き残っている。枯れることなく緑色をしている。“育児”を放棄したようで、後悔はしていたのだが、これを見て安心し、素直に喜んだ。それからというもの毎日懸命に苗を育てているところだ。  

いまのハクサイ。本葉が2,3枚出てきている。

大敵は害虫。防虫ネットの中で育てている。


いま育成しているのは19株。無事に育つか。たぶん2,3株は害虫にやられるだろう。

ダイコンとタマネギのタネをまけないでいた。雨が降らないからだ。畑はカラカラに乾いている。さてどうしようか。待つしかない。いつになるのか。やっとのこと9月2日と4日に降った。それっとばかりに、ダイコンとタマネギのタネをまいた。


8月の読書
・母の遺産-新聞小説 (水村美苗著・中央公論新社)
・抗争 (溝口 敦 著・小学館新書)
・起終点駅(ターミナル)(桜木紫乃著・小学館)
・大陸の細道(木山捷平著・講談社文芸文庫)

7月の読書
・被差別部落のわが半生(山下力著・平凡社)
・天地明察(冲方丁著・角川書店)
・下駄にふる雨/月桂樹/赤い靴下(木山捷平著・講談社文芸文庫)
・おじいさんの綴方/河骨/立冬(木山捷平著・講談社文芸文庫)
・ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(上)(スティーグ・ラーソン著・ 早川書房)
・ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(下)(スティーグ・ラーソン著・ 早川書房)

6月の読書
・楽園のカンヴァス(原田 マハ著・ 新潮社)
・紅梅(津村節子著・文藝春秋)
・ちくま日本文学 江戸川乱歩(江戸川乱歩著・筑摩書房)
・ミレニアム2 火と戯れる女(上)(スティーグ・ラーソン著・早川書房)
・ミレニアム2 火と戯れる女(下)(スティーグ・ラーソン著・早川書房)

5月の読書
・罪悪(フェルディナント・フォン・シーラッハ著・東京創元社)
・曠野(チェーホフ著・岩波文庫)
・PK(伊坂幸太郎著・講談社) 
・K(三木卓著・群像2012年2月号)
・戦争はなぜ起こるか(A・J・P・テイラー著・新評論)
・ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(上)(スティーグ・ラーソン著・早川書房)
・ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(下)(スティーグ・ラーソン著・早川書房)

4月の読書
・アイアン・ハウス (ジョン ハート著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ) 
・城を噛ませた男 (伊東潤著・光文社)
・中国化する日本 日中「文明の衝突一千年史(與那覇潤著・文藝春秋)
・新釈諸国噺(太宰治全集7・筑摩書房)
・太宰治 滑稽小説集(太宰治著・みすず書房)
・解錠師(スティーヴ・ハミルトン著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

3月の読書
・犯罪(フェルディナント・フォン・シーラッハ著・東京創元社)
・ラブレス(桜木紫乃著・新潮社)
・特捜部Q ―檻の中の女― (ユッシ・エーズラ・オールスン著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
・すべて真夜中の恋人たち(川上未映子著・講談社)
・蛍の航跡―軍医たちの黙示録(帚木蓬生著・新潮社)

2月の読書
・遺体―震災、津波の果てに(石井光太著・ 新潮社)
・彼女はもういない(西澤保彦著・幻冬舎)
・半島へ(稲葉真弓著・講談社)
・海松(稲葉真弓著・新潮社)
・二流小説家 (デイヴィッド・ゴードン著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ) 
・下町酒場巡礼(大川渉著・ちくま文庫)
・下町酒場巡礼もう一杯(大川渉著・ちくま文庫)

1月の読書
・六白金星・可能性の文学(織田作之助著・岩波書店)
・コンニャク屋漂流記(星野博美著・文藝春秋)
・蠅の帝国―軍医たちの黙示録(帚木蓬生著・ 新潮社)


          


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北アルプス-霞沢岳(3)

2012-09-03 | 登山

  

    大正池に映る穂高。走るバスの中から撮ったもの。写っていた、という偶然の1枚


←2日目の北アルプス-霞沢岳(2)

3日目のコース&タイム
8月30日(木) 上高地・小梨平キャンプ場-上高地バスターミナル=新島々=松本駅=新宿駅=我孫子駅


よく眠れなかった。きょうは帰るだけだからゆっくりしようと思っていたのに。明るくなってきた。起きることにした。テントサイトからは正面に穂高が見える。けさはよく見える。きょうはいい天気になるのかと思ったらすぐにガスがかかってきた。それなのまたガスがはれてきた。バスの中からそんな穂高を振り返りながら上高地を後にした。

私の夏山は終わった。この夏は、3つほど計画していた。北アルプスの霞沢岳、中央アルプスの南部縦走、南アルプスの笊ケ岳だ。結局は計画になかった谷川岳と、この霞沢岳の2つで終わった。

膝が痛くなってからというもの、慎重になり過ぎて行動力が鈍った。臆病になった。億劫になった。楽しみは後に残すといっても限りがある。そうとわかっているから、もうひと踏ん張りだ、と心がけている。


7時30分のテントサイトから見る穂高。

しだいにガスがとれて、西穂高も姿を見せてくれた。きょうはいい天気なのか。

それでは、さよなら。お疲れさまでした。やっぱり疲れている。

河童橋からこれだけ穂高が見えるのだから、やっぱり今日は天気がいいのかな。妙にこだわっている自分がおかしい。

バスターミナルに向かいながらまた振り返る。

上高地のバスターミナル前の広場。驚いた、この人たちはすべて韓国からきた人たち。見た目では分からない。言葉でそうとわかった。穂高・槍は韓国人が多いと聞いていたが、たしかに。



走るバスの中から、振り向きながら大正池を撮っていた。なんと穂高が映っているではないか。まったくの偶然に撮れた一枚である。わたしのしつこさに穂高も付き合ってくれたのか。
 

中央線の車窓からもあくことなく山を眺めていた。南アルプスは雲がかかり天気がよくないようだ。八ケ岳はまさに夏山だ。高揚感を残す余韻に浸りながら、私のことしの夏山は終わったようだ。楽しんだ後のさみしさ、この感じがきらいではない。   


      


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北アルプス-霞沢岳(2)

2012-09-02 | 登山

    やっとだ。K2ピークの先に霞沢岳がガスの中に姿を見せた


←1日目の北アルプス-霞沢岳(1)

2日目のコース&タイム
8月29日(水) 徳本峠4:45-5:35ジャンクションピーク-7:55K1ピーク8:05-8:33K2ピーク-8:55霞沢岳9:30-10:05 KⅠピーク10:15-12:51ジャンクションピーク-13:38徳本峠14:30-16:00徳本峠分岐-17:00上高地・小梨平キャンプ場(テント泊)


徳本峠のテントの中にいる。かつてウェストン、小島烏水、芥川龍之介、高村光太郎らが、島々谷からこの峠を経て上高地に入った。彼らのあしあとを記憶している峠でシュラフにくるまって寝ている。

2日目は徳本峠から霞沢岳を往復する。霞沢岳から穂高の眺めを期待していた。穂高の展望はこれまでになんども見てきたが、それでも霞沢岳の売りは穂高の展望だからだ。天気予報も確認してきた。それなのに本番のこの日は、朝方に穂高を眺めたきりで、なんと、後は終日ガスの中にあった。期待していたものが期待できないとなるとがっかりする。山もそうだ。このリポートで、霞沢岳からの展望を、どうだ!と見せたかったのだから、それができないとなるとあまり書く気は起こらないのだが、老後の楽しみにとこのリポートを書いてきているのだから、ここは残念でも淡々と書き記さなければならない。それでも晴れ男を自認しているだけに、いまもこんなはずではなかったという思いでいる。


起床予定は3時半だがすでに目を覚ましていた。テント組でこの日に霞沢岳を目指すのは、飯田市から来た2人と信濃大町から来た2人でどちらも地元の長野県人である。それに単独の私だ。前日におしゃべりしてそんな情報を得ていた。出発は4時半前後だ。小屋泊まり組の皆さんは朝食をとってから発つという。私がテントを出たときほかの組はすでに出発していた。

道は、テント場からすぐの「展望台」を経て行くのと、峠の手前で見た分岐を行くのと両方ある。わたしは最初「展望台」への道を取った。「展望台」標識の右に道があった。これだなと思ったが、前日確認していないので不安がある。ここは確実にとテント場に戻り、峠手前分岐の「霞沢岳」の道標に従った。すぐに「展望台」からの道が左から合流した。

5時前にきれいな朝焼けが広がった。

つづら折りの道を登る。一時間もかからないで2428㍍のジャンクションピークだ。2パーティを追い抜いて先頭に立った。私の癖は、始めが速い。ゆっくり歩こうと自分言い聞かせても速くなってしまう。単独で歩く人にはこの傾向があると思う。そして私は決まって後半ばてるのである。


ジャンクションピークからは下りになる。ゆるやかな道だが長い下りだ。どこまで下るのかと心配になる。というのも帰りにはこんどはここを登り返すからだ。いいかげんにしてくれ、といいたくなる。
左側に乗鞍岳が見えてきた。その左奥は中央アルプスだ。


ジャンクションピークを下った鞍部からは右に穂高だ。こんなに見えるのだからきょうはこのままいい天気が続くのだと思ったら、すぐにガスが出てきた。この日は穂高が姿を見せたのはこのときだけだった。

鞍部からはいよいよ霞沢岳の核心部に入る。急斜度のピークの登り下りが続く。ここは「P2」で時刻は6時20分。

続いて「P4」。

斜面がストーンと上下に左右に大きく崩れている。


厳しい登りの苦しさを紛らわしてくれるのはお花畑だ。要所要所にお花畑がある。立ち止まって一息入れる。

突然目の前に見上げるほどの大きな山塊が見えた、まるでのしかかるるようにだ。これがK1ピークだなとすぐに分かった。カメラを取り出すのがわずかに遅れた。たまげたて見上げていたからだ。またガスの中に入ってしまった。これは撮りたかった。


ガスがはれてきた。K1は右手のあそこかなと思わせるピークが見えた。あそこまで回り込むのかなと思っていたら、K1はこのまま直登だった。

この直登がつらかった。このコースの中で、K1への急斜面の登りが一番きつかった。ここが正念場である。トラロープにつかまりながら登る。もうそろそろだろうと思ってもトラロープはまだまだ続く。またも、いいかげんにしてくれよといいたくなる。目を上げる空になった。するとまもなくK1に飛びだした。 

 K1ピークだ。岩に赤ペンキで「K1」と書いてあるのみである。地図で確認すると標高は2590メートルになる。ここまで来ると頂まであとわずかだ。私が一番乗りだった。飯田市の2人も信濃大町の2人も続いてやってきた。穂高の眺めはここK1からが一番だというのだが、あいにくこのガスだ。すでにあきらめていた。それでもあきらめきれないところがある。

信濃大町の2人は、疲れたこともあり、展望もないことからここから戻るという。昭文社の地図ではここから頂まで25分とある。
「ここから頂きまで25分だそうですよ。それなのに引き返すんですか」
「えっ、25分で行くの」
信濃大町組はK1から頂上まですぐだということ知らなかったらしい。それならと、気を取り直して頂上に向うことにした。この2人は地元だけあって北アルプスは遊び場のようなものだ。ただし霞沢岳は今回が初めだという。72歳と69歳の2人の足取りは驚くほどたしかだ。それに歩くペースがいい。ここから峠に戻るまで行動をともにした。それにしてもこの年齢でこの歩みだ。なんともうらやましくなる



K1ピークまでは西へ西へと向かってきたが、ここから南へと向かう。
一部にヤセ尾根も出てくるが大したことはない。高所恐怖症の私がいうのだからたしかだ。
2620㍍のK2ピークを過ぎると焼岳を見下ろすことができる。これもカメラを向けるのが一瞬遅れた。
焼岳はいい山ですね。好きです。

K2ピークからは霞沢岳は指呼の間にある。やっとだなとここで気合を入れる。前を行く
2人が信濃大町から来た人たちだ。

 いよいよだ。
 

 振り返ると、K1ピーク(右)とK2ピーク(左)だ。こうして見るとK1ピークへの登りが長くて険しいことがよくわかる。


頂上直下のお花畑。もうすぐ頂上だから見るにも少し余裕が出てくる。
「ここのハクサンフウロは大きくて色が鮮やかだね」




ひょこんと頂上に飛びだした。9時だ。峠を出たのが4時45分だから4時間15分できた。
写真で見た頂上標識があった。山も地味だが標識も地味だなと感心してしまう。霞沢岳は北アルプスの中ではメジャーではない。この山頂での写真を年賀状に使おうかなと思っていた。この山頂標識だと、どうしても腰を落とさないと様にならない。どうだろうかとカメラを向けている相手に注文をつける。自分の顔に自信を持てない私として、まあこんなものだろうね妥協して納得した。
  

 30分ほどいて下山である。ヤセ尾根はやはり要注意だ。

K1ピークに向かうと、小屋泊まりの人たちがやってきた。逆算すると6時前後に小屋を出たのか。まずは男4人がK1がら下りてきた。K1ピークに着くと、8人のパーティ、4人のパーティがそれぞれちょうど着いたところだった。ほとんどが中高年の女性だ。元気だなと思う。うちのかみさんだってこの夏の山歩きの回数は異常だ。それだけ元気だということだろう。
 

K1を下ってくると正面に常念山脈が見える。

 さすがにここらまで来ると疲れが出てくる。立ち止まって呼吸を整えることが多くなった。


なにげなく後ろを振り返ると、あれっ、あれは霞沢岳か。たしかにその方向にあることはたしかだ。

ジャンクションピークに戻った。


帰りは、冒頭に書いた「展望台」への道をとる。


徳本峠のテント場が見えた。最後はやはりバテたが、無事に歩き通せたという充実感があった。
往復9時間である。これで今回の目的を達することができた。急に気分が楽になった。

さてどうするか。もうひと晩ここ徳本峠に泊まるか。それとも上高地に下りて小梨平キャンプ場に泊まるか。決めていなかった。ほかの人たちはきょう中に帰るという。車は沢渡に駐車してあるから、きょう中に家に着くという。さすがに地元の人たちだ。

きょうのうちの上高地の下りることにした。天気しだいと思っていたのだが、下りることに決めた。すぐに撤収だ。疲れた体には面倒だがやるしかない。すぐにとりかかる。1時間ほどで準備完了した。

ここから上高地までは2時間半の行程だ。また重荷のザックを背負う。14時30分に出発。途中から小雨になった。どうも天気予報とは違うな、といまさら言って仕方ない。徳本峠分岐が16時。きのうあれほどの登山者がいた道はこの時刻になると閑散としていた。

予定通り17時に小梨平キャンプ場に着いた。すぐにいつもの梓川沿いの岳沢が正面に見える場所にテントを張る。一等席なのでテントの数が多い。すぐに売店でビールと清酒を買った。夕飯は後回しだ。

きょうの行動時間は12時間を越えた。さすがに疲れたが、心配した膝の痛みを感じなかった。それだけで気分がいい。うれしかった。この調子だなと自分にいいきかせた。あしたはゆっくりしてから帰ろう。


3日目の北アルプス-霞沢岳(3)につづく。


         


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