新田次郎著「劔岳・点の記」が映画化され、6月20日から全国ロードショーだ。このニュースを見て「もしたかしたら単行本があったはず」と本棚を探したところやはりあった。すぐにデジカメでカバーを撮った。奥付を見ると昭和52年8月30日の初版本だった。32年前からきょうまでずっと同じ屋根の下で過ごしてきた。当時もいまも軟弱な山ヤだけど若いときは新田次郎の山の本をよく読んだ。昔のことなのでこの本、既読なのか積読なのかよくわからない。再読しているところだ。懐かしい地名がどんどん出てくる。映画館に足を運ぶことになると思う。もう1000円で見られる年になったのだからどんどん見なきゃね。
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きょう取り上げる夏野菜の果菜類はキュウリだ。キュウリは好きなのだが、収穫が始まれば毎日のように暑い中を畑へ行かなければならない。暑さを避けるために朝ごはんの前に行く。それを朝にみそを付けてかじる。新鮮でうまいのだが、毎日の収穫が大変だ。放任しておくとすぐにお化けキュウリになってしまう。
今夏のキュウリは3種類。「青長系地這」「鈴成四葉」「青涼白いぼ」。すべて同じ時期に種をまくと収穫時に食べきれなくなる。キュウリは少しずつ時期をずらせて種をまけば、夏の終わりまで食べられる。私の次の種まきは6月になる。少ない株でいいから時期をずらせて作るというのがお勧めだ。
キュウリの栽培は私の場合は参考にならないほどおおざっぱだ。
1、下から5節目までのわき芽をすべて取ればあとは放任している。
2、ただし肥料が好きだから追肥は小まめにやる。
ところが今回それぞれの種袋の裏に書いてある栽培要点を見ると、3種ともに整枝が微妙に異なる。書いてある通り丁寧にやればそれに越したことはない。しかしだ、どうも面倒でそこまでは面倒見切れないというのが本音。3日坊主だからとりあえず最初の整枝だけでもやってみようかなと思っている。
●青長系地這=直播による地這栽培は8~10節で芯を止め、子づると孫づるで収穫する。
●鈴成四葉=整枝は親づると子づる2本の3本仕立てとし、他の枝は1~2枚摘芯にする。
●青涼白いぼ=整枝は親づる1本仕立て。子づるは1~2枚で摘芯、孫づるは半放任とする。
青長系地這↓
鈴成四葉↓