30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

復習しながらジャガイモの植えつけ

2012-02-28 | ジャガイモ


ジャガイモを植えつけた。男爵、メークイン、キタアカリの3種を各1㌔で、合わせて3㌔になる。これだけでも2人の食卓を十分にまかなってくれる収量になる。いや、もてあます。わが家ではジャガイモをよく食べるが、それでも昨年6月に収穫したものがいまだにたくさん残っている。それなら植えつけるのを1㌔減らして2㌔にと思うのだが、不足すると困るのでことしも3㌔だ。

今年のウネは3列にした。一列の長さは約7.5メートル。各1㌔を40グラム前後に分割して株間30センチで植えつけると、うまい具合に各品種がちょうど一列分を使うことになった。霜に強いとわかっていても霜害が心配だ。そこで3月上旬までは寒冷紗をベタ掛けしている。

ジャガイモを作り始めてかれこれ4半世紀になる。それでも毎年育て方を確認する。たとえばウネ幅なんてすぐ忘れてしまうからだ。こんかいは図書館で「家庭菜園レベルアップ教室―根菜2」(2005年1月 農文協)を見つけた。新しい知識を仕入れるため常に意識して本には目を通している。

この本に載っているジャガイモ栽培のポイントをあげてみよう。きっと役に立つはずだ。

1、水はけのよい畑を選び、連作を避ける。
1、種イモは1カ月前に入手。よい種イモを選び、浴光育芽させる。
1、縦割りして頂芽を分割。植えつけの4~5日前に種イモを切る。
1、できるだけ早植えし、肥大期間の高温を避ける。
1、株間30センチ、ウネ幅72-75センチ。
1、茎数は1株3~4本がいい。
1、出芽後20日、肥大開始期に培土。

この本で知ったことは、浴光育芽した種イモは植えつけの4~5日前に分割すること、そして茎数は3~4本だということである。前者はこれまでは適当に対処していた。こんかいはその指導に従ってみた。問題は後者だ。これまで茎数は2本にしてきた。芽かきして1~2本残すことはどの本にも書いてある。私もこれまでずっと2本残してきた。しかしこの本には3~4本残すのがいいと強調している。根が素直だから、そういわれてみると、すぐやってみようかという気になる。ことしは株の半分を2本、もう半分を3~4本残すことにしてみよう。ジャガイモ栽培に失敗はまずない。だからこんな試行も面白いのである。試行して納得したら次に取り入れていく。こうした繰り返しだ。何年やっていっても常に新しい刺激があり、わからないことが次々に出てくる。家庭菜園だって、まじめにやると奥が深いのである。


        


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あつあつご飯にフキノトウ味噌

2012-02-26 | その他

図書館の料理本コーナーを眺める。「60歳からのシングルクッキング」。こんなタイトル本を、つい手に取ってしまう自分に苦笑いだ。

フキノトウの天ぷらがうまかった。また食べたくなった。暖かいの日のあとに雨が降り、これでまたフキノトウが顔をのぞかせた。きょうも春の恵みをありがたくいただいた。

また天ぷらでもないだろうと、こんどは「ふきのとう味噌」をつくることにした。これなら私にもできそうだ。ネットで調べる。たしかにこれなら私にもできる。お茶の子さいさいといった感じである。

すぐに台所に立つ。まず、汚れた外葉を取り除く。さらに水で洗う。意外と汚れている。計量すると約100グラムあった。これを細かく切る。切るそばからいい香りがたってくる。すぐに油で炒める。そこに味噌をみりんで溶いたものを加える。味噌はフキノトウの半分から等量、みりんは大さじ2杯。味噌は60グラムを入れてみた。焦がさないように木べらでかきまぜる。味見をする。ちょっとしょっぱいかな。

酒のつまみならこれぐらいでいいか、いや、酒の締めにあつあつご飯にのせて食べるならもう少し甘くした方がいいのかな。味見を繰り返して、やっぱり小さじ1杯の砂糖を加えることにした。水分がなくなるまで弱火でゆっくり木べらを回す。さあできたぞ。こんなもんだろうなとタッパーに移して冷蔵庫へ。今晩のご飯が楽しみだ。

自分で作ると、味付けが薄くなる。最初から濃い味にしてしまうと取り返しがつかないからと心配するあまりどうしても味が薄くなる。コクがでない。かみさんが作るものはコクがある。この「ふき味噌」にしても調味料は味噌、みりんそして砂糖。砂糖を入れすぎないようにと慎重になってしまう。もっと入れてみようかと思わないでもないのだが、自己責任で食べるのだがら、自分が気に入ったところでやめておこう。


        


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冬ネギ、よくぞ食べつくしたもんだ

2012-02-24 | 九条太ネギ

1週間ぶりにウオーキングに出た。左膝に痛みを感じてから見合わせていた。おっかなびっくりに1時間半ほど歩いてみた。痛みはまだ感じる。足の運びがぎこちない。リハビリで歩いている人は多い。見かけるのはほとんどが男性だ。困ったもんだ、困ったもんだ、と呟きながら歩いている。

ここにきて春の息吹を感じるようになった。フキノトウに続いて、公園の紅白梅がほころびはじめた。田んぼのあぜ道にはオオイヌノフグリが咲いていた。やっとだねと目を細めて眺めている。

こうなると、現金なもので畑仕事にもやる気が出てくる。
ジャガイモを植えつける畑は耕した。いつでも植えつけられる状態になった。浴光催芽して20日がたち、分割してから5日になる。そろそろ植えつけなければならない。

ところで私の住む千葉県の北西部はホットスポットとして、放射性物質による汚染が話題に上る。農作物も当然そうなる。異常に気にする人もいれば、あまり気にかけない人もいる。私は後者になる。育てた野菜を一向に汚染など気にしないで食べているのだがらそうなる。無知がそうさせるのか。無知を補っているのは、我孫子市が調査している農産物の汚染結果だ。それを信頼するしかない。

その「気になる」冬野菜を食べ尽くさないといけない。ハクサイ、キャベツ、ホウレンソウ、冬ネギ、ダイコン、ニンジンが残りわずかになった。気温が上がるにつれてまずくなるからだ。

この冬もネギを大量に食べた。冬の食卓にネギは欠かせない。よくも2人の食卓であれだけの量のネギを食べたもんだ。あれだけの量といっても、私にだけにしかわからないのだが、育てている私がそう思うのだから、ほかの人が見たら、よく食べられたもんだねと感心するだろう。

今年もそれだけの冬ネギを植えつける。準備万端、すでに昨秋にタネをまいたのが穴開きビニ―トンネルで育っている。3月-4月に仮植えする。


         


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フキノトウばかりではない苦い味

2012-02-22 | その他


 

フキノトウを摘んできた。昨晩はもちろん天ぷらにしてもらった。熱燗を飲みながら、たったこれだけの一品で私の食卓に春の訪れを感じた。春が遅いいま、その気分にひたれたことがなによりうれしかった。

今年は春の訪れが遅い。ウオーキングしながら春を探しているが、その気配さえ感じられない。もしかしたらと秘密の場所に足を踏み入れた。やっぱりまだ早いかなと思いながら、落ち葉を払うとフキノトウが芽を出していた。律義に春の使者を務めてくれていた。春が来ないなあとぶつぶつ文句を言っている私へ神様がプレゼントしてくれたものだろう。いとおしく摘んだ。かみさんの分と合わせて14個いただいた。

春の味は苦味にあるという。フキノトウの持ち味も苦味にある。この苦味は油を通すことでやわらぐ。ほのかに感じる程度になる。舌にとってこの苦い味は一年ぶりだ。すぐに思い出して覚醒し、敏感に反応してくれた。さらに、うまいという感覚をもたらしてくれた。うーん、これぞ浅き春の味だね。

日常で苦味を感じることはそんなにない。コーヒー、紅茶、粉薬、サンマやイワシの内臓、ニガウリ、渋柿、チョコレート・・・。ビールもそうか。思い浮かぶのはこんなものである。待てよ、苦い味といえば人生のほうがずっと多い。これでもかと悩み味わされた。かみさんとのけんかなんかも日常茶飯事とはいえやはり苦い。別れた人の思い出なんかはずっと心の底に沈んでいてときどき苦い味になって出てくる。


        


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ジャガイモの植えつけ準備をしたいのだが

2012-02-20 | ジャガイモ



そろそろジャガイモの植えつけの準備をと考えるのだが、この寒さ続きではその気さえ起らない。昨年の記録を見ると、2月19日に植えつけている。昨年は特別早かったのだが、それでも植えつけてもいいような陽気になっていたということだ。それに比べたらこの冬の寒さといったらない。

今年は2月5日にジャガイモの種イモを買った。浴光催芽しているが、なかなか芽が出てこない。不良な種イモかなと心配したりしたが、やっと小さな芽を出してきた。いち早く芽を出してきたのがキタアカリだ。これを植えつける大きさに分割して引き続き浴光催芽させている。メークインと男爵はまだ芽が小さく、分割はもう少し待つことにした。

植えつけは今週末を予定している。いくらせっかちな私でも、気温を無視して植えつけることはできない。ジャガイモの植えつけては畑を耕しておけばすぐに対応できる。しかしその耕すことさえまだやっていない。腰を上げないといけない。いまもこんなに寒い日が続くなんて思ってもみなかった。


ギボウシの種をビニールポットにまいた。これは昨年11月に採種したもの。家の建て替えで庭が掘り起こされたため、昨年は庭の再生に励んだ。庭といっても貧弱なもので限りなく狭い。それでも少しは庭らしくしようと、多くの宿根草を植えた。なかでもギボウシは多くの種類を植えた。その中で種をつけたのがあった。大事に保存していた。種まきは3月というから、この時期にまくのは早すぎるというのは承知している。それでもやってしまった。せっかちさはいくつになっても治らない。だから失敗は少なくない。そのこともわかっているから当分は家の中に置くことにしよう。


        


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キャベツの芯って甘いんだ

2012-02-17 | キャベツ

寒いこともあり、それに膝が痛いこともあって、こたつにもぐり込んで本ばかり読んでいる。なかでも稲葉真弓著「半島へ」「海松」はいまの気分にぴったりだった。この著者の本ははじめて手に取った。自然の移ろいに自分を重ねて描いている。静かな時の流れに身を置く作者の心持ちが伝わってくる。感性が心に響く。この季節に読むにはいい。こんな本に出会えるとうれしくなる。

キャベツが残り2つになった。その1つを取ってきた。寒さで表面の葉は茶色く枯れている。いまの冬野菜はみんなこういう姿だ。中まで腐っているかと思うだろうが、枯れて汚れた外葉の2,3枚を除くと、下からみずみずしい葉があわられる。凍てついた寒さから開放されたかのように、水滴があふれている。へえーと感心してしまうほどの鮮やかさと新鮮さを、この寒中でも持ち合わせている。

キャベツの芯、あの硬いところが甘いことに気づかされた。いつは食べないでよけてしまうところだ。どういうわけかこの芯の多い焼きそばが出てきた。たぶん冷蔵庫の残りを片づけるつもりなのだろう。こんなもの食わせやがってといやな顔をして口に入れていたのだが、途中からうまい? これはたしかにうまいなと感じてきた。ふだんなら「なんだ、芯ばかりじゃないか」と文句の一つもつけるのだが、この日は「芯ってうまいもんだね」との感心して食べてしまった。

意外なこの展開に、育てたわたしはうれしかった。キャベツだってなにひとつ残さず食べてもらえて本望だったろう。


        


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はじめての豆板醤、はじめての片栗粉

2012-02-15 | ダイコン

あいかわらず干し大根づくりに励んでいる。切り干し大根ばかりでは能がないのでこんどは輪切りの干し大根というわけである。これは切り干し大根に比べたら格段に手間がかからない。厚さ7ミリぐらいに輪切りして干せばいい。

保存してあるダイコンはまだ十分にある。少しでも気温が上がってくるとがたんと味が落ちてくる。その前にラストスパートで食べなければない。食べ尽くすためには手段を選ばない。

なんで輪切りの干し大根かというと、本屋で「干物・乾物術」(NHK出版)を見つけた。そこにこの作り方があり、これを使ったおかずが載っていたからである。

おかずは、輪切りの干し大根と手羽先との煮物だった。手羽先は好きである。焼き鳥屋では必ずといっていいほど注文する。このおかずならできるかなと、早速に手羽先を買ってきた。まずは手羽先を炒める。これを鍋に移して干し大根と弱火で30分ほど煮る。最後に醤油と豆板醤で味付けする。これだけの手間である。やっぱり手早くできるのがいい。

このおかずのポイントは、はじめて豆板醤を使ったことだ。以前から使ってみたかった。そんなときに今回のおかずを見つけた。あまり辛いのは苦手だから、いくぶん少なめに入れてみた。うーん、こんなものだろう。ちょうどいい辛さだ。やってみていつも思うことだが、要はどんどんやってみることだ。これまでの人生でなんども思い知らされてきたのに、いくつになっても進歩がない。おかずづくりでもこうだ。自分をこづいてしまいたいくらいだ。

豆板醤同様に、片栗粉も使ったことがなかった。これもあんかけ焼きそばで初めて挑戦した。中華料理屋で食べるものに一歩近ずくことができた。ほおー、簡単にできるもんだな、と感心している。

豆板醤といい、片栗粉といい、主婦なら当たり前の材料だろうが、ビギナーの私ははじめて使った。これでレパートリーが少しでも増えていくことを期待したい。なにを思って、おかずづくりに関心を持つのか。自分を取り巻く状況がしだいにそうさせているのか、なんていうと深刻な話になってしまうのだが、いまは一品を自分で作れることは楽しい。楽しい気分で台所に立てるのはいい。


        


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「ついで」のカブの実力

2012-02-13 | その他

死ぬまで大事にしたいと心がけている体の部分がこのところ不調である。肝臓と膝だ。前者は酒を飲むのに、後者は山を歩くのに大事なところだから、両者には人生の終点まで元気でいてもらいたいと願っているのに。

まずは肝臓だ。1月末の健康診断でγ―GTPの値が高かった。飲んべえだからこの値は以前から高いのだが、今回はいつもより数倍に跳ね上がっていた。さすがに驚いた。これまでも肝休日を設けようと思いながらも365日飲んでいるから仕方ない。次は左膝である。毎日のウオーキングで歩き始めはなんともないのだが、5分も歩くと突然痛くなる。スピードを落として歩くうちに治ってくる。それでも毎日同じ症状が出るので心配になる。

要は、老いた年なんだから、少し加減しろという体の訴えなんだろう。肝臓はもともと弱い方なのだが、酒の量と回数を控えろというサインであり、膝の痛みはウオーキングの回数を減らせという黄色信号なのだろう。なんともやっかいな年になってきたものだ。

カブが残りわずかになってきた。葉は寒さで枯れてしまって、カブだけが吹きさらしのなか、小さな体でがんばっている。ホントに健気なものである。白い肌は汚れが目立つが、見た目とは異なり、口に入れると噛むことなく、透明感のあるつややかな味わいを感じさせながらとろけていく。霜が降りる前のガリガリ感、ゴリゴリ感はまったくなくなっている。

カブには悪いのだが、冬野菜の中では端役である。日ごろから目立たない。それゆえ目をかけてやることもない。収穫もつい忘れがちになる。種だってまくのを忘れるくらいだ。カブはいつも「ついで」である。それでも冬にこれがないと困る。そのことは実際にカブがなくなってみるとその実力がよくわかる。まもなくお別れだ。おいしかったよ、と声をかけてあげたい。


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見て涙、食べて涙の下仁田ネギ

2012-02-10 | 下仁田ネギ

梅の開花がだいぶ遅れている。ウオーキングコースにある公園の梅林は、いつもの年なら咲いているのだが、今年はまだつぼみの状態だ。私の家の貧弱な庭を観察すると、クリスマスローズの白い蕾とヒヤシンスの青い芽が顔をのぞかせてきたものの、いまだそっけないほど殺風景である。

庭がそんな状態だから、畑は厳しい寒さの中にある。野菜はすべて凍えて震えあがっている。

下仁田ネギの状態がすっかり様変わりした。葉は寒さでほとんどは枯れてしまった。枯れた葉の中に青い部分がわずかに残っているだけになった。

哀れを誘う姿だ。かわいそうだ。殿さまネギといわれて羽振りがよかったのにみじめ姿になってしまった。見られたものではない。わが老残の身と重ねて、つい涙してしまいそうだ。

こんな姿を見てしまうと、食べる気も起らないだろう。ところがである。この姿にこそ下仁田ネギの旨さが隠されている。騙されてはいけない。じつはいまの時期の味が真骨頂なのだ。見た目が悪くても、中身は滋味にあふれている。

なにしろやわらかい。とろりと舌を包んでくれる。この感触がたまらないほどの快感になる。地上にほんのちょっと残った突き出た青いところをかむと、ゼリーを溶かしたような汁が口中にじゅわーと広がる。旨さがここに凝縮しているかのようだ。これが下仁田ネギの旨さでもある。そして土の中の白い部分は噛むこともなく溶けてしまう。感嘆して涙してしまうほどだ。こんな旨さに酔いしれるのもあとわずかになった。それだけに大事に食べている。


        


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かみさんの味、のハクサイのお香香

2012-02-09 | ハクサイ

ハクサイが濡れ縁で冬の日差しを浴びている。お香香にするためである。今回も2個漬ける。1個を8等分に切り分け水洗いし、日にあてているところだ。

ハクサイはそろそろおしまいになる。お香香にするのも、こんかいでおしまいになるだろう。冬の間、長いこと食べてきた。私の大好物だけに、この一品が食卓にあると機嫌がいい。食べ続けても飽きがこないのが不思議でもある。晩酌の締めには残りのお香香を熱いご飯に巻いて食べる。これもうまいなと感じる。

私にとってハクサイのお香香はおふくろの味である。これを結婚後はずっとかみさんが続けてくれた。これはありがたかった。おふくろの味といっても上の学校に進むため家を離れるまでのことで、かみさんのお香香を食べている方がずっと長くなった。すっかりかみさんの味になった。

今日の午後に樽に漬けるようだ。数日後にはお香香に変身する。毎晩、これが食べ納めかなと箸をのばし、味わうことだろう。


        


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今年もジャガイモの種イモから

2012-02-07 | ジャガイモ

春は名のみでもいい。寒さに震えながらも、もうすぐ春が来ることに間違いないからだ。そう思うだけで春への期待が膨らんでくる。

2月5日にジャガイモの種イモを買った。近くのジョイフル本田まで自転車をこいでいってきた。すでに多くの品種の種イモが並んでいる。それにしてもすごい数の品種だ。新しいに品種に目が行くが、いつもの年と同じく「男爵」「メークイン」「キタアカリ」の1キロ袋3種を選んだ。価格は税込みで順に220円、240円、278円である。昨年より少し安い。

これが一年の農作業の始まりになる。ことしもいよいよ始まる、そんな思いだ。久しぶりに小型耕運機を稼働させてみた。土は凍てついてかたく砕くことができなかった。これでは仕事にならない。

わが菜園でのジャガイモは3月初旬に種イモを植えつける。1カ月前に買うのにはわけがある。いまから「浴光催芽」させるからだ。光にあて芽を出させてから植えつける。新聞紙の上に並べて日のあたる窓際に置く。いつのまにか小さな芽が出てくる。芽がしだいに大きくなるとともに春の足音も大きくなってくる。


        


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キャベツとツナの炒め物で一人の食卓はおしまい

2012-02-04 | その他


昨晩、かみさんがニュージーランドのミルフォードトラック&マウントクックのトレッキングから帰ってきた。こころが高ぶっていまもハイテンション状態が続いている。楽しい思いに心が浮かれているのだろう。あふれる思いをどう話したらいいのか、言葉がついていけないような話ぶりだ。がまん強く耳を傾けている私の身にもなってよといいたくなる。

ひとり暮らしの最後の日のおかずづくりに精を出した。食べなくては生きていけない。あたりまえのことが、毎日台所に立つと身にしみてよくわかる。

昼はスパゲティ、そして到来のケーキ、夜はキャベツとツナの炒め物をつくった。いずれも手軽にできるものである。あまり凝ったものをつくると、食べる段になって食べる元気がなくなるから、さっさと作った勢いでさあ食べようというのが私には似合いだ。

昼のスパゲティは一番シンプルなペペンローチーノだ。これはよく自分で作る。スパゲティもあまりこねまわしたものは好きではない。これならニンニクとタカノツメがあればできる。今回はソーセージを小口切りして入れてみた。タカノツメを入れ過ぎてしまったようだ。

夜は、キャベツとツナの炒め物。野菜をたっぷりつかったおかずが続く。ホウレンソウ、ハクサイ、ネギに続いてこんばんはキャベツにした。キャベツを使ったおかずといっても、私が好きで、できるものといったらこれしかない。畑に残っている冬キャベツも早く食べきってしまわないといけない。季節の移ろいに遅れまいと、旬の野菜を食べるのに追いまくられている。

このおかずは簡単極まりない。キャベツをザクザク切る。笊いっぱいになった。こんなに食べられないと少しばかりよけた。これを鍋に入れ、ツナ缶を開けて上にのせて、火にかけるだけだ。最後に醤油を落とし、黒コショウをかける。手早くできるのがいい。醤油と黒コショウが妙に合うおかずだ。

これが11日間のひとり暮らしの最後の夜の、文字通りの粗餐になった。野菜は連日、自家栽培のものをこれでもかと使った。おしげもなく使うことで、粗食でありながら心が満たされる。

たまに一人暮らしをして感じることは、新しいおかずに挑戦して、レパートリーを増やす必要があるということだ。とくに手軽にできるおかずをである。この先、一人暮らしがずっと続く事態になるかもしれない。あすからかもしれない。とはいえ、私はやっぱりあの世には先に行きたい。それがかみさんの熱望でもあるからだ。その願いにきちんとこたえてやらなければならない。


        


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山盛りの下仁田ネギでネギ焼き(お好み焼き)

2012-02-03 | 下仁田ネギ

ひとり暮らしの台所仕事もあとわずかになった。

昼飯は、うどんやそばの麺類で済ませることが多い。ラーメンは好きではない。外でラーメンを食べようとは思わない。そば屋で、熱燗にもりそばのほうがよっぽどいい。

きょうの昼飯は、お好み焼きのネギ焼きをつくった。下仁田ネギをどっさりと入れた。贅沢なネギ焼きだと思う。ネギが少し硬いかなと心配したが、さすがにいまがうまさ全開の下仁田ネギである。やわらかくとろけるような舌触りだった。ペロッと一枚をたいらげてしまった。それだけうまかったのだろう。さすがに食べ過ぎて満腹になった。

ハクサイに続いて、冬ネギもラストスパートで食べていかなければならない。そうなるとネギを大量に使えるのがお好み焼きだ。かみさんが出発前に「ここにお好み焼きの粉があるからね」といったのをふと思い出したのである。

一人前のお好み焼きを作るのに粉を何グラム使えばいいのかわからない。スパゲティは一人前100グラム使うから、とにかく100グラムの粉を用意した。卵と水で溶いたのをフライパンに延ばし、その上に下仁田ネギの小口切りを山盛りのせた。なんとも豪勢なもんだ。これしきのことでそう思う自分がなんとも小さい。しかし「生産者」だからこそできる贅沢にはちがいない。「白菜と豚肉の重ね蒸し」で残ったバラ肉を添えた。

お好み焼きはパリッと焼き上げるのが好きだから、じっとフライパンとにらめっこだ。タイミングを見計らって出来上がり。

すっかり台所仕事に慣れた。しかしレパートリーが少なすぎる。もっとおかずの引き出しを増やさないとだめだ。10日間ぐらいだからなんとかもったものの、これから先ずっと一人だったら、材料別にレシピを勉強しなければならない。


        


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どんどんいける白菜と豚肉の重ね蒸し

2012-02-02 | ハクサイ



↓ショウガの千切りをのせて、ふたをして蒸すだけだ

生きるために食べているのか、食べるために生きているのか。そんなことを考えながらこんばんも台所に立っている。もうしばらくの辛抱だ。いや楽しみだ?

「白菜と豚肉の重ね蒸し」をつくった。これは簡単で、そのうえうまかった。あっさりしたハクサイの味をバラ肉が補って取り合わせが絶妙だ。どんどん食べられる。こんなに食べていいのか思うほどで、このあたりでやめたほうがいいなと少しばかり残した。残したことが悔やまれるほどで、すべて食べてしまいたかった。

このおかずはよく出てくるし、だれもが一度は食べているはずだ。「きょうの料理 ビギナーズ2月号」(NHK出版)の特集「蒸し料理」を立ち読みしていたら、これが最初に出ていた。ポン酢で食べたかと思うのだが、これはちょっとばかり違った。ショウガの千切りをのせ、さいごにオリーブ油と黒コショウをかけるのだという。やってみようか、そんな気にさせる。

食材のハクサイは山ほどある。2月に入ったから、畑にあるハクサイは今月中に食べきってしまいたい。そうしないと無駄にしてしまう。この冬は25個ができた。残りは8個ある。2個はこれからお香香にする。3個は春の菜の花を取るため残しておく。そうすると3個を食べなければならない。

このおかずは、ハクサイを大量に食べれるにおあつらえむきだ。バラ肉を買ってきた。葉を6枚用意した。葉を3枚ずつ重ね、間にバラ肉を挟む。ザクザク切って鍋に並べる。それだけの手間だ。10分であっという間に準備完了した。あとは30分ほど弱火で蒸す。ひとり暮らしの食卓には立派な一品になった。うまいもんだなと自分の腕前に感心し、今夜もひとり悦に入っている。


こたつの上に積ん読の本がたまってきた。めっきり読書時間が減った。目が疲れるようになり長続きしない。たまるばかりだ。この先一年どんな本を読むのか記録することにした。
1月の読書
・六白金星・可能性の文学(織田作之助著・岩波書店)
・コンニャク屋漂流記(星野博美著・文藝春秋)
・蠅の帝国―軍医たちの黙示録(帚木蓬生著・ 新潮社)


       


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歯ごたえがたまらない芋がらの煮物

2012-02-01 | サトイモ

外食が苦手である。留守を預かるこの10日間はもちろん外食はいっさせずに毎日台所に立っている。

今晩のおかずは、芋がらの煮物をつくった。シャキッ、シャキッとした歯ごたえがたまらない一品である。芋がらはこの食感が売りだ。これはヤツガシラの茎(葉柄)を干したもの。ヤツガシラを収穫したあとは芋がらづくりに励む。毎年のように乾燥させて保存している。

芋がらの煮物といっても作り方は多彩だ。念のためネットで検索し、多くのレシピを見た。そこからいいとこ取りして自分で調理法を組み立て、頭に入れて台所へ。

冷蔵庫からニンジンと油揚を取り出して、さっそくクッキング開始だ。芋がらの調理のポイントは、よくもみ洗うこと、アクをとること、そして煮すぎないことーがポイントになる。この3点だけに気をつければなんとか食べられるものを作れるはずだ。

さて味はどうか。できたてを口に入れる。おっ、このシャキッ、シャキッとした軽やかな歯ごたえ、そしてたっぷりとあふれだす煮汁。自分でも感激してしまうほどの出来栄えだ。オレってもしかしたらと思ってしまうほどの仕上がりだ。偶然にもうまくできてしまったのだろうか。ともかく自分の腕前に感心している。埋もれていた才能が、ここにきて一気にあふれでてきたのかと思いたくもなるが、それにしては遅過ぎる。

芋がらなんて粗末なもの食って、うまいうまいといっているのだから、日ごろから粗食なんだろうね思われてしまいそうだ。経験したことのない食感が、口腔に新鮮な刺激を与えてくれた。うーん、これは快感といってもいいね。


        


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