30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

4月3日にラッカセイ(大粒種おおまさり)のタネまき

2024-04-05 | ラッカセイ


4月3日にラッカセイ大粒種・おおまさりのタネまき

4月3日にラッカセイのタネをまいた。品種は大粒種のおおまさり。ラッカセイのタネまきは5月になってからが一般的だが、毎年この時期にまいてしまう。

タネは昨秋収穫したものを使う。殻つきのまま風通しのいい物置にネットに入れて吊るして保存していたのだが、これをネズミに食われた。ネズミが我が家にはじめて出現したのである。ジャガイモとこの保存していたラッカセイが食害に遭った。気が付いたときはすべて食べられていた。殻を器用にむいて食べる。敵ながらあっぱれである。

タネがなくなった。困った。ラッカセイの畑には取り忘れたものが多く土の中に隠れている。これらを丹念に拾い集めた。ともかくなんとか確保できた。

畑の隅に苗床をつくってタネをまく。いまの時期は発芽するには気温が低い。このためビニールをべた掛けして地温を高くする。これで2週間ぐらい、遅くも3週間を待たないで発芽する。この方法で失敗なく発芽する。

しかしいくら早く発芽させて定植したからといっても、やはり気温が高くならないと生長しない。なにも早くタネをまくことはない。それを承知しながらついまいてしまう。この発芽方法は試行錯誤して会得しただけに、どうも自分でも気に入っているふしがある。そうとしか言いようがない。

ラッカセイ栽培をはじめたころは千葉半立だけだった。合わせておおまさりも作るようになり、いまはおおまさり一本になっている。

大粒種のおおまさりは茹で専用種。殻つきのまま茹で、殻をむき、冷凍保存する。かなりの量になる。気が向いたとき取り出し、いまも食べている。うまいもので酒のつまみにいい。

しかしラッカセイは収穫してから食べるまでに手間がかかる。年を取ったせいなのかかなり面倒に感じるようになった。そこで毎年のようにこのあたりで栽培をやめようかと思うのだが、あれば重宝するので作ってしまう。食い気には負けてしまうのである。


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10月6日に落花生の大粒種・おおまさりの収穫ー豊作つづく

2023-10-10 | ラッカセイ



10月6日に収穫した落花生のおおまさり

北アルプス・涸沢ヒュッテのHPを見ると、北アルプスは5日に初雪、6日は雪化粧に。せっかくの紅葉が色あせてしまった。高い山はすでに晩秋の模様。
6日に那須連山・朝日岳での低体温症による遭難のニュース。那須連山も例年だと紅葉の時期を迎える。ここは、茶臼岳・姥ケ平の紅葉見物になんどか歩いているが、朝日岳から三本槍岳方面は紅葉のいまの時期にいちどしか歩いていない。それでも朝日岳へのコースは岩場が連続するのを覚えている。稜線は強風を避けるところがない。山は怖い。でも楽しい。

10月6日に落花生の大粒種である「おおまさり」を収穫した。試し掘りをして、もういいだろうと一気に本収穫した。今年も豊作だ。

サツマイモと同じく、手をかけないでも育ってくれるから、豊作はわたくしの腕がいいからではなく、天の恵みといえる。栽培でやることといえば、土寄せと、もうひとつはカラスに食べられないよう防鳥糸またはネットをかぶせることだけ。後者は忘れてはいけない。数年前、ウカツというかマヌケというか、カラス対策を忘れた。気が付いたときはカラスにすっかり食べられていた。これは痛かった。

おおまさりは、保存がきかない。収穫後なるべくはやく茹でて、冷凍保存する。これがかなり面倒なのだがやるしかない。なんともあわただしい。これら一連の作業は毎年同じ事を書いている。
⇒昨年の記事を参照

収穫のときのポイントは、充実した大きなサイズだけを選び、中と小のサイズは思い切って捨てる。これからスーパーに並ぶのだろうが少量で値段が高い。それもそのはずで、多くを収穫しても満足のいくサイズのものの割合が低いからだ。

殻ごと茹でる。茹であがったらすぐに殻をむく。この茹でる、殻をむくのに手間がかかる。落花生はおおまさりばかりでなく、普通のサイズの落花生も、口に入るまでには手間が要る。この手間が面倒と落花生栽培を嫌がる人が多い。

9日は一日中雨降りというから、午前中に作業をはじめる。

まずは来年のタネにする落花生を選ぶ。形がよく、サイズが大きく、充実したものを選ぶ。これをネットに入れ、屋外の日陰に来春までつるしておく。

さあ、本番だ。大鍋で茹でる。大きな鍋といっても家庭にあるものは容量が限られている。昨年とおなじく6回に分けて茹でる。茹でるのに30から40分かかる。それだけでも時間がかかる。茹であがったらすぐに殻を破って実を取り出す。この作業がつらい。

やっとすべての殻をむいて実を取り出した

あとは小分けしてジップロックに入れて冷凍保存する。これですべての作業が完了。

収穫後の手間が面倒と感じながらも、毎年つくる。おおまさりの茹であがったものは、これはうまいです。ほんと。だからつくるのをやめられないといえる。


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ラッカセイが4月20日に、オクラが4月18日に発芽

2023-04-21 | ラッカセイ



ラッカセイの発芽(4月21日のすがた)

オクラの発芽(4月21日のすがた)

一昨19日のこと。外で昼飯を食べた。食事しているとわたくしより年上と思われる老人が、トイレから戻ってきてから席に戻ることもなく、あたりをうろうろしている。困っているような、真剣に考えているような様子だ。どうも気になるので食べながら観察していると、とうとう店員さんに持ち物が見当たらないと相談している。それからも腑に落ちない様子でうろうろしている。突然「ここにあった」と持ち物を見つけたようだ。戻るはずの自分の席がわからなくなってしまっていたのだ。「自分の席を忘れてしまうほどボケた」とこぼしながら店を出て行った。だれもが老いる。あすのわが身を見ているようだった。

ラッカセイとオクラが発芽してきた。

ラッカセイは大粒種の「おおまさり」。4月8日にタネまき、4月20日に発芽を確認できた。

オクラは丸オクラ。4月10日にタネをまき、4月18日に発芽を確認できた。オクラはタネをまく前にタネを2,3日水に浸してからまいている。

両方ともに気温が高くならないと発芽しない。そのため地温を上げるためビニールをべた掛けしてきた。いつもこの方法で発芽してくるのだが、やはり心配でたびたびビニールを持ち上げてはまだかと見てしまう。

無事に発芽を確認できて、これで安心だ。両方とも発芽さえうまくいけば成功したもおなじで、これからの栽培は容易だ。

ただオクラのほうは要注意。アブラムシがつきやすい。葉の裏につくから見逃してしまうと生育にかなりの影響が出てくる。幼苗のうちに殺虫剤の散布が必要になる。


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4月8日にラッカセイ大粒種「おおまさり」のタネまき

2023-04-13 | ラッカセイ


ラッカセイの大粒種「おおまさり」のタネ。もちろん大粒だ

4月8日にラッカセイの大粒種「おおまさり」のタネをまいた。タネは昨年収穫したものを使う。収穫後に殻つきのままネットに入れて風通しのいいところにつるしておいたもの。

ラッカセイは昨年から大粒種一本に絞った。ラッカセイの殻むきが面倒に感じるようになってきた。大粒種の殻むきは中粒種に比べて楽だ。そのため従来の中粒種「千葉半立」の栽培はやめた。

殻をむいて豆を取り出す。身のやせたものは捨て、形がよくて膨らんだものを選んでタネとする。

直まきはしない。栽培が少ないこともあり、また欠株を避けるため、まずは苗床を作ってそこにタネをまく。

タネをまいたら地温を上げるためにビニールをべた掛けしておく。これで発芽する。これまでの経験からすればまちがいなく発芽してくる。発芽率はかなりいい。こんかいもそうした。

発芽したら幼苗のうちに定植する。ラッカセイは移植に強い。全部が全部、根付くといっていいくらいだ。

そろそろ種苗店に行って、夏野菜の苗を買う時季になった。基本、タネから育てているが、この時季に植えつけるナス、ピーマン、トマトなどの苗だけは買っている。


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10月9日にゆで落花生・おおまさり、一気にゆでて殻をむいて冷凍

2022-10-10 | ラッカセイ

ゆで落花生・おおまさり、すべてを一気にゆでて殻をむいて冷凍。
やっと殻むきが終わった!

10月8日にゆでラッカセイ・おおまさりをすべて収穫した。10月4日に試し掘りして今年は豊作の予感、その通りになった。

ラッカセイは、従来種にしても、この大粒のおおまさりにしても、収穫してから食べるまで手間がかかる。

ラッカセイは、網目模様がないもの、生育不良なものは、殻がやわらかいものなどは思い切って捨てる。もったいないとばかりにまめに取ってしまいがちだが、ゆでても、炒っても、どうせ食べられたものではない。おおまさりもそうで、大きな粒だけを取り、小さな粒は捨てる。小さな粒はゆでてみると一目瞭然、これなら最初から捨てておけばよかったと思うはず。

収穫した翌9日。
まず最初にすることは、来春のタネを確保すること。大きくて形のいいものを選ぶ。殻つきのままネットに入れて物置の風通しのいいところにぶらさげておく。

つぎは本番。おおまさりは保存がきかないからすぐに作業を始める。泥を落とし、ゆでて、当座食べる分を残し、ほかはすべて殻をむいて冷凍してしまう。

収穫量が少なければ、たかがこれだけの作業。たしたことはないのだが、量が多いと、なんども大鍋でゆで、殻をむいていく。大鍋で6度ほどゆで、山と積まれた殻をむいていく。これがたいへん。あきてしまい、どこまで続くやらとため息さえもしてしまう。

冷凍用保存袋のジップロックに小分けして冷凍。酒のつまみに食べたいときに解凍して食べるから小分けにしておくのは大事。ゆで落花生は、ゆであがりが香りがあって一番うまいものの、冷凍してもそれほど味は落ちない。それが気に入っている。

なんとかすべての作業を終えて冷凍した。半日もかかってしまった。正直のところしだいに面倒に感じるようになってきたことはたしか。なにかをするたびに、寄る年波に抗えないなと自覚する毎日だけに、いつまで続けられるのか。


     
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10月4日にゆで落花生・おおまさりの試し掘りーことしは豊作

2022-10-05 | ラッカセイ

試し掘りした大粒種のおおまさり2キロ。これから大鍋でゆでる

10月4日に、ゆで落花生・おおまさりを試し掘りした。殻の網目模様もはっきりして、育ち具合もよく、これなら豊作だ。あすにでもすべてを収穫できる。

試し掘りだらか数株を引き抜いて見ればいいのだが、たいがいつぎつぎと引く抜いてしまう。だいぶ取ってしまった。

豊作かどうかは株を引く抜くときの重量感である程度予測できるのだが、実際は大きな粒の割合を見て判断することになる。大粒が多ければ豊作に、小さな粒ばかりだと不作に。おおまさりは大粒種だから、わかりやすい。

大粒の割合がどの程度になれば豊作になるのか。過去の経験と照らし合わせて判断するのだが、ことしはいい、かなりいい。

菜園のちかくでも農家の主婦が収穫していた。品種をきくとおおまさり。年を取ると従来種の加工が面倒に感じ、大粒のおおまさりにしたという。わたくしもそうでことしは千葉半立をやめて、おおまさり一本にした。

この農家の主婦はおおまさりがゆで落花生だとは知らなかった。はじめて知ったと驚いていた。いつもは乾燥させて炒って食べていたというからこちらのほうがびっくりしてしまう。

かつておおまさりを炒って食べるという“実験”をしたことがある。食べられたものではなかった。まずかった。この主婦はそれを食べていたというのだから開いた口が塞がらない(失礼!)

けさのこと。とれたての泥を落としてすぐに2~3%の塩分濃度でゆでた。そのまえに量ってみると2キロあった。試し掘りのはずがだいぶ取ったようだ。大鍋にちょうどいっぱいの量であった。まずは30分ほどゆで、そこで味見する。硬ければさらに10分ほど茹でる。これで出来上がり。とれたて、ゆでたての初物を食べた。ちょっと塩分がたりなかったかともぐもぐいいながらこの記事を書いてる。

収穫本番となると、ゆでるのに忙しい。手間がかかる。大鍋でなんかいもゆでることになる。ゆであがったら殻をむいて冷凍する。酒のつまみに年中楽しめる。


      
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ラッカセイの大粒種・おおまさりは株だって大きい

2022-08-07 | ラッカセイ

8月6日のラッカセイ・おおまさり

8月6日付け朝日新聞be版が、南アルプスの光岳小屋の新しい小屋番となった女性の小宮山花さん(34)を取り上げている。最近は老眼がすすみ、関心のある記事しか読まないが、読み飛ばしながらも不思議と登山に関する記事は見逃さない。光岳には2010年8月に聖岳から縦走した。最終日は光小屋泊を予定していたが早くに光岳の頂を踏めたので、予定を変更して一気に易老渡へ下山した。光小屋の内部を見たくてのぞいたらちょうど管理人の奥さんがいたので少し会話ができた。光岳は北海道や九州の山よりも遠い、そんな山だった。あれから12年。ヘロヘロじじいとなったいま、光岳はさらにはるか遠くに感じられる。

ラッカセイが順調だ。これまでは「おおまさり」と「千葉半立」の2品種を作っていたが、ことしはおおまさりだけ。

おおまさりは大粒実の品種で、ゆで専門のラッカセイだ。なぜおおまさり一本に絞ったかというと、「千葉半立」は小粒のため収穫後に殻をむいたりする作業が面倒になったからで、これも加齢のせいといえる。

おおまさりは、殻つきのままゆでる。くれぐれも炒めることがないように。大きいから殻がむきやすく食べやすい。大粒だからといって大味ということはなく酒のつまみにもってこいだ。

いま盛んに黄色い花を咲かせている。これが地中に潜ってラッカセイとなる。理屈ではわかっていても不思議だ。

おおまさりは繁茂して大きな株になる。従来種の倍近くだ。そのため株間50センチ、畝間60センチを取っているのだが、しだいに隣の作物まで侵入してきた。冒頭の写真でみると右の根深ネギまで葉でおおわれかねない勢いだ。

毎年作っているのに、ことしは株間、畝間ともに足りない。植えつけるときにこれでは狭いかなと頭をかすめるのだが、農地が狭いからこれくらいでいいかとやってしまう。

隣りの畝に侵入しそうだから、押しとどめないといけない。急いで片側だけネットを張った。隣の根深ネギはこれから土寄せを行うから、スペースはどうしても確保しておく必要がある。

これからはカラス対策。対策を講じないでいると、いつのまにか掘り出されて食べられてしまう。鳥防糸を張るよりも、ネットですっぽりと全体を覆ってしまうほうが安心だ。


      
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ラッカセイ大粒種「おおまさり」ー3月26日タネまき、4月12日発芽

2022-04-13 | ラッカセイ


「おおまさり」の発芽ー4月12日に確認

大好きな3月がまたたくまに去り、いまや4月の中旬。春はあいかわらずあわただしい。桜は4月9日の強風で散った。桜が終わるとわたくしの気分は初夏となる。わが家の春の花木は、蝋梅、白梅、白椿、雪柳、そしていま白い花水木が満開だ。

3月26日にラッカセイの大粒種「おおまさり」のタネをまいた。この地域でのラッカセイのタネまき適期は4月下旬から5月上旬だから1カ月も早い。本人もそれを承知しているのだが、毎年そうしてしまう。

タネは昨秋収穫したものを使う。殻つきのまま冬を越させたものだ。

3月25日に殻をむいてタネを取り出した「おおまさり」

そんなに早くタネをまいても心配はない。確実に発芽する。失敗はない。これも経験の成果といいたいのだが、あまりにも簡単すぎるので自慢はできない。

多くを作るのなら直まきだが、作るのはたかが知れている。苗床にタネをまき、温度を上げるためビニールをべた掛けする。それだけである。

4月12日に、べた掛けしているビニールをめくると発芽していた。発芽がそろっている。おおまさりの株は大きくなる。苗床から定植するとき、株間は従来種よりも広くとり40から50センチにする。

この春から農園を大幅に縮小した。すべての栽培面積を小さくしなければならない。ラッカセイもそうで、これまで作っていた「千葉半立」をやめて「おおまさり」だけに絞った。

どちらをやめるかは難しいところだが、収穫後の処理を考えて「おおまさり」を選択した。おおまさりは茹で専用種。殻つきのまま茹でたうえで、実を取り出し冷凍庫に保存しておくと年中食べられる。


      
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収穫ラッシュ(3)ー7日サトイモ、10日サツマイモ、12日ラッカセイ

2021-10-15 | ラッカセイ

おおまさり(左)と千葉半立(右)

収穫ラッシュは続く。7日のサトイモ、10日のサツマイモに続いて、12日はラッカセイを掘りだした。

ことし4月から菜園の規模を80坪から50坪に減らした。面積の制約があり、ラッカセイは以前より栽培を半分に減らした。そのため作業はサトイモやサツマイモに比べて格段に楽になった。

栽培品種は毎年同じで、大粒種の「おおまさり」と一般的な品種の「千葉半立」の2本立て。おおまさりは大粒なだけに殻がむきやすい。これにたいして一般種は殻をむくのが年年面倒になってきた。これっだってきっと年を取ったせいだろう。そのためか、ことしの栽培は、おおまさりを主に9割、千葉半立は1割程度にした。

すでに9月27日から2回ほどおおまさりだけを試し掘りをしている。豊作でもなく、不作でもなく、これならまあまあかなという「ふつう」の結果であった。

すべてを掘りだしてみると、おおまさりは試し掘りと同じ結果であったが、千葉半立のほうは全体に小さく「やや不良」であった。

収穫してすぐにやることは、来年の種を保存すること。収穫した中から網目模様がはっきりして、姿形のいいものを選りすぐって、これを来年の種にする。保存方法は殻ごと網に入れて風通しのいい日陰につるしておく。これだけでいい。

わたくしの食べ方。
・おおまさり これはもっぱら茹でて食べる。すぐに大鍋で殻のついたまま2、3%の塩分濃度で30分ほど茹でる。これからその作業を行う。茹でたものは、食べる分を冷蔵庫の野菜室に入れておくと1週間ぐらいはだいじょうぶだ。残りはすべて殻をむいて冷凍してしまう。

・千葉半立 これは茹でても炒ってもいい。貯蔵しながら食べるのであれば、貯蔵する前によく乾燥させる。かびやすい。手加減するとすぐにかびてくるから用心しなければならない。こちらは乾燥させて炒って食べることが多い。

2回ほど試し掘りしたおおまさりはいま晩酌の友にしている。大粒種だから毎晩10莢ぐらいいあれば十分だ。以前は千葉半立ばかりだったが、おおまさりを作るようになってからはこちらを重宝している。千葉半立のほうは乾燥させて貯蔵し、出番は来年になるはずだ。


      
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9月27日にラッカセイ大粒種「おおまさり」の試し掘り

2021-09-29 | ラッカセイ

9月27日にラッカセイの試し掘りをした。豊作でもなく、不作でもなく、これならまあまあかなという「ふつう」の結果であった。

ラッカセイは土寄せだけを忘れないで行えばあとは放任栽培となり手間が省ける。苦労して育てる楽しみはない。9月に入るとカラスがこれを狙う。対策を施さないとすべて食べられてしまう。感心してしまうほど見事に。そのためネットで覆ったり、防鳥糸を張り巡らす必要がある。

ラッカセイにも豊作と不作がある。それは掘り出せばすぐにわかる。とくに網目模様がはっきりしているものの割合が高いとにっこりしてしまうのだが、全体からすればその割合はたかが知れている。自家消費するのだから玉石混交で問題はないものの、やはり網目模様がはっきりしているもののほうが見た目がよく、おいしく感じられる。

品種は大粒種の「おおまさり」と、これに比べたら粒が小さい一般的な「千葉半立」の2種類。同じくらいの数の株をまいねん育てててきたが、ことしは「おおまさり」を9割、「千葉半立」を1割とおおまさりを主体に育てた。

年を取ったせいなのだろうが、ラッカセイの殻をむくのが面倒になってきた。とくに殻が小さい千葉半立がそうだ。これまでは山と積まれた殻付きをせっせとむいてきたのだが、このところ辛抱が足りなくなってきたせいかどうもいけない。そのため殻がむきやすい大粒種に軸足をうつした。

タネはどちらも自家採取してきたもの。「千葉半立」との付き合いはかなり長い。ここで育てるのをやめるのには未練があり、念のためタネだけは残すようと自家採種目的で少し育てることにした。

おおまさりは、大きさが一般的な品種の2倍以上になる。もっぱらゆでて食べる品種だ。炒ったらうまくない。まずい。試してみたらその通りであった。

試し掘りしたおおまさりはすぐに殻つきのまま、2~3%ほどの塩分濃度で水から30~35分ほどゆでる。たまに取り出しては味見して好みの硬さで火を止める。ゆであがったら殻をむいて実を取りだす。おおまさりの殻むきは大きいせいなのか、千葉半立ほどの面倒さを感じないから不思議だ。

ゆであがったおおまさり(下の画像)。もちろん晩酌のつまみには最高で、食べるのがやめられなくなるほど。毎晩何個までと制限して食べている。

これなら収穫は10月上中旬で問題なさそうである。


2021年の読書
2021年9月の読書
・生命海流(福岡伸一著・朝日出版社)
・高瀬庄左衛門御留書(砂原浩太朗著・講談社)
・スモールワールズ(一穂ミチ著・講談社)
・己丑の大火 照降町四季(2) (佐伯泰英著・文春文庫)
・初詣で 照降町四季(1) (佐伯泰英著・文春文庫)
・片見里荒川コネクション(小野寺史宜著・幻冬舎)

2021年8月の読書
・三体Ⅲ 死神永生 下(劉 慈欣著、大森 望訳、ワン チャイ訳、早川書房)
・三体Ⅲ 死神永生 上(劉 慈欣著、大森 望訳、ワン チャイ訳、早川書房)
・星落ちて、なお (澤田瞳子著、文藝春秋)

2021年7月の読書
・テスカトリポカ(佐藤 究著、KADOKAWA)
・台北プライベートアイ(紀 蔚然著、舩山むつみ訳、文藝春秋)

・・・・・・
今年前半期(1月から6月)で心に残ったのは次の3冊。「
死の棘」(島尾敏雄著・新潮文庫)、「ザリガニの鳴くところ」(ディーリア・オーエンズ著、友廣 純訳・早川書房)、「サガレン」(梯 久美子著・KADOKAWA)。「死の棘」は年寄りにはつらかった。40歳前後で読んだらどんな感想を持っただろうかと考えた。

2021年6月の読書
・自転しながら公転する(山本文緒著、新潮社)  
・俺と師匠とブルーボーイとストリッパー(桜木紫乃著、KADOKAWA)
・流人道中記・下(浅田次郎著、中央公論新社)
・流人道中記・上(浅田次郎著、中央公論新社) 

2021年5月の読書
・続・用心棒( デイヴィッド ゴードン著、 青木 千鶴 訳・早川書房)   
・用心棒(デイヴィッド ゴードン著、青木 千鶴訳・ 早川書房)
・特捜部Q―アサドの祈り( ユッシ エーズラ・オールスン著、吉田 奈保子訳・ 早川書房)

2021年4月の読書
前月の続きで島尾敏雄の「死の棘」を読んだ。感想はといってもすぐに言葉がみあたらない。読み始めてすぐにミホの言葉がいちいち胸に深く突き刺さった。いまさらわが身を反省しても遅いのだが。「パディントン発4時50分」は若いとき読むつもりでいたのを何十年後の白髪の年寄りになったいま手に取った。

・パディントン発4時50分( アガサ クリスティー著、 松下祥子訳・ハヤカワ文庫)
・レストラン「ドイツ亭」(アネッテ・ヘス著、森内薫訳・河出書房新社)
・死の棘(島尾敏雄著・新潮文庫)

2021年3月の読書
1月の梯久美子著「サガレン」が気に入ったようだ。同氏の本を読んでみたくて代表作「狂うひと」を手に取った。これが大部だった。これを読んだら島尾敏雄の世界に入らざるを得ない。3月はもっぱら島尾敏雄であった。仕上げ?にいま「死の棘」を読んでいる。

・震洋発進(島尾敏雄著・潮出版社)
・魚雷艇学生(島尾敏雄著・新潮文庫)
・出発は遂に訪れず(島尾敏雄著・新潮文庫)
・島尾敏雄(ちくま日本文学全集)
・狂うひと-「死の棘」の妻・島尾ミホ-(梯久美子著・新潮社)

2021年2月の読書
2月はコロナ渦、花粉症、農閑期、厳寒期と重なって家にこもりがち。楽しみは、1月と同じく読書、それに全豪オープンの大坂なおみ選手のテレビ観戦だった。

・ザリガニの鳴くところ(ディーリア・オーエンズ著、友廣 純訳・早川書房) 
・汚れた手をそこで拭かない(芦沢 央著・文藝春秋) 
・推し、燃ゆ(宇佐見 りん著・河出書房新社)  
・インビジブル(坂上 泉著・文藝春秋)  
・心淋し川(西條 奈加著・集英社)

2021年1月の読書
コロナ渦と農閑期で読書に専念。ひと月でこれほど読むなんてと驚いている。
「サガレン」の第2部は読んでいて気持ちがいい。

・パチンコ・下( ミン・ジン・リー著、池田 真紀子訳・文藝春秋)
・パチンコ・上( ミン・ジン・リー著、池田 真紀子訳・文藝春秋)
 ・ニッケル・ボーイズ (コルソン・ホワイトヘッド著・早川書房)
・八月の銀の雪(伊与原新著・新潮社)
・窓辺のこと(石田 千著・港の人)
・サガレン(梯 久美子著・KADOKAWA)
・キリン解剖記(郡司芽久著・ナツメ社)
・アンダードッグス( 長浦 京著・ KADOKAWA)

⇒2020年、2019年、2018年、2017年、2016年、2015年、2014年、2013年、2012年の読書一覧


      
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ラッカセイの発芽ー3月27日タネまき、4月20日の発芽状態

2021-04-21 | ラッカセイ

3月27日にタネをまいたラッカセイ、4月20日の状態

ラッカセイ、3月27日におおまさりと千葉半立の2種類を苗床にタネをまき、地温を上げるためビニールをべた掛けしていた。

4月20日、ビニールを取り外すと発芽していた。長年、こうして発芽させている。通常のタネまきは5月上旬だから1カ月以上早い。そうとわかっていても毎年やってしまう。超せっかちだからしょうがない。

こんなに早く発芽させてもラッカセイの初期の生育はかなりのんびりしている。いつまでたっても生育の兆しが見えない。いつまでも同じ姿でいる。

早く発芽させてもこういう状態が続く。早まきしてもあまり意味がないといえる。あまりにも初期生育が遅いから、ほったらかしにしていると周囲の雑草の中に埋もれかねない。ラッカセイの初期の世話はこの雑草取りといえなくもない。

おおまさりと千葉半立のタネは収穫したものを保存してタネとして使っている。長年これを繰り返しているから、すっかりわが菜園になじんだタネといえる。

この4月から菜園面積を80坪から50坪に減らした。以前のように無計画にやっていてはスペースが不足してしまう。そこで配分を考えるようにならざるを得なくなった。

ラッカセイも計画を見直さざるをえない。そこで、おおまさりだけ育えることにして30本を植えつけた。千葉半立は近年はあまり食べないからこの際採種のためだけに6本ほど植えつけた。計画変更で千葉半立の苗が80本ほど残ってしまった。すべてを近くの大きな菜園に引き取ってもらった。


      
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3月27日にラッカセイのタネまきーおおまさりと千葉半立

2021-03-28 | ラッカセイ

おおまさり(上)と千葉半立(下)

昨27日は好天に恵まれ、桜は満開、春の花たちが咲き競う。ウオーキングでいつも立ちよる公園は、花を見ようと多くの人でにぎわっていた。とくに子ごとも連れの若い夫婦が多い。各地でこんな状況だったのだろう。コロナから解放される日はさらに遠くなったか。くわばらくわばらとすぐに公園を後にした。

同じ27日にラッカセイのタネをまいた。ことしも大粒種の「おおまさり」と、中粒種の「千葉半立」の2種類。昨年収穫したものを莢つきのまま貯蔵保存してきた。通常のタネまき時期は4月下旬から5月初旬だから1カ月も早くまいたことになる。だいじょうぶ? 毎年こうしている。これできちんとまちがないなく発芽してくる。

ラッカセイは温度が高くならないと発芽してこない。それを承知しているのになぜタネをまいてしまうのか。超せっかちだからである。思い立ったら待ちきれない。年を取るとその性向はいちだんと強くなっている。もとより早め早めがモットーだが、いまはそれを超えて抑えが利かないほどで弊害も少なくない。

いまの時季にタネをまいて発芽させるにはひと手間がいる。といっても至極簡単である。苗床にタネをまき、ビニールシートをべた掛けする。これだけである。地温が上がって発芽してくる。4月上中旬に発芽してくるはずだ。発芽したら幼苗のうちに定植する。

この2年ほどになるのか、
大粒のおおまさりを重宝するようになった。というのは大粒種のほうが加工しやすいせいか、中粒種の加工をどうも面倒に感じるようになった。ついこのあいだまでそう感じたことなんかなかったのに。これも年を取ったせいかなとなげきながらもあきらめている。


      
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ラッカセイの収穫ーおおまさり平年並み、千葉半立やや不作

2020-10-15 | ラッカセイ

おおまさり(上)
おおまさりと千葉半立のサイズの違い(下)

12日にラッカセイを一気にすべて掘り出した。作っているのは大粒種の「おおまさり」と、普通種の「千葉半立」の2種。おおまさりは千葉半立の倍近くの大きさがある。周囲もこの時季は収穫真っ盛りである。カラスはラッカセイがかなり好物のようだ。目を離したすきに食わて飛んでいく。

ことしの結果。
おおまさりは昨年並み。昨年もいい出来であったらから、豊作とまではいかないがやや豊作といった感じだ。

一方、千葉半立はやや不作である。莢が多くできてはいるが、全体に小さく未熟なものが多い。この千葉半立の出来がいいのは3年に一度くらいなもので、思ったようにはなかなか育ってはくれない。

といってもラッカセイの世話は土寄せするくらいなもので、ほかはあまり世話を焼かないで済む。労少なくしてできてしまう。もっぱら放任栽培だ。豊作、不作はお天道様しだいといったところである。

おおまさりはゆで専門種。かならずゆでて食べる。煎ったらどうなるのか。やってみたら水分が抜けてしまい、食感がかなり悪く食べられたものではない。

塩を加えて殻ごとゆでる。塩分濃度は2~3%。塩分控えめで、これまでの経験だと約35分ぐらいで好みのかたさになる。

千葉半立の方はゆでてもうまいのだが煎って食べている。このところ年を取ったせいか、殻をむくのが面倒になりつつある。おおまさりは大きいからそれほど面倒を感じないのだが、千葉半立は小さく手間がいる。

収穫後の貯蔵と保存。
おおまさりは、面倒でもすぐにすべてを茹でて殻をむいて冷凍してしまう。乾燥貯蔵させたものは、収穫すぐのものと比べて格段に味が落ちる感じがするからだ。

千葉半立は、殻ごとからからに乾燥させる。乾燥が甘いとカビが生えてくる。ネットに入れて風通しのいい日陰にぶら下げておく。こうすることで1年後でも食べられる。



ラッカセイの収穫後の楽しみは、おおまさりのとれたてをすぐに茹でて食べること。これはうまいものです。晩酌のつまみにあっという間になくなる。

おっとことしも忘れるところだった。食べることばかり考えていると肝心なことを忘れてしまう。収穫したらすぐに姿かたちのいいもをより分けて、来年の種として殻ごと保存する。こちらもネットに入れて風通しのいい日陰にぶら下げておく。


      
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ラッカセイの植えつけーQなっつをどうする

2020-04-08 | ラッカセイ

緊急事態宣言が出た千葉県に住む。日ごろから人との接触は少ない。大方の年寄りはそうだろう。密室、密集、密接の場には縁がない。俺に限っては大丈夫だろうと高をくくってきたが、近隣の自治体であれよあれよという間に急に感染者が増えてきたのを知り、やっと身構えるようになった。

4月6日にラッカセイを植えつけた。タネは3月の中旬にまいた。ラッカセイのタネまきの標準が4月下旬から5月上旬だから1カ月も早い。せっかちだからこうなる。もうしばらく待てよと自分に言い聞かせても、思いたったらやめられない。せっかちの性分は年とともに高じてきた気がする。これまでせっかちでの失敗は多々あるが、この性分はきらいではない。

おおまさり(左)と千葉半立(右)のタネ

ことしも品種は「おおまさり」と「千葉半立」の2種。タネは昨年に収穫したものを使う。莢つきのまま保存してきた。

苗床にタネをまき、ビニールシートをべた掛けして地温を上げてやると難なく発芽してくる。苗を掘り出して、株間は30センチで、おおまさりは1本ずつ、千葉半立は2本ずつ植えつけた。ただ、おおまさりは大株になるから株間は40センチあってもいいし、千葉半立は1本ずつでもいい。ラッカセイの初期生育は遅く、心配してしまうくらいだ。雑草に苗が埋没しないようしばらくは雑草取りが主な作業になる。

「おおまさり」は茹でて食べるのがよく、「千葉半立」は煎って食べるのがよいといわれる。おおまさりはたしかにそうだが、千葉半立は茹でてもうまい。

昨年から気になっていたのが「Q(キュー)なっつ」。千葉県が育成した新しい品種で2018年に世に出た。P(ピー)なっつのつぎはQなっつということらしい。これは煎り専門らしい。

毎年同じ品種ばかりでは刺激がない。ことしはこのQなっつのタネを買って栽培しようかと考えていた。タネをまくまでそのつもりでいたのだが、どこかで踏ん切りがつかない。というのも、品種を増やせばタネの管理保存がある。これがどうも苦手らしく、いつのまにか混在させてしまうことがしょっちゅうだ。

Qなっつは見合わせることにした。たぶん若いときならやっていただろう。年を取って面倒だなという気分が出てきたのは確かであり、やる気がしだいに失せてきているのは自覚しているが、いまの2つの品種でも十分楽しめているのだからまあいいか、と自分に言い聞かせている。


      

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6日にラッカセイの収穫ーおおまさりと千葉半立の2種

2019-10-12 | ラッカセイ

 

収穫した千葉半立(左)とおおまさり(右)、家庭菜園にしてはかなりの量がある


わたくしが住む千葉県北西部は台風19号の進路になり、これから直撃される。千葉県に甚大な被害を出した9月上旬の台風15号に続いての直撃となる。家庭菜園は昨日までに備えを終えた。これで大丈夫だろうかと不安を感じながら。

いま12日の午前11時。激しい雨が断続的に降り続く。午前9時ごろに防災無線がかすかに聞こえてきた。雨戸を閉めているうえに雨の音で、よく聞き取れない。どこの家でもそうだろう。市役所のHPで確かめたら避難所を開設したとのこと。前日までに備えをと言いながら、市役所は当日になってこのざまだ。

どうもじっとしていられない性質だから間が持てない。読書もできない、テレビは目が疲れる。何かないか。そうだ、ラッカセイの殻むきをしよう。それが終わっていまパソコンに向かっているところである。

6日にラッカセイの収穫をした。おおまさりと千葉半立の2種。ことしの生育は、おおまさりがよくて、千葉半立はいまいちだった。隣り合わせで作っていながら生育に違いが出た。

おおまさりは大粒種である。千葉半立の倍ほどある。おおまさりを収穫してからつぎに千葉半立を収穫すると、小さいだけに余計に貧弱に見えてしまう。

収穫後に行うこと。

・来年のタネを選んで保存する。姿形のいいモノを選ぶ。これを網袋に入れて、風通しのいい屋内で来春まで保存する。

・おおまさりは、殻つきのまますぐにゆでてしまう。2から3%ほどの塩分濃度で水から35分ほどゆでる。たまに取り出しては味見して好みの硬さにゆでる。ゆであがったら殻をむいて、実を取りだしジップロックに入れて冷凍する。

収穫量はかなりある。ゆでるのも殻をむくのもたいへんだ。大鍋といっても家にあるものだから、一度にゆでる量は限られ、もう4回ほどゆでている。それから殻をむく。こちらも面倒だ。好きだからやるしかないのだが、ラッカセイに限らずうまいものはなにかと面倒な作業がつきもの。酒のつまみに毎晩食べている。10個ほどあれば十分だ。大きいだけに食べ応えがある。

・千葉半立は、炒ってもゆでても両方うまい。貯蔵は殻つきのままよく乾燥させてからおこうなう。カビやすい。これでもかとよく乾燥させたら、網の袋に入れて風通しのいい屋内で貯蔵する。こうすることで一年近く保存できる。昨秋収穫したものをいまでも炒って食べているからそういえる。

台風を気にしながらのおおまさりの殻むき作業。たまにつまみ食いしながら。終わったらジップロックに小分けして冷凍保存する。


      

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