30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

2021梅干しづくりー6月24日塩漬け、わが家の白加賀で2年ぶり8回目

2021-06-24 | 梅仕事

2021梅干しづくり
塩漬け(6月24日)
土用干し(7月17日~19日)
完成と保存(7月19日)


6月20日、わが家の手もぎの白加賀梅、キズや斑点があるものが多い
6月24日、追熟させて黄熟、選り分けて2キロ漬けることにした

2年ぶりに梅干しを作ることにした。2013年から2019年までの7年間、毎年梅干しを作ってきた。梅干しは食べるよりも作ることのほうが楽しい。段取りと手順は慣れたものである。

2020年は梅干しを作らなかった。それまで作ってきた在庫がかなりある。作ってもあまり食べない。食べるのは登山のおにぎりに入れるくらいなものだから、これ以上つくっても在庫がふえるばかり。そこでこの年は休むことにした。

在庫の量からすればあらたに作る必要はない。それほどまであるのになぜ作るのかといえば、なんとわが家の梅の木が今年は狂ったのかと思うほどたくさん実をつけたからだ。

この梅の木、品種は白加賀。35年ほどの付き合いになるのだが、これほど大量に実をつけるのをはじめてみた。腐らせて無駄にしてしまうのはもったいないので、それなら梅干しにでもしてみるかと。

わが家の白加賀を梅干しにするのは初めてのこと。これまでは南高梅と曽我十郎を買って漬けてきた。いろいろな梅をつかってきたが、結論は表面が無傷のもので茶色い斑点がなく、1キロ千円ぐらいのものを買うのがベスト。原材料がいいものなら初心者でも失敗なく作れる。安いからといって手を出すと後悔する。わたくしがそうでだった。

6月20日に1個1個、手でもいだ。青梅の状態では梅酒にするには最高だなと感心していたのだが、熟してくるとキズや茶色い斑点があるものがかなり多い。殺虫殺菌など一切しないでほったらかしにしておいたのだからそうなってもふしぎはない。これなら買ったほうが手っ取り早く無難かなと思ったほど。

しかしわが家の梅をはじめて梅干しにすることを思い立ったのだから、ここは初志貫徹。少々のキズと斑点はあるのだがやってみる。まだ一部が青い部分があり黄熟していない。すこしのあいだ追熟させることにした。

6月24日朝、追熟に時間がかかった。このあたりで漬けることにした。多く漬けたところで食べないから、さらに選り分けて2キロばかり漬けて楽しむことにした。梅がかなり残った。

梅干しは18%の塩分で漬けている。1キロの梅を180グラムの塩で漬ける。2キロ漬けるから塩は360グラム。3~4日後には漬け汁が落としふたの上まで上がってくるだろう。これを確認できれば安心する。梅雨が明けたら土用干しだ。この土用干しがのんびりした感じがあって一番楽しく、梅干しづくりのハイライト。

わが家の梅を使っての梅干しづくり。どう漬けあがるのか随時記録していく。


      
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