30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

2021ソラマメー食べつかれ食べあきて、自家採種へ

2021-06-03 | ソラマメ


毎日、毎日、茹でては食べていた

自家採種のため莢が黒くなるのを待つ



ソラマメは5月15日に初収穫。それから日々食べ続けること半月。さすがに食べつかれ、食べあきてきた感がある。ソラマメも自分の役目がそろそろ終わったと感じたのか、ここにきて熟して莢が黒くなってきた。これをタネとしていま採取している。

栽培面積を減らしたにもかかわらず豊作だった。食べるのが間に合わない。知人にわけたり、冷凍保存しても追いつかない日々だった。初収穫は莢つきで13. 5キロあり、2回目以降は量らなかったが、最終的には全部で30キロぐらいになったのではないか。かなりの豊作だったといえる。

仕上げはタネの自家採取。これを忘れてはいけない。豊作のときこそ自家採種の量を増やす。いつ不作に見舞われるかわからないからだ。ソラマメのタネは3年は保存可能だ。それは実証済み。ことしはかなり多く自家採種できるし、そうすることにした。

自家採種は毎年同じ手順だ。莢が黒くなったものから順次もぎ取って、なかの豆を取り出す。莢を乾燥させると割れやすく作業がスムーズだ。

採種は2回に分けて行った。

これが1回目の採種。黒くなった莢から豆を取り出して、2、3日天日にあて乾燥させる。それを保存容器に入れる。密閉した瓶でも虫に食われることがある。それを防ぐためトウガラシを入れておく。これは知り合いの農家におしえてもらった。たしかに食害がない。
知り合いの農家では、莢ごと乾燥させてそのまま保存している。莢のままだとかさばるからわが家では豆を取り出して保存している。これまでの経験でいえば、これで豆の質も発芽率もまったく問題はない。



2回目の採種。

かなりの量の種を得ることができた。1回目のタネは1000グラム、2回目のタネが700グラム、合わせて1700グラム。さすがに多すぎた。

初収穫から自家採種までほぼ半月。栽培期間は長いのだが、食べるのはあっという間であった。


      
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