6月10日、キュウリとピーマンに最初の1個が
73歳、コロナワクチンの1回目を接種してきた。ほんとにうったのと思うくらい無痛だった。2回目は3週間後の7月初めになる。これで安心して夏山に行けるかなと、それがいま一番の関心ごと。
5月の2回の登山ではどちらも8時間ほどほぼ休むなく歩いた。こんな登山がまだできるのはうれしい。昨年ぐらいからか、ゴールまじかになると、きまって膝の痛みを感じるようになった。想定内だがやはり寄る年波には勝てないと実感する。そこで助けになるのかどうか、膝のサポーターをスポーツ店で試着した。この年になると膝の痛みで立ち往生する事態はかなり現実的と思える。ザックに入れておくといざとなっときに安心できるかなと買うことにした。
ピーマンとキュウリを各1個初どりした。なんともささやかなる収穫だが、これが最初の一歩になる。
特にキュウリはこれから盛りを迎えると手がつけられなくなる。これでもかと多く取れる。食べきれない。それに取るのを逃すと、へちまみたいに大きなのが出てくる。
そんなことを毎年繰り返している。それを避けるには株数を減らすほかないのである。わかっていながら毎年同じことを繰り返してきた。ことしこそは株数を減らすんだと自分いいきかせていたのに、いまいちどに5株を育てている。これではことしも始末がおえなくなる。経験から学んで実行する能力が欠如しているのではないかと思ってしまう。
頭で描くキュウリ栽培の理想の姿とはーまず2株を植えつける。これの盛りを過ぎるころあいを見計らって、あらたに2株を用意して植えつけ、収穫が途切れないようにスムーズにバトンタッチさせる。これが意外と難しい。次の2株のタネまきをいつにしたらいいのか、かんたんのようだがいつも空白ができてしまう。キュウリの盛りは短い。3回ぐらい順番に植えつければ夏のあいだ食えるのだが。これがなかなかできないでいる。
キュウリの最初の1本はいつものように味噌をつけて食べた。10カ月ぶりになるのか。うまかった。口にしたときの清涼感といったらなかった。