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台風14号が南の沖を通る

(ムサシの散歩道のイヌタデ-地味な花もこれだけ集まると見もの)

今朝、台風14号が接近して、強い雨の中、会社へ出かけた。鹿児島の子会社の株主総会が今朝一番で掛川である。それに出席するためである。会社では展示会が昨日今日の2日間行なわれている。しかし、屋外でテントを張って行なわれているから、今朝の台風接近で安全のためテントをたたむことになったようだ。この天候では今日は来る人はいないだろう。ざっと数えても100人以上の社員が合羽を着て作業するので、たちまち片付いてしまうだろう。邪魔になってはいけないので、9時前には帰宅した。

台風は南の海上を通り過ぎて、思ったより風雨もひどくならないうちに、夕方には雨もやんだ。いつもより遅くに薄暗くなった中、ムサシの散歩に出た。

静岡県は太平洋に面していながら、意外と台風の被害は少ない。今回も南西諸島を暴風雨に巻き込んだ後、北東に靜岡県に狙いをつけるように、スピードを速めて進んできた。このところ西高東低の気圧配置になっていたから、これは海側に逸れて上陸は無いだろうと、想像した通りに、近付くにつれて海側に逸れて行った。伊豆諸島ではかなり荒れたところもあるようだが、静岡県は静かに通り過ぎた。

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世界では大きな規模の災害が次々に起きている。最近特に増えたのか。世界の隅々まで報道されるようになったから、そう見えるのかもしれない。最近でも、スマトラで地震が起きてまたまた津波の被害を受けているし、インドネシアのムラビ山で大規模噴火が起き、火砕流の発生で大きな被害が出ているという。大地震のあったハイチでは地震後コレラが発生して多数の死者が出ていると報道している。これから暮に近付いて大きな災害が起きなければ良いがと思う。

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昨日、ハノイで日中首脳会談が突如中止になった。日中外相会談後の記者会見で、ガス田についての前原外相の発言について、フランス通信に誤報があったというのが、会談中止の理由だというから訳がわからない。(フランス通信は後に誤報を訂正している)中国政府の日本に対する対応は、ころころと日替わりメニューのように変わって、中国政府は何を考えているかさっぱり判らない。

中国政府が右往左往する理由は実は判っている。少し離れてみると、中国首脳の揺れ動く気持がよく見えてくる。中国首脳の日本に対する感情が揺れ動いているのではない。あくまでも中国の国内事情によって揺れ動いているのである。人民の民意によって選ばれたわけではない中国政府首脳の宿命のように見える。そのあたりを少し整理して、後日詳しく書き込んでみようと思う。
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