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夜はすき焼き全員集合

(大代のねずみ像)

名古屋の娘夫婦は今日名古屋へ帰るという。ならば昼にすき焼きでもやろうかと話していたが、帰るのを夜に延ばしてすき焼きが夜に伸びた。それではと娘が同行してくれて、牛肉を買いに走る。

その前に大代で正月の名物になった、藁で作った干支の像を見に行った。三つの俵に寄りかかる、カピバラも真っ青の巨大ねずみと子ねずみの像が出来ていた。すでにその写真は誰かの年明けに来た年賀状の図柄になっていて、初めて見るわけではなかった。先客が居て子供たちがねずみの上に乗って遊んでいた。この像は後ろにはしごがあって、上に乗れるように作られているのて楽しい。

そばの写真入りの案内板によると、島田市大代はかつては「王子田」といわれていた。地元の有志が集まって、その名を頂いた「王子田会」というグループを作り、地域の活性化のためのイベントとして、年末に巨大干支像を作り始めて、ちょうど一回りの12年になる。材料は骨組みを間伐材や竹で造り、藁や杉皮や棕櫚の皮などを干支に合わせて使い分けているという。12年も続けると大代の里に無くてはならない年末年始の風物になっている。

牛肉は島田のジャパンバザールで求めようとして出かけたが、新年は6日からとあり、アピタで買って帰った。下の娘夫婦もすき焼きでは呼ばないとまずかろうと、電話で都合を聞いたところ、夫婦してやってきた。


(すき焼き鍋-肉は一番底に隠れている)

当家のすき焼きは関西風のすき焼き。てんこ盛りの砂糖と醤油だけで味を作るもので、当然、鍋奉行を他の人には任せられない。美味しくないはずは無いと思うのだが、初めて見る人はびっくりする。途中で肉が足らないと息子が買いに行ったが、満腹だと言い出すのが意外と早くて少し残ってしまった。まあ、年に一回の関西風すき焼きを堪能してもらえれば鍋奉行も大満足である。

9時近くなって、名古屋の娘夫婦も東名の渋滞を気にしながら帰って行った。下の娘夫婦も同時に帰った。正月も3日終わって一区切りになった。
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