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夏らしいお天気が続く

(自宅近くの空に浮かぶ夏雲)

このところ日本列島は夏本番で夏らしい暑さが続いている。太平洋高気圧にすっぽり覆われて、各所でこの夏の最高気温を更新している。太平洋高気圧の張り出しが遅れていた間は、晴れても中国から流れてくるスモッグで春霞のような空気感に覆われて、北陸から東北に掛けてさえも光化学スモッグ注意報が出るような天気であった。そのスモッグも太平洋高気圧にガードされて、日本上空には来ないから、青空の下、白い輝くような入道雲がもくもくと立ち上がる。

次々に発生する台風も日本には近づけず、フィリッピン、台湾、中国南部に上陸し、名残の雲は東シナ海から朝鮮半島に真っ直ぐ北上し、沿海州から樺太へと続いて太平洋に南下する、くっきりと日本列島を取り巻く雲の環になって、衛星写真で見ると特異な天気状況となっている。

この影響をもろに受けているのは北朝鮮である。この雲の環は北朝鮮辺りで寒気に触れて一気に雨が降る。次から次へと供給される雲の帯に、雨は止むことがなく続いている。山に木が無くて保水力の無い国土には大規模な洪水が発生し、街は水没し、冠水した田畑はこの秋の収穫を絶望的にしている。

こんな中、ロシアではテロと見られる鉄道事故が発生、中国では建設中の橋が落ちたり、建築中に超高層ビルが火災を起したり、韓国では移動遊園地の仮設ゴンドラが引っ掛かってひっくり返り、乗っていた家族が落下して犠牲者が出ている。アメリカでは低所得者向けの住宅ローンが破綻して、景気の減退が世界の経済に急ブレーキをかけている。

この暑い夏、日本では甲子園で延長再試合などの熱戦に人々をクーラーの部屋にくぎ付けにし、地震による柏崎原発の操業停止を原因とする首都圏の電力不足に拍車を掛けている。ツーリングの途中、事故で自分の足を10cm失ったまま、気付かずに2kmも走った中年ライダーの話は暑さゆえの椿事なのだろう。

明日から女房と車で故郷にお墓参りに行ってくる。ブログの書き込みが3日間ほど、休みになるか、それとも帰ってきてから遡って埋めることになるか、とにかく更新が止まる。
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