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ムサシのペットホテル初体験

(逃げるチャンスをうかがうムサシ)

今回の帰郷は下の娘夫婦も同行するので、ムサシの面倒を看る人がいない。一緒に連れて行くことも出来ない。そこで初めてペットホテルを利用した。

島田の動物病院に併設されているホテルである。犬種に合った部屋がふさがっていて大型犬用の「キング」で1泊2日の料金が8400円、これはビジネスホテルより高い。2泊目からは少し安くなるらしいが。

朝、ムサシは車にのせられて喜んでいたが、ペットホテルの駐車場に来ると、察してか、リードを引張って入口に行かない。やっと引張られてガラスの自動ドアから入って行った。外で見ていると、手続の間、何とか外へ逃れようとガラスのドアに爪を立てるが、その度にリードで引き戻されていた。

女房のペットホテル側へ渡した詳しいメモには、餌のこと、散歩のこと、トイレのことなど、詳細に記したという。いくつかのチェックポイントを飼主に聞こうとして、そのメモを見てと判りましたと預った。疑問点は網羅されていたのであろう。

ペットホテルでは朝9時からチェックイン、夕方6時までにチェックアウトとルールが決まっている。当然、ワクチン接種、ノミ等の予防措置実施が預かる条件になっている。もしホテルで具合が悪くなったときには隣接の動物病院で診療、処置を行なうが、これは別途料金となると説明されたという。

3泊4日の旅の間、女房は時々思い出してはムサシがどうしているかと口に出した。
しかし、ペットホテルに預けてしまった方が安心できるのか、思ったほど心配せずに旅が出来た。

ムサシは、仕事で旅には同行できなかった息子が最終日に引き取って来た。迎えに行った様子では、少し食が少なかったが夜吠えることもなく、ホテル暮らしを楽しんでいた(?)ようにも見えた。夜帰ると、暗い自宅の庭のゲージでの再会も、留守をした時のいつものように、体中で喜びを現して、変りがなかった。

ホテル代は3泊4日で14,700円かかった。その分安心して旅が出来たのだから高いものではないと思うことにした。時々は使ってもよいかというのが、帰ってきての感想である。
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