団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

はだしのゲン

2016年08月31日 | 日本再生

  27日(第106回)で未だに日本を自虐史観で貶めようとする東洋経済の「はだしのゲン」貸出禁止にモノ申す!を取り上げましたが、我が香川の新聞も同じようなことをやっていました。

   四国新聞社 | 香川のニュースより  2013/08/24

 はだしのゲン、県内は閲覧制限なし/購入増える

  中沢啓治さんの「はだしのゲン」
 松江市教委が漫画「はだしのゲン」の閲覧制限を市立小中学校に求めたことが波紋を呼ぶ中、香川県教委や県内の市町教委では、学校への閲覧制限は行ってお らず、公立図書館も貸し出しを続けている。一方、香川県高松市内の書店では作品の売れ行きが伸びており、一連の騒動が関心を高めるきっかけとなったよう だ。
  香川県教委や各市町教委によると、香川県内の小中学校に同作品の閲覧制限を要請したことはなく、学校の図書室では自由に読むことができる。香川県教委は「学校が子どもたちのために選んだ図書に制限をかけることは考えていない」とする。
  作品を置いている各市町の公立図書館では、従来通りの閲覧・貸し出しを継続している。高松市中央図書館では、夏休み中は戦争や原爆の悲惨さ を学ぼうとする子どもも多く、大半が貸し出し中という。坂出市立大橋記念図書館は「松江市の問題を受け、『今まで読んだことがない』という大人からの予約 も入っている」と説明する。
  「子どもたちにとって身近な戦争資料」とは善通寺市立図書館の担当者。「残酷な描写があるから見せないというのではなく、なぜこんなむごい戦争が起きたのか考える子どもに育ってほしい」と訴える。
  こうした中、香川県高松市内の書店では作品を購入する動きが目立っている。宮脇書店本店(同市丸亀町)では15日の終戦記念日に合わせて入 荷したところ、閲覧制限のニュースが報じられて以降、よく売れているという。担当者は「全巻セットで買う人もおり、既に売り切れた巻もある。一連の騒動で 逆に注目が集まったのでは」と話している。

  香川県の教育界はそれ程日教組に汚染されていないと密かに誇りに思っていたのですが、この記事を読むとかなり汚染されていますね。
  この関係者たちはこの漫画を読んだことがあるのでしょうか。それで尚、こんなのんびりした考えであるとすれば完全に自虐史観に汚染されているということでしょう。それとも知っていてわざとこんなことを言っているとすればこれは又大変なことです。
  この記事自体もこの取り上げ方を見ると汚染されているようです。これは、思ってた以上に状況は酷いと考えざるを得ません。
  心配になって我が坂出市立大橋記念図書館をのぞいてみましたが、借り出されていて在庫はありませんでした。係の人にちょっと聞いてみましたが、この問 題を知っているのかどうか何とも無関心な感じでしたので敢えて何も言わずに帰りましたが、これはやはりもっと声を上げる必要がありそうです。近いうちにも う一度行ってみるつもりです。


日本外交の敗北主義を排す

2016年08月31日 | 外務省

  とうとう10億円の支払いを決めたようです。 アメリカ の要求や安倍さんの思惑もあるようですが、やはり、日本人として納得できないものがあるのは私だけではないでしょう。
  兎に角、日本人特に、先人がやってもいないことを嘘で言い募る相手に、それを認めるなんてことは日本人に取って一番 許せ無い ことです。  

  時事ドットコムより     2016/08/24
   
  元 慰安婦に1000万円=政府、月内に10億円拠出

 外務省は24日、日韓政府間合意に基づき元慰安婦を支援する韓国の「和解・癒やし財団」に日本が拠出する10億円の使 途に関 し、生存者1人につき1000万円程度、死亡者には200万円程度支出すると発表した。日本政府は財団への10億円を今月中に送 金する方針だ。

 日本の10億円「受け取るな」=元慰安婦支援で韓国挺対協

 元慰安婦への支援は、財団が対象者の個別の需要を把握し、日韓が合意した使途の範囲内で、現金で支出する。具体的な使 途として は医療・介護、葬儀関係費、親族の奨学金などを想定している。 
 昨年12月末の日韓合意の時点で、支援の対象となる元慰安婦のうち生存者は46人、死亡者は199人。財団は両政府に 事業の実 施状況を定期的に通知する。

  青山さんも虎ノ門ニュースで何時ものように、怒りを込めて語ってくれています。

  桜チャンネルで、上島さんが日本外交は敗北主義だと詳しく教えてくれています。

  それにしても、これは、やはり政府・自民党の腰の引けた先送り体質が齎したものと言っても過言ではないでしょう。
  政治が弱気だから、官僚もそれに従うだけなので、大嫌いな外務省だけを責める訳にも行かないですね。やはり、日本人 全体の劣 化が根源でしょう。こんな日本人が再生される可能性はあるのでしょうか。


旧民主党と同じ程度の自民党

2016年08月31日 | 政治の崩壊

  昨日は自民党の最強の応援団である旧民主党の 代表選挙 の話題を取り上げましたが、その応援される自民党の劣化振りも、旧民主党と殆ど変わらないと思えるのが、何とも、日本の情けなさ です。

  あの小池さんにこてんぱにされた自民党と都連が、何の反省も無く吠えているようです。折角、休民主党という強力な味 方を得な がら、それを活かして公の為に働こうと言う気持ちにはならないようですね。全く懲りない奴等です。

  産経ニュースより     2016.8.24

 「地 方議会の宝」自民東京都連の“ドン”内田茂前幹事長パーティーで、幹部らがヨイショ連発 小池百合子東京都知事の名 前は出ず

   自民党東京都連の“ドン”といわれる内田茂前都連幹事長の政治資金パーティーが24日夜、東京都内のホテルで開かれた。菅義偉官房長官や自民党の二階俊 博幹事長、細田博之総務会長ら政府・与党幹部を含む国会議員約15人が出席し、内田氏を礼賛。都議からは「地方議会の 宝」との発 言も出た。一方、都知事選で争った小池百合子知事の名前は出ず、深い溝が浮き彫りになった。

 パーティーはマスコミをシャットアウトして開かれた。複数の出席者によると、菅氏は総務相時代に「当時、実力者といわ れる内田 先生のところに恐る恐るお願いにいった」と“陳情”した過去を披露。予想に反して快く要望が受け入れられたとして「心底、政治家 として尊敬をしている」と持ち上げた。

 前都連会長の石原伸晃経済再生担当相は、知事選の敗北を踏まえ「大きい顔してここには出てきづらい」と前置きした上 で、 「2020年東京五輪を成功させるためには、もうひと働きも、ふた働きもやってもらわないと、なかなか成功しない。今日はそんな 陳情も兼ねてきた」と話した。

 国会議員では、ほかにも丸川珠代環境相、萩生田光一官房副長官、石破茂前地方創生担当相、下村博文幹事長代行、片山さ つき参院 議員らが駆け付けた。

 小池氏が対決姿勢を示している自民党都議らからも内田氏への賛辞が相次いだ。

 川井重勇都議会議長は「われわれにとって、内田先生は東京都の宝、東京都の財産だ。リーダーは間違いなく内田先生だ」 と述べ、 自民党都議は「内田先生のおかげで地方自治がレベルアップした。内田先生は都政の宝であり、都議会の宝であり、全国地方自治の宝 であると信じて疑わない」と語った。

 公明党都議も「二元代表制における都政の中で、都議会の存在感を高めるために、内田氏の指導をお願いしたい」と述べ、 暗に小池 氏を牽制した。

 都知事選関連で「都連のドン」として週刊誌に盛んに取り上げられた内田氏だが、支援団体関係者はこれを逆手にとって 「週刊誌報 道はあるが、これからもドンドン、分かりますか? ドン、ドンがんばっていただきたい」と乾杯の音頭を取った。

 ただ、内田氏が都連幹事長を辞任する原因となった都知事選敗北の反省の言葉は出ずじまい。都連が信頼を回復し「ドンド ンがんば れる」かは見通せない。

  ここまで、国民の声が聞こえないのでしょうか。それとも、分かっていても無視しているのでしょうか。いずれにして も、この程 度では、折角の機会を逃すことになり、日本再生は難しくなりそうです。
  安倍さんも、こんな党を率いているから、忍耐強く仕掛けが効いてくるのを待っているのでしょうか。そうであるのなら 良いので すが、もし、何の策も無いとしたら、やはり、日本の消滅が待っているのじゃないでしょうか。


★次は、強制徴用

2016年08月31日 | 強制徴用

  日韓合意の10億円など、慰安婦問題で出鱈目 のや りたい放題の韓国ですが、早くも次の金蔓の準備をしているようです。
  今度は、徴用を強制と慰安婦問題で味をしめたのと同じ方式でやってくるようです。これも、慰安婦像と同じ像を建てる のだ そうです。何とも、ふざけた奴等です。
  と言うか、日本の腰の引けた外交によって付け上がらせたのですから、結局は日本政府・外務省が付け上がらせたと言う こと でしょう。  
 
  聯合ニュースよ り     2016/08/23

   韓 国二大労組 強制徴用労働者像を京都とソウルに建設へ
 
【ソウル聯合ニュース】韓国の労働組合の二大全国組織、韓国労働組合総連盟(韓国労総)と全国民主労働組合総連盟(民主 労 総)が 日本による植民地時代に強制労働を強いられた労働者をたたえる像を設置する。

 二大労組は24日、京都市の丹波マンガン記念館で強制徴用朝鮮人労働者像建設および除幕式を開催する。同日午前には京 都府 舞鶴 市で「浮島丸事件」で犠牲になった犠牲者の合同追悼行事に参加する。 

 「浮島丸事件」は1945年8月24日、帰国する朝鮮半島出身者数千人を乗せた日本の輸送艦「浮島丸」が京都の舞鶴湾 で爆 発し て沈没した事件。多数の犠牲者を出した。沈没直前に日本の軍人と船員があらかじめ下船していたという証言もある。 

 二大労組による朝鮮人労働者像の建設推進は2014年の浮島丸沈没朝鮮人被害者慰霊祭への出席が出発点になった。 

 被害者慰霊祭は浮島丸が沈没した舞鶴の住民たちが「殉難者追悼の碑」を建設して始まった。毎年8月24日に開催され る。

 二大労組の関係者は合同慰霊祭に2回参加したことで、朝鮮人労働者がどのように犠牲になり、生き残った労働者がなぜ 帰って くる ことができなかったのかなど、より広く伝える必要性を感じたとした上で、その一環として朝鮮人労働者像の建設事業を推進すること になったと説明した。

 二大労組は組合員による募金で1億3400万ウォン(約1200万円)の建設資金を用意した。その後、旧日本軍慰安婦 被害 者を 象徴する「平和の少女像」を手掛けた彫刻家らと協議して労働者像を製作した。

 さらに二大労組は日本の植民地支配に抵抗して1919年に起きた独立運動を記念する「3・1節」に合わせ、来年3月ご ろに ソウ ル市内の韓国統監官邸跡にも労働者像を設置する計画だ。

 二大労組は「今回の強制徴用労働者像の建設は、当時朝鮮は植民地だったために朝鮮人労働者の徴用は合法だったと主張す る日 本政 府に対し、二大労組が過去の歴史の問題をわれわれ労働者の問題として直視し、これの解決のために先頭に立つという意志を明らかに するものだ」と説明した。

  こちらは北海道だそうです。

  Record chinaよ り    2016年8月23日(火)
  
  日本 に朝 鮮人 強制労働犠牲者を追悼するシンボルを設置へ=韓国ネット「犠牲者らの魂を癒せたら…」「韓国政府はいつまで知らないふり を?」

2016年8月22日、韓国・ソウル新聞によると、日本による植民地時代、強制的に北海道で働かされ犠牲となった朝鮮人 の遺 骨を 韓国に返還した日韓の市民団体が、被害者を追悼するための「平和の踏み石」を日本に設置することが分かった。

社団法人「平和の踏み石」と日本の市民団体「東アジア市民ネットワーク」は21日、北海道の朝鮮人強制労働の現場に追悼 のシ ンボ ルを設置すると明らかにした。「平和の踏み石」と名付けられたシンボルには、犠牲者の名前や年齢、出身地、死亡した日や理由など が日本語と韓国語で刻まれ、北海道の朱鞠内ダムや三菱美唄炭鉱、本願寺札幌別院に設置されるという。

同団体らは1997年に活動を開始し、政府の支援を受けずに北海道内にある朝鮮半島出身の強制労働被害者115人の遺骨 を発 掘し た。遺骨は昨年、光復(日本からの解放)から70年ぶりに韓国に戻り、京畿道のソウル市立墓地納骨堂に納められた。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「遅くなってしまったが、こういう活動により犠牲者らの魂を少しでも癒すことができたらいい」

「感謝。より多くの遺骨を発掘してほしい」

「とても誇らしく、意味のある活動だ」

「日本は永遠に過去を反省し続けなければならない」

「領土問題も慰安婦問題も全て市民団体が始めた。韓国政府はいつまで知らないふりをする?」

「正しい歴史を世界に伝え、子供たちに教えていかなければならない」

「平和の踏み石が日韓の平和の礎になることを願っている」(翻訳・編集/堂本)

  こちらは、あのポスコに後足で砂を掛けられてもまだ懲りない新日鉄住金への賠償金問題です。  
 
      Record chinaより     2016年8月24日(水)

  韓国 裁判 所が 新日鉄住金に賠償命令、強制徴用の“請求権消滅・時効成立”認めず=韓国ネット「本当に支払われる?」「賠償額が少ない」

 2016年8月23日、韓国・ニューシスによると、日本統治時代に強制徴用された朝鮮半島出身者の遺族3人が日本の新 日鉄 住金 を相手に起こした損害賠償請求訴訟で、ソウル中央地裁はこのほど、1億ウォン(約900万円)を支払うよう命じる判決を言い渡し た。

裁判所は「強制連行と強制労働の強要は、当時の不法な植民地支配と直結する反人道的な不法行為であるため、被害者の受け た精 神的 苦痛を賠償する責任がある」と判断した。また、新日鉄住金側が「1965年の日韓請求権協定によって請求権は消滅した」「不法行 為から20年以上がたち、消滅時効が成立した」などと主張したことについては、「条約に明確な根拠がない限り、1人の国 民の 個人 請求権まで消滅したとは言えず、請求権協定にそのような十分な根拠はない。請求権協定締結から現在までの時代の状況などを考慮す ると、強制徴用被害者らには権利を事実上行使できない障害事由があった」とした。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「1億ウォンは少なくない?被害者1人当たり10億ウォンを賠償しても足りないくらいなのに」
「1人の人間の人生を台無しにしたのだから、少なくとも30億ウォンは支払うべきだと思う」

「朴大統領の慰安婦合意よりは良い判断をした。慰安婦合意により設立された財団は被害者への賠償というより、朴大統領の 知人 に職 を与えるためのものだから」
「判決が出たのはいいけど、本当に賠償金が支払われるの?」

「懲罰的損害賠償制度を早く導入しないと!日本企業がたった1億ウォンで『賠償が終わった』と勘違いしてしまう可能性が あ る」
「韓国の裁判所が『うるさくて面倒くさいから1億ウォンずつあげて終わりにしよう』と言っているように聞こえる…」(翻 訳・ 編集 /堂本)

  新日鉄住金は、未だに中韓から撤退しないのでしょうか。それ程までに、中韓が好きなのでしょうか。それとも、まだま だ儲 けることができるとでも思っているのでしょうか。
  それにしても、こんな中韓から撤退せずに、逆に、政府に圧力を懸けて尖閣や竹島問題、慰安婦問題・南京問題・靖国参 拝問 題を追求しないようにさせているのですから、完全な売国企業としか言いようがないですね。
  もう、そんな企業は、自己責任で中韓と一緒に滅びてもらいましょう。こんな平和ボケの経営者達の尻拭いを国民がする 必要 は全くありません。
  日本の経営者達はここまで劣化してしまっているのです。この人達は今更もうどうにもなら無いようです。

勝手に、滅びてください!

★慰安婦“捏造”吉田氏の長男が真相激白

2016年08月31日 | ニセ慰安婦(売春婦)・就職詐欺被害者問題

  大高美貴さんの素晴らしい仕事を、29日 (月) 、第 422回の「日本の劣化も極まれり 」の動画で、少し触れましたが、産経が詳しく取り上げてくれています。

  それにしても、大高さんは慰安婦問題などで、何度も貴重な事実を掘り出してくれています。その素晴らしい仕事に頭が 下がりま す。とは言いながら、その掘り出した真実を無視する反日売国左翼マスメディアによって、その貴重な事実が殆ど日本人に知られてな いのが残念です。  

   ZAKZAKより    2016.08.23

  慰 安婦“捏造”吉田氏の長男が真相激白「父は誤った歴史を作り出した」

 慰安婦問題で、衝撃的なリポートが発表された。朝日新聞は、「慰安婦を強制連行した」という吉田清治氏の虚偽証言を 30年以上 も放置し、日本と日本人の名誉と尊厳を傷付けたが、ジャーナリストの大高未貴氏が、月刊誌「新潮45」9月号で、吉田氏の長男の インタビューに成功したのだ。「父は大変誤った歴史を作り出した」「世界中の慰安婦像をクレーン車で撤去したい」などと 激白する 長男と、某国組織の関与が疑われる吉田氏の背景とは。大高氏が、渾身リポートの一部を披露した。

 私は十数年前から、日本軍による強制連行説を世界に広めた「吉田清治」という人物に興味を持っていた。吉田証言につい ては、現 代史家の秦郁彦氏が、吉田氏が慰安婦狩りの舞台になったと証言した韓国・済州(チェジュ)島で現地調査を行い、1992年に産経 新聞でその「虚偽性」を指摘している。吉田氏も96年に週刊新潮の取材に「創作話」であったことを認めている。

 安倍晋三首相も、自民党青年局長時代の97年5月27日、衆院決算委員会第二分科会で「そもそも、この『従軍慰安婦』 につきま しては、吉田清治なる詐欺師に近い人物が~」と指摘し、首相就任後の2007年3月5日、参院予算委員会でも「(吉田)証言は まったく、後にでっち上げだったことが分かったわけでございます」と答弁している。

 一連の批判に耐えきれず、朝日新聞は14年になって、ようやく吉田証言を虚偽と判断し、16本の記事を撤回した。

 本来ならここで終わる話だ。ところが、奇妙なことに吉田証言は生き続け、世界各国に次々と設置される慰安婦像の説明文 に憑依し て、国際社会で現在もなお増殖しているのだ。

 吉田証言を重要な証拠として採用し、国連人権委員会で日本への非難勧告を行ったクマラスワミ報告も、外務省の申し入れ にも関わ らず、いまだに撤回されていない。

 誤解を恐れずに言えば、吉田証言はプロパガンダとしては大成功だったのではなかろうか。

 だが、このプロパガンダを行った「吉田清治」という人物の来歴は、謎に包まれたままだった。生年も出生地も定かではな く、学歴 も経歴も不明だ。そして、名前はいくつもある。さほど年齢も違わない朝鮮人を、何故か養子にもしている。一体、「吉田清治」とは 何者だったのか?

 私は、その謎を解明したい衝動にかられ、吉田氏の長男を訪ねた。長男は関東北部の県で、質素な一人暮らしをしていた。 最初の取 材で、重たい口から発せられた言葉は、以下のようなものだった。

 「父が犯した慰安婦強制連行の捏造について、吉田家の長男として、日本の皆様に本当に申し訳なく思っております。でき ることな ら、クレーン車で世界中の慰安婦像を撤去したい…」

 「父の責任は重大ですが、一方で、あれだけの創作話を父1人でできるはずがありません。慰安婦問題を既成事実化したい 人々の何 らかの関与があったはずです」

 それから、私は何度も長男のもとに取材に通った。そして、過去の記憶をたどるうちに、驚愕の事実が続々と明らかになっ てきた。

 「父は済州島なんか行っていません。家で地図を見ながら原稿を書いていました」「謝罪行脚のため訪韓した際、父のパス ポートに 入国スタンプは押されていませんでした。なぜなら…」

 朝日新聞は、吉田氏の戦後の経歴を「サラリーマン」などと報じていたが、吉田氏は人生の大半は定職につかず、その生活 費は息子 たちが賄っていたという。著作、講演活動を繰り広げながら満足にお金を得ることもなく、生活は常に困窮していた。吉田氏は一体、 誰のために、何のために活動してきたというのか?

 その謎を解くカギの1つは、吉田家と家族ぐるみで長期にわたって付き合いがあった、神奈川県警の元刑事A氏から教えて もらっ た。

 吉田氏は「朝鮮半島のある組織にお金を借りていた」というのだ。吉田氏の韓国謝罪行脚をテレビで見ていたA氏は「正直 なとこ ろ、可哀そうだなと思いました。(略)痩せちゃっているし、おびえている姿そのものでしたよ…」と当時の印象を語っている。

 誰よりも吉田氏を知る長男の告白は、ジワジワと慰安婦問題の虚構の化けの皮を剥がしてゆくこととなろう。

 ■大高未貴(おおたか・みき) 1969年、東京都生まれ。フェリス女学院大学卒業。ダライ・ラマ14世や、PLOの 故アラ ファト議長などにインタビューする。著書に『ISISイスラム国残虐支配の真実』(双葉社)など。最新号「新潮45」のリポート 「『吉田清治』長男、衝撃の告白 『慰安婦像をクレーン車で撤去したい』 慰安婦問題を作った男の肖像」では、吉田氏の 長男な ど、関係者に徹底取材して、吉田氏の知られざる“正体”に迫っている。

  こんな親を持った息子さんも気の毒ですね。それにしても、親に染まらず、真実を話す気になってくれました。これも、 大高さん の辛抱強いアプローチのお陰じゃないでしょうか。
  この決定的な証言を、政府・外務省が世界に広めるべきですが、きっとやらないでしょう。と言うか、無視するのでしょ うね。本 当に、どこの国の政府・外務省なのでしょう。