梅雨の明けた山の畑、陽射しはもう夏本番です。二日も大雨にたたられ、ニンニク畑は湿っています。試しに掘り出したニンニク、実割れしているものもあり残念です。水分を含んだ土は重くなり、予想以上に作業は難航しました。
この日のために集まってくれた仲間たち2人、仙台の鳥海さんと隣町の後藤さんも重い土にてこずっているようでした。本来、普通の畑なら株を引き抜くだけで作業が進みます。が、山の土は改良を重ねたとはいえ表土はわずか、特にこのニンニク畑は水はけが悪い場所でした。
粘土質の土をスコップで一株一株堀りあげ、土くれを手で落とし進めていく作業です。「山登りは好きなんだけどこれはなかなかキツイ」と後藤さん。「この頃体力がなくなってね」と鳥海さん。「いやあ、鳥海さんの体力はすごいよ」と先頭で土を掘りあげていく米山が返します。
本日の作業予定の畝はあと5本、まだまだです。「少し休憩しよう」と声をかけ、午前11時、水分補給の休憩にしました。情報通の後藤さんは冷水筒に少々の塩と砂糖を入れて万全の備え、米山は大きな給水器に冷水をたっぷり、皆この頃の異常気象と搬送される熱中症患者の多さに学んでいます。
広い畑に青い空、日差しは強いもののさわやかに風が抜けていきます。珍しく一緒に来た鳥海夫人はアルパインストロベリーを摘んで東屋で一休み。
ニンニクが掘りあがった午後1時、いつもの遅いお昼を楽しみ温泉に入って解散です。
最新の画像[もっと見る]
-
ひたすら手作業の果樹栽培 さくらんぼは凍霜害にあいながらも順調に生育中 1年前
-
「学生食糧支援」の活動家が物資回収に 1年前
-
山形山の農業始まりました 1年前
-
さくらんぼの作柄を決める交配時期 1年前
-
一昨年の悪夢が…サクランボが心配に 1年前
-
丸田さんを迎えて初めてのズーム集会 無事終了。 1年前
-
春になりました種まきハウスも準備万端 1年前
-
東日本大震災12年「追悼・復興への祈り」 3/11 1年前
-
雪国の農業 ~雪下野菜篇~ 1年前
-
初めてのズーム集会 「交流会&講演会」 1年前