8月下旬から9月中旬までの北日本の平均気温は観測史上第1位。猛烈な残暑だったのです。それが、9月19日の雷雨を境に一晩で秋が到来。肌寒い山形です。カラカラだった畑には、雷雨や週末の雨はまさに恵みの雨。「このくらい降ってくれてちょうどいいくらい」と路地きゅうりを収穫中の五十嵐さん。大根や白菜、これから収穫を迎える里芋や果物にとっても生長を後押しする雨となりました。しかし、直前に迫った稲刈りは延期となり、「ほうれん草は種蒔いたあとだから流れたかもしれない」と種蒔き後の野菜にとっては災難。蒔きなおしとなると急激に冷え込む東北の気候では遅れを取り戻せないことも。しかし、この気温の低さは、りんごの赤色「アントシアン」がよく生成され遅れていた着色がよくなります。一長一短ではありますが、秋の到来と恵みの雨にほっとしています。
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