米作りがはじまりました。まずは、種籾の選別「塩水選」(塩水の比重を1.13に合わせて沈んだ充実した種を選ぶ)と「温湯消毒」(60度ほどのお湯につけて種の殺菌をする)が進められています。
熊谷さんのところでは、種籾を「冷水で鍛える」(種子の春化処理)ことが毎年恒例となっています。通常は12度から15度くらいの水に浸しておくと1週間ほどで発芽しますが(積算温度100度)、冷たい水に30日ほど浸しておくことで、冷害にも強い稲になると云われています。一般的には低温浸水では発芽率が悪くなるのですが、この水には木酢液やミネラル入り。こんなことがよい影響をもたらしているのかもしれません。
熊谷さんの机には米作りの本、健康の本が山積み。今日もこれが届いた、「全天候型」稲作技術の完成に情熱を燃やしています。今年から栽培する山形95号を「長寿米」と名付ける予定ですが、自分も95歳、いや100歳まで生きることも証明したいと熱く語ってくれました。いよいよはじまった米作り。本年もどうぞよろしくお願いします。
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